ぼうさい甲子園

2019年01月29日 21時59分32秒 | 社会・文化・政治・経済


発表会 命守る、私が力に 地域と共に歩む(その2)

 毎日新聞2019年1月27日 大阪朝刊

めっちゃ関西

◆ぼうさい大賞

高齢者の体験生かす 徳島県阿南市立津乃峰小
 小学生部門で3年連続最高賞を受賞した徳島県阿南市の市立津乃峰小は、国方関催(あずさ)さん(5年)と原田明依(めい)さん(同)ら6人が「絆をつくり地域とともに命を守るつのみね子ども防災リーダー」と題して発表した。

 同小の校区はリアス式海岸に面し、南海トラフ巨大地震が起きると校区のほぼ全域が津波で浸水すると想定される。

今年度は、地域のお年寄りから昭和南海地震やチリ津波の体験を聞き取り、教訓を全児童で共有する活動に取り組み、保育所の園児との合同避難訓練も行ったという。年15回の避難訓練や、津波からの1次避難後に防災公園で避難生活を行うことを想定したマンホールトイレの設置、地域の自主防災会との交流などの活動も発表した。

ぼうさい甲子園
安心、みんなの力で 未来、わたしの手で(その1)

 毎日新聞2018年12月30日 東京朝刊

津波到達予測時間を記した表示板を張る高知県四万十町立興津中の生徒たち=同町で
 学校や地域による優れた防災教育の取り組みを顕彰する今年度の「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)=毎日新聞社、兵庫県、ひょうご震災記念21世紀研究機構主催=の表彰式と発表会が来月13日、神戸市中央区の兵庫県公館で開かれる。

地震や土砂災害、水害など災害が多発し、近い将来に首都直下地震や南海トラフ巨大地震の発生が想定される日本では、防災活動や防災教育の重要性が増している。受賞した33校・団体の取り組みのうち、一部を紹介する。


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西日本豪雨では860万人に避難指示勧告が出たが、実際に避難したのは、わずか4万人、0・47%に過ぎなかった。情報を出すがいくら「迅速・詳細」を心掛けても実効を確保できない。
もっと深刻な問題が浮かび上がった。
岡山県倉敷市真備町では犠牲者51人中46人が高齢者で、うち42人が「避難行動要支援者」だった。
自力で家の2階まで上がれず命を落とす-そういう犠牲者が数多く出た。
南海トラフ地震では、対象地域の住民3割が勧告通りに避難しないと22万人が犠牲になると想定されている。


特殊詐欺 不審電話でブロック

2019年01月29日 21時22分40秒 | 社会・文化・政治・経済

被害防止に威力 「迷惑電話チェッカー」で通話ブロック 県警1000世帯に配布 /千葉

 毎日新聞2017年9月8日 

迷惑電話番号リストからの着信に反応して赤く光る迷惑電話チェッカー(右)=千葉市中央区の県警本部で
 特殊詐欺の被害を防ごうと、電話に接続する専用機器「迷惑電話チェッカー」が威力を発揮している。
チェッカーには投資や勧誘などの迷惑電話の番号と、特殊詐欺に利用されているとみられる番号計2万5000件以上が登録。
県警が2013年から高齢者を中心に1000世帯に配布した結果、配布先の被害件数はゼロだった。
不審電話の着信を拒否、目黒区が装置導入支援

2017/11/6 22:00日本経済新聞

東京都目黒区は振り込め詐欺などの特殊詐欺による被害拡大を防ぐため、不審な電話の着信を拒否する装置の導入を支援する。
区の負担で装置導入を促す。
地元の警察署と連携し、高齢者を中心に区内50世帯に協力を依頼。防止効果を検証する。
不審電話の着信拒否装置
ソフト開発のトビラシステムズ(名古屋市)の着信拒否装置を各世帯の固定電話機に取り付け始めた。
悪質な投資勧誘や詐欺などに使われた電話番号のリストに基づき、不審な番号からの電話は着信音が鳴らない仕組み。
リストは随時更新していく。
目黒区では特殊詐欺被害が今年に入って急増。
1~9月の被害件数は前年同期の2倍超の54件、被害額は3倍の1億8700万円強に達している。


印西の白鳥飛来地

2019年01月29日 20時41分26秒 | 医科・歯科・介護

今日テレビ東京でやる「ありえへん世界」で印西の白鳥飛来地の事が放送される。

印西は日本で一番、住みやすい、人気の市域と、紹介された。
白鳥は、田圃にシベリアから4000㌔も飛んで来る。
父親が米を餌にする。
初めは6羽。
現在は、たくさん!
餌代の米は、200万円とか!


「がん哲学外来」

2019年01月29日 15時27分40秒 | 医科・歯科・介護

 心次第で、地域・社会も変えられる。

いわんや自分の人生くらい、自分が決めた通りに、自在に変えていける。
何ひとつ、あきらめなくていいのである。
<どうせ>や<無理だ>という言葉も捨てよう。

「がん哲学外来」
生きることの根源的な意味を考えようとする患者とがんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする人との対話の場である。

がん哲学外来とは
 多くの人は、自分自身または家族など身近な人ががんにかかったときに初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまでいかに生きてきたか、これからどう生きるべきか、死ぬまでに何をなすべきかを真剣に考えます。

一方、医療現場は患者の治療をすることに手いっぱいで、患者やその家族の精神的苦痛まで軽減させることはできないのが現状です。

 そういった医療現場と患者の間にある“隙間”を埋めるべく、「がん哲学外来」が生まれました。科学としてのがんを学びながら、がんに哲学的な思考を取り入れていくという立場です。

そこで、隙間を埋めるために、病院や医療機関のみならず、集まりやすい場所で、立場を越えて集う交流の場をつくることから活動を始めました。

 2009年、この活動を全国へ展開をしていくことを目指し、樋野興夫を理事長に「特定非営利活動法人(NPO法人)がん哲学外来」を設立しました。2011年には、隙間を埋める活動を担う人材の育成と活動を推進するために「がん哲学外来市民学会」が市民によって設立されるとともに、「がん哲学外来コーディネーター」養成講座も始まりました。

 こうして、がん哲学外来が“対話の場”であるメディカルカフェという形で全国に広がり、現在ではメディアで取り上げられるほど注目されるようになりました。また、地域の有志による運営、病院での常設などのほか、さまざまな形で協力してくださる企業も増えてきました。
 これらの活動をしっかり支援し、がん患者が安心して参加できる場をもっと提供していこうと、NPO法人がん哲学外来を2013年7月3日「一般社団法人がん哲学外来」とし、一組織として強固な体制を整えていくことになりました。

 「がんであっても尊厳をもって人生を生き切ることのできる社会」の実現を目指し、より多くのがん患者が、垣根を越えた様々な方との対話により、「病気であっても、病人ではない」という、安心した人生を送れるように、私たちは寄り添っていきたいと思っています。
「がん哲学学校」


「村社会」とは

2019年01月29日 15時03分31秒 | 社会・文化・政治・経済

集落における社会構造のこと。

局所的、内向的、閉鎖的、排他的といったニュアンスを持つ言葉。
閉鎖的で因習にとらわれた社会を村にたとえて言った語。
「派閥という-から抜け出せない」
集落に基づいて形成され、有力者を頂点とした序列構造を持ち、昔からの秩序を保った排他的な社会を指す。
村社会にはしきたりがあり、それを破ったものには村八分などの制裁が科せられる。
そこから派生して、同じような構造を持つ ...
1. 世界を「身内」 と「よそ者」に二分割する。
2. 「身内」には同質化を強要する。
日本は村社会である。
欧米が狩猟型文化であるのに対し、日本は農耕型文化に根差し、 その結果、村社会といわれる文化が発達してきた。
村社会の構成員の特徴
1.お上の下に自分たちの社会があると信じている。
2.自分で考えた価値観を持てず、所属する「村」の決定した価値観に従う。
3.自らの判断を偽り、 自己主張を慎むように装う。自ら考えず、目立たず、物言わずを信条 ...


「私は私です」 テニスの大坂なおみ選手

2019年01月29日 14時37分26秒 | 社会・文化・政治・経済

日本は<均質的な社会>と言われている。
「日本人」は皆同じ。
髪の色、肌の色、言語が同じであると思いがちだ。
このため在日韓国人に対する反感がある。
民族・文化の異なる人との間の不要な<壁>をつくり、誤解と偏見を生んできた。
いわゆる島国根性。
(他国と交流の少ない島国に住む国民にありがちな、視野が狭く閉鎖的でこせこせした性質や考え方)

「私は自分のアイデンティティーについて深く考えていません。私は私です」
テニスの全豪オープン女子シングルス決勝を制した大坂なおみ選手。
日米の二つの国籍を持つが、今大会は日本登録で出場した。
大阪生まれのアメリカ育ち。
父親はハイチ出身。


加藤の乱HPから政局に

2019年01月29日 14時27分05秒 | 社会・文化・政治・経済

加藤の乱は、2000年11月に第2次森内閣打倒を目指して与党・自由民主党の加藤紘一・山崎拓らが起こした一連の倒閣運動。

2000年(平成12年)11月20日の衆議院本会議に向けて、野党が森内閣不信任決議案を提出する動きを見せると、加藤紘一(宏池会会長)とその同志の国会議員が、賛成もしくは欠席すると宣言した。
これに加藤の盟友である山崎拓(近未来政治研究会会長)が山崎派として同調する構えを見せた。
当時、衆議院の議席は与党が480人中272人を占め、過半数より31人上回っていたが、衆議院の加藤派45人と山崎派19人の計64人が造反をすれば内閣不信任案が可決され、森内閣は内閣総辞職か衆議院解散を余儀なくされる。
この発言は、加藤派の自民党からの独立、政界再編などさまざまな憶測を呼んだ。
党幹事長の野中広務による党内引き締めにより、加藤の意図は失敗したが、自民党内の混乱は森政権の低落に一層拍車をかけることになる一方、
次世代のリーダー候補と言われていたYKKのうち加藤・山崎が大きな傷を負った。
結果的にこの政治劇は、翌年春の自民党総裁選での小泉純一郎当選の重要な伏線となったと言える。
加藤の戦略
加藤はマスメディアやウェブサイトなどを通じて世論に訴える戦術を採り、広く公衆の関心を集めた。
11月13日から1週間の加藤のホームページ訪問者は10万人に達した。
1万5000通も寄せられた。
「初のネット政局」とも言われた。
だが、ネットで国民とつながりを持っても、政権にはつながらなかった。
盟友の山崎は加藤のHPを見ておらず、高揚の理由が分からなかった。
「彼が世論やネットによっている間に執行部に切り崩された」と山崎は悔やんだ。
不信任案提出当日の夜は、特集番組を放送したニュース番組等は軒並み高視聴率を記録し、タクシー・居酒屋・銭湯などは、利用者が通常日に比べ激減するほど、世間の関心を集めた。
なお、加藤自身は書籍物における2ちゃんねる関連の記事などで2ちゃんねらーであることを公言している。
加藤は、加藤派の一部の離脱は予想の範囲内であったが、不信任案を通す人数までは切り崩されることはほとんど無いと確信していた。
マスコミ・世間は不信任案否決に至っても加藤が自民党を離脱し民主党に与すると当然思ったが、加藤は自民党に残ってあくまでも自民党の中で改革を狙うと主張した。
2000年当時、自民党を離脱した過去の様々な勢力はどれも一過性なもので、時機が過ぎれば自民党在籍時より政界影響力が小さくなっていたことも、加藤の念頭にはあった。
乱の後
「私(加藤)は自民党内部での変革を望んでおり、国民は自民党を超えた政界の変革を望んでいた。これが大きな誤算だった」(『サンデープロジェクト』にて)
加藤が倒閣運動を起こさなければ、派閥分裂は起こらず第2派閥領袖としての地位を保ち、2001年2月のえひめ丸事故を契機とするポスト森において、加藤が総理総裁になっていたと見る向きも多い。
えひめ丸事故は、2001年2月10日8時45分(日本時間)、アメリカ・ハワイ州のオアフ島沖で愛媛県立宇和島水産高等学校の練習船だったえひめ丸に浮上してきたアメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルが衝突し沈没させた事故。
乗務員の35人のうち、えひめ丸に取り残された教員5人と生徒4人が死亡し、救出されたうち9人がPTSDと診断された。
当時の森喜朗首相は事故発生時に休暇を取りゴルフをプレーしていたが、事故の一報を聞いた後もそのままゴルフ場に留まったことが大きな問題となり、森首相は内閣総理大臣を辞任した。


AIを"総合的判断"に使うと必ず失敗する

2019年01月29日 13時28分04秒 | 社会・文化・政治・経済

「目的」を決めるのは人間の仕事
高部 陽平さん
ボストン コンサルティング グループ(BCG) パートナー&マネージング・ディレクター 高部 陽平

現時点のAIはそれほど賢くはない
AIを正しく活用するには、その特性と限界を知る必要がある。現在普及しているAIのベースは、実は20年以上前に開発されたものだ。では、当時の技術と最新AIは何が違うのだろうか。

最新AIの特徴は「自分で学習できる」と「自分で進化できる」の2つだ。専門用語で前者を「機械学習」、後者を「ディープラーニング(深層学習)」と呼び、機械学習の一部をディープラーニングが構成するという関係にある。

AIは豊富なデータを分析して有用なパターンを発見し、そこからさらに学習を重ね、あたかも知能を持つかのごとく「自分で進化」し、未知のパターンを発見する。「機械学習」と「ディープラーニング」によってデジタルが人間の知能に近づいたことが、昨今のAIブームを巻き起こしている。

一般に、AIができると思われていることは大きく3つだ。
(1)「人間のできることを拡張・支援する」
(2)「人間の作業を代替する」
(3)「人間には不可能なことをする」

このうちマスコミではとかく(2)ばかりが注目されがちだが、現時点のAIは人間がやっていることを即座に代替できるほど賢くはない。
「安全運転」に必要な多数のアルゴリズム
AIの実力を理解してもらうには、現在急ピッチで開発が進む「自動運転技術」を例にとるとわかりやすいだろう。無人で車を動かすには、最低7つの「アルゴリズム」が必要だ。アルゴリズムとは課題に対して必要な解を導くための具体的な手順、つまりロジックのことを指す。
まず、車外の状況を把握するだけでも、3つのアルゴリズムが必要になる。1つ目は、カメラを通じて得られた画像情報を解釈するアルゴリズム、2つ目は、「ミリ波」などを通じて得られた距離情報を解釈するアルゴリズム、3つ目は、外の情報を統合して状況を見極めるアルゴリズムだ。
次に、これらの情報を基に、運転動作に関するアルゴリズムが4つ必要になる。1.早く目的地に着くためのアルゴリズム、2.安全に走行するためのアルゴリズム、3.快適に運転するためのアルゴリズム、そして4.これらを総合的に判断し、動作を決めるアルゴリズムである。車の動作を考える場合、1.の早く目的地に着くロジックだけだと、車は確実に暴走する。しかし、2.の安全ロジックだけだと車は止まったままで動かない。基本的に動かなければ事故には遭わないからだ。そして3.の快適さロジックがないと、いわゆる安全運転には到達しない。そのうえで、3つのアルゴリズムの優先順位を決めるアルゴリズムが必要になる。

ここまでの過程で、既に7つのアルゴリズムが登場している。実際に決めた動作を車が行うには、ハンドルやアクセルなどの動作をつかさどるアルゴリズムも必要になる。
人間ならば無意識下で、しかも一瞬のうちに、「どんな場面においてどのロジックを優先すべきか」を判断しながら運転できる。しかしAIが同じように安全運転をするには、アルゴリズムを設定するだけでなく、それ相応の「学習」が必要だ。

具体的にどうするかと言えば、実際に公道を走り、遭遇するさまざまなケースをインプットする。そして蓄積した無数のデータと各種センサーから送られてくるリアルタイムの情報を統合し、分析しながら有用なパターンを見つけ出す。それを元に学習を重ねることで、もし未知の場面に遭遇しても、「どう動けば安全なのか」を瞬時に判断できるようになっていく。
単機能は強いが、複合的な判断は苦手なAI
一方、医学の分野ではAIの強みと弱みが明確にわかれる分野がある。診断と治療方針決定のサポートである。

一人の医師が経験できる症例の数は限られているが、AIを使えばケタ違いの情報を蓄積できる。しかもその記憶は正確だ。そのような正確なデータベースを元に、患者の症状をリアルタイムにインプットし機械学習させれば、AIは自分で判断しながら診断し、それに合った治療法を見つけることができる。そういう意味で、AIは人間よりもはるかに優秀だ。

ただし、人体は複雑であり、症状が出ていないところに本質的な問題が隠れている場合もある。AIはレントゲンの画像を見て、人間の医師よりも早くそこに映る影を正確に発見できるかもしれないが、それが身体のほかの部位とどう関係しているのかなどを複合的に判断して診察するのはまだ苦手だ。

現時点では、AIはあくまで単機能である。得意とするのは主に「分類」「識別」「予測」の3つであり、活用できる場面はおのずと限られる。

先に触れた医療の話をビジネスシーンに置き換えてみると、「AIを使って工場を効率化したい」という話とよく似ている。AI関係者を悩ませるのは、このような漠然とした問題をドーンと提示され、「AIを使って解決してください」と言われることだ。

現時点のAIが扱える範囲として、「工場」は広すぎる。工場内のあるラインの生産性を上げたいという依頼なら、いくらでもやりようがあるだろう。カメラをつけてラインの動きをモニターしながら、AIが自分で判断してロボットを動かす仕組みを作ることも可能だ。しかし工場全体を俯瞰して、どこに問題があり、それをどう改善すればいいのかを総合的に判断するのは、まだ、人間のほうが得意だ。

鳴り物入りでAIを導入したものの思ったほど成果は出なかったという場合、それは現時点でのAIの能力を正確に理解していないか、過信していた可能性が高い。
人間に例えると、AIはまだ言葉を覚えたての子どものようなもの。可能性は無限だが、大きくやろうとすると失敗する。単機能でもできる、小さな問題にまで落とし込んでから導入することが肝要だ。必要なのは「なんのためにAIを使うのか」という目的を明確に決めること。これはあくまで人間の仕事だ。

例えば、コンビニエンスストアに来店する客の購買履歴を分析したい場合。その気になれば、Aさんという客が何月何日の何時何分何秒に来店し、何を買ったかまで詳細なデータを収集し、それを分析にかけることは可能だ。しかし、顧客にとっての付加価値を上げるという観点で考えた場合、はたしてそこまで細かな情報を分析にかける必要はあるのだろうか?

この場合、もしかすると、朝、昼、夕方、夜くらいの大ざっぱなくくりで分類したほうが、ビジネスにとって意味のある結果が得られるかもしれない。


ロボットは東大に入れるか

2019年01月29日 13時09分57秒 | 社会・文化・政治・経済

東ロボくん(とうろぼくん)とは、日本の国立情報学研究所(大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構)が中心となって2011年から2016年にかけて行われたプロジェクト「ロボットは東大に入れるか」において研究・開発が進められた人工知能の名称。
東京大学に合格できるだけの能力を身につける事を目標としていた。
東ロボくんの開発の過程で、現在のAIは検索による膨大な知識はあっても文章の読解力が致命的にない、AIは意味を理解できない。
プロジェクトリーダーの新井紀子さんは「知識に比べ幼稚な知性」という。
現在のAIの課題が明らかになった。
また、文章の読解力が致命的にないはずの東ロボくんが、50万人いる全受験生の上位20%に入る「MARCH合格レベル」というそこそこの成績を収めたことで、日本の高校生の読解力が危機的状況にあることが明らかになったため、新井紀子さんは高校生の読解力を高める研究に移行し、2016年より国立情報学研究所の主導で行われる、中高生の読解力を問うプロジェクト「リーディングスキルテスト」につながっていく。
あくまで東大合格を目指す「東ロボくん」として代ゼミ模試や進研模試などを受け続けることは2016年で終了したものの、個々の開発者による個々のアルゴリズムの開発は継続しており、また東ロボくんプロジェクトで得られた成果はその後のAI開発や教育政策に役立てられている。
新井 紀子(1962年10月22日 - )は、日本の数学者。
専門は数理論理学、遠隔教育。国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授。


由紀 酒蔵を見学

2019年01月29日 06時30分01秒 | 創作欄
 
 

 

 

由紀 古町商店街

2019年01月29日 03時21分29秒 | 創作欄

 

 徹は昔の建物が好きだった。

新潟市歴史博物館と周囲の建物が歴史的建造物として徹の興味を惹いた。
幕末開港5港のうち、唯一当時の姿で保存されている「旧新潟税関庁舎」を筆頭に、見応え満載な建物がズラリ並んでいた。
「旅行センターで勧められた観光スポットだけど、良いね」と徹は由紀を振り返る。
「そうね」と由紀は視線を走らせるようにする。
何か気乗りしない様子だった。
江戸時代に船乗りの信仰を集めた「湊稲荷神社」にも行ってみた。
狛犬を回して願掛けをする「願掛け高麗犬」が有名で、神仏ではなく、狛犬に願掛けをするというちょっぴり変わった神社である。
元々は、遊女たちによって船乗りが海に出て行けないよう荒天を祈願したのが始まりだそうだ。
狛犬は2体設置されており、向かって右側が男性用(口をあけている方)、左側が女性用(口を閉じている方)となっている。
自分の願いを心に念じながら狛犬を回転させると願いが叶うと言われている。
由紀は何かを祈っていた。
徹は全く信仰心がないので、祈ることはしない。
二人は古町方面へ向かう。

二人が新潟市内を歩いたのは、昭和の早春の最後の年のことであった。

昔懐かしい風情が漂う「古町商店街」。
1番から12番町まで商店街が続き、場所によって完全屋根型、歩道屋根型、屋根なし型の新潟独自の街の景観となっていた。
漫画好きの由紀は、新潟出身の漫画家水島新司や新潟ゆかりの漫画作家である赤塚不二夫、新沢基栄、魔夜峰央を知っていただろうか。
後年、古町の飲み屋のビルなどが並ぶ路地に面した商店街にはドカベンのキャラクターの銅像立ち並び、5番町商店街がマンガストリートとなる。
<マンガ・アニメのまち にいがた>を代表する資料館の「マンガの家」もできたのである。
マンガの家には他の漫画作家に関係する展示もたくさんあり、博物館的な展示もあり、2階に作家別の開架の棚が並んでいてコミックスを自由に読むことができた。
マンガ好きには時間を忘れて過ごせる場所となる。
徹は仕事で新潟に行った時に、マンガの家を知る。
時が流れる中、由紀はどうしているだろうかと追想した。

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古町歴史パネル写真館

27_柾谷小路_二代目市役所_警察署

江戸時代から木造町屋の新潟町は、何度も大火に見舞われています。

明治から昭和にかけても大火が何度もあり、中心部の役所、百貨店、銀行、郵便局、萬代橋なども消失しました。

またこのことが、街並みが大きく変わるきっかけとなり、近代化と結びついています。

古町8番町商店街

furumachi8

「古町8番町」商店街の紹介

 正式名称は「新潟市古町8商店街振興組合」。

新堀通から坂内小路までの約160メートルの間に位置する商店街です。

古町通と通りを挟む西新町通り、東新町通り沿いには郷土料理や海鮮料理、創作料理などを提供してくれる多くの飲食店があります。

比較的気軽に入れる飲食店が多く、9番町とともに新潟市の繁華街の中心として賑わっています。

老舗料亭「鍋茶屋」があるのもこの街区で、店の前の東新道通りは鍋茶屋通りとも呼ばれ、昔ながらの花街のイメージが漂います。

新潟三越とNEXT21にまたがる当該地は、明暦元年/1655年の「明暦の町建て/移転」とともに、長岡藩新潟代官所(後に奉行所)が置かれた『新潟町』の中心的場所(カナメ)です。現在地の白山神社/憲政記念館から西堀/古町/本町/東堀の日和山までの「通と主な小路」は、現在までカタチを変えていません。このことより現在の新潟市古町地域は、明暦元年/1655年より、363年の歴史を有しております。(2018年現在)

また当該地は平成元年/1989年までの334年間、長岡藩町奉行所/徳川幕府奉行所(江戸時代214年)、新潟県庁/新潟市役所などの行政(明治/大正/昭和時代122年)があり、昭和12年/1989から現在までの80年あまりの間には百貨店や商業施設もこの地にありました。平成29年/2017年には、NEXT21内の商業施設退店に伴い、新潟市中央区役所が移転開庁し、行政が27年ぶりにこの地に戻りました。