「心」こそ大切

2017年01月19日 21時03分40秒 | 社会・文化・政治・経済
★どのように決意し挑むのか。
どのように一念を定め臨むのか。
これが勝負を決める。
★画家が万物を真に迫って描き出すように、我々の「心」が全てを作り出していく。
一念が定まっているのか、その心の在り方一つで人生の勝利も決まる。
「心」こそ大切なのである。
★一人一人が自分の力を最大限に発揮していれば、おのずから深い団結がなされる。
越えがたき壁を乗り越えるためにも最も大切なのが、粘り強い励ましである。
★励ましとは、相手の心に勇気の灯がともるまで続ける執念と情熱である。
「一対一」の心通わせる励ましの対話に徹することだ。
「心の絆」を結んでいけば、どのような壁も乗り越えていけるはず。
★天に昇るような喜びも、死ぬのではないか思うほどの苦しみも、過ぎてしまえば、夢のようなものだ。
「生命を完全燃焼させた思い出は、一生きえないだろう」
★人生の価値は、個人の幸福を追い求めるだけでは、決して得られないものだ。
★与えられた試練を「使命」と捉え、誇りを持って挑むなら、人は最も強く、最も果敢になれる。
★祈り―それはあきらめない勇気だ。
現状は必ず変えられる。
★ネットで、罵詈雑言をつぶやく。
言葉が行き交う空間が劣化し、政治の世界を短絡的、破壊的にする方向に向かわせる。
★ポピュリズムを適切にコントロールしていくには、長い目で見れば、教育が重要になる。
主権者らしく国の将来を考える人間を育て、市民社会的な共通感覚をいかに育てていくかが問われる。

がん手術拒否

2017年01月19日 08時17分24秒 | 医科・歯科・介護
千葉県市原市で宗田マタニティクリニックを運営する宗田哲男院長は、最近、ある問題に頭を悩ませている。



「乳ガンの患者さんに手術を勧めても、『ほかの治療法にしたい』と言う方が結構いらっしゃいます。つい最近も23歳の患者さんが『乳房を切除したくない』と手術を拒否。放射線による 治療を選択されました。病巣の大きさは2cmほど。予後のことも考えたうえで、手術での切除を勧めたのですが……」



 いま、週刊誌の医療特集を読み、ガン手術を拒否しようとする患者が増えている。その発端となったのが「週刊現代」で、7月16日号では「やってはいけない『手術』飲んではいけない『薬』」を29ページと大特集している。



 一方、週刊現代の記事に「根拠なし」と噛みついた「週刊文春」も、7月14日号で引き続きガン特集を掲載。「『こんな手術は断りなさい』肺がん編」と向こうを張った。



 その結果、医療の現場では大混乱が起こっている。冒頭の宗田医師のほか、全国78人の勤務医、開業医に取材した結果、多数の深刻な声が寄せられた。



「大腸ガンの40代の男性患者さんは手術適応だったんですが……。手術に納得していただけなかったので、セカンドオピニオンを受けてもらうことにしました」(45歳・消化器外科)



「ステージⅢの大腸ガンの62歳の男性患者さんが、どうしても、手術をしないで治療したいとおっしゃる。私ではどうすることもできず、大学病院に希望を伝え、まかせることに」(52歳・ 消化器科)



 そんな風潮を、徳州会グループの外科医集団「湘南外科グループ」の外科部長、髙力俊策医師は強い言葉で憤る。



「手術をしても、結局再発で亡くなる患者さんは多いですし、手術の合併症で命を落とす患者さんも、少数ですがおられます。結果として、本人や家族が後悔する事例はあるでしょう。



 しかし、その患者さんにはあてはまらない無責任な意見に流されて、手術を拒否されることもあります。そんなときは悔しく思う。そうした意見を主張する方は、手術をして結果的に患者を死に至らしめた外科医と同じぐらいの覚悟、なんらかのかたちで責任を取る気持ちを持ってほしい」



 島根県松江市にある、患者や家族との信頼関係の強さで知られる小児科「ぽよぽよクリニック」。院長・理事長の田草雄一医師はこう嘆く。



「手術にしろ、薬にしろ、必ず作用と副作用があります。医師は個々の患者さんに責任をもって説明しながら、医療を進めているものと信じております。手術しないほうがよいという論調 を流し、患者さんが医師に相談なく信じてしまった場合、そのマイナスはいかばかりのものでしょうか」



 突如巻き起こった「手術は受けるな」論争。医療の現場を熟知している医師たちは、ガンになった場合、手術を選ぶのだろうか。



 本誌が医師78人を対象にアンケートをとったところ、72人(92%)が「受ける」と回答した。もちろん、「何のガンか」、「どこの部位か」、「どのステージか」によって話は変わる。ガン治療は個別の事情に合わせ、各論で考えていくことしか正解はないからだ。



 以下にそうした生の声を掲載しよう。



・ひとつの考え方であるので尊重したいが、十分な情報を得て、熟慮のもとに選択すべきである(49歳・外科)



・手術が必要なガンは多いのに……と残念に思う(60歳・消化器内科)



・まったくナンセンスだ(68歳・外科)



・待てるガンと待てないガンを区別できるのは、研鑽を積んだ臨床医だけだと思っている(48歳・内科)



・やや過度に手術を忌避している傾向が強いと感じている。結局は不利益になっている例が少なくない」 (52歳・消化器外科)



・イヤなら手術しなくていいが、症状が悪くなったあとに来られても困る(30歳・婦人科)



・丁寧な説明をしたうえで、患者さんの決定ならその決定を尊重すべき(60歳・泌尿器科)



 前出の田草医師はこう締めくくった。 「マスコミは、『○○しないほうがよい』という論調が患者さんを本当に幸せにするのか、十分吟味されたうえで発信する責任があると信じております」


ガン手術のリスクを伝えることと、「受けないほうがいい」と断言すること。そのあいだには、大きな隔たりがあるというのだ。

(週刊FLASH2016年7月26日号)

1月18日(水)のつぶやき

2017年01月19日 02時12分26秒 | 医科・歯科・介護