能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

広島市の天候は晴れ・・・風は少し強いですが、爽やかな秋の気配です 台風19号被害が最小限となりますように

2019年10月13日 | 日記・エッセイ・コラム

台風19号、関東地方や東北地方に多大な被害。
多摩川や千曲川の氾濫・・・本当に心配です。


少し前まで住んでいたニコタマも冠水したとのこと・・・早く回復してほしいものです。


友人からのメールによると昨晩停電したとのこと・・・。
まずは、ライフラインの復旧を祈るばかりです。
台風19号で被害を受けた地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。


また、自衛隊や消防警察、行政の皆さま、ご苦労様です。
陸自や自治体のヘリコプターでの救助を見ていると、本当にアタマが下がります。

広島の街は、天候は晴れ。
風は少し強いですが、爽やかな秋の気配です。


テレビの報道番組を観ていると、コメンテーターが言っていました。
「最近、日本の国のインフラのチカラが脆弱化しているのではないか?」
本当にそうだと思います。
橋、堤防、道路、電柱など様々な社会インフラが古くなってきています。
そこに、地球温暖化が原因だと言われる大雨、台風などの異常気象が加われば等比級数的にそのリスク、クライシスが高まります。
少子高齢化、労働人口減少、税収減少の中、社会インフラをどう更新していくのか・・・朝の散歩の中でいろいろ考えてしまいました。

爽やかな朝、でもちっともハッピーな気分にはなれない日曜日の朝です。


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感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方 感動を生み出す者こそが時代をひらく!前野隆司著

2019年10月13日 | 本と雑誌
モノからコトへ、ストーリーテリング、モノの豊かさと心の豊かさ、経験価値、討論からダイヤローグへ・・・。
時代は、人を中心にする社会に移行していく・・・。


感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方 感動を生み出す者こそが時代をひらく!
前野隆司著  講談社現代新書  840円+税

著者は、博士(工学)の理科系の学者。
感動を科学する研究者です。
AIやIoT、RPAは人のココロを持たないため、「感動」は人間独自のアドバンテージ。
同書は、人が人たる満喫、感動、共感、フロー、幸せといった感性の中で、「感動」を取りあげ、その研究成果をまとめています。

目次
第1章 感動の時代がやってきた
第2章 これまでの感動研究
第3章 感動のSTAR分析とは何か
第4章 感動のSTAR分析を用いた研究事例
第5章 感動の実践事例集
第6章 感動の見つけ方・高め方

第4章までは、「感動のSTAR分析」を中心に、ちょっと固いお話が続きます。

が、第5章からは1点、感動の実践事例集ということで、ワクワクドキドキの実話紹介が続きます。
美しい経営の都田建設(浜松市)、体験のソウエクスペリエンス社、ミュージカル「コモンピート」、自然の中で五感を感じる「森へ」社など、実際に行われている感動事例が紹介されています。
著者自身も体験した検証済みの好事例です。

奥さんへの誕生日メッセージカードも紹介されており、感動をさそいます。

同書の最終章で紹介されている「みんなの感動発掘・共有ワークショップ」は感動のSTAR分析を活用したワークショップ・・・実際に使えそうです。


著者は言います。

感動のある人生は幸せである。

本当にそのとおりだと思います。
日々の忙しさにかまけて、感動がヨコを通り過ぎている昨今・・・ちょっと反省です。

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