宇宙、地球・・・壮大なストーリー。
138億年前に宇宙が誕生、そして46億年前に地球が誕生・・・。
今、人類が生きている地球・・・奇跡の星だと思います。
今、人類が生きている地球・・・奇跡の星だと思います。

ビジュアル版 46億年の地球史 生命の進化、そして未来の地球
田近英一著 三笠書房知的生きかた文庫 900円+税
田近英一著 三笠書房知的生きかた文庫 900円+税
美しい文庫本に出会うことが出来ました。
全編カラーで、地球の誕生から、その未来までが綴られています。
著者は、東大教授。
宇宙や地球という研究テーマを生涯をかけて追及していく・・・なかなか素敵な生きざまだと思います。
同書の冒頭では、誌的なフレーズで始まります。
138億年前に生まれた地球。
地球誕生をひもといていくために、まずは宇宙の始まりからみていこう。
宇宙はそもそも「無」から始まった。
いや、厳密にいえば無と有の間の「ゆらぎ」があり、重力が生まれ、物質が生まれた・・・。
地球誕生をひもといていくために、まずは宇宙の始まりからみていこう。
宇宙はそもそも「無」から始まった。
いや、厳密にいえば無と有の間の「ゆらぎ」があり、重力が生まれ、物質が生まれた・・・。
学者ぽくない、ひらがなを多用した、平易なフレーズ・・・コピーとしても優れものです。
目次
序章 惑星地球の進化史
第1章 形成期の地球 太陽系と地球の誕生
第2章 冥王代の地球 初期地球環境と生命の起源
第3章 太古代の地球 地球史前半の環境と生命
第4章 原生代の地球 地球環境の大激変
序章 惑星地球の進化史
第1章 形成期の地球 太陽系と地球の誕生
第2章 冥王代の地球 初期地球環境と生命の起源
第3章 太古代の地球 地球史前半の環境と生命
第4章 原生代の地球 地球環境の大激変

第5章 顕生代の地球1 動物の進化と絶滅
第6章 顕生代の地球2 恐竜の繁栄と絶滅
第7章 第四紀の地球 ヒトの誕生から現在の地球へ
終章 これからの地球 人類と惑星地球の未来
第6章 顕生代の地球2 恐竜の繁栄と絶滅
第7章 第四紀の地球 ヒトの誕生から現在の地球へ
終章 これからの地球 人類と惑星地球の未来
同書は250ページありますが、人類の先祖が出てくるにが220ページ。
宇宙や地球の歴史からすると、ほんの少し前という時間感覚です。
1月1日に地球が誕生したと仮定すると、人類が登場するのは12月31日の昼頃ということを聞いたことがあります。
宇宙や地球の歴史からすると、ほんの少し前という時間感覚です。
1月1日に地球が誕生したと仮定すると、人類が登場するのは12月31日の昼頃ということを聞いたことがあります。
日常生活の中の悩みや苦しみも、地球史、宇宙史から見ると、本当に些細でちっぽけなことだと思います。
休日の朝や午後に、珈琲や紅茶を飲みながら、ゆったりまったりと読んでいただくと良いと思います。
コスパの高い一冊です。
