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楽しそうに仕事を

2018年06月30日 12時27分17秒 | 社会・文化・政治・経済
歌は、人を鼓舞する。
歌は、人々の心を結ぶ。
歌は、時代を動かす力となる。
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子どもは、人に愛されれば人を愛する大人になる。
地域に愛されれば地域を支える大人になる。
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アイデアを思い付くためには、「アンテナを張り巡らすこと」「感受性を豊かにし、仕事のヒントに出あった時、感動できる自分であること」
「なぜ、心を動かされたのか、突き詰められる力を養うこと」が大事だと思います。
笑顔をつくるより楽しそうな表情をつくることが大事なのです。
眉間にしわを寄せず、楽しそうに!
JR九州・唐池恒二会長

復興の空間経済学

2018年06月30日 11時46分53秒 | 社会・文化・政治・経済
人口減少時代の地域再生 単行本 –
藤田 昌久 (著), 浜口 伸明 (著), 亀山 嘉大 (著) & 0 その他

商品の説明
内容紹介
◆空間経済学を現実問題に初めて適用
本書は、最先端の経済学である空間経済学を、第一人者が東日本大震災からの復興という喫緊の課題の分析に応用する初めての試み。
近代経済学による体系的復興分析は未だになされておらず、本書の試みは高く評価されると思われます。
少子高齢化の進む中で個々の被災地が創造的に復興し、国全体が均衡的にさらに発展していくために、日本のすべての地域におけるイノベーションの活性化が鍵となります。
この観点からも、イノベーション・モデルを中心とする空間経済学は、適切な分析の枠組みであるとともに、有効な政策提言を提示できます。
本書は、空間経済学に基づいて三陸地域沿海部に焦点を当てて分析を行い、復興の障害となる問題、復興政策の課題について考察します。

◆本書の目次
第1章 人口と国土システムの長期的変遷
第2章 空間経済学から見た国土システムの変容過程と復興政策のあり方
第3章 写真とデータで見る東日本大震災からの復興の歩み
第4章 被災地における人口減少と創造的復興
第5章 自然資源に基づく復興
第6章 サプライチェーンの強靱化
第7章 地域コミュニティの再生
補論 人口減少社会のための空間経済学理論

内容(「BOOK」データベースより)
本書は、被災地域に焦点を当てているものの、被災地域のことだけを考えるのではなく、日本経済全体の一部として地域が安定的に存立するように回復する条件を探ることを目的としている。空間を一般均衡システムとして扱う空間経済学から復興を考える場合、被災地だけを切り出すことは不可能であり、対になる問題として日本経済全体がどうあるべきかを常に考えなければならない。本書はそのような分析を行った初めての成果である。

著者について
藤田 昌久
甲南大学特別客員教授、京都大学経済研究所特任教授
1966年京都大学工学部土木工学科卒業、72年ペンシルバニア大学大学院博士課程地域科学専攻修了、73年京都大学工学部土木工学科助教授、76年ペンシルバニア大学地域科学部助教授、81年ペンシルバニア大学地域科学部準教授、86年ペンシルバニア大学地域科学部教授、94年ペンシルバニア大学経済学部教授、95-2007年京都大学経済研究所教授、03-07年日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所所長、07-16年経済産業研究所所長

浜口 伸明
神戸大学経済経営研究所教授
1987年大阪外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒業、同年アジア経済研究所開発研究部研究員、93年ペンシルバニア大学大学院地域科学研究科修士課程修了(M.A.)、95年ペンシルバニア大学大学院地域科学研究科博士課程修了(Ph.D.)2004年神戸大学経済経営研究所准教授、07年神戸大学経済経営研究所教授、12年神戸大学経済経営研究所所長

亀山 嘉大
佐賀大学経済学部教授
1996年中央大学経済学部経済学科卒業、98年 京都大学大学院経済学研究科修士課程修了、2003年東京都立大学大学院都市科学研究科博士課程単位取得後退学、同年国際東アジア研究センター一般研究員、07年同センター上級研究員、10年香川大学大学院地域マネジメント研究科准教授、13年佐賀大学経済学部准教授、15年より現職

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤田/昌久
甲南大学特別客員教授、京都大学経済研究所特任教授、日本学士院会員。1966年京都大学工学部土木工学科卒業、72年ペンシルバニア大学大学院博士課程地域科学専攻修了、73年京都大学工学部土木工学科助教授、76年ペンシルバニア大学地域科学部助教授、81年ペンシルバニア大学地域科学部準教授、86年ペンシルバニア大学地域科学部教授、94年ペンシルバニア大学経済学部教授、95‐2007年京都大学経済研究所教授、03‐07年日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所所長、07‐16年経済産業研究所所長

浜口/伸明
神戸大学経済経営研究所教授。1987年大阪外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒業、同年アジア経済研究所開発研究部研究員、95年ペンシルバニア大学大学院地域科学研究科博士課程修了(Ph.D.)、2004年神戸大学経済経営研究所助教授、07年神戸大学経済経営研究所教授、12‐14年神戸大学経済経営研究所所長、11‐経済産業研究所地域経済プログラムディレクター

亀山/嘉大
佐賀大学経済学部教授。1996年中央大学経済学部経済学科卒業、98年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了、2003年東京都立大学大学院都市科学研究科博士課程単位取得後退学、同年国際東アジア研究センター一般研究員、07年京都大学博士(経済学)、同年国際東アジア研究センター上級研究員、09年同センター主任研究員、10年香川大学大学院地域マネジメント研究科准教授、13年佐賀大学経済学部准教授、15年同大学教授、16年同大学経済学部地域研究センター長、同年アジア成長研究所客員主席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

空間経済学(英: spatial economics)とは、特定の土地において産業の集積や都市の形成が起こるかどうか、あるいは、なぜ起こるのかを理論的に分析する経済学の一分野である。
都市のごく近傍には、牛乳を供給する酪農が立地し、その外側を生鮮野菜の供給地が占め、さらにその外側を穀物生産地が占める。
地理的空間における経済学。

日本では東京に代表される中核都市と、土地に根差した周辺地域が形成されてきた。
ただし、それは固定化されたももではなく、技術変化や政策変化、自然災害の外的ショックにより変化し、市場メカニズムを中心として自己組織化する。
地理的には東京一極集中が進むなか、その対極にあって水産資源に恵まれた地方都市が点在している。
東日本大震災の津波被災地を日本全体の空間的な広がりの中で捉え、日本経済全体の進むべき道を考察する。
こうした課題に空間経済学は重要な役割を果たせるのではないか-藤田昌久さん(甲南大学特別客員教授)