藤井聡太竜王、大会最年少優勝ならず 豊島将之JT杯覇者に攻め合いで敗れる

2021年11月21日 23時51分33秒 | 社会・文化・政治・経済

「受けに回って頑張る手を指さないといけなかった」/将棋・JT杯
11/21(日) 18:53配信


ABEMA TIMES
藤井聡太竜王

 将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が11月21日、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の決勝で豊島将之JT杯覇者(31)に敗れ、大会最年少、10代初の優勝を逃した。今年度、3つのタイトル戦など15局指し12勝3敗と圧倒していた豊島JT杯覇者との対戦だったが、中盤の攻め合いのところで形勢を損ねると、粘りの攻めも届かず敗戦。豊島JT杯覇者に対する連勝も「7」で止まった。

【動画】藤井聡太竜王、日本シリーズ初優勝ならず

 最年少四冠を達成し、棋士の序列1位にもなった藤井竜王だったが、公式戦最速の早指し戦で、頂点にはあと一歩届かなかった。両者得意の角換わりから始まると、50手過ぎまで両者ほぼノータイムで指し進める超ハイペース。中盤に差し掛かったところで、豊島JT杯覇者が攻めに来たところに反発、攻め合いを挑んだものの、最終盤の王手ラッシュも届かず敗戦。終局後は「もう少し受けに回って頑張る手を指さないといけなかった」と振り返った。

 今年度はタイトルを4つ獲得し、年度最高勝率にも届こうかという勢いで勝ち続けていた藤井竜王。ただ、わずかなところで差をつけられれば、豊島JT杯覇者をはじめ、トップクラスの棋士には見逃してもらえず、本局のように敗れることもある。改めて藤井竜王が戦い続けている場所が、超ハイレベルであることを示す一局にもなった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

 

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米 人種差別抗議デモに発砲で2人死亡 白人男性に無罪評決

2021年11月21日 23時37分29秒 | 事件・事故

2021年11月20日 13時44分  NHK

アメリカ中西部ウィスコンシン州で、去年、人種差別への抗議デモの最中に銃を発砲して2人を死亡させたとして殺人などの罪に問われた18歳の男性に対し、地元の裁判所の陪審員は19日、無罪の評決を言い渡しました。正当防衛との主張を事実上認めたものですが、現地では抗議活動が起きる可能性があるとして、警戒が高まっています。

ウィスコンシン州のケノーシャで去年8月、黒人男性が警察官に銃で撃たれた事件に抗議し、人種差別の撤廃を求める大規模なデモが行われました。

当時17歳だった白人男性のカイル・リッテンハウスさんは、このデモの最中に銃を発砲して2人を死亡させたとして、殺人などの罪に問われました。

裁判で男性は、デモの参加者から襲われそうになったため発砲したもので、正当防衛だったとして無罪を主張していました。

4日間にわたる審理を終えた陪審員は19日、すべての罪に対して無罪の評決を言い渡しました。

正当防衛との男性の主張を事実上認めたものですが、検察側は上訴できないため、評決は確定しました。

この事件をめぐっては、当時、男性が白人至上主義の思想を持っていたとされることや、12人の陪審員のほとんどが白人だったことなどから、現地では抗議活動が起きる可能性があるとして、周辺の地域に州兵が配備されるなど警戒が高まっています。

バイデン大統領 国民に平静を呼びかける
評決を受けて、バイデン大統領は声明を発表し「この評決は、私を含む多くのアメリカ人に怒りや不安を与えるだろうが、陪審員が話したことを認めなくてはいけない」と述べたうえで「すべての人に、法の支配にのっとって平和的に意見を表明することを求める。暴力や財産の破壊は民主主義にふさわしくない」として、国民に平静を呼びかけました。
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