創作 いじめ反撃

2021年11月26日 18時25分32秒 | 創作欄

「いじめられただけで、人間は死ぬのか?!」
長田勇気は、中学生の親友の自殺を伝え聞くとともに狂暴なまでの敵愾心や耐え難い怒りを持て余すほどに。
そして、異常なまでの心の高ぶりに抗せずに、皮肉な冷笑を浮かべたのである。
「俺は、君のように、負け犬では終わらないぜ!」
俺なら、<いじめた奴らに、反撃する!>
<自ら死んだお前は、しょせん負け犬!>
「俺は、お前と同じように、これまでいじめを受けてきて、何度も死にたくなったけど、死なかったよ。俺は絶対に、負け犬には終わらないぜ!」と報復を決意する。

昭和30年代、勇気の実家に遺された日本刀は勇気の沖縄で戦死した父親の遺品であった。
勇気は、その日本刀でいじめた相手の中学生の右足を切断する。


創作 競輪を知り過ぎた? 2)

2021年11月26日 17時10分58秒 | 創作欄

利根輪太郎は、失業の身であった。
唯一の親友とも言える奈良岡友和の依頼で、岐阜へ行くことなる。

彼は、大久保のアパートから、取手の公団住宅に移転したことから、競馬を1時中段して競馬を始めたえていた。
人間、金がないと万事に否定的になるし、決断にも迷いが出るものだ。
弱気になったら運も尽きて、後は下降するばかりである。

そこで、「自分を信じることだ」と自身を鼓舞する他ない。
競輪の予想行為を否定するので、スポーツ新聞などは買わない。
今日は4月24日。
輪太郎は、2-4の車券で賭けることにした。
2-4を2レースから買い続けて、幸運にもやっと9レースに2-4が出た。
万車券が的中!
500円が5万4300円の払い戻しとなった。
財布には、残り7000円しかないので、守りの姿勢とになり2-4の車券を1000円は買えなかったのだ。
実は、岐阜へ行けるかと危ぶまれる状況まで、彼は追い込まれていた。
新幹線の往きの片道切符は既に買ってあったが、競輪に負けたら<帰りの電車電車賃>はどうするか?とまで追い込まれてしまっていたのだ。
「俺の愚かさだな!己に呆れるばかりだったな」と落ち込む。
だが、車券が的中! 歓喜を胸にスナック「止まり木」で安堵して酒を飲む。
<明日は、午前7時の東京発新幹線に乗らねば>と彼は気持ちを引き締める。
輪太郎は結局、午後5時から9時まで競輪仲間と競輪談義などをしたり、カラオケなどを歌う。
ママの菜穂は有線放送で、自分の好きな歌謡曲をリクエストしていた。
ママの姪さくらは歌手を目さして、千葉・松戸のカラオケ教室でカラオケを習っていたので、客とデュエットなどをしていた。「うまいな!」客たちは、さくらのその歌声に舌を巻く。


フレイル予防

2021年11月26日 13時26分55秒 | 医科・歯科・介護

人は年を取ると段々と体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。
このように心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼びます。

都民の皆さんが健康で長寿を目指すため、東京都医師会は行政や関係団体と連携してフレイル対策に取り組んでいます。

 

3分でわかる「フレイル」

 

※画面が表示されない場合はこちらをクリックしてください。


本会と東京都が共同で制作した「住み慣れた街でいつまでも―フレイル予防で健康長寿―」からフレイル対策を図解でわかりやすく説明したページをピックアップしました。

 

フレイルって何だろう?

 

これらは、年齢を重ねると誰もが感じることです。このような虚弱の状態のことを『フレイル』といいます。日本は男女とも平均寿命が延伸して、世界トップクラスの長寿国ですが、これからは「元気に自立して日常生活を送ることができる健康寿命」を伸ばすことが大切です。

<フレイルの位置づけと流れ>

*併存症:異なる病気を併発している状態のことです。高齢になれば、心臓疾患、糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風等いろいろな病気との併発が考えられます。

都民の皆さん一人ひとりが主役となって、いつまでもいきいきと前向きに暮らし続けるために『フレイルの予防』(虚弱、老化の予防)について考えていただければと思っています。

<フレイルの3つの要素>

*ロコモ(Locomo):ロコモティブシンドロームの略称。骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に支障を来している状態のことをいいます。

*サルコペニア(Sarcopenia):加齢に伴って筋肉量が減少する状態のことをいいます。サルコペニアは、ギリシャ語でサルコ(筋肉)とペニア(減少)の造語です。

ポイント①:「メタボ対策」からフレイル予防へ

高齢期のBMI(体重と身長の関係から人の肥満度を示す自分の体格の指標)は、中年期以前とは異なり、少し高めの方が、栄養状態や総死亡率の統計からみてもちょうど良いことが分かってきました。「メタボ対策」から、しっかり食べて栄養状態を保つ「フレイル予防」に考え直してみましょう。

ポイント②:何もしないと筋肉は衰えます

フレイルの最も大きな原因の1 つが筋肉の衰えです。たんぱく質を含んだ食事をとり、定期的な運動によって筋力が衰える現象(サルコペニア*)の進行を遅らせることが大切です。

ポイント③:早めの気付きが重要!

心と体のちょっとした衰え(前虚弱:プレ・フレイル)にいち早く気付くことが大切です。そして、自分事として前向きに捉えて行動することがその後の効果も大きいと考えられています。気付きのヒントがオール東京チームから発信されています。

<健康長寿に大切な3つの柱>

栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加の3つの柱は、お互いに影響し合っています。どれか1つだけをすればいいというものではありません。3つの柱をうまくリンクさせて自分の生活サイクルに組み入れていくことが大切です。

<社会とのつながりを失うことがフレイルの最初の入口です>


 

やってみよう!フレイルチェック


監修:東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢教授 ストップフレイル「フレイルを予防して健康長寿を伸ばしましょう」

ストップフレイル「フレイルを予防して健康寿命をのばしましょう」
監修:飯島 勝矢 教授(東京大学 高齢社会総合研究機構)


 

東京都医師会のフレイル予防への取り組み

 

① 健康スポーツ医

日本医師会は1991年より、運動やスポーツをすることによって健康増進を図る取り組みとして、一定の研修を習得した医師に日本医師会認定健康スポーツ医という資格を付与しています。

東京都医師会では、健康スポーツ医学委員会を設置し、健康運動の推進について毎月1回委員会を開催しています。また年に2回健康スポーツ医学研修会を開催して、資格更新および最新の知識の習得のための研修会を提供しています。健康スポーツ医は、地域において住民の健康相談、運動指導、体力増進、スポーツ活動におけるアドバイス等、フレイル予防を含めて日々地域の医療・介護・福祉の分野で活躍しています。

 

②「運動は医療である」Excise is Medicine

2020年に東京オリンピック、パラリンピックを迎えますが、東京都医師会は、運動、スポーツが健康増進に寄与するという概念をレガシーとして打ち出しました。2018年2月のハーバード大学の武見プログラムにおいて尾﨑治夫東京都医師会会長が、フレイル予防、健康寿命延伸に向けて「運動することが医療である(Excise is Medicine)」をテーマに基調講演をしました。

 

③ 第17回 都民公開講座「適切な運動でフレイル予防―健康寿命を延ばそう―」

【1】なぜ老いる?ならば上手に老いるには―健康長寿 鍵は“フレイル”予防―
   飯島 勝矢氏(東京大学高齢社会総合研究機構 教授)

【2】知っておきたい歩き方・走り方のコツ―正しく知って、しっかり“フレイル”予防―
   谷川 真理氏(マラソンランナー)

【3】10年後に動ける身体を作る食事とは
   足立 香代子氏(臨床栄養実践協会 理事長)

【4】立っても、座ってもできるラジオ体操のワンポイントレッスン
   押味 愛里沙氏(元NHKテレビ体操アシスタント)


 

関連資料

 

公益社団法人 東京都医師会


SNSでの誹謗中傷は、この国をむしばんでいる

2021年11月26日 13時00分00秒 | 事件・事故

NEWS
2020年06月17日 12時37分 JST | 更新 2020年06月17日 14時09分 JST

SNSの違法な中傷、放置で最大60億円の制裁金も。規制強めるドイツ法は理想のモデル?専門家に聞いた

木村花さんの訃報を受け、SNSの誹謗中傷の対策に向けた動きが進んでいる。違法な書き込みへの規制を強化したドイツは良い手本なのか?

慶應大の鈴木秀美教授に尋ねた。
國崎万智(Machi Kunizaki)

ドイツの連邦憲法裁判所。親しみやすいようにガラス張りの造りになっている

人気リアリティー番組に出演していたプロレスラー木村花さんが5月、亡くなった。木村さんは、番組内容などを巡ってSNSで激しい誹謗中傷を受けていた。

木村さんの訃報を受け、自民党はネット上の誹謗・中傷対策を検討するプロジェクトチーム(PT)を発足。NHKなどによると、PTは6月16日、総務相に提言を提出。提言には、表現の自由に配慮した上で、発信者情報の開示要件の緩和や投稿記録の保存期間の延長などを盛り込んだ。さらに、侮辱罪の厳罰化を法務相に求めた。

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書き込みの規制強化は、「憲法が保障する『表現の自由』を脅かす」との懸念と常に隣り合わせにある。ドイツでは、難民らへのヘイトスピーチの深刻化を背景に、ネットの書き込みの規制を厳しくする法律が2017年に成立。国際的にもSNS対策の先行事例として知られる。ネット上の誹謗中傷をどう防ぐか。規制強化の議論が加速する日本は、ドイツの経験から何を学べるか。慶應大メディア・コミュニケーション研究所の鈴木秀美教授(メディア法)に尋ねた。

■事業者に多額の制裁金
ドイツでは17年、SNS上のヘイトスピーチなど、現行法で禁止された表現の削除をSNS事業者に義務付ける法律「SNSでの法執行を改善するための法律」(SNS対策法)が成立。翌18年1月から、本格運用が始まった。

対象となる事業者は、ドイツ国内に200万人以上のユーザーが登録しているプラットフォームで、Twitter、Facebook、YouTubeなど約10社だ。

SNS対策法とは、どんな内容なのか?

鈴木教授によると、同法はSNS事業者に対する

1違法内容の削除義務

2苦情対応の手続きを整備する義務

3半年ごとに、苦情対応の状況の報告義務

4義務に違反した場合の過料(制裁金)

を盛り込んでいる。

削除義務の対象になるのは、刑法が禁止する違法情報。具体的には、違法組織のマーク使用/国家を重大な危険に晒す暴力行為の指導/国全体を陥れるデマ/ヘイトスピーチ/侮辱/誹謗・中傷――などだ。

SNS事業者は、利用者から違法情報の苦情を受けた時、違法性を判断し、明らかに違法な場合は24時間以内に削除するか、ドイツ国内からのアクセスを制限しなければならない。明らかに違法とは言えない場合も、7日以内に違法性を判断し、違法であれば削除またはアクセス制限をしなければならない、と定める。

SNS対策法の監督は、ドイツの連邦司法庁が担う。司法庁は、効果的な苦情処理を全く、あるいは適切に行わない法人の事業者に対して、最大5000万ユーロ(約60億円)の過料を科すことができる。

オンライン取材に応じる鈴木秀美教授
HuffPost Japan


■なぜ規制強化?
ドイツ政府が、SNSの違法な書き込みに対する規制を強化した背景に何があったのか?

鈴木教授は「ヘイトスピーチの深刻化」を最大の理由に挙げる。

ヘイトスピーチとは、特定の人種や民族、宗教を信仰する人などに対して、差別や暴力をあおったり、侮辱したりする憎悪表現のこと。日本には、ヘイトスピーチに対して一部の自治体で罰金を科す条例があるものの、刑事罰を科す法律はない。

一方、ドイツでは、ヘイトスピーチ は「民衆扇動罪」として刑事罰の対象となっている。印刷物や放送、ネットで行われたヘイトスピーチは、3年以下の自由刑(受刑者の移動の自由を制限する刑罰)または罰金が科される。

「2015年には、シリアなどから多くの難民がドイツに逃げ込みました。この頃から、難民や難民支援者に対して『ドイツから出ていけ』と言ったり、『難民の住居に火をつけろ』といった暴力をあおったりするヘイトスピーチがSNSで目立つようになりました」

「政府は当初、こうした違法なヘイトスピーチを問題視しながらも、SNS事業者の自主的な対応での解決を目指しました。ですが、違法な投稿が放置され続ける中で、事業者側の責任を問う世論はどんどん高まりました。さらに当時は連邦議会選挙を控えていて、16年のアメリカ大統領選でフェイクニュースが問題になったことが追い風になり、法による規制強化の流れにつながったのです」

■「過剰な削除」への批判、訴訟も
ただ、SNS対策法は成立当初から、ドイツ憲法が保障する「表現の自由」を脅かし、ネット空間での自由な書き込みを萎縮させるとして、野党や市民団体から批判が絶えなかった。

木村さんの訃報を受け、自民党はネット上の誹謗・中傷対策を検討するプロジェクトチーム(PT)を発足。

NHKなどによると、PTは6月16日、総務相に提言を提出。提言には、表現の自由に配慮した上で、発信者情報の開示要件の緩和や投稿記録の保存期間の延長などを盛り込んだ。さらに、侮辱罪の厳罰化を法務相に求めた。

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書き込みの規制強化は、「憲法が保障する『表現の自由』を脅かす」との懸念と常に隣り合わせにある。ドイツでは、難民らへのヘイトスピーチの深刻化を背景に、ネットの書き込みの規制を厳しくする法律が2017年に成立。国際的にもSNS対策の先行事例として知られる。

ネット上の誹謗中傷をどう防ぐか。規制強化の議論が加速する日本は、ドイツの経験から何を学べるか。慶應大メディア・コミュニケーション研究所の鈴木秀美教授(メディア法)に尋ねた。

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削除義務の対象になるのは、刑法が禁止する違法情報。具体的には、違法組織のマーク使用/国家を重大な危険に晒す暴力行為の指導/国全体を陥れるデマ/ヘイトスピーチ/侮辱/誹謗・中傷――などだ。

SNS事業者は、利用者から違法情報の苦情を受けた時、違法性を判断し、明らかに違法な場合は24時間以内に削除するか、ドイツ国内からのアクセスを制限しなければならない。明らかに違法とは言えない場合も、7日以内に違法性を判断し、違法であれば削除またはアクセス制限をしなければならない、と定める。

SNS対策法の監督は、ドイツの連邦司法庁が担う。司法庁は、効果的な苦情処理を全く、あるいは適切に行わない法人の事業者に対して、最大5000万ユーロ(約60億円)の過料を科すことができる。

■「匿名で表現する自由」は守られるべき
自民党PTは、SNSの中傷を抑止する法規制に関する提言を政府に提出した。発信者情報の開示要件の緩和や、悪質事案の厳罰化などを盛り込んだ。

鈴木教授は、「誹謗中傷の被害者救済は大事なこと。発信者特定の開示手続きの簡素化は進めるべき」とする反面、ドイツのようなSNS事業者に対する罰則規定や刑法の厳罰化には否定的だ。

「私たち一人一人に、匿名で表現する自由があります。特に弱い立場に置かれ、実名を明らかにして発言すると不利益や嫌がらせを受ける恐れがある人は、名前を隠しているから安心して不正を訴え、批判の声を上げられる。だからこそ、ネット上の表現が大きく制限されるような規制にならないよう最大限の配慮が必要です。もともと同調圧力が働きやすい日本では、SNS事業者への罰則新設は馴染まず、刑事罰の強化もすべきではありません」

■規制強化の前にできることは
木村花さんの訃報を受けて、国内でも業界のネットワークが動き出した。

一般社団法人「ソーシャルメディア利用環境整備機構」(SMJA)は5月26日、「ソーシャルメディア上の名誉毀損や侮辱等を意図したコンテンツの投稿行為等に対する緊急声明」を発表。禁止行為を把握した場合、サービスの利用停止などの措置を徹底するほか、捜査機関への情報提供の協力といった取り組みをすると公表した。

鈴木教授は、「人を罵る表現を投稿できなくする機能を導入したり、投稿前に思いとどまらせる警告が出る仕組みを取り入れたり。国が法律で取り締まるより、事業者側が自主規制を進めていく方が望ましいと考えます」と強調する。

「ドイツには、子どもにとって有害なネットの情報や違法な書き込みを判定しアクセス制限や削除を行う自主規制機関が20年以上活動しています。今年6月からは、SNS事業者が違法情報か否かの判断に迷ったとき、この機関に相談し、機関が事業者の代わりに判定できるようになりました。

こうした企業外部の組織があると、個別の対応事例が蓄積されるメリットがあります。自主的に削除の是非やアクセス制限を判断する、業界横断的な機関の取り組みは、日本でも参考になるのではないでしょうか」


「入管で暴行、暴言」と提訴へ 米国人男性、3000万円請求 東京地裁

2021年11月26日 12時51分22秒 | 事件・事故

11/22(月) 15:43配信

時事通信
出入国在留管理庁の看板=東京都千代田区

 東京出入国在留管理局(東京都港区)に収容中、職員から暴行、暴言を受けたとして、ハイチ系米国人のマーク・ゴードンさん(52)が国を相手取り、3000万円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こすことが22日、分かった。

 代理人弁護士によると、提訴は24日の予定。マークさんは暴行により腰骨を損傷する重傷で、腰痛が続いているという。

 訴状によると、マークさんは米国から日本へ戻ろうとした2018年、再入国ビザの期限が切れているとして上陸を拒否され、入管に収容された。収容中の20年6月、新型コロナウイルス対策用として配られた固形せっけんのにおいがきつかったため、通路側に出したところ、職員6~8人に外へ連れ出され、「金を出せ」などと言われた。

 さらに、懲罰房へ移動させられた上、頭や首を押さえ付けられて腰を蹴られるなどし、後ろ手に手錠をはめられたという。

 腰痛が続き、マークさんは外部の病院での検査を求めたが、実現したのは今年4月になってからで、同5月には仮放免許可を受けて釈放された。

 代理人の笹本潤弁護士は「入管は暴行時のカメラ映像を動画で提出していない。真実を隠していると言わざるを得ない」と指摘している。

 出入国在留管理庁は「個別の事案についてはお答えできない」としている。


「入管で暴行被害」 米男性、国に損賠提訴 東京地裁 社会

2021年11月26日 12時26分42秒 | 新聞を読もう

毎日新聞 2021/11/25

 
 東京出入国在留管理局に収容中に職員から暴行を受け、腰の骨を損傷して歩行に支障が生じるようになったとして、米国人男性のマーク・ゴードンさん(52)が24日、国に3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状などによると、ゴードンさんは1999年、「日本人の配偶者」として来日。ヘルニアの手術のため2013年に米国に帰国し、18年11月に日本に再入国しようとしたが、出国時に認められた再入国期限が過ぎていたため上陸を拒否された。
帰国に応じず、東京入管に収容された。

新型コロナウイルス対策として配られたせっけを受け取らなかったところ、8人程度の職員たちが膝を使って頭や腰を押さえつけられ、後ろ手に手錠をはめられて腰などを蹴られた。

 


毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡

2021年11月26日 12時26分42秒 | 医科・歯科・介護

国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しており、また2000年以後、患者死亡率も増加しています。

公益社団法人 日本産科婦人科学会

子宮頸がんとは

子宮下部の管状の部分を子宮頸部、子宮上部の袋状の部分を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頸がん、子宮体がんといいます。 子宮頸がんは子宮がんのうち約7割程度を占めます。以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、最近は20~30歳代の若い女性に増えてきており、30歳代後半がピークとなっています。
国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しており、また2000年以後、患者数も死亡率も増加しています。

病気の原因は

子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。このウイルスは性的接触により子宮頸部に感染します。HPVは男性にも女性にも感染するありふれたウイルスであり、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染機会があるといわれています。しかしHPVに感染しても、90%の人においては免疫の力でウイルスが自然に排除されますが、10%の人ではHPV感染が長期間持続します。このうち自然治癒しない一部の人は異形成とよばれる前がん病変を経て、数年以上をかけて子宮頸がんに進行します。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

HPVの感染を予防することにより子宮頸がんの発症を防ぐHPVワクチンが開発され、現在世界の70カ国以上において国のプログラムとして接種が行われています。現行のHPVワクチンにより子宮頸がんの60~70%を予防できると考えられており、WHOはその有効性と安全性を確認し、性交渉を経験する前の10歳代前半に接種をすることが推奨されています。欧米先進国や日本においても、ワクチン接種によりHPV感染率や前がん病変の頻度が接種をしていない人に比べて減少することが明らかになっています。日本ではHPVワクチンは2009年12月に承認され、2013年4月より定期接種となっていますが、接種後に多様な症状が生じたとする報告により、2013年6月より自治体による積極的勧奨は差し控えられています。このような多様な症状の原因がワクチンであるという科学的な証拠は示されておらず、厚生労働省専門部会においても因果関係は否定されています。皆様が安心してHPVワクチンを受けられるようにするための体制作りや正しい情報の提供に本学会も努力しています。
HPVワクチンに関する詳細な情報や日本産科婦人科学会の考え方に関しては、本ホームページ内の『子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために』にも詳しく説明しておりますので、ご覧ください。

病気の発生と進行

子宮頸がんの病気の発生の過程は、がんの前の段階である異形成、子宮頸部の表面だけにがんがある上皮内がん、そして周囲の組織に入り込む浸潤がんに分類されます。

子宮頸がんの臨床進行期分類
出典:患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン 第2版 日本婦人科腫瘍学会編集 (金原出版株式会社)

子宮頸がん検診

子宮の入り口付近の頸部をブラシなどで擦って細胞を集め、顕微鏡でがん細胞や前がん病変の細胞を見つける細胞診検査を行います。この検査を子宮頸がん検診と呼びます。出血などの症状がなくても、20歳を過ぎたら、2年に1回の子宮頸がんの検診を受けましょう。またHPVワクチンを接種した方も子宮頸がん検診をうけることが奨められています。

どんな症状がありますか?

子宮頸がんは通常、早期にはほとんど自覚症状がありませんが進行するに従って異常なおりもの、月経以外の出血(不正出血)、性行為の際の出血、下腹部の痛みなどが現れてきます。これらの症状がある方は、婦人科に早めにかかって診察をうけて下さい。

子宮頸がんの診断の流れ

まずスクリーニング検査として子宮頸部の細胞診検査を行います(前述の子宮頸がん検診と同様)。 細胞診の結果、異形成やがんの疑いがある場合には、専門の施設でコルポスコピーという拡大鏡で病変部の観察を行いながら子宮頸部の組織を採取(生検)し、顕微鏡で検査する病理組織検査を行います。これにより異形成や上皮内がん、または浸潤がんであるかの診断を行います。もし子宮頸がん(浸潤がん)と診断されたら、次に内診や画像検査(CT、MRI、PETなど)を行い、子宮の周囲にある組織へのがんの広がりやリンパ節・他臓器への転移の有無をしらべます。これらの結果に基づきがんの進行期(ステージ)を決定します。

どのように治療しますか?

子宮頸がんの治療方法は、手術療法、放射線療法、化学療法(抗がん剤)の3つを単独、もしくは組み合わせて行います。病気の進行期(ステージ)と患者さんの年齢や治療後の妊娠希望の有無、基礎疾患(持病)の有無などにより、担当医と十分に話し合って最適な治療法を選択することが大切です。

(1)前がん病変(高度異形成)・上皮内がん・微小浸潤がん(進行期1A1期)の治療

妊娠・出産の希望がある場合には子宮を温存する治療として、子宮の入り口付近のみを部分的に切除する子宮頸部円錐切除術を行います。この治療では将来お子さんを生むことが可能ですが、デメリットとして、円錐切除により子宮頸部が短くなって、治療後に妊娠した場合に早産する率が高くなったり、子宮の入り口が狭くなって月経血が外にでにくくなったり、妊娠しにくくなる可能性があります。異形成の場合はレーザーなどで病変部を焼くだけの治療法もあります。一方、子宮を残す希望がない患者さんには、子宮のみの摘出(単純子宮全摘術)が選択されます。

(2)進行期1A2期から2B期の治療

がんが目に見える程度の塊となり子宮頸部に留まっているか、子宮周辺の組織に少し広がっている進行期です。治療としては、手術を選択する場合は広汎子宮全摘術(IA2期の場合は、准広汎子宮全摘でもよい)とよばれる子宮頸がんの根治手術を行います。これは子宮に加えて腟の一部、卵巣、子宮周辺の組織やリンパ節を広範囲に摘出します。卵巣は温存することもあります。将来妊娠できるようにしたいという希望が強い場合は、可能であれば子宮頸部とその周囲のみを広範囲に切除して子宮体部を温存する手術(広汎子宮頸部切除術)を行うこともあります。手術療法の後遺症として、排尿感覚が鈍くなって尿が出にくくなる排尿障害や下肢のリンパ浮腫、卵巣機能消失によるホルモン欠落症状などがあり、短期間で改善する場合もありますが、長期に持続する場合もあります。一方、この進行期の患者さんで手術を選択しない場合は、放射線の単独療法や、抗がん剤の点滴と放射線治療を併用する同時化学放射線療法が選択されます。放射線治療の副作用として胃腸障害、下痢、皮膚炎、腸閉塞などがあり、また、抗癌剤の副作用として吐き気の他に血液毒性(好中球減少、貧血、血小板減少)や腎毒性などがあります。また手術をした患者さんにおいても、再発のリスクが高いと判断されるケースでは、術後に放射線治療または化学療法あるいはその併用治療を追加することがあります。

子宮摘出の範囲
出典:患者さんとご家族のための子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん 治療ガイドライン 第2版 日本婦人科腫瘍学会編集 (金原出版株式会社)

(3)進行期3期・4期の治療、再発時の治療

がんが子宮を越えて骨盤内や腟に広範囲に広がったり、膀胱や直腸に進展している場合、あるいは肺や肝臓など遠くの臓器に転移している場合は、基本的に手術は選択されず、前述の同時化学放射線療法または放射線や抗がん剤それぞれの単独治療が、患者さんの年齢や体力、全身状態などに合わせて行われます。抗がん剤はシスプラチンという薬が中心ですが、さらに別の抗がん剤を併用したり、最近ではがんへの血管新生を阻害するようなベバシズマブという分子標的薬も使用されるようになりました。また子宮頸がんの再発時も、同様に抗癌剤あるいは放射線治療が中心となりますが、孤立性の病変であれば手術による切除を行うこともあります。進行した症例や再発症例では、痛みや出血などのつらい症状を緩和する治療も行いながらがん全体への治療をすすめます。

子宮頸がんの治療成績、早期発見・早期治療を

子宮頸がんは、早期がんのうちに治療すれば治癒率も高く、また子宮を温存できる可能性も十分あります。しかし進行がんになると再発率・死亡率も高くなります。子宮頸がんの予防にはHPVワクチンによる一次予防がまず大切であり、次に、子宮頸がん検診で早期発見し、早期治療をうけること(二次予防)が重要です。気になる症状がある場合や、ワクチン・検診について尋ねたいことがある場合は、早めに婦人科の専門医に相談しましょう。


接種勧奨を再開、8年ぶり=来年度から順次、HPVワクチン―厚労省

2021年11月26日 12時23分18秒 | 医科・歯科・介護

2021/11/26 11:53 時事通信

厚生労働省=東京都千代田区© 時事通信 提供 厚生労働省=東京都千代田区
 子宮頸(けい)がんなどの主因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するワクチンについて、厚生労働省は26日、接種の「積極的勧奨」を再開するよう自治体へ通知した。勧奨は約8年半ぶり。通知によると、接種を行う市町村が来年4月より順次、対象者へ予診票を送るなどして促す。

 準備が整った市町村は、来年4月を待たず実施することも可能という。

 HPVワクチンは2013年4月から定期接種となり、小学6年~高校1年相当の女性が無料で受けられる。だが、全身の痛みなどの報告が相次いだことから、厚労省が同年6月、自治体へ積極的勧奨をしないよう通知していた。 


創作 競輪を知り過ぎた?

2021年11月26日 12時05分02秒 | 創作欄

「競輪を知り過ぎたんだ。だから、買った車券が段々、当たらなくなったな」宮坂虎之助は嘆きを吐露する。
全財産を競輪につぎ込んだ自らの愚かさを顧みる。

「喜久子はな、お前さんのような男が好きなんだそうだ」スナック「止まり木」で虎助が告げる。
だが、虎之助の娘の喜久子に惚れこんでいた利根輪太郎は、サラ金地獄に陥っていた。

輪太郎はそのため、喜久子には、<とても相応しい男ではない>と心の距離を置いた。
「お前さんにだけに、打ち明けるが、喜久子は子どもが産めない体なんだよ」
「どうして?」とは輪太郎は聞けないので、しばし沈黙してウイスキーのグラスを握りしめた。

虎之助は、2本目のタバコにライターで火をつけた。
「登校する小学生の列に、80代のじいさんが運転する車が突っ込んできて、4人が跳ね飛ばされ、一人が気の毒に亡くなり、娘の喜久子は内臓を損傷してしまった」虎之助は煙草の煙をスナックの天井に向かって吐き出す。
「娘はよ、あの日まだ娘5年生、11歳の誕生日の数日前のことだった。余りに不運だっぺ。喜久子には絶対に幸せになる権利がある」虎之助は焼酎が入ったグラスをあおるように飲む。
黙って聞いていた輪太郎は複雑な気持ちとなる。

「何を話しているの?」片隅に座る通信社の通信員である浅井洋平と話してママの菜穂が二人の前に寄って来て聞く。
「競輪の話だ」虎之助が金歯を見せて笑う。
「今日、競輪どうなっだっの?」ママの脇に立つ姪のさくらが輪太郎に聞く。
「本命が来なくて、まいったよ。やけ酒だ。もう一杯」輪太郎はグラスをさくらに差し出すようにする。
<それにしても、新人選手はダメだ!>輪太郎は、勝負して負けたレース内容に腹立たしさを覚えていた。
新人選手が7番手からダッシュ良く捲りに出たらマークするベテラン選手が離れてしまったのだ。
スタートを取ったのが5番のベテラン選手だったので1-5ー6 7-2ー4 9-3-8の並びとなる。

まず、後方から9-3-8が仕掛けたの7-2-8が追走、最終的に1-5-6の本命ラインは後方に置かれる。
7-2-8が車間を大きく開ける。
このために並びが、9-3-8   7-2-8 1-5-6となる。
慌てたのだろう1番の新人選手が猛ダッシュする。
新人選手1番のスピードにベテラン選手の5番は追走できなかったのだ。
1番人気の2車単5-1は2・3倍 2番人気の1-5は6・7倍であった。
結果は1-8-7となる。
2車単の1-8が280・3倍
3連単の1-8-7が16万3820円の大穴となる。
競輪は展開に大きく左右される。
特に本命は中段位置を取るべきなのだ。
「競輪を知り過ぎた」と虎之助は言っていた。
それは、輪太郎の経験値でもあったのだ。
さらに言えば、スタートを取り行ったベテラン選手の5番の判断ミスでもあった。
新人選手は20歳、ベテラン選手は42歳だったのだ。
レースは地元茨城県3人で連携して、番狂わせとなる。


生命力の源泉

2021年11月26日 07時49分23秒 | その気になる言葉

▼幸福の源泉は生命力である。
生命力の源泉は、強気一念である。
一念とは、自身の無限の可能性を確信することだ。
▼強く、強く、強く生き抜く。
傷害にも負けずにに、強く生き抜くこと自体が、人々の希望となり、生命力の証明となる。
▼苦しみをかみしめてきた人々が幸福になる権利がある。
社会を変えていくことだ。
人間の心の闇の魔性を打ち破るために。