運動、栄養、社会性が重要

2018年03月27日 19時24分04秒 | 医科・歯科・介護
東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)・飯島勝矢教授が考案した「フレイルチェック」を実施する自治体が急増しています。

フレイル(虚弱)」とは?

フレイルとは加齢に伴って筋力や心身の活力が低下した状態をいいます。
自分の弱いところを知る。
多くの方が、このフレイルの状態を経て要介護状態に陥ると考えられています。
「外出の機会が以前より減った…」
「おいしものが食べられなくなった…」「
活動的ではなくなった…」
こんな方はフレイルの危険信号が灯りかけているかも…!?
フレイル の兆候にいち早く気づき、日常生活を見直すなどの対処をすれば、フレイルの進行を抑制したり、健康な状態に戻したりすることができます!

口腔機能・栄養・運動・社会参加を総合化した 複合型健康増進プログラム
栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加の三位一体を総合化した. 複合型健康増進プログラムの開発.
フレイルチェック. 柏スタディから得られた新たな知見を発展させ、栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加. の三位一体を総合化した複合型健康増進プログラムとして、「栄養とからだの健康チェック. (フレイルチェック)」を考案した。
これは、誰にでも分かりやすい簡易評価法を用いて
. 地域在住高齢者がより早期(日常生活に大きな支障をきたしていない段階)に軽微なフレイルの徴候に気づき、最終的に ...
運動、栄養、社会性が重要
「閉じこもりにくい」街づくりを

地域ケア会議

2018年03月27日 19時16分10秒 | 医科・歯科・介護
地域ケア会議は、高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基. 盤の整備とを同時に進めていく、地域包括ケアシステムの実現に向けた手法。
具体的には、地域包括支援センター等が主催し、. ○ 医療、介護等の多職種が協働して高齢者の個別課題の解決を図るとともに、介護支援. 専門員の自立支援に資するケアマネジメントの実践力を高める。
○ 個別ケースの課題分析等を積み重ねることにより、地域に共通した課題を明確化する。
○ 共有された地域課題の解決に必要な資源開発や地域づくり、 さらには ...
このように地域ケア会議が重視される背景には、急速な少子高齢化に伴い医療・介護・生活支. 援などを必要とする高齢者が増加するとともに、それを支える現役世代が減少していく中

高齢者の方が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域において医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が急務となっています。
地域包括ケアシステムを構築するためには、高齢者個人に対する充実した支援とそれを支える社会基盤の整備を同時に行うことが重要です。
これを実現する手法が地域ケア会議です。

個別の事例を通じ、高齢者の自立に向けた支援と地域課題を明らかにする会議です。
助言者として、医師、歯科医師、薬剤師、リハビリ専門職、管理栄養士、歯科衛生士等を依頼し、民生委員にも参加をいただき、平成28年度からは、各地域包括支援センターで、月1回ずつ開催しています。

実態として、施設入所・入院が厳しい中、在宅生活継続のための、社会資源を活用したケアプランの作成や新たな社会資源の開発、地域のネットワークづくり等が必要になるが、解決の一つの手法として「地域ケア会議」の活用が想定されている。
地域ケア会議が必要とされる背景. ①住民主体の組織の活用、介護保険制度の役割. ②自立支援型マネジメントの徹底. ③医療との連携. ④介護予防、軽度者. ⑤在宅サービスの充実. ⑥高齢者住宅の整備確保. ⑦施設の有効利用. 「平成21年度老人保健健康増進等事業における地域包括ケア研究会の報告書」. 2025年に実現を目指す. 「地域包括ケアシステムの姿」. ケアプランは要介護状態. の改善や悪化防止のため. の達成目標を設定して作. 成され、サービス提供者も. その目標達成に向けて. サービスを提供 ...

「自分力の発見」

2018年03月27日 19時00分32秒 | 社会・文化・政治・経済
どんな暴い(あらい)風雪の中でも育つもの育つ―作家・山本周五郎

「自分力の発見」
全ての勝利には自分力、つまり潜在的な力を発揮するための努力が伴うはずだ。
「我々一人一人がかけがえのない存在であり、他人と違う個々の自分力を共通して持つ」ホイットマン
「我々はそもそも道徳的に平等であり、固有の潜在力を発揮し、自分にしかできない貢献を地域社会に行う権利を持っている」ホイットマン

私たちは自らが他に類を見ない存在になるための、自身とは違う他の人々の存在を必要とする。

全力を尽くして試せば、自分に欠落している潜在的な力が何であるかえを知ることができるのだ。

真の変革を起こすためには、意識改革が必要だ。

ユネスコ憲章
戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。
相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信をおこした共通の原因であり、この疑惑と不信のために、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。

「心の変革」を人類が忘れた

2018年03月27日 18時30分37秒 | 社会・文化・政治・経済
科学の力は生活を豊かにし、形を変えていく。
だが、いくら科学が発達しても、生老病死の問題は誰もが避けられない。
科学の発達とともに、一人一人に確かな哲学がもとめられている。
現代の行き詰まりは「心の変革」を人類が忘れたことにある。
功利的な価値観では測れない「生命の価値」が重視される時代に向かう。
生きる意義を理解するためには宗教的深遠を経験する必要性が増していくだろう。

「人を大事にする心」

2018年03月27日 12時43分01秒 | 社会・文化・政治・経済
他者と向き合い、対話を重視する。
変化と混迷の時代にあって、多くの人が「確かな人生哲学」を求めている。

粘り強く、包容力豊かに。

根気強く、励まし続けていくことだ。
その中で、真心が通じ、信頼が生まれ<頑張ろう>という気持ちが湧いてくる。
「人を大事にする心」
「相手への深い思いやり」は、気遣いと励ましの言葉となって表れる。
相手の魂を揺り動かし、触発していくことだ。
「聞くと話す」を「8対2」とするように心がける。

「九思一言」九つの思いを重ねた上で、一言を述べる。

考え方の「型」の修得度

2018年03月27日 11時31分27秒 | 社会・文化・政治・経済
戦争とトラウマ

特措法に基づきイラクなどに派遣された自衛官のうち54人が帰国後自殺している。

森友事件の問題の根源は役人による書類の改ざんではなく、政権の立場を役人がここまで忖度せざるを得なくなった制度そのものにある。

考え方の「型」を学ぶことは可能だ。
幸福になるためには、幸福について考える術を学ばねばならない。

幸福も不幸も他者との共感が不可欠。

孤独のなかでの幸福も可能だが、そこには他者や社会との関係がないがために限界が存在している。

日本の国家ブランドをどんどん毀損

2018年03月27日 11時04分36秒 | 社会・文化・政治・経済
「森友学園」国会審議

「首相は知らなかったし、指示も出していないので、責任はない」
行政府の長でありながら、自分の配偶者の名前を降りかざす怪しげな相手と行政機関の取引について知らなかったといのは、知っていた以上に責任を問われるもんだいだ。
「部下の不正行為はトップの責任」
「情報が上がってこないトップは監督者として怠慢」というのが、世界に共通する常識だ。
「悪いのは勝手にそんたくした部下だ」と唱えるほど、「そんな部下にやめろと指示を出すことこそトップの仕事」と世界は思うわけで、政権の開き直りは日本の国家ブランドをどんどん毀損している。
「知らなかった」
「知らなかったはずはない」の応酬をいつまで続けるのか。
「仮に知らなかったのであれば、むしろそちらの方が問題だ」という俯瞰した視点から指摘する声がなぜ出ないのだろう。
毎日新聞「時代の風」藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員

花山天文台 天体愛好家の「聖地」

2018年03月27日 07時40分00秒 | 社会・文化・政治・経済
真の学問は市民の中から生まれる―山本一清・初代花山(かざん)天文台長(京都大学附属)
星は無数に存在するので、専門家だけでは網羅できない。
大勢の市民が参加してこそ有益な発見もできる。
世界一の水準といわれる日本のアマチュア天文学界の発展に貢献してきた花山天文台。
歴史のあるイギリスのグリニッジ天文台は役割を終えて博物館になっている。
その歴史は約320年。
花山天文台には古都1000年の歴史が背景にある。
例えば、藤原定家(1162~1241)は日記「明月記」には「客星」という表現で超新星のことが記録されている。
この記述が裏付けの一つとなり、20世紀に超新星という新しい概念が確立された。
私たちの体を構成する炭素あ窒素、酸素、鉄などの元素は星で作られた。
これらは超新星爆発によって宇宙空間に散らばり、惑星や生命が誕生したと考えられている。
宇宙を探究することは生命とは何かを探究することであり、自分という存在を知ることにもつながる。
実は、「明月記」の記録のことを世界に発信したのは射場保昭さんというアマチュア天文家だった。
花山天文台長・柴田一成さん

霧の中の利根川堤防

2018年03月27日 07時01分18秒 | 日記・断片
誰もがかけがいのない存在であり、自身の生命をより良い方向へと変革できる。

声をかけること自体に、心を動かす響きがある。
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「体調はどう」と鈴村さんが西田さんに問う。
「大丈夫」と先に立って西田さんが歩道を渡る。
「では、利根川まで行きましょう」と鈴村さんが散歩のコースを決める。
二人は株の話をしている。
あるいは、IBMの話やシャープ、富士通のこと。
中国の経済問題なども。
歯科医師の阿部さんが中国の株を買っていたことを思い出す。

吉田保育所の大木の桜2本が満開となっていた。

何時の間にか前方に霧が漂うようになる。
吉田の住宅街を振り返ると霧はどこにも見えない。
城根方面から来る車のライトも霞んで見えた。
土手の道を滑らないように慎重に登る。
濃い霧が利根川の堤防を雲海の中のように包み込んでいた。
土手の下は何も見えない。
緑地公園も野球場もか川面も霧に覆われていた。
「おはよう」と声をかける人が霧の中から現れ、霧の中へ消えて行く。
5人連れの中のご婦人の一人が「あら、しばらくね。元気だったのね」と親しみを込めて、両手を出した。
「おはよう。しばらく」と西田さんと鈴村さんが交互にご婦人の手を握り合う。
語らいの郷までの散歩コースを変更してから、3年の歳月が流れていた。
約1時間の散歩を30分か40分に短縮したので、語らいの郷までは足を向けなくなった。
午前5時20分、霧がなければ東の空は明るくなっているはずであった。
鈴村さんが絵手紙と俳句の話などをした。