沖縄本島の南部にあるガンガーラの谷に行ってきました。
ガンガーラの谷は、数十万年前をかけて形成された鍾乳洞。
日本人の先祖と言われている「港川人(みなとがわじん)」が住んでいたであろうと推測される谷です。
今も調査、発掘が続いているそうです。
10万年前にアフリカ大陸を出たホモサピエンスは、長い旅を経て、東に東に歩いて移動していきます。
グレートジャーニー!
そして、数万年前、沖縄や日本列島に到達したと言われています。
入口付近には、お洒落なカフェがあります。
ここでお茶を飲むだけでも、非日常空間を楽しむことが出来ます。
港川人は、ほぼ完全な骨格が発掘されました。
お棺のような石の囲いの中に埋葬されていたそうです。
2万年前・・・気の遠くなるような大昔の話です。
この近くからは、動物の骨を加工した世界最古の釣り針が出てきました。
すごい出来事です。
ガイドさんから考古学の話を聞きながら、ひたすら歩く・・・楽しいひと時でした。
ガイドさんは、沖縄大好きで大阪から移住された若い女性・・・「好き」を仕事にする素敵なキャリアウーマンでした。
自然環境にも配慮されています。
ツアーのスタート時には、お茶の入ったアルミの水筒を渡されます・・・ペットボトルではありません。
これなら、洗えば半永久的に使えます。
まさにサステナブル・・・SDGsですね。
また、鍾乳洞に入るときには、オイルランプを渡されます。
懐中電灯ではなく、ランプ・・・気分はインディ・ジョーンズです(笑)。
強いエネルギーを感じるパワースポットです。
ガンガーラの滝。
昔、子どもたちが遊びとして鍾乳洞の上の穴から小石を投げていたそうです。
その音が「ガン・ガラ・ガン・ガラ」ということで、この名前になったそうです。
ツアーの最後は小山を登り、ツリーハウスに到着。
2時間弱の楽しいショートトリップで非日常空間を堪能することが出来ました。
考古学の世界は、深いものがありますね。
ガンガーラの谷・・・おすすめの沖縄パワースポットです。