新型コロナウイルスの影響で試合が延期になっているJリーグ。

広島に本拠地を置くサンフレッチェ広島。


新型コロナウイルスの影響で試合が延期になっているJリーグ。
便利な時代になったものです。
PCやスマホがあれば、自宅にいながら、質の高いコンテンツを勉強できます。
しかも、無料で・・・。
今回は、gacco(JMOOC)で話題のDX(デジタル・トランスフォーメイション)の基礎を学びました。
コロナ対策の巣ごもりで活用させていただきました。
久々のeラーニング・・・技術もかなり進化していました。
立命館大学経営学部准教授の依田祐一さんの講義。
事例、ケースを交えながらの、なかなか質の高いコンテンツでした。
動画の講義を見て、知識確認テストを受けていくというステップを踏みます。
DXとは、デジタル・トランスフォーメイションのこと。
巷をにぎわせているクラウド、IoT、ビッグデータ、プラットフォーマー、ビジネス・エコシステムなどを事例を交えて学ぶことが出来ます。
新しいテクノロジーで、経営学が大きな変革を迎えている昨今、DXの知識は必要不可欠と言えます。
この講座では、最先端のケースが多数紹介されています。
セールスフォームドットコム、ソラコム、JVCケンウッド、フローレンス、NTTドコモ・・・最先端の事例には、思わずため息がでます。
若い人たちが一所懸命、働いています。
特に、すごいと思ったのが、アジャイル開発のシリコンバレー企業、Pivotal Labs。
まさに、ティール組織です。
GAFAもバックアップしているとのことで、脱ウォーターフオールモデルを志向し、顧客と語りながら、スピード感を持って仕事を進めていくアジャイル開発していく姿に感心した次第です。
時代に置いて行かれないよう、地道な努力を積み重ねていきたいと思います。
全国的に緊急事態宣言が解除されました。
先々週、緊急事態宣言も解除され、先週末には飲食店の自粛営業も全面的に解除されました。
週末、クルマを転がして、広島観音マリーナへ。
ヨットハーバーのイタリアンレストラン「マリーナ・マリオ・エスプレッソ」へ。
青い空、碧い海・・・海が俺を呼んでいるぜ(笑)。
サーモンのクリームソースパスタとシーフードピザをオーダー。
このお店は、オープンスペースのテラス席もあり、海を見ながら食事ができます。
テラス席では、犬、猫のペットも同席可。
潮風が超気持ちいい・・・「3密」回避には、もってこいです。
久々のマリオの味・・・サイコーでした。
でも、第二波、第三波も警戒しなければなりません。
しばしの間、新型コロナウィルスからのストレスを忘れることが出来ました。
ただ、今でも医療関係者の方々は、休みもなく仕事を続けておられます。
改めて感謝、改めてオベーションです。
平和、平穏というのは、やっぱり良いです。
今日にも、東京、神奈川、千葉、埼玉の緊急事態宣言が解除されるかもしれません。
それでも、注意、予防を忘れないようにして、新しい生活様式を守っていきたいと思います。
コロナに負けないぞ!
プレジデント誌2020.6.12号、なかなか面白く読むことが出来ました。
ユーラシアグループのイアン・ブレマー社長が登場。
グローバルなリーダーの不在を「Gゼロ」と形容した米国の天才政治学者です。
「コロナパンデミックは生涯で最大の危機だ」と指摘します。
そして、「コロナ恐慌・人類10大リスクに備えよ」と警鐘を鳴らします。
2020年に世界市場を脅かす10大リスク
1. 米国大統領選挙
2. 米中のテクノロジー領域での大分析
3. 米中関係
4. 国家に挟まれる多国籍企業
5. インドの変容
6. 地政学的変動下の欧州
7. 気候変動
8. 中東シーア派の高揚
9. 不満渦巻く中南米
10.トルコの挑発
新型コロナウィルスの収束時期、ワクチンや治療薬の開発や普及などによって、今後の予測はなかなか見通せないですが、スペイン風邪の終息が3年間かかったことを考えると、数年は様々なリスクが顕在化してくるのではないでしょうか。
イアン・ブレマー社長へのQ&Aで気になったところを抜粋してみました。
・新興国はまもなく金融危機に襲われる
・世界の民主主義国で、ポピュリズムや過激主義、反体制的な風潮が強まるだろう。
・過去20年にわたって拡大してきた新興国の中流層が打撃を受けつつある。ブラジル、インド、トルコなどの中流層が、これまでのような生活を送れなくなる。
・主導国が存在しない「Gゼロ」時代の危機であり、グローバルな危機にほかならない。実に不幸なことだ。
また、同号では、浜田宏一エール大学教授、竹中平蔵教授、シンクタンクのエコノミストが登場し、アフターコロナの経済予測しています。
日経24000円、大暴落15000円・・・どっちも本当だ
景気・・・良くてもリーマン並み 2020年度の日本経済は12%超のマイナス成長も
株価・・・コロナ次第で年末株価は14500円にも29000円にも化ける
超金融緩和でカネ余り、一転ハブル相場に?
いずれにせよ、過去予測がドンピシャで当たることはレアケース。
VUCAの時代、学び続ける、情報を自分なりに考えるといったことが一番大切だと考えます。
ぜひ読んでいただきたいプレジデント最新号です。
それにしても、世の中、コツコツ地道に研究される人がいるものだと感心してしまいます。
面白い本を購入しました。
日本語 笑いの技法辞典
中村明著 岩波書店 3400円+税
神田神保町・岩波書店の知的なユーモアとエスプリを感じます。
マルセル・パニョルの名著「笑いについて」以来、岩波は笑いとインテリジェンスを大切にしているようです。
著者の中村さんは、1935年生まれ。
国立国語研究所室長などを経て母校の早稲田大学の教授をされていました。
姉妹書として、「音の表現辞典」「感情表現辞典」なども出されていますが、今回の「笑いの技法辞典」は、日本語の世界をもっとディープに掘り起こした大作です。
実に、630ページ。
日本の名著、落語、漫才などから、笑いのテクニックを抽出しています。
あまりに冷静に、かつ学術的に読んでいくと半分以上のネタは笑えませんが・・・笑。
笑いを、12類287種に整理するという、膨大な研究です。
「笑い」は、展開、間接、転換、多重、拡大、逸脱、摩擦、人物、対人、失態、妙想、機微の12に分類されるそうです。
ドイツのレストランにて
客「ワインの中にハエが泳いでいるじゃないか!」
ボーイ「そんな小さなハエじゃ、たいして飲めませんよ」
じゃんじゃん・・・
教室にて
先生「三羽の鳥が木の枝にとまっていました。ハンターがやってきて、一羽を打ち落としました。木の枝には何羽残っているでしょうか?」
児童「ゼロです。」
先生「キミは引き算というものが分かっていないね。」
児童「先生こそ鳥のことが全く分かっていないよ。銃声がしたとたんに鳥たちは飛び立ちますからね。」
じゃんじゃん・・・
調べる辞典というよりは、読んで楽しむ辞典だと思います。
笑いのネタは、この本の中に3000以上あると思います。
一ネタ、1円・・・とてもお得な一冊です(笑)。
新型コロナウィルスの自粛、ステイホームの中、チビチビやりながら読んでみようと思います。
新しい日常、新しい生活様式、新しい働き方・・・ニューノーマル。
新型コロナウィルスは、人類に多大なる影響を与えました。
わずか4か月あまりの期間で、世界は大きく変わりました。
日経ビジネス誌2020.5.25号の特集記事は「ニューノーマル これから世界で起こること」。
コロナ・エフェクトを米中欧アジアからの現地報告です。
国々によって、政策や経済対策が微妙に違っており、たいへん興味深い記事になっています。
Part1 米国編 恐慌級の危機が試す資本主義「本家」の真実
・労働階級の貧困進み、トランプ流強まる
・環境ニューディールで産業構造を大転換
・経済立て直しに専念 対中闘争は休戦・均衡
Part2 中国編 国家まるごとデジタル化 国民監視と産業振興
・デジタル通行手形 移動履歴補足が進化
・新型インフラと半導体ハイテク投資急加速
・テレワーク三国志 世界市場に打って出る
Part3 欧州編 南北の溝は修復困難 加速する多極分権
・深刻化する南北分断 弱るEC政策立案力
・募る中国不信 相次ぐ企業防衛策
・小国、自治体に存在感 局面打開の大胆政策
Part4 アジア編 強い指導者を容認 経済の域内統合は停滞
・こわもて指導者人気 中国とは距離をとる
・部品供給網に脆弱さ 国内完結志向強まる
・生活のデジタル化進展 IT産業「カエル跳び」
アフターコロナでは供給が需要を上回るためにデフレがさらに進行するとみられています。
1918年のスペイン風邪の時もそうでした。
会社倒産、失業や収入減が物価を後押しするという流れです。
そして、コロナワクチンや治療薬が出てきた段落で、今度はインフレに移行するのではないかというのがエコノミストの見立て。
さらにはカネ余りが資産バブルに行くのではないかという説もあります。
企業も個人も、今は、Cash is King。
リーマン後に世界からも批判された日本企業の内部留保が、今では先見の明があったと評価されているみたいです(笑)。
一寸先は闇・・・今回のコロナ・・・世界経済、国際社会を大きく変える大事件となりました。
数年は続くコロナの影響・・・アフターコロナの「ニューノーマル」に対応したビジネスを構築していかなければなりません。
NPBでは、プロ野球開幕を最終調整しています。
最速で、6月19日という日程案も出てきているようです。
東京・神奈川・千葉・埼玉の緊急事態宣言の解除が条件ということでしょうか。本当に、開幕が待ち遠しいです。
カープは、2勤1休から3勤1休へ、そして今週からはマツダスタジアムで全体練習にはいっているようです。
選手会長の田中広輔選手を中心に、気合の入った猛練習に入ったとのこと。
開幕、楽しみですね。
でも、新型コロナウィルスの感染防止のために、最初は無観客試合になるんでしょうね。
ラッキー7のジェット風船も禁止、スタジアム内の飲食も限定、観客席の「3密」回避、観客・関係者のマスク着用、場合によってトランペットや応援歌の自粛といったルールが課せられるかもしれません。
たかが野球・・・でも、平和で平穏な時代にしか、ベースボールは出来ません。
今回のようなウイルス感染、戦争や事変などが起これば、野球をはじめとするスポーツを楽しむことは出来ません。
春の甲子園も中止、夏の高校野球も中止・・・甲子園を目指し10年以上の努力、練習を重ねてきた高校球児のことを考えると本当に胸が痛みます。
カープは、今年、球団創設70年を迎えます。
焼け野原からわずか4年で立ち上がった、唯一親会社を持たないビンボー市民球団、よくここまで来たものです。
広島市民に夢と希望を与え続けてきました。
カープファン、カープ女子の皆さん、「平和」をかみしめながら、野球を楽しめる日が1日でも早く来るようコロナ対策を進めていきましょう!
コロナには負けない!
がんばれ!カープ
60年以上、世界の海で働き、遊んできたヨットの師匠。
元海上自衛官で、7つの海を航海・・・80歳を超えた今も海に生きています。
小職のロールモデルです。
その師匠の言葉・・・
ヨットはエコスポーツ、そしてメンタルスポーツ!
そして、海の男、シーマンシップの至言。
スマートで目先がきいて、几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り!
そのとおりだと思います。
ガソリンも重油も要らない・・・風のチカラだけで帆走するヨットは環境にも優しい乗り物・・・エコスポーツです。
そして、仲間と共に過ごす船上生活、楽しいことも辛いことも共有して、ワーク、マナー、チャレンジの中に身を置く、メンタルスポーツです。
太平洋、日本海、東シナ海、オホーツク海、内海では瀬戸内海・・・日本は、まさに海洋国家。
海を舞台装置にした遊びが、もっともっとあっていいと思います。
最近では、瀬戸内海をはじめ全国で道の駅ならぬ「海の駅」の整備が進んでいます。
レンタルボードなども出てきています。
海の国ニッポン・・・海洋民族のDNAを持つ日本人、遣隋使や遣唐使から、山田長政やジョン万次郎まで、大海で活躍した先人がたくさんいます。
日本人は、もっともっと海に親しむといいのになあと思います。
ステイホーム・・・書斎の書棚から懐かしい一冊を発掘しました。
エグゼクティブ ハンドブック
学校法人産能大学経営開発研究所エグゼクティブ研究グループ著
サンマーク出版刊
奥付は、1989年9月。
バブル経済の末期に出版された一冊です。
米国生まれのMBA(経営大学院)のシラバス、コンテンツをベースとしながらも、経済大国として確固たる自信と誇りに満ちた内容となっています。
本田宗一郎さんや松下幸之助さんのサクセスストーリーも登場します。
このころの日本経済は飛ぶ鳥を落とす勢い・・・日の丸企業の時価総額は世界トッ プ10の半分以上を占め、ニューヨークのロックフェラーセンターを買収したり、ゴッホのひまわりを落札したりしていました。
バブルがはじけるまでは・・・。
目次
Chapter1 エグゼクティブの要件・・・マネジメントする人、リーダーシツプ、ビジネスエリート
Chapter2 エグゼクティブとイノベーション・・・戦略思考と顧客思考、経営戦 略、マーケティング、財務戦略、R&D、生産オペレーション戦略、組織戦略
Chapter3 ピープルズマネジメント・・・人材開発、チーム運営、コミュニケーション、プレゼンテーシニョン、会議の進め方
装丁も黒いビニール張りのハードカバー、しかも透明なビニールカバー付き。
表題はシルバーの文字。
エグゼクティブが読むにふさわしいデザインになっています。
出版社は、「脳内革命」が大ブレークしたサンマーク出版。
今の中国や韓国あたりで出すと売れるかもしれません。
バブル経済の情景、風景がオーバーラップする同書・・・この国は、もうあの時代にも戻れないような気がします。
でも、GAFAやBATHが、いつまでも永遠ということはありません。
その後の時代のスタンダードやプラットフォームを押さえる・・・。 ESG、SDGs、6Gの時代にもう一度、陽の出ずる国にするために現役世代が頑張らねばなりません。
もう一度、打ち上げ花火を上げたいものです!