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宇宙創成(上)

2019年12月23日 12時09分13秒 | 社会・文化・政治・経済
 
サイモン シン  (著), Simon Singh (原著), 青木 薫 (翻訳)
 

内容(「BOOK」データベースより)

宇宙はいつ、どのように始まったのか?人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていた―。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シン,サイモン
1967年、イングランド、サマーセット州生れ。ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を取得し、ジュネーブの研究センターに勤務後、英テレビ局BBCに転職。TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』(’96年)で国内外の賞を多数受賞し、’97年、同番組をもとに第1作である同名書を書き下ろす 

青木/薫
1956年、山形県生れ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

「フェルマーの最終定理」という本が余りに面白かったので
この本のことをブログに書いて、引き続き、同著者、同翻訳者による
「宇宙創生」を読みました。 (上下巻、原題はずばり「Big Bang」)
サイモン・シンと青木薫のコンビの本は次の4冊が出ています。

1.フェルマーの最終定理
2.暗号解読
3.宇宙創生
4.代替医療解剖
私はまだ1.と3.の2冊しか読んでいませんが
このような科学的なテーマを素人にも分かり易く、読み物として面白く書かせたたら
サイモン・シンの右に出る人はいないようです。(2と4も読むつもりです)

この上下2冊も読み応えがあり、大変楽しみながら読むことができました。
詳細は読んでもらうしかないのですが
ビッグバンモデルという宇宙論に至った古代から現代までの数多くの天才科学者(ととりあえずまとめておきます)たちの栄光と挫折が小説のように生き生きと描かれています。
最後の章のあとにシンが置いている「エピローグ」が総括として大変面白い読み物になっています。
ここで、人類が生きている理由と意味は?
といった哲学的、宗教的なことまでに言及されている見事な総括エピローグなので、ここにたどり着く楽しみがあるというものです。
この上下2冊も読み応えがあり、大変楽しみながら読むことができました。
詳細は読んでもらうしかないのですが
ビッグバンモデルという宇宙論に至った古代から現代までの数多くの天才科学者(ととりあえずまとめておきます)たちの栄光と挫折が小説のように生き生きと描かれています。
最後の章のあとにシンが置いている「エピローグ」が総括として大変面白い読み物になっています。
ここで、人類が生きている理由と意味は?
といった哲学的、宗教的なことまでに言及されている見事な総括エピローグなので、ここにたどり着く楽しみがあるというものです。



私のお気に入りの作家サイモン・シンの第三作目、「フェルマーの最終定理」「暗号解読」で数学や科学の面白さを素人にも十分
分からしめてくれた彼の次に選んだテーマはいわゆるビッグバン。元々物理博士号を取り、BBCのプロデューサーであった彼は、十分
過ぎるほどの科学的知識や手法を理解した上で、TVと同じように一般大衆に情報を伝え理解させる技術を用いて、難しい
テーマに取り組んでくれている。彼の作品では、数学や物理学、さらには天文学での歴史的なテーマを解読する数学者、科学者
たちの人間ドラマが描かれるのが特徴である。そして、訳者の青木薫が言う様に、彼の作品を通じてのコアはあくまでも「科学的
手法」に対するサイモン・シンの飽くことのない愛情であろう。この「宇宙創成」でも、「理論」「実験」「観測」の重要性を何度も強調
しながら、それぞれの分野で苦闘する学者たちの姿が読者を惹きつけて離さない。

彼の作品を読んでいると、魅力的な講師が喋る講義を受けているような気になる。今回は、特にそれぞれの章での纏めを章の
最後に付してくれており、以前にも増して分かりやすくなっている。私のような科学音痴が、またまた彼の次作「代替医療」を
読みたくなる、それほどサイモン・シンは魅力のある作家である。



宇宙創世というタイトルですが、宇宙の観測の歴史、といった方が正確ではないでしょうか。人間が宇宙観察をはじめてから観測技術がどのように発展してきたかが物語調で語られるのが本書です。
 地球の外、とんでもなく遠い星や宇宙空間を観測するにはどうしたらよいか。どのような装置で、どんな理論で立ち向かうか、といったことが描かれています。むずかしい数式や科学の理論は出てきませんし、知らなくても楽しく読めます。文系の方でも十分楽しめます。
 『フェルマーの最終定理』『暗号解読』もそうでしたがサイモン・シン&青木薫さん翻訳の組み合わせは最高です。中学生でも読める明快さでありながら大人でも十分楽しめる科学読み物です。



サイモン・シンの強いこだわりを感じました。徹頭徹尾、宇宙論の歴史を人間ドラマとして描きあげている。
この裏には相当地道な取材があったに違いない。それにしても科学者達ときたら、勝ち負け、プライド、ねたみ、憎悪、おごり、保身、屈辱... ドロドロの世界にいるんですね、皆さん!
そんな人間ドラマと同時に、当然、本書では歴史上の古い宇宙観と社会的・宗教的背景に始まり、ビッグバン理論が通説となった理論的背景、そして現在語られている宇宙論仮説の概略に至るまで、がすべて平易に説明されており、専門知識がなくても興味さえあれば、十分楽しめる。いや、楽しくて興味が湧いてくる、というべきだろう。
浅学のわたしは、ビッグバン理論は相対性理論から説明できる仮説の一つだと思い込んでいましたが、原子物理や天文学の発展が欠かせないものであったことを知りました。
ビッグバンでは、ヘリウムまでしか作られない... 宇宙膨張の速度を測る... 電波望遠鏡の意義...
おもしろ〜い!!


古代人の宇宙創成の伝説から始まり、ハッブルの法則まで一気に読めて、読み応え十分。
人類が宇宙創成の謎にどのように挑んできたかの歴史が凝縮されている。
物理・天文学の解説も素人向けでわかり易く丁寧で、また、登場する学者たちの生い立ち、
素性、人間ドラマも読み応え十分。
筆者の力量のさることながら、翻訳も素晴らしい!

覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?

2019年12月23日 07時44分58秒 | 事件・事故


元CMプロデューサーの田原節子さんにより考案されたキャッチコピー、啓蒙広告。

1980年代に、日本民間放送連盟(民放連)によるCMのコピーとして頻繁に流された。

人間やめますか?」の省略でも知られる。

表現が人権問題だという指摘があり、2017年には回復につなげるため『「人間やめますか」のように、依存症患者の人格を否定するような表現は用いないこと』といった内容を含む薬物報道ガイドラインが作成されている。

薬物防止の効果に関する意見

社会学者の宮台真司さんと作家の藤井誠二さんが対談形式で2001年に指摘しているが、薬物依存からの回復を頑張っている人も人間なので「人間やめますか」という表現は人権問題である。

欧米諸国では学校教育でも薬物の特性や影響を教えているが、日本ではあらゆる薬物が一括で人間をやめる薬物として扱われ、廃人になりますということでは知識としても誤りで、どんな薬物にどんなリスクがあるのかと話し合える場がないと、回復の場からもはじき出されてしまう。

2017年でも「人間やめますか」の影響によって、日本では逮捕された芸能人は単に犯罪を犯したというだけでなく、ヒトに近い何かとしてテレビ報道で扱われるようになり、2017年に逮捕された俳優の時も彼が出演した映画シーンはカットされた。

日本国外ではロバート・ダウニー・Jrのように人生のある時点で薬物依存症になり刑務所に入ったこともある人物が世界でも有名な俳優となっているが、日本では国民は芸能人の薬物使用を忘れようとはせず烙印を押し続ける。

2018年に、薬物問題に詳しい国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦さんによれば、日本では「人間やめますか?」のコピーと、薬物依存症者をゾンビのように描く薬物防止キャンペーンによって「人間をやめた人たち、ゾンビのような人たち」だと認識されてしまっているが、厳罰が効果を上げなかった諸外国では、犯罪者として社会から排除するのではなく薬物問題を健康問題として捉えるように変わってきており、国連もそうした言及を行うようになってきた。

(2018年11月には国連システム事務局調整委員会は、国連システムとしての薬物問題への対処法を確認し声明を出したが、人権に基づくこと、偏見や差別を減らし科学的証拠に基づく防止策や治療・回復を促すこと、薬物使用者の社会参加を促すことといった考えが含まれている。)

別の取材で、松本さんによれば「人間やめますか?」は、日本で薬物依存症になることは人間じゃないと認識される問題を生み出しており、社会から強く排斥され、治療のきっかけすら掴めないということがよく起こっているという。

薬物依存からの回復施設、女性DARC(ダルク)ハウスを設立した上岡陽江さんによれば、「人間やめますか」では、自分は人間としてはダメだと回復から遠ざける影響の方が大きいとして、薬物自体ではなくて回復に対する無理解や寛容性のない社会が人生を壊すのだと指摘している。

荻上チキさんらは自身のラジオ番組を通じて、「薬物報道ガイドライン」を作成し2017年1月に厚生労働省で記者会見を開催、放送批評懇談会のラジオ部門大賞を受賞した。

この薬物報道ガイドラインは、松本俊彦のような専門家ら、ダルク、ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)といった薬物問題に取り組む団体が発起人となっており、薬物依存症を回復可能な病気として扱うよう促しており、『「人間やめますか」のように、依存症患者の人格を否定するような表現は用いないこと』といった内容を含んでいる。

日本語の「更生」には薬物からの「回復」ではなく、刑務所での懲役を含蓄しているが、刑務所は依存症からの回復を治療する施設ではない。

そのため出所後も薬物使用の高い再犯率が維持されている。

 


神戸「教師間いじめ」の事件化が秒読み、兵庫県警が任意聴取

2019年12月23日 07時35分44秒 | 事件・事故

 

12/23(月) ダイヤモンド・オンライン

神戸「教師間いじめ」の事件化が秒読み、兵庫県警が任意聴取
教諭間のいじめ問題を受け、記者会見した神戸市立東須磨小学校の仁王美貴校長(右端)ら(2019年10月9日撮影) Photo:JIJI
 子どものいじめ問題が悪質・深刻化する中、今年は「教員間のいじめ」というキーワードがメディアを賑(にぎ)わせた。神戸市立東須磨小学校で、教員4人が同僚の男性に激辛カレーを無理やり食べさせるなど悪質な嫌がらせをしていた問題。兵庫県警は4人を任意で事情聴取しており、事件化するのは間近とされる。この問題を巡ってはインターネットで映像が出回り、市教育委員会が給食でカレーの提供を取りやめたため「改めるべきはそこじゃない」「カレーに罪はない」など多くのツッコミを受け、失笑を買った。(事件ジャーナリスト 戸田一法)
● 「おぞましい行為」と市長

 県警は11月18日、4人の事情聴取を開始。それ以前にも被害男性やほかの教員にも事情を聴いており、暴行や強要の容疑での立件は秒読みとみられる。

 今回、被害者である男性教員が暴力を振るわれたり、嫌がらせをされたりして、精神的に不安定になって9月から欠勤。県警に暴行容疑で被害届を提出していたことは、既にお伝えした通り(「教員間のいじめ」刑事事件への発展が濃厚、原因は「神戸方式」人事か) 。

 その後も新聞やテレビで連日、大きな扱いで報道されるが、市教委や東須磨小の対応は常に後手に回り、世間の理解を得られるようなものでは到底なかった。

 東須磨小は10月16日、保護者説明会を開催し、問題の経緯を説明した。しかし「パワハラと認定した行為だけお答えする」というスタンスで、具体的にどんな行為があったかほとんど回答を拒否。

 また、ショックを受けた児童4人が学校を欠席していたことが判明。ほかにも、カレーを無理やり食べさせている動画に写っている家庭科室に「子どもが入れなくなった」とする意見が寄せられていたことも明らかになった。

 この場で4人の謝罪文書が読み上げられたが「深くお詫(わ)びしたい」「猛省を続けていきたい」「申し訳ない気持ち」「子どもたちを精いっぱい愛してきたつもり」など、何とも乾いた文面だったらしい。

 保護者からは「連れてきて謝罪させろ」「ちゃんと本当のことを話してほしい」「誠意が感じられない」などと、強烈な怒りや抗議の声が上がったという。

 翌17日には、久元喜造市長や長田淳教育長らがこの事件について協議する総合教育会議を開催した。

 久元市長は「おぞましい行為に及んだこうした教員が、なぜ教育現場にいられたのか、市民も疑問に思っている」と強烈に批判。

 長田教育長は「市教委と学校に溝があると聞く。学校は問題を校内で収めたいと思う意識が強いのではないか」と指摘した。
市教委は「教員間の仲がぎくしゃくしていたことが影響したのではないか」と分析。何のブラックジョークかと思うが、4人のうち一部はいじめ問題に対応する指導担当だったという。

● キーマンは前校長

 全国紙社会部デスクによると、市教委は今回の被害者の男性以外にも、複数の教員がパワハラやセクハラの被害を受けていたと認定。そのうちの1人である女性も激辛ラーメンを無理やり食べさせられていたという。

 ここで問題になるのが、今春に異動した前校長の存在だ。

 前校長は今年初め、この女性が激辛ラーメンを食べさせられた事実を耳にしていたという。

 同じ時期には、今回の被害男性との面談で「いじめられてなんかいないよな」と発言。男性教員は圧力を感じ、被害を申告できなかったとされる。

 この前校長は教頭だった17年夏、男性は飲み会に参加しないと告げていたが「新人なら行くべきだ」と強制。市教委は「パワハラに当たる」と認識しており、前校長もそうした点を認めているという。

 こうした嫌がらせに強く関与していた4人のうち男性2人は、前校長と特に親しかったといわれている。

 ほかにも東須磨小で勤務していた女性が「前校長らのパワハラを受けて退職した」などと市議会に訴え、前校長を市議会に参考人招致し、刑事告発するよう求める陳情書を提出したことも明らかになった。

● 休職中の加害者に給与支給

 この事件で市民の反発を招いたのが、4人が休職している間、有給休暇扱いで給与が支払われている点だった。

 4人について「おぞましい行為」と批判した久元市長は10月24日、起訴される可能性がある職員の給与を差し止める条例改正案を提出すると発表した。

 市教委も4人から自主退職の申請があっても受理しない方針を決めた。処分前に認めると、処分を受けずに退職金が満額支給される可能性があるためだ。

 4人は実質的な「謹慎」で出勤していなかったが、市教委の規定には自宅謹慎などの処分は存在しないため、行動は自由で給与も支給される有給休暇の扱いだった。


 市教委は東須磨小に児童の相談を受けるカウンセラーを常駐させ、事実関係の解明のため、弁護士3人による調査委員会を設置したと説明。

 同日開催された市議会文教こども委員会では、東須磨小で児童同士のいじめ認知が2017年度は0件だったのに、18年度は13件、19年度は半年間で16件と急増していることが明らかにされた。

本来、自治体の首長は教育行政を指揮する権限はないのだが、条例の提案は可能。懲戒処分前でも「異常な事態なので、異例な手段で対応する」と、職員の給与を差し止められるよう条例を改正する裏技を使った。

 これには市議から「市長による教育行政への介入ではないか」と懸念する声も聞かれたが、別の市議は「本当なら、市教委がもっと強い姿勢で対応して然るべきだった」と擁護した。

 同29日、改正条例案はスピード成立した。翌30日に公布・施行。4人を休職、31日に分限休職とし、給与を差し止めた。

 これまでの条例では、給与が発生しない「休職扱い」にできるのは「起訴された場合」「病気の場合」に限られていた。

 そのため1人は11月9日、処分を不服として市人事委員会に処分取り消しを求めて審査請求するなど、ごたごたが続いている。

 4人は「いじめは犯罪であり、いずれ警察の御厄介になる」と身をもって児童らに示すことになりそうだ。何とも皮肉な“反面教師”というところだろうか…。

 

ジングルベルの曲

2019年12月23日 06時27分09秒 | 創作欄

クリスマスが近づき、街はツリーやイルミネーションで華やかに彩られている。
幸始郎はジングルベルの曲を聴くと、とても切ない気持となる。
4歳の彼はサンタクロースが居るものと信じていた。
貧しい母子家庭に育っていたので、幸始郎の枕元にはプレゼントは届くことがなかった。
「プレゼント、なぜ僕に届かないの?」と目覚めた彼は母親に聞いてみた。
母親の幸恵は黙って微笑むだけであった。
父親の博之は妹の絵梨が妻のお腹の中にいる時に、女ができて家を出てゆく。
しかも、博之は競馬が好きでサラ金に200万円もの借金があった。
その金は博之の母親の時子が肩代わりした。
両親の結婚は見合いであった。
不吉な予兆というか、想定外であったのは、仲人が突然、自殺してしまったのだ。
結婚式を1週間後に控えていたので、博之の母親は慌てた。
「どうしよう。式場も決まっているし、延期はできないわね」
時子は嫁になる幸恵の母親の雅子に相談する。
「本当に、困ったことになったわね。提案なのだけれど市会議員の近藤英太郎さんにお仲人をお願してはどうかしら。4月に選挙も控えているので忙しいと思うけど、私たち後援会の者の頼みなので受けてくれるのじゃないかしらね。時子さんどうかしら」
「そうね。是非、あなたからお願いしてね」二人は町内会の婦人部の部長と副部長の立場であった。
幸恵は夫の博之が家を出て行った後に、「私たちの結婚は、初めから躓いていたのね」と苦い思いに駆られた。




過密ATM、死角 還付金詐欺、都心被害急増

2019年12月23日 06時16分25秒 | 事件・事故

 毎日新聞2019年12月22日 東京朝刊

都内の還付金詐欺の認知件数と被害額
 「医療費が還付される」という作り話を持ちかけて現金自動受払機(ATM)に現金を振り込ませる「還付金詐欺」が東京都内を中心に急増している。以前からある手口だが、特に無人のATMが使われているケースが目立つ。オレオレ詐欺などの手口の被害は減っており、詐欺グループが被害者や金融機関職員らと接触しない方法に目を付け被害が集中している可能性がある。

 還付金詐欺は、役所の職員などを装って、医療費や保険金、年金などの還付金があるように電話で信じ込ませ…

1145件、被害総額約16億3400万円。

全国被害27億3000万円の約8割に達する。


市役所をかたる還付金詐欺が急増中!! 茨城県取手市でも

2019年12月23日 06時05分01秒 | 事件・事故

松山市消費生活センターなどに、「市役所職員を名乗る人から、過去の医療費の還付を受ける手続きを勧める電話がかかってきた。」「指定された番号に電話するよう言われたが、本当か」というお問い合せが、多く寄せられています。

松山市への問合せ状況

 松山市役所保険課等を名乗って電話があり、「医療費の還付金がありますので、取引のある銀行を教えてください。」「手続きは今日が締め切りなので、携帯電話を持って近くのATMに行ってください。」と言われた。
他に愛媛県社会保険事務局を名乗るものもありました。

市役所からこのような電話をすることはありませんので、絶対に取り合わないでください。