清掃活動へ

2018年06月24日 11時37分24秒 | 日記・断片
前回(4月)の清掃活動は、風邪が悪化して休んだが、今日は午前8時30分に林さんと待ち合わせをして、現場へ向かう。
その前に、「敢闘会の会報」に掲載する原稿を入力したので、それを会長宅へ届ける。
「お待ちしていました」と言われた。
2度入力してたものの、「これはダメだ」と思い直して別のテーマにした。
今日が締め切なのに、午前5時に起きて、パソコンに向かう。
何時でも原稿などできる、と思い甘く考えていたので、今朝になってしまった。

家人に「清掃に行く」と言うと、「家のことは、何もしないのに、どんな清掃なの、どうせいいい加減じゃないの」と嫌みを言われた。
「庭の草取りぐらいしたら」と家人に言われても、我が家の庭は、コンクリートで固められて味気ない。
そんな庭にも雑草が。
雑草はコンクリートの僅かな隙間からも出てきて、育つのだ。
その生命力には、驚くばかり。

今日の清掃は、会館の駐車場の落ち葉。
一部、佐々田さんが草刈。
草刈は清掃業者に依頼しているのだが、見落としがあったのだ。

雨で張り付いている落ち葉を20人余で集める。
約30分間、「人海戦術だね。みんなでやると早いね。こんなにきれいになった」と担当責任者の宮さんが言う。
我々は2か月に1回でるが、宮さんは毎月1回清掃活動に来てきる。
70歳であるが、勤務者である。
60歳になった人、50歳になった人が皆の前で感想を述べる。
雑談の中で、たまたま年齢の話となったのだ。

知恵は現場にある

2018年06月24日 10時49分19秒 | 社会・文化・政治・経済
人も、社会も、一面から見て決め付けては、その実像はつかめないだろう。
じっくり腰を据え、さまざまな視点から迫ることで、真実が浮かび上がり、正しい認識を持つことができる。
知恵は現場にある。
自ら足を運び、人に会う。
自分の目で見て、肌で感じ、心を働かせる-変革を起こす鍵は、そこにある。

「精神科医療の身体拘束を考える会」

2018年06月24日 10時13分59秒 | 医科・歯科・介護
精神保健福祉法
設立趣旨文
2017 年7 月19 日
「身体拘束」は、患者の手や足を専用の道具でベッドなどにくくりつけることである。
身体拘束による身体的苦痛、精神的苦痛は大きくその実施には慎重さが求められるが、入院患者が減少し続けるなか、身体拘束を受ける患者が増え続け、国の最新のデータでは、精神科で身体拘束を受ける人は2014年調査日に10,682人に達し、その数はこの10年で2倍以上にもなった。杏林大学の長谷川の全国11病院の調査によれば、身体拘束の平均実施日数は96日と3カ月以上にもなっている。
精神科医療の中では、精神保健指定医が患者を「多動又は不穏が顕著」と判断すれば身体拘束を行うことが可能になっている。
しかし本人からすれば自分を落ち着かせようとしているのに身体拘束をされてしまうこともある。
また、診察場面で落ち着いていても当然のように身体拘束され、本人や家族が驚くという話も多い。転倒を防止するためといった理由で一日中身体拘束をしていることも多い。
身体拘束を懲罰的に使用している例も後をたたない。入院する人は原則身体拘束からスタートすることをルーチンにしている病院もある。

このような中、身体拘束によって尊厳を失われ、最悪の場合、命を失われてしまうことすらある。
このような日本の精神医療の状況を看過することはできない。
私たちは、実際に身体拘束を受け者、身体拘束により命をなくした家族、身体拘束を減らすための諸活動を行っている者などから構成され、以下の活動を行っていく。

◆私たちは、身体拘束が人の尊厳を傷つけ、命まで奪いかねない非人道的なものであるか共通の認識をもつ。
◆身体拘束によって苦しめられた方々からの話を多く収集し、その実態を社会に知らせる。
◆身体拘束実施過程の可視化など、身体拘束が適切に行われているか事後に検証できるシステムの構築を目指す。
◆不必要な身体拘束をなくし、その実施を縮減していくことを目指し、広範な市民と連携していく。

呼びかけ人:
代表:長谷川利夫(杏林大学教授) 浅野史郎(元宮城県知事) 堂本暁子(元千葉県知事)
立岩真也(立命館大学教授) 池原毅和(弁護士) 佐々木信夫(弁護士)
岸田貴志(弁護士) 田中とも江(看護師) 大熊一夫(ジャーナリスト)
マーサ・サベジ(遺族) 澤田優美子(当事者) 長谷川唯(立命館大学研究員)
認定NPO法人DPI日本会議 NPO法人日本障害者協議会JD
NPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会(あみ)
公益社団法人全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと) 全国「精神病」者集団

賛同団体:認定NPO法人大阪精神医療人権センター 大阪精神障害者連絡会(大精連)ぼちぼちクラブ
NPO法人こらーるたいとう

連絡先
杏林大学保健学部作業療法学科教授
長谷川利夫
〒181-8612
東京都三鷹市下連雀 5-4-1
TEL:0422-47-8000