今年もあと11日間。
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早起きして、愛車でドライブしてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bb/1e34b7b752588e59b1dd1273b808cbf6.jpg?1702280216)
今年もあと11日間。
ロジャー・フェデラー選手・・・テニス界で最も完成度が高いと言われたプレイスタイルを持つテニスプレイヤーです。
彼の持っていたテーマは「どうしたら選手生活を長く続けられるか?」ということでした。
このため、身体に負荷をかけないため、年間の試合数を絞りこんだり、コーチの選定を重要視していました。
過去の名選手を分析し、無理をしてお金や成功をつかんでも決して長くは続かないことを常に彼は意識していたのです。
無理に頑張らず長期にわたってコツコツ努力していくことが成果につながる・・・フェデラーの法則と呼ばれています。
世界のスポーツ界で過去最高の1015億円という契約をつかんだ大谷翔平選手も来年、二刀流を封印し打者に専念するとのこと・・・ドジャースでの、あと10年という選手生活を考えてのことなんでしょうね。
きっと大谷選手もフェデラーの法則を知っているのだと思います。
小職のような凡人は、過労死するくらい働いて一時的に稼いでも決して長く続かないと考えています。
無理せず、適度に休みながら、職業生活を長く続けていくことが、結局お得なのだと思います。
先輩方を観ていても、短く太くより、長~くコツコツ続けること・・・生涯現役を続けるコツだと思います。
ポカポカ陽気から一転・・・師走らしい寒さの到来です。
日曜日、広島市に初雪が降りました。
例年より3日遅いとのことです。
少し寒いですが気持ちの良い一日になりそうです。
皆さま、ご自愛くださいね。
月曜日・・・今週もスタートしました。
師走を駆け抜けていきましょう!
少子高齢化、人口減少・・・国際競争力の低下、人口オーナス、インフレ・物価高の進行・・・。
この国の将来に暗雲が立ちあらわれてきました。
日経ビジネス誌2023/12/18号の特集は「人手不足が日本を潰す」。
日経のデータを読み解きながら、2024年を徹底予測していく特集です。
Contents
Part1 輸送力14%不足へ 荷主の意識改革必至
Part2 データが語る企業、地域の近未来
Part3 記者が読む主要5業種の2024年
様々な課題を浮き彫りにしていきます。
営業用トラックの輸送能力・・・2024年に14.2%不足、2030年に34.1%が不足
トラックのドライバーの半数が50歳以上
タクシー運転手は4年前から2割減
これに、労基法改正による時間外労働の制限が加われば、日本の物流は大変なことになると思います。
自動車業界・・・サプライヤーへの恩恵広がり欠く EV化で需要増加は5.7%どまり 需要減少企業に53万人の労働者
スタートアップ業界・・・高成長企業の6割は「サービス」 都心3区に伸び盛り企業集う AI、SDGsは成長力高い
伸びる産業・・・IoT関連は成長性あり7割 次世代車や調剤薬局は厳しい
伸びる地域・・・沖縄、東京、伸びる企業が4割 TSMC効果で熊本に熱気
倒産・・・人出不足、物価高・・・企業に重圧 運送業「高リスク企業」2割超え
また、業界別の予測を展開していきます。
自動車・・・BYD、EVでテスラを逆転も 日本勢は好業績で反撃期す ゲームチェンジ狙う日本勢
IT・・・マイクロソフト、生成AIで攻勢 アマゾンやグーグルを脅かす NTT、和製AIで先手
小売り・・・イオンvsアマゾン 「生鮮の乱」が勃発 ドラッグストア、食品市場浸食
金融・・・みずほ楽天FGが誕生 メガバン2位奪取へ JR東日本、Suica武器に金融拡充
激変を続ける経済環境の中、2024年もM&A、会社合併が行われていくのだと思います。
新しいNISAも始まりますが、個別株ではアップダウンが激しくなるようにも思います。
投資は自己責任。
マーケット、業界、トレンドを読みながら、自分が理解できる範囲中で動いていくことが求められると思います。
広島市の中心部ゲートパークで「ひろしまクリスマスマーケット」が始まりました。
紙屋町の旧広島市民病院跡地です。
16時オープン・・・ドイツ風のクリスマスを楽しむことが出来ます。
スイーツやホットワイン、ソーセージなどの飲食店もオープン。
食べて飲んで楽しいクリスマスになりますように!
いよいよ新しいサッカー専用スタジアム「エディオン・ピースウイング広島」が完成します。
リバーサイドにあるスタジアム。
レストランやショップ、SUPの基地も出来るそうです。
J1のサンフレッチェ広島のホームグラウンドになります。
収容人員3万人、総工費285億円をかけた地上7階建ての巨大建造物です。
2024年2月10日にオープンが決定しました。
JR新白島駅や県庁前駅から歩いて5~10分。
試合のある日には、これらの駅にたくさんのサポーターが押し寄せると思います。
広島の街が変わっていきます。
がんばれ!サンフレッチェ広島
友人から薦められて買った一冊・・・面白い中身でした。
よくよく考え抜いたら、世界はきらめいていた 哲学、挫折博士を救う
関野哲也著 CCCメディアハウス刊 1500円+税
著者は、フランスの哲学博士。
リヨン第三大学大学院で博士号(哲学)を取得、専門は宗教哲学、言語哲学。
博士論文は、ヴィットゲンシュタイン、シモーヌ・ヴェイエ。
すごい経歴ですが、現在は、工場のラインの作業員として働いておられるとのこと。
フランス語の翻訳者、通訳としてはたらいていましたが、30代でメンタルを患い、ドライバー、障がい者ホーム職員、工場勤務と職を転々とされています。
今でも問題となっているオーバードクター、高学歴ワーキングプアのジャンルに入ってくるのでしょうか。
「知性」「リベラルアーツ」の無駄遣い・・・という感じがしましたが、同書を読んでいると、形而上の世界と現実の下界を繋いで生きるということ、東洋哲学的には知行合一で生きるという価値観は人生を充実させるのではないかと感じた次第です。
目次
第1章 哲学することで強くなる
第2章 哲学をはじめる 私の哲学遍歴
第3章 哲学を体験してみよう 「私」とは何か?
第4章 働くということ
第5章 病むということ
第6章 宗教を信じるということ
第7章 善く生き、善く死んでいくということ
特に面白かったのは、第4章の「働くということ」と第7章の「善く生き、善く死んでいくということ」。
著者の実体験とオーバーラップさせながら、西洋の哲学者のコンセプトを引用しながらの展開は説得力があります。
市井の学者よりも言説に重みを感じます。
第4章の「働くということ」
・プロフェッショナル意識の重要性
・「使命」と仕事を重ね合わせる
・「自己中心」ではなく「使命中心」と発想を転換する
・どんな些細なことでも「使命」の糧にする
・みんなそれぞれに「使命」を抱いて生きている
大学などのアカデミック機関に20以上応募した著者・・・全て落とされたとのこと。
人生の酸いも甘いも知った著者の生きざまは学生たちにも伝わると思います・・・本当にもったいないです。
哲学でメシは食えないけれど、人生には彩(いろどり)を与えてくれるように思います。
同書の最終章で著者は述べます。
哲学することは、善く死んでいくための準備
哲学は善く生きるための準備・・・
善く死ぬことと善く生きることは表裏一体
いつ死んでも後悔しない生き方をすること
本当にそのとおりだと思います。
小難しい西洋哲学ですが、哲学入門には同書は良い本だと思います。
個人的には、ちょっと色あせてきた実存主義哲学が好みです(笑)・・・キルケゴール、ニーチェ、ハイデガー、サルトルあたりの著作をもう一度読み直そうかなあと思った次第です。
実存は本質に先立ちます!
仕事帰りのリバーサイド。
広島市の中心部を流れる京橋川の河畔です。
癒されます。
帰ってゆっくり休んで、週末を楽しみましょう!
選択をせまられた時、絶対的に優位な方を選ぶべきだ。
これは、19世紀初頭、英国の経済学者デヴィッド・リカードが導き出した法則です。
当時の大英帝国は高価な毛織物を容易に生産でき一大産業となりました。
ただ、ワインの生産量は少なく製造したとしても高価。
そこで、ワイン大国ポルトガルで生産される安価で出来の良いワインを輸入することで毛織物とのバーター取引が成立します。
当然と言えば当然です。
優位なほうに特化せよ!
これは、自分の弱みは置いておいて、強みで勝負するということでもあります。
マネジメントを発明したP.F.ドラッカー博士も言いました。
Built in Strength・・・強みの上に己を築け!
二刀流の大谷選手の天才は、超レアな存在。
一般人こそ、自分自身の強み、得意、専門を活かして勝負することで成功確率は上がります。
欠点、弱みを補強することは大変な努力が必要となります。
一生かかっても修正できないことも考えられます。
であれば、自分の強みを伸ばして、それで勝負する・・・勝てる確率がかなり上がります。
いざ、勝負!です。
バタバタした令和5年も、あとわずか・・・。
時間がたつのは本当に早いですね。
広島三越のクリスマスツリー。
もうクリスマスなんですね。
ライオン君もクリスマスモード。
ワインでも買って帰ろうかなあ。
温かい部屋で、冷たい白ワイン・・・至福のひと時です。
今年もあとわずか・・・もうひと踏ん張り頑張って行きましょう!