2月11日 浜博也茨城キャンペーン

2017年01月24日 22時01分04秒 | 【お知らせ】
カラオケ「パールストーン」
食事・飲物1本付3800円
昼の部ショー13:~
夜の部ショー19:~
問い合わせ:門井0297-22-1124

水街道駅から徒歩約11分
常総市水街道諏訪町3164-9

きぬ医師会病院 今川薬局店、常総市役所の近く
バス停:水街道郵便局前
354号道に近い

賢く生きる知恵

2017年01月24日 11時58分56秒 | 社会・文化・政治・経済
★「人間教育」ともいうべき、“心の修練”が大切だ。
★「すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなる」
★“人生の骨格や血肉”は、即席ではなく、十分な時間をかけてつくりあげるものだ。
★真の人生の財産は「心の財産」
★自分の可能性を信じ抜き、鍛練の日々を重ねるなかで幸福の軌道は着実に築かれる。
★一方的に話すリーダーは成功しない。
★大人にこそ絵本を。
絵本から感じたことに、優劣も善悪も正解もない。
絵本は人をつなぐ“架けけ橋”になり得る。
その先に“平和”な世界が待っていると信じています。
絵本のソムリエ・岡田達信さん
★我々の組織には「地域に根差す力」「小さな声をくみ取る力」「励まし続ける力」がある。
★我々は「地域を大切にする」存在でありたい。
★深い人生観から人間性を育む示唆を与える立場に。
★勝負は必ず勝たなければならない。
★青年なら社会の第一線で実証を示すことだ。
★体温が下がると、人の免疫力も低下しがちで、感染しやすくなり、インフルエンザにももなる。
★日々、賢く生きる知恵を発信していきたい。

 
 

喫茶店&スナック 「桜の園」

2017年01月24日 10時38分05秒 | 創作欄
奥田五月は薬剤師として病院の薬局に2年間勤務していた時に、取材に来た典子の生き生きとした姿に接してから、「薬業界の新聞社に勤めるものいいかな」と思うようになった。
典子の取材を受けた薬剤部長の小沢甲子郎の机に典子が書いた記事が掲載されている新聞が乗っていた。
「部長、この新聞お借りしたいのですが」と申し入れたら「どうぞ」と快諾してくれた。
タブロイロ版の1面の約半分のスペースに部長のインタビュー記事が載っていた。
五月は薬科大学時代、地域の文学仲間の同人誌にエッセーや創作を投稿しており、文章を書くことが好きであった。
そこで、典子に会って新聞社の様子を聞いてみることにした。
午後6時30分ころ典子と五月は神田駅前の喫茶店で落ち合ったのだ。
典子は五月と同じように青年を中心とした同人誌の同人であった。
主宰者の佐々木は詩人であり、新宿2丁目で喫茶店&スナックを経営していた。
その店・「桜の園」は夜は劇団員や詩人、画家などの溜まり場となっていて一種独特な熱気に包まれた。
妻の里美は劇団員であった。
典子は女子大の先輩の木島洋子に誘われ同人に加わっていた。
木島洋子は文学の新人賞を取ってから2度、芥川賞の候補にノミネートされていた。
洋子は新宿の図書館に勤務しながら創作を続けていた。
神田の喫茶店で30ほど二人は懇談した。
「良ければ、これから新宿のお店・桜の園へ行きませんか?」と典子は五月を誘った。
「面白そうなお店ね。是非、お願いします」と五月は応じた。
「もしかいたら、先輩の洋子さんに会えるかもしれない」と典子は期待した。
その店で典子は会社の同僚の真田守に会ったのはまさに危惧であった。
聞けば、真田は元劇団に所属していて、佐々木の妻の里美と親しい関係にあったのだ。
「この店で、君と会うとはね」同僚の真田は目を見開いていた。
「そうですね。私も驚きまいた」典子は改めて真田に親近感を抱いた。
そして典子は今までにない心の高鳴りを感じ初めていた。

女性の編集者・取材記者が誕生

2017年01月24日 08時15分19秒 | 創作欄
昭和40年代当時、薬業界には10社もの専門紙・誌があった。
堀内浩一は薬科大学時代に学内新聞の編集・取材に携わった経験から薬剤師としての勤務経験がないまま、薬業界新聞の記者となり、5年目には編集長になっていた。
前の編集長が独立して薬業雑誌を創刊したのである。
男の世界であった専門紙・誌にも女性の編集者・取材記者が誕生していた。
堀内は時代の流れを感じていた。
堀内には京都訛りがあった。
それがソフトな語り口で、女性たちの心を引き寄せていた。
優しさは彼の武器でもあった。
有楽町の都庁別館での薬業部長の定例会見の後、新人女性記者の熱心な質問に興味をもち誘った。
「お茶でも飲みますか?」人柄を表すような柔和な笑顔が人を警戒させない。
「はい」と返事をした戸沢典子は顔を赤らめた。
女子大学で学んだ典子には男性との付き合いが全くなかった。
高校も女子校であったのだ。
「どう、仕事になれましたか?」
「何とか」
「今日のあなたの質問は良かったですよ」
「そうでしょうか、編集長から積極的に質問しないさい、と言われて来ました」
銀座4丁目の喫茶店の2階窓から道行く多くの人々が見られた。
「皆どこへ向かうのだろう」典子は素朴に想った。
カップの男女の姿を目で追った。
22歳の典子は恋を欲していたのである。
目の前にいる堀内には妻子がいたが別居状態にあった。
堀内の浮気が別居の原因になっていたのだ。