わいせつ行為で小学校・高校教諭を懲戒処分

2019年12月25日 23時32分04秒 | 事件・事故

12/25(水) 群馬テレビ

児童にわいせつな行為を行ったとして、群馬県教育委員会は県内の公立小学校に勤務する男性教諭を懲戒免職処分にしました。

 懲戒免職処分となったのは、東毛地域の公立小学校に勤務する新井宏和教諭47歳です。県教育委員会によりますと、新井教諭は、2017年10月から2019年9月にかけて面識のある小学生につきまとったり、保護者の了解を得ずに自宅に入って抱きしめたりするなどわいせつな行為をしました。

 県教委の聞き取りに対して、新井教諭は「好意を寄せていた」と話しているということです。新井教諭は、強制わいせつ罪などの疑いで2019年10月に逮捕され、11月から休職していました。

 また、停職6か月の懲戒処分となったのは東毛地域の県立高校に勤務する58歳の男性教諭です。男性教諭は、2019年10月下旬から11月上旬にかけて教育相談室などで指導中の女子生徒にキスをしたり、抱きしめたりするなどしました。

 男性教諭は、「相談に乗る中で女子生徒がかわいそうに思えた」と話しているということです。

 男性教諭は24日付けで依願退職しました。県教育委員会の笠原教育長は、「今後も全ての教職員が高い使命感と倫理観を持って職責を全うするよう指導してまいります」とコメントを発表しました。

 

 


郷土の平和構築

2019年12月25日 21時56分05秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽現実が最悪でも、それにとらわれ嘆くのではなく、むしろ<善への転換期>が来たのだと歓喜して、人間と社会を変革していく。
▽人の一念は目に見えない。
しかし、<ここが使命の舞台>だと喜び勇んで励んでいくこともできる。
▽1969年の沖縄は、ベトナム戦争の真っただ中だった。
米軍基地のある沖縄社会は騒然としていた。
<なぜ自分は、こんな時、この沖縄に生まれなければならかったのか>と、ぶっけるような悲しみと憤りを感じていた、という沖縄の青年。
だが、「皆さんには、郷土であるこの沖縄に、平和の砦を築く使命がある」と励まされる。
そこで、青年は自身の心がパッと晴れ渡り、<沖縄に生まれて、本当に良かった> <自分の使命>はこの郷土の平和構築にあると心から思い歓喜したと言う。


教育・育児理念が問われている

2019年12月25日 21時00分33秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽親子の絆を強める鍵は、子どもの話を優先してじっくり<聞く>ことだ。
▽教育・育児理念が問われている。
人間性豊かな心を如何に育むのか。
▽一人一人の意欲。
協調性といった非認知能力を育む。
▽時計の針が
前に進むと「時間」になります
後に進むと「思い出」になります
寺山修司の言葉
▽1年を振り返り、どれだけ「幸福な思い出」を刻めたか。
▽今を真剣に生きる時間が未来を輝かせる。
▽期待されるのは生命力が旺盛になること。
▽他者の幸福を願うと不安が減少し精神状態が改善する-との研究結果がある。
▽一対一の対話の中から歴史は築かれ、社会、世界へ幸福の波動は広がっていく。
▽あなた方は何を嘆くのか。
楽しむための人生だ。
しかし、いろいろな悩みがあり、宿業もある。
事件もある。
それらをすべて、自分で「楽しみ」にも変えていくことができる。
苦しみも、悲しみも全部、自分の一念で、喜びに変えていける。
ゆえに勇気をもって、強く、まっすぐに生きていくことだ。
幸福は自分自身の勝利である。
自分の一念で幸福は勝ち取るものだ。


<関わり合い>の基本は

2019年12月25日 20時55分05秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽人生とは、限界に挑み、わが境涯を拡大すること。
▽<自信を持つこと> <絶え間なく持続すること> <がむしゃらに、読み抜くこと> <よい先生を求めること> <よい辞書を持つこと>
▽忍耐強く努力した分だけ、必ず大きな根を張り、何ものにも負けない人生の栄光の力となっていく。
▽生命の道は、進歩の道である-魯迅の言葉
▽人類を同胞として結ぶ学問-これが語学である-トルストイの言葉
▽限界に挑んだときに、境涯を拡大できる。
苦難に負けてないけない
▽人と人との関係性が<生きる価値>をつむぐ。
▽人からどう見られるかが、幸せの基準だと思っていた。
だが、人のために生きる喜びを知る。
▽安心して暮らせることこそが、<生きる土台>になる。
▽幸せは正しい行動の後についてくる。
▽<関わり合い>の基本は、目の前の一人に寄り添うことだ。
▽われに仕えようと思う者は、病者を看護せよ-釈尊の言葉
▽生命は尊厳であるといっても、ひとりで輝くものではない。
関わり合いの中で、他者の生命は真に<かけがえのないもの>として立ち現れる。
それをどこまでも守り支えたいと願う心が自分自身の生命をも荘厳するのだ。
▽ありふれた日常。
お互いの関係性の中で<生きる価値>を実感し、心が満たされていく。


心の余裕が、人生を豊かにする

2019年12月25日 20時09分05秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽偉大な心は、常に感恩の情にに満つ-新渡戸稲造
「恩」を知る大切さを述べる。
▽恩を忘れた時から、人間の堕落が始まる。
恩を知ることが人間の道だ。
▽愚痴と文句は、歓喜を奪い去り、心をすさんだものにする。
▽自分で自分を不幸にしていく人たちが如何に多いことか。
▽心の余裕が、人生を豊かにする。
▽多くの花は、風や無視虫などの助けによって受粉し、実を結ぶ。
人間もまた、一人では生きられない。
▽家庭や地域、学校や職場など、常に誰かを支え、支えられる中で生きている。
それを忘れずに、周囲の人に感謝の思いで接していく。
これが、よき人間の在り方といえるだろう。


陰の労苦の人に思いを馳せる

2019年12月25日 20時05分16秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽最も難しい勝利は、自分に勝つこと。
▽一人を大切にする。
誰も見捨てない。
▽自身を磨き抜く中に宝の人生は築かれると確信する。
▽歴史に残る壮大な歴史を綴る。
▽知っておくのと、知らないままでは、<初動>に大きな差が出る。
▽毎度のことであっても、当たり前のことは何一つない。
陰の労苦の人に思いを馳せる。
▽若い時の薫陶があって、今の自分がある。
▽それぞれの<やれる>ことに挑戦していけば、それが<やりがい>につながる。


「なぜ、弱者を叩く社会になったのか?」

2019年12月25日 17時01分58秒 | 事件・事故

表現のこれから

2019年10月15日  JST

相模原事件から考えた、不寛容な時代

相模原市の障害者施設で45人を殺傷した植松聖被告。社会は彼に怒りをぶつけたのか。

宮処凛さん

命の選別――。

映画や小説といったフィクションの世界ではない。

この日本で、リアルにそんな言葉を聞くことになるとは思ってもいなかった。

2016年7月に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された(うち19人が死亡)「相模原事件」によって、この「命の選別」という問題が色濃くなり、恐ろしくなったことをよく覚えている。

先日の台風19号の際にも、ホームレスの人たちが避難所への入所を断られ、この言葉がまた話題になっている。

インターネットなどを通じて、ばらまかれる悪意

――雨宮さんは、ハフポストで掲載しているブログで何度もこの相模原事件について言及をしています。そして、今回は書籍を出版。この事件にとてもこだわりがあるように感じられますが、これほどまでにこの事件が雨宮さんの関心を引き寄せる理由はどこにあるのでしょうか。

そう言われてみると、確かに関心が強いかもしれませんね。

本の中でも言及していますが、例えば2008年に起きた秋葉原通り魔事件の加藤智大は、誤解を恐れずに言えば“わかりやすい”と思うんです。加藤自身がネットの掲示板で犯行に至るまでの思いを書き込んでいたり、動機や本人が身を置いていた環境など「人となり」がつかみやすかった。

でも相模原事件の植松被告は、違います。一見ごく普通の若者ですし、悩みや心の叫びのようなものは聞こえてきません。「死刑になりたかった」「誰でも良かった」という自暴自棄になったうえでの事件とも異なります。だから、この事件、そして植松被告には、なんとも言えない不可解さのようなものを感じていると言えるでしょう。

また今回被害に遭われたのが障害のある方たちということで、遺族も名前や顔を出しにくいという状況のなか、社会の中で忘れ去られるスピードがとても早かったとも感じていました。世の中での忘却のされ方も植松被告の望んだ通りにというか、生産性がない人間を抹殺することができる=殺しても忘れられるという図式になってしまっている気がしてなりません。更に言えば、そういった植松被告に社会がそれほど怒っていない印象すら受けるのです。 

――今回6人の方と対話をして、雨宮さんの抱えていた植松被告への不可解さは解消されましたか?

本の中で、植松被告と何度か面会をしている、福岡のRKB毎日放送の記者で、現在は東京報道制作部長をしていらっしゃる神戸金史さんとお話ししました。その中で、植松被告はあの事件を起こしたことで「自分は役に立つ側の人間になった」と感じていること、「障害児を育てることに苦しんでいる母親を救いたい」という思いがあったということを聞き、びっくりしました。恐ろしいことにあの事件は彼にとって、「善意」に基づいていることになる訳です。

そして、批評家で元障害者ヘルパーの杉田俊介さんと「べてるの家」の理事・向谷地生良さんが同じ出来事を指摘していたことも驚きでした。その指摘とは、相模原事件が起きたのと同じ年の3月に、マイクロソフトが開発したAI(人工知能)の実験で、インターネットにAIを接続したら勝手に学習して、ユダヤ人のホロコーストを否定したり、ヒトラーを礼賛するような発言をするようになったというニュース。

つまり、植松被告もインターネットなどを通じて世の中に散らばる悪意をフィルタリングすることなく「学習」して、彼自身がその悪意を体現してしまったというか、植松被告がAIやBOTのようなものと近いのではないかとも考えられる指摘です。この視点はこの本を作るまで私の中になかったものなので、とても衝撃でした。


雨宮処凛さん

無意識で「選別が始まっているんだな」と感じる

――私はこの本の中で、この相模原事件は入り口でしかないというような指摘があったことに、とても恐怖を感じました。

相模原事件から2ヶ月後、アナウンサーの長谷川豊氏が「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」とブログに書いて起きた大炎上や杉田水脈議員の「生産性発言」などもそうですが、植松被告と同じように、本気で「日本には財源ないから、障害者や高齢者のような役に立たない人の面倒見るなんて無理だよね」という話を善意からしてしまう人が出てくるようになってきていると感じます。「日本はもうある程度パイが限られているから、命の選別をしなくてはいけない」という空気感も相模原事件を機に強まっているのではないでしょうか。

貧困問題にずっと取り組んできた私は、ずっと「人の命を財源の中で語るな」ということを訴えてきました。ですが、2012年の第二次安倍内閣以降、この言葉がどんどん通用しなくなり、鼻で笑われるようになっている感覚がありますね。

――本来であれば財源の有無など国の政策によって生じている問題に関しては、国や政治家に怒りや批判が向くべきものだと思いますが、それが障害者、高齢者、生活保護を受けている人に向かうのが不思議でなりません。しかも、そういった「弱者」とされる人が、他の誰かから見ると「恵まれている」人とされ、敵とみなされる空気感も感じます。

障害者も病気の人も、あるいは生活保護を受けている人なども、好き好んでそうなっているのではないのに、その人自身が悪いかのように言われることってありますよね。

2000年代になって、「公務員バッシング」が起きたのを覚えていますか。公務員は安定した職業で、いい給料をもらっている特権階級だと非難されるようになったわけですが、日本全体の景気が良くて給料の良かったバブルの頃は、誰も公務員が特権階級だなんて思いもしなかったはずです。

格差が広がり、貧困が進んでいくと、こんなことが起きるんだなと公務員バッシングを見て感じていたところ、その後、2010年ごろから「自分はフルタイムで働いているのに、給料は生活保護以下」と生活保護バッシングが起き始めます。低賃金に怒るのではなく、生活保護を利用している人を非難する。鬱で休職した職場の同僚をディスったり、その人が遊んでいないかFacebookを監視したりしているような動きが出てきたのもこの頃だと思います。

それがますます進んで、障害者が「特権」になりつつある。今の世の中、生きづらさを抱えている人やうつなどの精神疾患を患っている人も多いけれど、病名がつかないと、どれほど辛くても、社会福祉などの支援は何も受けられません。でも障害者は障害年金もあるし、様々なフォローがあるから特権だという声すら、最近では聞こえてくる。末期の末期としか言いようがありません。

――そういった空気感の中で、植松被告のような人、相模原事件のような事件は増えていくとお感じになりますか。

相模原事件のようなことが起きて「命の選別」を匂わせるような空気が出てくると、無意識でみんなが「選別が始まっているんだな」と感じるようになるでしょう。そうすると自分は生産性があることを殊更に強調しようとして、そのために人を叩いたり蹴落としたりする人や、勝手に人の価値を決める「選別ポリス」も出てくるでしょうね。そして、生きられる資格がある人の枠がどんどん狭まっていく。植松被告は、その第1発目のヨーイドンをしたわけですよね。だから、相模原事件に似た事件は増えていく可能性はあると思います。

一方で、地味なことですが最近ものすごく怖いと思うのは、駅のホームなどで女性だけを狙ってわざとぶつかってくる男性や、赤ちゃんの抱っこひもの背中についているバックルをはずす人などが話題になっていることです。抱っこ紐を外されて赤ちゃんが落ちたら、命を落とすでしょう。わざとぶつかる男も、状況によってはぶつかられた人は死に直結します。そういう殺意が日常にあって、その殺意の存在をみんなが知っている。そんな異常な社会で生きているということによほど自覚的にならないと、自分もいつ加害側になるかわからないと思います。

 来年の1月から始まる裁判で注目していること

――来年の1月から植松被告の裁判が始まります。どんなことに注目していますか?

先ほどもお話しした通り、植松被告は思想も背景も見えない。もしかしたら何かに影響を受けているのかもしれないけれど、それが何かもわからないし、人間性が見えません。裁判を通じて、不可解な彼という「人間」が見えてくるのか気になるところですね。

そして、もう一つ植松被告が裁判で何を語り、それをどこまでマスコミが報道するかも大きな問題だと私は考えています。相模原事件の直後、耳を塞ぎたくなるような植松被告の言葉、例えば「生きる価値がない」というようなものがたくさんマスコミで流れました。それを耳にした当事者はどれほど辛かったことか……。植松被告が法廷で話す言葉は、人をボコボコに殴りつける暴力のような言葉になる可能性があります。マスコミの方にはそういったことも考えて報道して欲しいと思っています。

――『この国の不寛容の果てに 相模原事件と私たちの時代』を読んでいて、私は「相模原事件」を扱った本というだけではない、もう少し大きなテーマのようなものを感じたのですが。

確かにおっしゃる通りです。

最近だと国連気候行動サミットでスピーチをしたグレタ・トゥーンベリさんをネット上で批判する人を多く見かけました。なぜ、彼女を口汚く罵る人が多くいるのか。なぜ、精神的に追い詰められて休職するひとを笑い者にしたり、休職している人のFacebookを監視したりする人が現れたのか。女性にわざとぶつかる男、抱っこ紐のバックルを外す人はどうして出てきたのか。そういったことを考えていくうえで、私たち一人ひとりが、この10年、20年くらいで自分がどれだけ殺伐として冷酷になったのかを考える必要があると思うんです。その背景には「環境ハラスメント」というか、社会から受けた抑圧のようなもの、例えば常に競争を煽られ、それに負けたら死ぬというような恐怖もそのひとつだと思いますが、そういうものの蓄積があるのではないかということを考え直してもらいたいのです。

世界や日本で起きている出来事に対する自分の感じ方、考え方、そして苛立った時にしている行動が、日本の社会によって作られているんじゃないかということを、この本を読んでもう一度見つめ直していただけたらと思っています。

 
 
 

地域で暮らす/下 不寛容、障害児にも

2019年12月25日 16時56分01秒 | 社会・文化・政治・経済
 
毎日新聞2019年12月24日 

 毎日新聞の調査で、過去5年間に少なくとも全国21都府県で計68件の住民による反対運動が起きていたことが明らかになった障害者施設では、大人だけでなく、子どもの施設にも厳しい視線が住民から向けられていた。一方、開設後に対立を乗り越え、施設側と住民の交流が広がったケースもあった。優生思想を背景とした障害者差別を解消し、共生社会をつくるヒントを現場から探った。【上東麻子、千葉紀和】


地域で暮らす/下 不寛容、障害児にも

2019年12月25日 16時56分01秒 | 社会・文化・政治・経済
 
毎日新聞2019年12月24日 

 毎日新聞の調査で、過去5年間に少なくとも全国21都府県で計68件の住民による反対運動が起きていたことが明らかになった障害者施設では、大人だけでなく、子どもの施設にも厳しい視線が住民から向けられていた。一方、開設後に対立を乗り越え、施設側と住民の交流が広がったケースもあった。優生思想を背景とした障害者差別を解消し、共生社会をつくるヒントを現場から探った。【上東麻子、千葉紀和】


小説 「ワンダー」

2019年12月25日 08時23分20秒 | 社会・文化・政治・経済

R・J・パラシオ (著), 中井 はるの (翻訳)

 

内容紹介

 

オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外は。生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。全ての人に読んで欲しい、心ふるえる感動作。

 

出版社からのコメント

 

正しいことをするか、親切なことをするか、 どちらかを選ぶときには、親切を選べ。 ──ウェイン・W・ダイアー (本文より)<Br> <Br> 本書は「いじめ」を題材にした児童向けの小説ですが、その枠におさまらず、多くの人を魅了して米国ではNYタイムズベストセラー第1位になりました。今回、全国の書店員さんをはじめ、たくさんの方に原稿を読んでいただきましたが、みなさんから「何度も泣いた」「多くの人に読んでもらいたい」など、熱い感想をいただいています。
物語は主人公のオーガストだけではなく、同級生や姉など多数の視点から、それぞれの立場、それぞれの感じ方がリアリティを持って語られています。読者はその中の誰かに共感し、誰かの想いを感じ取り、自分の中の何かを変えていきます。そういう力を持った、言葉と物語の力を感じる傑作です。 <Br> 全世界で800万部の感動作。

 

内容(「BOOK」データベースより)

 

きっと、ふるえる―オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は。全世界300万部の感動作。

 

著者について

 

R・J・パラシオ
アメリカの作家。本書がデビュー作。アメリカの出版社で、長年アートディレクター、本のデザイナー、編集者として多くの本を担当してきた。夫と二人の息子、二匹の犬とニューヨーク市に住んでいる。

中井はるの
外資系企業勤務を経てフリーの翻訳家となり、出産以後は児童文学の翻訳に携わるようになる。2013年、『木の葉のホームワーク』(ケイト・メスナー)の訳で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞。

 

これは読むべし。絶対読むべし。ぐいぐい引き込まれていき、一気読み。余韻もすごい。これは読むべし。絶対読むべし。ぐいぐい引き込まれていき、一気読み。余韻もすごい。


映画好きの友人が最近読んでる本とのことで教えてもらって図書館で借りて読んでいました。お姉ちゃんの章でとても感情を揺さぶられ途中読めなくなり返却。ですが、どうしても読みたくなり購入しました。読み進めると本当にとてもいい本で、小学1年生の娘がもう少し大きくなる頃にすすめたいなと思っています。


小学六年生の息子に買いました
息子が読むよりも、大人の私が先に
読んでしまい、のめり込むように読んでしまいました。分かりやすいストーリーで、面白く、何かを考えさせられる本でした


映画を見てからの本。
映画ではわからなかった部分が、それぞれの家族の視点から描かれている。
人の心なんてわからない。同じ世界に住んでいるはずなのに、見ている世界はみんな違う。
みんな違うってことは絶望することではなくて、希望なんだって思った。


順番に家族でよみました。
子供たちは自分の立場と重ねて読んでいたようです。
時間のある夏休みに読み応えのある本でした。


子供が喜んでました。役立ってるようです。
学校の友達もみんなも持ってるみたいです


娘が映画を見て「原作読みたい!」と珍しく言い出した本です。以前書店に平積みされていたのは知っていましたが、いざ探しに行くと見当たらず。
Amazonのおかげで素早く、定価よりも安く手に入り、満足です。




「障害者はいなくていい」

2019年12月25日 08時18分57秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

異質を超え本当の友情

いろんな考えを持つ自由はありますが、ネットに書き込むのではなく、自分の中でどう昇華させてプラスの感情に変えるかが大事です。
人に親切にしている限りは、誰かを傷つけることにはならないはずです。
自分とは異質な存在と友達になるのは難しいかもしれませんが、内面を知ることで本当の友情が生まれると思います。
最初から100点の親はいません。
いろいろな人がいることを親子で学ぶチャンスを得ることが大切です。
翻訳家 中井はるのさん-小説「ワンダー」を翻訳
(毎日新聞12月24日記事から一部を引用)