能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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46億年の地球史 生命の進化、そして未来の地球 美しいビジュアル文庫本にゆったりと戯れる休日の朝

2019年03月16日 | 本と雑誌
宇宙、地球・・・壮大なストーリー。
138億年前に宇宙が誕生、そして46億年前に地球が誕生・・・。
今、人類が生きている地球・・・奇跡の星だと思います。


ビジュアル版 46億年の地球史 生命の進化、そして未来の地球
田近英一著  三笠書房知的生きかた文庫  900円+税

美しい文庫本に出会うことが出来ました。
全編カラーで、地球の誕生から、その未来までが綴られています。

著者は、東大教授。
宇宙や地球という研究テーマを生涯をかけて追及していく・・・なかなか素敵な生きざまだと思います。

同書の冒頭では、誌的なフレーズで始まります。

138億年前に生まれた地球。
地球誕生をひもといていくために、まずは宇宙の始まりからみていこう。
宇宙はそもそも「無」から始まった。
いや、厳密にいえば無と有の間の「ゆらぎ」があり、重力が生まれ、物質が生まれた・・・。

学者ぽくない、ひらがなを多用した、平易なフレーズ・・・コピーとしても優れものです。

目次
序章 惑星地球の進化史
第1章 形成期の地球 太陽系と地球の誕生
第2章 冥王代の地球 初期地球環境と生命の起源
第3章 太古代の地球 地球史前半の環境と生命
第4章 原生代の地球 地球環境の大激変


第5章 顕生代の地球1 動物の進化と絶滅
第6章 顕生代の地球2 恐竜の繁栄と絶滅
第7章 第四紀の地球 ヒトの誕生から現在の地球へ
終章 これからの地球 人類と惑星地球の未来

同書は250ページありますが、人類の先祖が出てくるにが220ページ。
宇宙や地球の歴史からすると、ほんの少し前という時間感覚です。
1月1日に地球が誕生したと仮定すると、人類が登場するのは12月31日の昼頃ということを聞いたことがあります。

日常生活の中の悩みや苦しみも、地球史、宇宙史から見ると、本当に些細でちっぽけなことだと思います。

休日の朝や午後に、珈琲や紅茶を飲みながら、ゆったりまったりと読んでいただくと良いと思います。
コスパの高い一冊です。


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