障害」ではなく、個々の「特性」

2018年06月22日 19時32分23秒 | 社会・文化・政治・経済
発達障害は「脳機能の障害」であることが明示あれている。
だが、いまだに、親のしつけが悪い、本人の努力が足りない、などの誤解がある。
発達障害は、遺伝子的要因や環境要因が影響し合って発現されるとされているが、その原因と実態は、まだはっきりしていない。
つまり、一概に<こうだ>とは言えない。
特性にあげられるものの中には、「融通がきかない」「集中力がない」などがある。
だが、大人ででもある特性とも言えなくもない。
そもども、発達の<障害>という訳語が妥当かどうかも疑問視されている。
専門家の中でも「発達の不均衡」「発達の凸凹」にすべきとの意見もある。
「障害」ではなく、個々の「特性」として理解することが大切である。
結果として特性ゆえの「生きづらさ」もあるだろう。

「発達障害」その原因や実態

2018年06月22日 19時14分13秒 | 沼田利根の言いたい放題
「発達障害」、その原因や実態は、今なお解明されていない部分が多くある。
しかも、専門家の間では見解が異なることがあり、さらなる研究・調査が必要な分野であるそうだ。
先日、友人、知人のお子さんの「発達障害」の悩みを聞く機会があった。
親の立場としての戸惑いはいかばかりであろうか?
雇用促進住宅に住んで居た頃の登校拒否の知人の息子さんは、40代となってしまった。
純ちゃん(仮名)は、二人兄弟の長男であり、息子の小学校時代の遊び友だちである。
純ちゃんは毎日、学校へ行けないが、遊び仲間たちが下校してくると、何事もなかったように待っていて、笑顔で遊びに加わるのである。
その落差に親御さんたちは驚いていた。
「皆と遊べるなら、学校へも行けるのにね」
そして、純ちゃんの両親が少しも息子のことで悩んでいないのが、むしろ不可思議に思われていた。
あまりにも楽天的な対応に映じたのである。
「なるようになるはず」と放任。
だが、なるようにならなかったのだ。
家族が抱える苦悩や生きづらさが、我々に少しも伝わってこなかったことが、今でも不可思議なことである。

KEEP MOVING 限界を作らない生き方

2018年06月22日 16時03分47秒 | 社会・文化・政治・経済
27歳で難病ALSになった僕が挑戦し続ける理由

商品の説明
内容紹介
克服すべき困難がある。
困難に向き合うことで発明が生まれる。
武藤将胤は困難にぶつかるたびに、仲間と共に問題を解決していく。
そのすべての活動の一つ一つの問題解決は常に最前線なのだと教えてくれる。

――メディアアーティスト・落合陽一氏大推薦!!

■応援メッセージ(一部抜粋)
「ALSの前に僕は将胤くんを一人の人間として心から尊敬しています」KURO(HOME MADE 家族/eNBAND)
「武藤さんに出会えたことは私たちの一生の財産になりました」せりか基金 一同
「武藤さんのKEEP MOVINGに、これからも微力ながら協力していきたいと思います!」金子祐紀(東芝デジタルソリューションズ)
「イベントでも画期的なDJスタイルで、フロアそして、家族や仲間達を更に勇気づける将胤の本は、楽しみです!!」DJ U-ICHI(HOME MADE 家族)
「将胤くんが動く時、僕ら仲間はどこまでも一緒にいます。生き様を綴った最幸の本をありがとう」ミクロマンサンライズ!!!(HOME MADE 家族)
「将胤さんの限界を作らない生き方、挑戦をし続ける姿勢にはとても刺激を受けております」小泉耕二((株)アールジーン代表取締役/IoTNEWS代表)
「将胤くんの情熱と行動に、私も付いていきます!!」松井絵里奈(歌手/タレント)
「武藤の脳が描き続ける創造的なヴィジョンとパッションは、難病にも決して止めることはできない」吉藤オリィ
「この本もそうした武藤さんのクリエイションの一つで、読んだ人の心が動き出します。僕もその1人です」川井佑太(ほんをうえるプロジェクト)
「MASA君! 僕は、あなたを応援します! この本を通して1人でも多くの心に思いが届くよう祈ります」NOBU

2014年に世界を席巻した「アイスバケツ・チャレンジ」。
この運動は、ALSという、難病の啓発を目的に行われた。
しかし、このムーブメントから約4年が経過した現在も、有効な治療法は確立されていない。
本書は27歳という若さでALSの宣告を受け、困難を乗り越えて、難病の未来を変えるべく動き続ける、
武藤将胤(むとう・まさたね)の挑戦を描く。

〈ALS(筋萎縮性側索硬化症・きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)〉
2018年現在、有効な治療法が確立されていない指定難病。
意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。
延命のためには人工呼吸器が必要。平均余命は3〜5年。
世界で約35万人、日本には約1万人の患者がいる。

本書の売上の一部は、宇宙兄弟ALSプロジェクト「せりか基金」に寄付されます。

■本文より
社会を明るくするアイデアを形に。
人と人とのコミュニケーション、先進のテクノロジー、このふたつの力を駆使して、
障害を抱えた人も、そうでない人も、もっと生きやすくしていく。
これが僕の描いているボーダーレスな社会の未来像です。
僕は、ALSという難病が治せるようになる日を、一日でも早く迎えたいと心から願っています。
その日を迎えるために、今自分にできることを、日々全力でやっています。
「ALSが治る未来」が必ず来る、必ず創れると信じている僕の頭の中を、この本で覗いてみてください。

■目次抜粋
人生は、できることに集中することであり、できないことを悔やむことではない。
――スティーヴン・ホーキング博士
●Introduction
●Chapter1 制約が僕を進化させてくれる
●Chapter2 自由にどこにでも行くことを決してあきらめない
●Chapter3 障害者も健常者も、男性も女性も、すべての人が快適にカッコよく着られる洋服を
●Chapter4 人生に限界なんかない! 人とつながり続けるために僕がやっていること
●Chapter5 「好き」を人生の推進力にする方法
●Chapter6 未来のために、今できることをやり続けよう
●Epilogue
おわりに
ほか

著者について
武藤将胤( むとう・まさたね): 1986年ロサンゼルス生まれ、東京育ち。難病ALS患者。一般社団法人WITH ALS 代表理事、コミュニケーションクリエイター、EYE VDJ。また、(株)REBORN にて、広告コミュニケーション領域における、クリエイティブディレクターを兼務。過去、(株)博報堂で「メディア×クリエイティブ」を武器に、さまざまな大手クライアントのコミュニケーション・マーケティングのプラン立案に従事。2013年26歳のときにALS を発症し、2014年27歳のときにALSと宣告を受ける。現在は、世界中にALSの認知・理解を高めるため「WITH ALS」を立ち上げテクノロジー×コミュニケーションの力を駆使した啓発活動を行う。本書『KEEP MOVING 限界を作らない生き方』が初の著書となる。

WI TH ALSと武藤将胤さん

2018年06月22日 15時46分58秒 | 社会・文化・政治・経済
限界を作らない生き方 

眼で奏でる世界初ミュージックフィルム、ついに公開!
「20年後の未来、必ずALSは治る病気に。」
をスローガンに、難病ALS患者の武藤将胤が、世界ALSデイに向け、眼で奏でる世界初MUSIC FILMを制作し、6月19日に行われた音楽フェスMOVE. FESにて初公開いたしました!

「KEEP MOVING」をスローガンに、20年後の東京を舞台にした映像でALSの認知・理解を広げるために制作された今回の映像。
クラウドファンディングでご支援いただいた241人の方や、Cutters studio、DFT、Def Techなど世界最高峰のチームなどのあたたかいご支援があり、完成したこのムービーをぜひご覧ください。

WITH ALSは、今後もせりか基金と共に、治療薬の研究開発費を集めることに貢献していきたいと思います。
今後とも、ご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。
眼で奏でる世界初ミュージックフィルム、ついに公開!
「20年後の未来、必ずALSは治る病気に。」
をスローガンに、難病ALS患者の武藤将胤が、世界ALSデイに向け、眼で奏でる世界初MUSIC FILMを制作し、6月19日に行われた音楽フェスMOVE. FESにて初公開いたしました!

「KEEP MOVING」をスローガンに、20年後の東京を舞台にした映像でALSの認知・理解を広げるために制作された今回の映像。
クラウドファンディングでご支援いただいた241人の方や、Cutters studio、DFT、Def Techなど世界最高峰のチームなどのあたたかいご支援があり、完成したこのムービーをぜひご覧ください。

WITH ALSは、今後もせりか基金と共に、治療薬の研究開発費を集めることに貢献していきたいと思います。今後とも、ご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。
EYE VDJ MASATANE MUTO 「すべての人に、表現の自由を。」
ALS患者が発症後も比較的正常に機能を保つことができる眼球の動きに注目。
メガネ型ウェアラブルデバイスJINS MEMEを活用し、DJとVJを眼の動きだけで同時にPLAYするシステムを独自開発し、音楽フェスや様々なイベントでPLAYさせていただいております。


病気、育児、介護、物理的距離、様々な制限を抱える方の
『働く』意志をテクノロジーの力で支援。

ロボットクリエイター吉藤オリィと、ALS患者でありクリエイターの武藤将胤が発起人となって立ち上げた、未来の働き方を研究、創造し、様々なロボットテレワークの可能性を開拓するプロジェクト。

Synapseオンラインサロン
「WITH ALS 武藤将胤「生きる挑戦」共に未来を創る仲間たちへ」がスタートしました。
オンラインサロンへのご支援・ご登録はこちらから↓
https://synapse.am/contents/monthly/withals

オンラインサロンとは、共通の興味関心を持つ人々がWeb上に集う会員制(クローズド)のコミュニティです。
WITH ALSでは、このオンラインサロンで武藤将胤の挑戦について進捗や結果、また普段なかなかオープンにできない挑戦の背景、裏側を含めお話させていただく予定です。

「ALSや様々な障害と闘う方の未来、社会を明るくするアイディアを形に」という想いに共感して頂ける方や、同じ想いを持って実際に行動をしている方が集まる、ポジティブなエネルギーを力に、実際に社会を変えていくコミュニティにしていきたいと思っています。こちらでいただく会員費は、WITH ALSの活動資金として大切に使わせて頂きます。

WITH ALSと武藤将胤の挑戦を応援したいと思ってくださった皆様、共に明るい未来をつくる
挑戦をしたいと思っていただいた皆様のあたたかいご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

児童虐待防止 関係機関の情報共有は万全か

2018年06月22日 15時23分55秒 | 社会・文化・政治・経済
2018年6月21日 公明新聞

子どもたちの「SOS」をどうすれば早く見つけられるか。

政府は、公明党の主張を受けて関係閣僚会議を開き、児童虐待防止対策の強化に取り組むことを決めた。
具体的には、児童相談所(児相)の職員体制の強化、児相・自治体間の情報共有の徹底、児相・警察・学校・病院間の連携強化などを進める方針だ。

問題の一つは、自治体間における児童虐待に関する情報の共有だ。

児相では、虐待の疑いがあり、専門家による定期的な指導を受けている家庭が他の自治体に引っ越す際、児相間で情報を提供し合うことになっている。

ただ、児相が虐待を把握し、子どもの一時保護をした家庭でも、育児状況に改善が見られると、こうした措置は解除される場合もある。

児相から逃れるため、他地域に転居するケースも少なくない。
子どもの安全確保のためにも、自治体間の適切な情報共有のあり方を考えたい。

一方、警察など関係機関との連携強化も再点検したい。児童福祉法の改正によって、全国ほとんどの地域に自治体、学校、児相、警察などで構成し、児童虐待の情報を共有、対応を検討する地域協議会が設けられている。

しかし、児童虐待が疑われるのに、児相の職員などが状況を明確に掌握しきれていないと、この地域協議会で議論されない場合もあるという。協議する対象の範囲を再度検討してみてはどうか。

虐待が疑われる家庭の保護者や子どもと直接会って対応する児相の職員体制も十分なのか気になる。

児相の職員が、保護者に相談しやすい良好な関係を築くためには時間が掛かる。その上で、保護者と引き離して一時保護すべきか。保護者に対し、子どもとの接し方や養育方法の指導を行い、改善を促すのか。この判断も難しい。

警察と連携することで、せっかく築いた保護者との良好な関係が損なわれることを懸念する声もあるという。

この点、公明党が推進してきた、心理面に配慮した専門的な知識や技術を備えた「児童福祉司」など専門職を増員し、的確で迅速な対応を進めてほしい。

タブレットで多彩な授業 東京・杉並区

2018年06月22日 15時16分28秒 | 社会・文化・政治・経済
授業におけるICTの活用を推進しています
 スマートフォンやタブレットパソコンなどのICT機器の発展・普及に伴って、わたしたちの暮らしや仕事が大きく変わっているのと同様に、学校における授業のあり方も進化してきています。区立学校では、ICTの持つ特長を授業に有効活用して、子どもたちの学びの可能性を拡げています。

「杉並教育ICTフォーラム」を開催しました(1月27日)
杉並区におけるICTの導入状況
 杉並区の全小中学校の普通教室に電子黒板機能付きプロジェクターが設置され、デジタル教材等を活用した授業が進められています。

 一部の学校では、タブレットパソコンをあわせて配備し、電子黒板機能付きプロジェクターと連携した授業を行っています。(タブレットパソコンは、今後も計画的に全校への配備を進めていきます。)

主なICT機器
杉並区の授業で活用している主な機器を紹介します。

(1)電子黒板機能付きプロジェクター

天井に設置されたプロジェクターから縦97センチメートル×横155センチメートルの電子黒板に動画やカラー画像を投影します。電子ペンで書き込みもできます。

(2)デジタル教材

従来の教科書や学習ドリル等がデジタル化されたもので、映像や画像等を電子黒板に投影して学ぶことができます。

(3)タブレットパソコン

画面をキーボードから取り外して使うこともでき、指や専用のペンで文字や絵を描くこともできます。

ICTとは「Information(情報) and Communication(通信) Technology(技術)」の略語で、コンピュータによる情報処理やインターネット等の通信技術に関連する設備・サービスなどの総称です。

授業におけるICTの活用例
(1)電子黒板機能付きプロジェクターとデジタル教材

 電子黒板機能付きプロジェクターとデジタル教材の動画を活用した授業を行うことで、視覚的にわかりやすくなり、子どもたちの理解がより深まります。

(2)電子黒板機能付きプロジェクターとタブレットパソコン

 電子黒板機能付きプロジェクターとタブレットパソコンを組み合わせることで、紙面のみを使う場合とは異なり、多くの写真や動画を使ってみんなに分かりやすく意見を伝えることができます。また、児童・生徒のタブレットパソコンは電子黒板機能付きプロジェクターともつながっていて、みんなの意見を瞬時に投影することもできます。この結果、自分の考えを振り返って見直したりする、「子どもたちが考える時間」が増えています。

タブレットパソコンに映し出された画像を見ながら、みんなで一緒に話し合っています。
電子黒板にクラス全員の意見を大きく映し出し、それを見ながらみんなで一緒に考えます。

(3)済美養護学校や特別支援学級での活用

 タブレット端末は、キーボードを使っての入力ではなく、簡単に指やデジタルペンで入力することもでき、その内容を文字変換したり、音声で読み上げたりするソフトを活用することで、一人一人の特性に応じた学習が効率的にできるようになりました。
また、タブレット端末と同様に指で直接書き込むこともできるインタラクティブボードをみんなで考えを共有する場面などで活用しています。
このようにICTは、さまざまな困難さを克服し、学習意欲を高め、より深い理解へとつなげ、子どもたちの可能性を拡げる有効な手段となっています。

特別支援教育とは
済美養護学校や特別支援学級で特に使用している機器を紹介します。

インタラクティブボード

縦133センチメートル×横75センチメートルのタッチセンサー搭載型のディスプレイです。指だけでも文字を認識することができます。

特別支援学校・特別支援学級におけるICT活用実践の紹介

全校でICT公開授業を行っています
 子どもたちが毎日の授業で実際にICTを使っている様子をご覧いただけます。学期に1回(年3回)全区立学校で公開授業を行っていますので、ぜひ、足をお運びください。

 日時は各学校によって異なります。公開日については下記をご参照ください。

平成30年度ICT公開授業

過去の教育報でも学校ICTについてお知らせしています
すぎなみ教育報217号(特別支援学級での活用)の記事はこちらをご覧下さい。 (PDF 1.7MB)
3ページ目の中段に記事があります。
すぎなみ教育報218号(電子黒板の活用)の記事はこちらをご覧下さい。 (PDF 3.1MB)
2ページ目の下段に記事があります。
すぎなみ教育報219号(協働的な学び)の記事はこちらをご覧下さい。 (PDF 2.5MB)
1ページ目に記事があります。
すぎなみ教育報220号(タブレットパソコンの活用)の記事はこちらをご覧下さい。 (PDF 4.4MB)
4ページ目の下段に記事があります。
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お問い合わせ
教育委員会事務局済美教育センター教育指導係
〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内2丁目5番26号
電話:03-3311-0021(直通) ファクス:03-3311-0402

自己放任・自己放棄

2018年06月22日 12時07分04秒 | 社会・文化・政治・経済
あわせて、「ネグレスト(子どもの世話・養育を親が放棄する)」という言葉を最近耳にする機会も多くなりましたが、逆に自らの心・体のケアを放棄してしまう「セルフネグレクト( 自己放任)」が問題視されているのです。
体調や衛生の管理、飲食など、生活上するべきことをしない、または認知症などでする能力が低下したため、安全や健康を脅かされる状態。医療や介護など必要なサービスを拒み、家の内外にゴミを集積する。
成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうこと。
生活を続け、家族や周囲から孤立し、孤独死に至る場合がある。
防止するためには、地域社会による見守りなどの取り組みが必要とされる。
ゴミ屋敷から両足が壊死した高齢女性が救出され世間に衝撃が。
きっかけは人それぞれでも、社会との関係を断ち切り、最終的に身の回りの世話もしなくなる“セルフネグレクト(自己放任)”が大きな社会問題となっています。
家族の死による生活意欲の衰え、体力低下や認知症などで、身の回りのことができなくなるセルフネグレクト(自己放任)の高齢者が増えている。
簡単に言うならば自分への関心がなくなるということです。
自分に関心がなくなると、すぐに日常生活に支障がでてきます。
人間関係は希薄(きはく)になり、何に関しても投げやりに ...
孤立死した人のうち約8割がセルフ・ネグレクトの状態。
生活意欲の衰え。
「生きていても仕方ない」
「私のことは放っておいてください」
プライドの高い性格の人や、遠慮深い人が、SOSサインを誰にも出さない。
あるいは支援の手も拒否して、亡くなってしまうケースも。
複数の要因が重なっている。
誰でもある日突然に陥る可能性もあると言えるだろう。

女性の賃金が男性の6割の構造

2018年06月22日 11時52分21秒 | 社会・文化・政治・経済
ひとり親の約半数は貧困状態で、背景には女性の賃金が男性の6割しかないという構造がある。
特別養子縁組斡旋もある。

アメリカでは二回虐待が発覚したら即座に親権が停止するルールがある。
日本もその方向に変えるべきだ。
だが、虐待している親をただ切り捨てるのではなく、子どもを守りながら親に必要な資源やサポートを提供することは必要だ。
虐待のグレーゾーンにいる子どもたちを、どう社会で守っていくかだ。
虐待死のケースでは、「この時点で支援の手が差し伸べられていたら、救えたはずだ」というポイントがいくつかある。
問題の一つは「家庭の孤立」。
孤立した家庭の、価値観が固まったカプセルの中で育つ子が多い。
支援が届かず放置されている子どもをどうすべきかの課題。

完結 「終わりが、次の始まり」

2018年06月22日 11時16分14秒 | 社会・文化・政治・経済
被災地の子どもっちが人の真心から学んだことは、その子たちがよりよく生きる力になります。
その力は被災地に限らず、点と点が線となり、やがて面となっていくように東北中の広がっていくと信じます。
それこそが新たな時代を築く東北の力になると確信します。
「豊かさ」とは財産や名誉ではなく、どれだけ人生の中で「感動」する時間を持ったかでで決まるのではないでしょうか。
人生には、苦悩や挑戦の先に必ず大きなが感動が待っています。
どんな人でも、迷い、恐れてしまうことがある。
その時にどう生きるのか。
そこに真価が問われます。
鷹山ひばりさん(鷹山宇一記念美術館館長)


新たな歴史は、後継の人々によって創られていく。

本質や実体を曖昧にする

2018年06月22日 05時24分09秒 | 沼田利根の言いたい放題
言葉、命名、表現は、時に本質や実体を曖昧にする場合もある。
例えば、旧日本軍の玉砕は全滅である。
特別攻撃隊は、自爆攻撃隊。
優生保護は、劣生(遺伝)殲滅・劣生撲滅。
身体的・精神的に秀でた能力を有する者の遺伝子を保護し、逆にこれらの能力に劣っている者の遺伝子を排除して、優秀な人類を後世に遺そうという思想。
優生学の成果に立脚する。
人種差別や障害者差別を理論的に正当化することになったといわれる。
「障害者は不要」とする考え方を 優生思想と呼んでいます。
正確にいうと「障害の有無や人種等を基準に人の優劣を定め、優秀な者にのみ 存在価値があるとする。
特定の集団/個人に対して強制的に産児制限が実行されることがある。
優生学を背景にした断種がそれである。
ドイツのナチスの政策によりひきおこされた悲劇は有名であるが、日本でも優生保護法に基づき精神障害者、ハンセン病患者に断種を施した例が多数知られている。

1937年には産児制限が「国体維持に反する可能性がある」として警察が石本(加藤)シヅエを連行、その隙に産児制限相談所を家宅捜索しカルテ等を持ち出した。
その結果産児制限相談所は閉鎖に追い込まれた。
産児制限は、貧乏人の子だくさんへの対応であった。
日本では間引き及び堕胎(人工妊娠中絶)が暗然と行われてきたが、明治新政府は両者を法律で禁じた(堕胎罪)。
また産児制限にも冷淡であり、特に当時は富国強兵政策の一環として「産めよ殖やせよ」政策を取っていた。
産めよ増やせよの戦前の真逆政策。