残暑お見舞い申しあげます。
朝は幾分気温が下がった感じがしますが、日中は猛暑が続きます。
南の海では、台風が次々発生し、また、地震も各所で起こっています。
沸騰する地球・・・環境破壊、温暖化で地球が悲鳴を上げているのかもしれません。
天気予報の長期予報では、9月になっても猛暑日や夏日が続くとのことです。
10月に入っても半袖でOKということです。
やれやれですね・・・秋は遠いようです。
暑い日が続きます。
体調管理にお気をつけくださいね。
残暑お見舞い申しあげます。
朝は幾分気温が下がった感じがしますが、日中は猛暑が続きます。
南の海では、台風が次々発生し、また、地震も各所で起こっています。
沸騰する地球・・・環境破壊、温暖化で地球が悲鳴を上げているのかもしれません。
天気予報の長期予報では、9月になっても猛暑日や夏日が続くとのことです。
10月に入っても半袖でOKということです。
やれやれですね・・・秋は遠いようです。
暑い日が続きます。
体調管理にお気をつけくださいね。
大好きな山口周さんの文庫新刊が出版されました。
以前ダイヤモンド社で出された自己啓発本ですが、今読んでも啓発されるところがたくさんあります。
知的戦闘力を高める独学の技法
山口周著 日経ビジネス人文庫 1000円+税
独学・・・本を読むことが中心になるのですが、専門性を高めていくためには独学、自学自習、自己啓発が必要不可欠になります。
著者は、読書以外にも飛耳長目・全国を歩いて旅した吉田松陰の学びの素晴らしさを指摘しています。
博覧強記の著者は、今こそ独学で自分の価値を上げていかなければならない時代と言います。
知識の不良資産化 時代遅れになっていく
産業蒸発の時代 今ある仕事がなくなる!?
人生3毛作の時代 職業人生は長い
クロスオーバー人材が必要な時代 2つの領域の専門を持つ
時代のスピードが速くなる時代・・・個人もアップデートしていかなければ、コモディティになってしまいます。
書名にあるように「知的戦闘力を高める」ための効果的な方法をご自身の経験から具体的に書かれています。
重要なのは「覚えること」を目指さないこと
未来をつくるためにこそ古典を読む
教養主義の罠に陥らない
本を「ノート」だと考えてみる
目次
第1章 戦う武器をどう集めるか?限られた時間で自分の価値を高める(戦略)
第2章 生産性の高いインプットの技法
第3章 知識を使える武器に変える
第4章 創造性を高める知的生産システム
第5章 なぜ教養が知の武器になるのか?
独学の技法のフローは次のような流れになります。
1 戦略を立てる
2 インプットする
3 抽象化、構造化
4 ストック
各フェーズについて具体的な方法論が書かれていますので、一人ワークしていけば「自分らしさ」を作り上げることができます。
最終章では、歴史、経済学、哲学、音楽、文学、詩などのリベラルアーツの推薦本も紹介されておりブックガイドになります。
リベラルアーツ(教養全般・自由になるための学問)を学ぶことの重要性を著者は指摘します。
1 イノベーションを起こす武器となる
2 キャリアを守る武器となる
3 コミュニケーションの武器となる
4 領域横断の武器となる
5 世界を変える武器となる
なるほど、です。
VUCAの時代、矛盾に満ちた訳の分からない世界で生き抜いていくためには、リベラルアーツが必要です。
ビジネス力とリベラルアーツをパワーアップできる、おすすめの一冊です。
同じコンサルタントの三谷宏治さんの書かれた「戦略読書」。
こちらもビジネス領域の本と非ビジネス(リベラルアーツ等)領域に分けて、戦略的に本を読んでいくことの重要性を指摘しています。
「ビジネス基礎」「ビジネス応用」「非ビジネス基礎(SF、科学、歴史等)」「非ビジネス新規」に4分類して、社会人1年目から入社2年目、5年目、キャリア移行時期という年代別に読書ガイドを掲載しています。
とても具体的ななキャリア戦略です。
特に、20歳代のビジネスパースンが読むとパワーアップ間違いないです。
これからも、もっともっと本を読んでいきましょう!
現在1ゲーム差で首位のカープ、今日から東京ドームで読売巨人軍と首位攻防戦。
Jリーグのサンフレッチェ広島は5連勝で2位に浮上。
今年はプロバスケの広島ドラゴンフライズが逆転優勝・・・。
今年は、ひょっとすると広島勢がチャンピオンシップを独占するかもしれません(笑)。
スポーツが盛んな街・広島。
プロ野球、Jリーグ、プロバスケット、ハンドボール、バレーボール、ホッケーなどがチームが躍動しています。
今年は、Jリーグ・サンフレッチェ広島のホームグラウンド「エディオンピースウイング広島」が完成しました。
平和のシンボル鳩が羽根を広げたような収容人員3万人のサッカー専用スタジアムは、人の流れ、動きを変えました。
また、プロバスケットボールチームの広島ドラゴンフライズも、なかなかの人気です。
広島といえば、カープ。
80年近い歴史のある市民球団。
米軍により人類初の原子爆弾が投下され14万人が虐殺された4年後、広島市民によって結成されました。
貧乏で弱くても、カープの存在は、復興の底力・・・広島市民の心の支えとなりました。
プロ野球12球団の中で唯一親会社を持たない市民球団です。
広島市民の誇りです。
TOPS広島は、広島のスポーツチームを束ねているNPO法人。
スポーツの振興やこどもたちへのスポーツ普及、教育などの活動を続けています。
スポーツで街おこし・・・広島の街が、スポーツでもっともっと元気になればいいなあと思います。
がんばろう!広島
現在、高偏差値の大学の学生に人気の業界は、外資系のコンサルティングファームや総合商社だそうです。
高い年俸はもちろんですが、長時間労働、ハードワークでも若くして高いスキルや専門性を獲得できるというのが理由だそうです。
以前、人気のあった広告代理店やマスコミのようなカッコよさもあるのでしょう。
マッキンゼーやボストンコンサルティングなどの外資系コンサルファームはダントツの人気。
でも、コンサル業界は、働き方改革やワークライフバランス、福利厚生からは程遠い世界・・・基本、裸一貫、腕一本の業界です。
徹夜でリサーチ、スライド作成、プレゼン準備・・・ハードワークの連続。
まさにブラック企業です。
それでも、コンサル業界を目指す学生は、意識が高く、キャリア観もある若者たちだと思います。
最近では、書店の経営本、ビジネス本のコーナーに外資系コンサル系の書籍が設置されるようになりました。
コンサル業界の暴露本!?も売れているようです。
いたいコンサル すごいコンサル 究極の参謀を見抜く10の質問
長谷部智也著 日経ビジネス人新書
同書では、「いたいコンサル すごいコンサルを見抜く10の質問」や「10の規律」などチカラのないコンサルタントを見破る質問を開示しています。
カーニーやベイン、アクセンチュアで活躍した著者のノウハウが詰まっています。
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
カレン・フェラン著 神崎朗子訳 だいわ文庫
「大手ファームは無意味なことばかりさせている」「戦略計画は何の役にもたたない」「最適化プロセスは机上の空論」「業績管理システムで志気はガタ落ち」「人材開発システムには絶対参加するな」・・・。
MITのMBAホルダーでデロイトやジェミニでコンサルタントをしていた著者が厳しくコンサル業界を突っ込みます。
美しいスライドでは何も変わらないことを実体験から指摘していく一冊です。
そういえば、コンサルファームが入って良くなった会社というのは、本当に少ないように感じます。
崇高なビジョンやストラテジーを描けたとしても、それを実現する執行力、行動力がある組織、社員はレア・・・提案書はロッカー行きになります。
マッキンゼー出身のDeNA会長の南場智子さんも「コンサル会社に長年いると事業会社で仕事が出来なくなる」と言います。
実際のコンサルと経営は別物だと考えたほうが良いのかもしれません。
最近出されたコンサル本で面白かったのが、中小企業庁長官だった角野然生さんの書かれた一冊。
経営の力と伴走支援 対話と傾聴が組織を変える
角野然生著 光文社新書
著者は、経済産業省、中小企業庁で東日本大震災で被災した福島県の中小企業の再生に尽力されました。
その際に現場で産み出したのが「伴走支援」というコンサルティング手法。
対話と傾聴、組織開発、適応課題解決といった手法をベースにして、経営者に寄り添うコンサルティングの有効性を提唱しています。
これは、日本という国、国民性にフィットした効果性、有効性の高いやり方だと思います。
今まで、中小企業診断士の世界も、「勧告」「指導」といった上から目線のコンサルティングでしたが、やっと良い方向に変わり始めました。
角野然生の新刊、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
最近、中小企業の支援をしている時に大切しているのが国の施策。
国や行政体は、「補助金」「助成金」「融資」「税制」といった中小企業に手厚い支援をしています。他国にはあまり見られない制度です(これがゾンビ企業を存続させるという否定的な声もありますが・・・)。
毎年、夏に中小企業庁から中小企業白書が出されます。
若い優秀なキャリア官僚たちが書き上げるこの白書・・・国がどういった会社を支援したいのかというモデルを具体的に提示しています。
将来性のある企業モデル、未来のある業界、目指すべきビジネスモデルなどがデータ、グラフ、イメージ、フォト等で紹介されています。
ここに紐づいているのが、補助金や助成金、税制などです。
自社の強み、弱みを知り、中小企業白書を読み込んで経営計画や中計を立案して申請すれば採択される可能性が高まります。
(複雑怪奇な補助金の手引書は閉口モノですが・・・笑)
資金繰りが命の中小企業・・・補助金、助成金のキャッシュが入ればサバイバルできる確率が高まります。
元気のいい中小企業は、明日の日本を作ります。
がんばろう!ニッポンの中小企業
早朝、コンビニに行く途中、近所の公園で人だかり。
広島市中心部にある地下街シャレオ。
全体の3分の1くらいが空き店舗・・・シャッターが閉まっています。
中心市街地で一等地の紙屋町。
土日でも、夏休みでも人通りが少なく、残念です。
広告の枠も空きがります。
開業当初は、セブンイレブンやお好み焼き屋、ラーメン店、韓流ショップ、アパレルショップなどが入っていたのですが、撤退してしまいました。
コロナ禍や不景気もあり、高い家賃が払えなくなったのでしょう。
特に飲食店は、FLR比率が高く経営的には難しいと思います。
行政やお役人さんも頑張っているのでしょうが、改善が見られません。
家賃、テナント代が入らないため、赤字が続きます。
このままでは、税金や公的資金投入という、いつものパターンになるのだと思います。
生き延びたアパレルショップも閉店セール・・・。
なかなかよいセレクトショップなのですが、お客さんがいません。
新規の出店も進めているようです。
ただ、実現しているのは公共スペース、レンタルスペースの提供。
何だかなあ、という感じです。
就職氷河期の方たちに向けた職業紹介機関も開設。
でも、人の姿が見えません・・・土日休日はお休みです(爆)。
最近、古本屋と立ち飲み屋をミックスした新業態のお店が新規出店。
コンセプトは面白いと思うのですが、お客さんが入っていません。
FLR比率、採算もかなり厳しいと思います。
古本もお酒も大好きです。
でも、人が通るところで、ドラム缶の上で飲みたくないですよね。
そして、とうとうやってはいけない無人テナントが出店。
ガチャ専門店です・・・しかも2か所も(笑)。
これでは、うらぶれたスーパーマーケットの二階状態です。
この次は、ゲーセンや自動販売機コーナーの設置ということになるのでしょうか?
ホント、もったいないです。
地下商店街の復興・・・。
まずは、地の利を活かして、にぎわい作りをしていかなければなりません。
中四国9県のアンテナショップや地元のJAと連携した地産地消市場あたりで人を呼び込んでいく作戦はどうでしょうか?
国際平和都市ヒロシマという強みを活かせば、アップルショップだって、amazon、ZARAだって入ってくれるかもしれません。
どうせ税金や公的資金を突っ込むのであれば、刀の森岡さんや佐藤可士和さんあたりにお願いしてみてはどうでしょうか?
建築家の安藤忠雄さんも、この近くに子ども図書館を造って寄付されるようです(拍手!)。
地下街シャレオ問題・・・広島市民にとって切実な問題です。
新サッカー専用スタジアム「エディオンピースウイング広島」に今月オープンした公園のテナントも、この地下街と同じようなテナントが入っています。
半年後には、このシャッター地下街と同じような運命をたどると思います。
せっかくハコモノを造ったのに、本当に残念です。
広島の街を魅力ある都市にするためにも、若者たちの声、物言う市民、民間活力が必要だと思います。
広島の地下街を盛り上げていきましょう!
今月の株価の下落には驚きました。
米国経済の不調、日銀の政策変更などが引き金になり株式市場は大混乱となりました。
株主に対して情報開示するのが、IR(インベスター・リレーションズ)資料・・・株主や投資家などのステークホルダー(利害関係者)に対してのラブレターです。
今週の日経ビジネス誌2024.8.19号の特集記事「IR発信力ランキング 非財務情報で個人投資家をファンに」。
今、旬のテーマです。
Contents
Part1 BtoB企業に脚光 地力伝える創意工夫
Part2 ニッチ体験が高評価 自然資本を注視
Part3 等身大が親近感生む 独自指標で納得感を
IRも従来は、BS、PL、CSなどの財務諸表が中心でしたが、最近では、人的資本、自然資本などの非財務情報が盛り込まれ、その会社の魅力度を伝える内容になっています。
人的資本とは、その会社の将来の経営幹部の経営力、社員のスキル、専門性、育成の仕組みなどで、経営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」のヒトの部分を指します。
自然資本とは、環境、エコロジーへの取り組みを中心にして、ESGのエンバイロメントについての説明になります。
IR発信力ランキング トップ10
10位 日立
9位 信越化学
8位 三菱USJ
7位 三菱重工
6位 花王
5位 パナソニック
4位 日本製鉄
3位 ダイキン工業
2位 ソニー
1位 トヨタ
投資家1万人に対して日経ビジネスと電通PRがアンケートを取ったものです。
日本を代表する大手企業は、IR活動も上手です。
1位のトヨタは、2位を大きく引き離してのダントツのトップ。
非財務情報も充実し、抜群の説得力、自己開示力があります。
新NISAが立ち上がり、貯蓄好きの日本人も投資する人たちが増えてきました。
日経の調べでは、7000万人の個人投資家が存在しているとのこと。
たくさんの人が投資、投機に走るとバブルが発生し、いずれ崩壊するのは世の常・・・。
さらに10年に1回くらいは、地震、恐慌、天災、疫病などの予期せぬブラックスワンが来襲します。
一寸先は闇・・・ということもアタマのスミに入れておくことが大切だと思います。
ご安全に!
クルマを走らせ、瀬戸内海に浮かぶ能美島へ。
広島市から呉市、音戸大橋、早瀬大橋を渡るルートです。
シーサイドを潮風を感じながらドライブ・・・心地よいです。
目的の一つが、島の小さなうどん屋さん。
二人のおばちゃまが経営しています。
お客さんが行列していたり、休みだったりして食べることが出来ないこともあるのですが、今日はラッキーなことに入店できました。
暑さには辛さを!ということで、カレーうどんをいただいてきました。
名物の大豆をトッピング!
能美島では、昔から大豆うどんがメジャーだったとのこと。
煮込まれて柔らかい大豆は実に美味でした。
実に美味でした。
お隣の農家さんたちのショップで野菜を買って帰路に。
ごちそうさまでした。
また、来ます!
昭和の時代、町の薬屋さんの店頭を飾っていたゾウさん・・・。
オレンジ色のインパクトのあるキャラでした。
広島市の中心部にある商業施設パセーラにある薬局にも残されていました。
サトウ製薬のサトちゃん、です。
サトちゃんムーバー・・・古き良き昭和の時代が懐かしいです。
カープ女子のサトちゃん。
広島、ご当地らしいです。
名前は、サトコちゃんでしょうか?
背番号も310(サトウ)。
カープ男子もいます。
サトウ製薬のサトちゃん・・・今後も、「推し」ていきたいと思います。
全国的に見ても、私立大学の半分以上が定員割れしているとの新聞報道。
770校ある私立大学・・・経営的に大変な大学が多々あります。
広島の私立大学では、最近、国際学院大学が廃校になりました。
その前には立志舘大学が閉校。
母校がなくなる・・・大変な時代になったものです。
広島の高校生は、東京志向で東京の大学を目指す志向があります。
ただ、最近はコロナ禍や不況のため、関西の大学を目指す高校生が増加しているとのこと。
関関同立(関西大、関西学院、同志社大、立命館大)と呼ばれる私立大学群の偏差値が下がり、入学しやすくなっているそうです。
広島の私立大学も学生確保のため、テレビコマーシャルを流したり、新聞広告を売ったり、駅貼り広告を出したりしています。
民間企業と同じようなマーケティング戦略、広告戦略を展開していかなければならない時代になったようです。
今までのように、優秀な学生を集めるというより、何とかして定員を充足させることに注力しているようにも思えます。
そんな中、安田女子大学では女子大初の理工学部を開校するというニュースも入ってきました。
オープンキャンパスや高大連携、高校への出前授業、各種イベントなどをミックスしながら、高校生や高校の先生たちに訴求していかなければなりません。
私立大学は、偏差値の低いところから経営危機を迎えると言われています。
偏差値が出ない、いわゆるFランクの私立大学も増加傾向にあります。
私立大学の生き残り・・・大変な時代になりました。
少子化、18歳人口の減少が続く中、大学のサバイバルのための努力に注目です。