能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

スマートで目先がきいて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り 師匠の言葉・・・シーマンシップと海

2020年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

60年以上、世界の海で働き、遊んできたヨットの師匠。
元海上自衛官で、7つの海を航海・・・80歳を超えた今も海に生きています。
小職のロールモデルです。

その師匠の言葉・・・
ヨットはエコスポーツ、そしてメンタルスポーツ!


そして、海の男、シーマンシップの至言。
スマートで目先がきいて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り!


そのとおりだと思います。

ガソリンも重油も要らない・・・風のチカラだけで帆走するヨットは環境にも優しい乗り物・・・エコスポーツです。

そして、仲間と共に過ごす船上生活、楽しいことも辛いことも共有して、ワーク、マナー、チャレンジの中に身を置く、メンタルスポーツです。


太平洋、日本海、東シナ海、オホーツク海、内海では瀬戸内海・・・日本は、まさに海洋国家。
海を舞台装置にした遊びが、もっともっとあっていいと思います。
最近では、瀬戸内海をはじめ全国で道の駅ならぬ「海の駅」の整備が進んでいます。
レンタルボードなども出てきています。
海の国ニッポン・・・海洋民族のDNAを持つ日本人、遣隋使や遣唐使から、山田長政やジョン万次郎まで、大海で活躍した先人がたくさんいます。

日本人は、もっともっと海に親しむといいのになあと思います。


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エグゼクティブハンドブック  ニッポンが一番輝いていたとき バブル経済の末期 に出版されたMBA本

2020年05月22日 | 本と雑誌

ステイホーム・・・書斎の書棚から懐かしい一冊を発掘しました。

エグゼクティブ ハンドブック

学校法人産能大学経営開発研究所エグゼクティブ研究グループ著

サンマーク出版刊

奥付は、1989年9月。
バブル経済の末期に出版された一冊です。
米国生まれのMBA(経営大学院)のシラバス、コンテンツをベースとしながらも、経済大国として確固たる自信と誇りに満ちた内容となっています。
本田宗一郎さんや松下幸之助さんのサクセスストーリーも登場します。


このころの日本経済は飛ぶ鳥を落とす勢い・・・日の丸企業の時価総額は世界トッ プ10の半分以上を占め、ニューヨークのロックフェラーセンターを買収したり、ゴッホのひまわりを落札したりしていました。
バブルがはじけるまでは・・・。

目次
Chapter1 エグゼクティブの要件・・・マネジメントする人、リーダーシツプ、ビジネスエリート

Chapter2  エグゼクティブとイノベーション・・・戦略思考と顧客思考、経営戦 略、マーケティング、財務戦略、R&D、生産オペレーション戦略、組織戦略


Chapter3  ピープルズマネジメント・・・人材開発、チーム運営、コミュニケーション、プレゼンテーシニョン、会議の進め方

装丁も黒いビニール張りのハードカバー、しかも透明なビニールカバー付き。
表題はシルバーの文字。
エグゼクティブが読むにふさわしいデザインになっています。


出版社は、「脳内革命」が大ブレークしたサンマーク出版。
今の中国や韓国あたりで出すと売れるかもしれません。


バブル経済の情景、風景がオーバーラップする同書・・・この国は、もうあの時代にも戻れないような気がします。


でも、GAFAやBATHが、いつまでも永遠ということはありません。
その後の時代のスタンダードやプラットフォームを押さえる・・・。 ESG、SDGs、6Gの時代にもう一度、陽の出ずる国にするために現役世代が頑張らねばなりません。
もう一度、打ち上げ花火を上げたいものです!


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