▼時代を動かすのは、人間を信じて、人間のなかに飛び込み、人間の心をむすびゆく行動である。
▼眼前の苦悩する一人を大切にし励まし、勇気づけ、蘇生させることこそが、生命尊厳の社会を実現する確かな一歩である。
▼人間苦闘のなかで、真の人間になる。
苦闘のなかでこそ鉄のような意志が育ち、人間の器も大きくなる。
▼指導者は、その人に期待が大きいからこそ、厳しく指導することもある。
弱点や間違えを指摘しないで、そのまま放置していけば、優れた力をもっていても、それを生かすこともできず、結局、破綻していくこになる。
▼なにごとによらず、軌道修正していくる人の存在は重要だ。
11/11(木) 12:51配信 京都新聞
瀬戸内寂聴さん(京都市右京区)2017年4月撮影
「夏の終(おわ)り」「美は乱調にあり」など、情熱的な愛と生を綴った小説や、法話などの活動で知られる作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう、本名晴美=はるみ)氏が9日に京都市内の病院で亡くなったことが、11日分かった。99歳。
【写真】寂聴さん、66歳下の秘書とツーショット
徳島市の神仏具商の次女に生まれ、東京女子大在学中に結婚。卒業後、夫の赴任先の北京に渡るが、夫の教え子と恋に落ち、3歳の娘を残して家を出た。離婚後、少女小説や童話で生計を立てる。
1957年「女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)」で新潮社同人雑誌賞を受賞。「花芯」が酷評されて失意の歳月を送るが、61年の伝記小説「田村俊子」で再起。「かの子撩乱」や「美は乱調にあり」など優れた評伝小説を相次いで発表し、63年、2人の男の間で揺れる女の性と心理を綴った「夏の終り」で女流文学賞を受賞して、作家としての地位を築いた。
古典を題材にした作品から現代文学まで幅広く発表し、著作は400冊を超える。主な著作に一遍を描いた「花に問え」(谷崎潤一郎賞)、西行の人間性に迫った「白道」(芸術選奨文部大臣賞)など。98年には「源氏物語」現代語訳(全10巻)を完成させた。
執筆活動と並行して、信仰に生きた。51歳で出家し、嵯峨野に寂庵を結ぶ。後に岩手県二戸市の天台寺住職も兼ね、京都と往来しながら、荒廃した寺の復興に尽力した。寂庵や天台寺では定期的に法話を開き、孤独や病、家族不和などに悩む人への思いに耳を傾け、励ました。
社会的な活動や平和への行動にも力を注いだ。湾岸戦争への救援活動や米中枢同時テロへの報復停止を祈る断食を敢行した。東日本大震災時は原発再稼働に抗議し、89歳の時には東京・経済産業省前でハンガーストライキに参加。東北にも足を運んで、被災者を支援した。
2006年に文化勲章。最晩年まで新聞や雑誌に連載を続け、本紙では「天眼」を執筆した。
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[ 2021年11月11日 14:20 ]
石井亮次アナウンサー
フリーの石井亮次アナウンサー(44)が11日、MCを務めるTBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。9日に99歳で亡くなった小説家で天台宗大僧正の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんを追悼した。
瀬戸内さんは、14年5月末に圧迫骨折で約1カ月間入院。8月下旬に再入院した際の検査で胆のうがんが見つかり、摘出手術を受けていた。
石井アナは、テレビ番組や雑誌の対談など多くの人の相談に乗っていた瀬戸内さんを「言葉に重みがあるというか、一言一言が名言になるというか」としのんだ。
スポーツニッポン新聞社 - 9 時間前
阪神・梅野 FAについて初言及「これから。しっかり考えたい」 熟考の構え、行使も選択肢の一つ
阪神・梅野が、今年5月に取得した国内フリーエージェント(FA)権について初めて言及した。
阪神への残留を基本線にしているが、行使も選択肢の一つとして熟考するスタンスで「これからなんで。しっかり考えてやっていきたいなと思ってます」と話すにとどめた。
<阪神秋季練習> 室内練習場に姿を見せた梅野(撮影・大森 寛明)
秋季練習は主力組の一人として免除が決定。オフのテーマについては「技術的な面も含めて自分がやるべき事をやっていこうかな」と話した。今季は130試合に出場し、自己最多125試合で先発マスクを被った。
8月には侍ジャパンの一員として東京五輪で金メダルを獲得。
その後も大きな故障もなくシーズンを完走した。
「ここまで長い期間、野球をやることも珍しい。とはいえ、来シーズンに向けてスタートしているので、準備してやっていくことも必要。しっかり体づくり、課題を持って取り組んでいきたい」
来季への準備も怠らず、大きな決断へ向けて時間を割く。 (遠藤 礼)
日刊スポーツ新聞社 - 昨日 14:04
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<独走からのV逸、CS敗退 矢野阪神 明と暗(1)>
シーズン2位で貯金21の矢野阪神は、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージで借金1の3位巨人に2連敗し、あっけなく終戦した。
前半戦の首位を快走し、2位に最大7ゲーム差をつけて、16年ぶりの優勝かと期待を抱かせたが、最後の最後でヤクルトに大逆転を許した。「矢野阪神 明と暗」と題して、敗因を検証する。
◇ ◇ ◇
8月下旬、2軍調整が続いていたマルテが、自身のインスタグラムに衝撃の書き込みをした。「BACK HOME SOON」。チームは首位を走るシーズン真っ只中。もうすぐ故郷に帰るとも受け取れる、突然の予告だった。ほかにも不可解な書き込みを残すなど、心は大荒れ。すぐに書き込みは削除されたが、それを見た関係者の間でも動揺が広がった。矢野監督も鳴尾浜まで出向いて心のケアを行うなど、思わぬ事態が起こっていた。
3番で前半戦の快進撃を引っ張り、矢野監督もMVPに挙げた助っ人に何があったのか。球団はコロナ禍で家族に会えない助っ人の心を案じ、五輪ブレークを利用して異例の一時帰国を認めた。だがマルテは球宴に出場した分、ロハスより5日間、出国と来日が遅れた。8月13日の後半開幕はロハスとサンズを登録。マルテは14日間の自主隔離を終え、9日に再合流していたが2軍発進になった。
すぐに1軍に戻れると思っただろうが、ロハスも絶好調。マルテは2軍で5試合に出場し、打率4割6分2厘、2本塁打と格の違いを見せたが、上がれる気配がない。その後、寝違えによる首痛を訴えるなど、1軍に呼ばれたのは8月31日だった。なぜ、前半あれだけ活躍した自分ではないのか。そんな疑問が頭に浮かんでいたのかもしれない。
外国人6人体制の期間が、一番うまく回っていた。コロナ禍の影響でロハスとアルカンタラの来日が4月までずれ込んだが、マルテ、サンズ、ガンケル、スアレスが主力となり、首位快走を引っ張った。エドワーズとチェンは不調もあって大半が2軍だったが、1軍の4人全員が大活躍したことで住み分けができた。
だが、歯車が狂い始めたのは、ロハスとアルカンタラが1軍戦力として状態を上げてきた夏場からだ。1軍バリバリで好調な6人をどう使い分けるのか。昨季はマルテが故障するなど、空いた穴を埋められなかった教訓を踏まえた8人制だったが、目立った離脱もない。誰か1人は2軍に落とす必要が生まれ、理由付けも必要になってくる。矢野監督は何度も「枠の問題があるので総合的に判断します」と頭を悩ませ続けた。
虎最多の外国人8人体制は大ファインプレーにも見えた。コロナ禍の入国制限で他球団の外国人選手の来日が遅れる中、マルテ、サンズ、ガンケルら2年目以降の外国人が春季キャンプに合わせて来日。外国人同士の競争心も相乗効果を生み、開幕にきっちり仕上げた。開幕ダッシュからの快進撃は、間違いなく外国人の活躍が要因の1つだった。それが、新外国人ロハス、アルカンタラが加わり、さらに加速するかに思われたが、外国人枠のやりくりに苦心する結果になった。
結局マルテは後半戦44試合で打率2割1分3厘、6本塁打、25打点。一度心を乱した影響も大きかったのか、前半戦のような働きはできなかった。そして、前半戦を引っ張ったサンズは、2年連続夏場の息切れで2軍に落ちた。この間、アルカンタラを不在だった7回の男にできたが、今度はサンズが2軍戦や練習試合で本塁打を打って状態を上げても、CSで登録さえできなかった。前半戦の功労者だったサンズは何を思い、終盤の練習に参加していたのか。一見強力な8人制の弊害も、失速の要因になった。【阪神取材班】
◆阪神外国人選手の去就 シーズン前半の快進撃を支えたサンズ、中継ぎのエドワーズは今季限りで退団する見込み。複数年契約のチェン、アルカンタラ、ロハスの3選手は残留。ガンケル、マルテは来季も契約更新する方針だ。2年連続セーブ王のスアレス投手(30)とは昨オフ2年契約を結んだが、2年目はスアレス側に選択権があり、球団は全力で残留交渉を進める。
7日巨人戦の6回、満塁で三ゴロに倒れたマルテはヘルメットを取り頭を抱える
© 日刊スポーツ新聞社
発言
オピニオン 毎日新聞 2021/5/20
最近の日本社会では不寛容さがまん延している。とりわけ新型コロナウイルス感染症が広がるようになった昨年以降、不寛容さが一段と先鋭化した感がある。例えば、マスクをしていない人を私的に追及する「マスク警察」が登場したが、現在では布製やウレタン製のマスク着用を批判する「不織布マスク警察」へと進化している。
布製やウレタン製と比べて不織布マスクが飛沫(ひまつ)を外に漏らさない効果が高いのは事実だが、強い呼びかけをすることで逆に反発的な行動を招く恐れもある。また「消毒警察」も出てきた。これは過度に消毒にこだわり、スーパーの入り口で店員でもないのに買い物客に消毒を促して見張ったり、スポーツジムで消毒液容器の中身について「本当に消毒液なのか」と詰問したり、「清掃の拭きが甘い」と詰め寄ったりする。
こうした極端な行動には行動経済学でいうところの「ハーディング効果」が影響している。「ハーディング」は動物の群れを意味する英語で、ある事象に対して正しいか間違っているかを判断して合理的に行動するのではなく、安心感を得るために周りの人と同じような行動をすることを指す。ハーディング効果が経済に壊滅的なダメージを与えたのがバブルの発生と崩壊だ。1980年代後半のバブル期には「皆が株を買っているから将来は…
社説
注目の連載
オピニオン
毎日新聞 2020/5/20
新型コロナウイルスの感染を巡って、他者を排斥するような言動が目につく。
とりわけ、感染者に対する差別や嫌がらせは深刻だ。自宅に石が投げ込まれる被害も起きた。インターネット上には、個人を特定しようとする書き込みが見られる。
感染者の周囲にいる人も偏見にさらされている。欧州帰りの京都産業大の学生から感染が広がった際は、大学に脅迫電話がかかり、関係のない学生がアルバイトの出勤を断られた。
しかし、感染者への差別が続けば、差別を恐れて相談や受診をためらう人が出かねない。結果的に感染拡大を招く懸念がある。
ウイルスへの不安や恐怖から、感染者を遠ざけようとの意識が生まれるのだろう。自粛生活のストレスによって、差別感情が助長される面もあるという。
感染した著名人やその所属先が謝罪するケースが相次ぐ。感染者を責めるような空気が、社会に広がっているとすれば心配だ。
密集を避け、手洗いをしっかり行っていても、感染を避けられない場合がある。仮に注意を欠いた行動があったとしても、人格まで攻撃される理由にはならない。
一方、自治体の要請に沿って営業時間を短縮している店舗が張り紙で中傷されたり、県外ナンバーの車が傷つけられたりする事態が起きている。市民が自粛を監視するとの意味で「自粛警察」という言葉も生まれた。
感染への不安に加え、自分は我慢しているのにという不満、和を乱しているとの怒りなどの感情が背景にあるのだろう。だが、他人を私的に制裁するような行為は許されない。
差別を招きかねないデマも、ネット上で後を絶たない。惑わされないよう冷静に見極め、拡散させない注意が必要だ。
国や自治体のトップらによる呼びかけは引き続き大切になる。さまざまな機会を捉えて、差別を許さないというメッセージをさらに強く発信しなければならない。
コロナ対策は他人と距離を空けて行動することを求める。それが心の距離まで隔てることは避けたい。不寛容な振る舞いを控え、人同士のつながりを維持できるか、社会の強さが試されている。
森本 あんり (著)
「不愉快な隣人」と共に生きるにはどうすればいいのか。
いま必要なのは、キレイごとぬきの政治倫理だ!
異なる価値観を持つ人びとが共生する多様性社会を実現する方法とは。
世界一偏屈なピューリタンが生み出した、したたかな共存の哲学。
「不愉快な隣人」と共に生きる哲学――。
「わたしはあなたの意見に反対だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」――こんなユートピア的な寛容社会は本当に実現可能なのか。不寛容だった植民地時代のアメリカで、異なる価値観を持つ人びとが暮らす多様性社会を築いた偏屈なピューリタンの苦闘から、そのしたたかな共存の哲学を読み解く。現代でこそ役に立つ「キレイごとぬきの政治倫理」。
『反知性主義』に続く、異形のアメリカ史。
森本あんり
1956年、神奈川県生まれ。国際基督教大学(ICU)人文科学科教授。国際基督教大学人文科学科卒。東京神学大学大学院を経て、プリンストン神学大学院博士課程修了。プリンストンやバークレーで客員教授を務める。専攻は神学・宗教学。著書に『アメリカ的理念の身体』(創文社)、『反知性主義』(新潮選書)、『宗教国家アメリカのふしぎな論理』(NHK出版新書)、『異端の時代』(岩波新書)、『キリスト教でたどるアメリカ史』(角川ソフィア文庫)など。
毎年11月16日。
国連が、1996年に制定した国際デー。
11月16日は、ユネスコ総会で、寛容原則宣言と国連寛容年のためのフォローアップ計画が採択された、1995年の11月16日に因みます。
コフィー・アナン国連事務総長メッセージ
プレスリリース 02/097-J 2002年11月15日
「国際寛容デー」は、人類にとって最も重要な徳の一つに世界の関心を向けるものです。寛容は、服従、自己満足、無頓着などと混同されるべきではありません。寛容とは、人間の多様性に積極的かつ前向きに関わることであり、この多民族・多文化社会において民主主義の根本原理のカギとなるものです。
しかし依然として、不寛容が世界中で何百万もの人々の暮らしを荒廃させています。21世紀は始まったばかりですが、私たちはすでに、不寛容がいかにすさまじい暴力の形となって表われ、世界中で死や苦悩を引き起こしているかを目撃しています。だからこそ、不寛容は国連で最も議論を必要とするテーマとなっているのです。
不寛容は日々の生活に見られるものであり、他者の感情、権利、尊厳に対する無神経さにより人を傷つけるような行動や態度として表われます。私たち一人ひとりが、毎日の暮らしの中で寛容の精神を推し進めなければなりません。草の根レベルで不寛容や排除と戦うことが、世界的不寛容に打ち勝つ唯一の方法です。
他の多くの不合理な態度と同様、不寛容はしばしば恐怖に根ざしています。未知のもの、自分と違うもの、他者に対する恐怖です。このような恐怖の根元には、無知と教育の欠如があります。そこから偏見、憎しみ、差別が育つのです。教育は、不寛容を予防する最も効果的な手段です。特に子どもたちにとっては、なぜ人権と人間の尊厳と人間の多様性の尊重が切り離せないのか理解するためにも、寛容について学ぶことが絶対必要です。教育自体が不寛容のウイルスに冒されていてはなりません。教育は、人々に自分たちの権利と自由が何であるか、どのように尊重されるべきかを教え、また他人が権利と自由を謳歌することを守りたいという望みを抱かせるようにするものでなければなりません。
もし人間という家族がともに平和に暮らしたいと願うのなら、私たちは互いを知り、受け入れなければなりません。寛容を推し進めようとするいかなる努力も、その中心に人と人、異なる文化、民族の間の開かれた対話が必要です。対話なくしては、文化的多様性は脅かされます。対話なくしては、社会のつながりそのものが危機に瀕します。対話なくして平和はありえません。
この「国際寛容デー」に際し、世界的に尊重すべき原則を私たちそれぞれが積極的に実践しましょう。寛容のための努力が私たち一人ひとりから始まるのだということを認識しようではありませんか。
国際寛容デー(11月16日)事務総長メッセージ
プレスリリース 13-082-J 2013年11月15日
私たちは世界的な過渡期を生きています。新たな権力と経済的活力の中枢が生まれつつあります。テクノロジーは私たちの距離をますます縮め、異文化交流は日ごとに盛んになる一方ですが、理解は必ずしも深まっていません。社会は多様化していますが、あまりにも多くの場所で不寛容が広がりつつあります。
全世界の国々やコミュニティが、深刻で長引く経済、社会、環境の課題に直面しています。貧困、飢餓、病気は許し難い水準に高止まりしています。あらゆる地域で気候変動の影響が見られています。自然災害は常に、人間の脆さを露呈させています。紛争やコミュニティ間の緊張状態も世界各地で続いています。数百万人が毎日、暴力と強制退去の脅威にさらされています。
こうした多面的で相互に関連する課題を個別に解決することは不可能です。様々な民族と文化の共同体として、人間としての連帯感を高め、同じ運命の共有を認識しない限り、私たちの前進はあり得ません。寛容が大切な理由はそこにあります。
寛容は受動的なものではありません。特に意見の違いがある場合には、相互の理解と尊重に基づき手を差し伸べるという能動的な選択が必要です。寛容とは、私たちの多様性が強みであり、すべての社会にとって創造性と再生の源泉であるという認識に他なりません。
寛容を学ぶことは可能であると同時に、義務でもあります。私たちは少年少女に、いかに共生すべきかだけでなく、グローバル市民としていかに手を携えるべきかを教える必要があります。議会から遊び場に至るまで、文化的な理解と尊重を推進することにより、寛容を育むことも必要です。格差の広がりに対処し、ジェンダーや障がい、性的嗜好、民族的または宗教的背景に基づく社会的疎外を排除する必要もあります。
寛容は平和と和解にとって最強の基盤です。急激な、しばしば対応に戸惑う変化が訪れている時代に、その重要性はかつてなく高まっています。今年の「国際寛容デー」にあたり、私は各国とコミュニティの指導者、そして従来のメディアやソーシャル・メディアを通じ、また仲間内で影響力を行使するすべての人々に対し、平和で持続可能な未来を目指して同じ旅を続ける私たちを結びつける絆として、寛容を受け入れるよう呼びかけます。
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国際寛容デー、国民の意見の不寛容の日
16 Nov 2020 17:03 | 編集チーム
国際寛容デー、国民の意見の不寛容の日
ジョコ・ウィドド大統領(出典:BPMI Setpres / Laily Rachev)
ジャカルタ-今日、11月16日、世界は国際寛容デーを記念します。この記念式典は、人間の生活を支える側面としての寛容の重要性を示しています。しかし、場所によっては、耐性が高価なアイテムになっています。 SARAだけではありません。ユネスコはまた、言論の自由における不寛容を強調しています。インドネシアでは、国家がこの寛容違反の主な加害者です。
国際寛容デーについては、1995年にユネスコによって宣言された記念であり、その親組織である国連(UN)の50周年に合わせて行われます。その日、ユネスコ加盟国は寛容の原則に関する宣言を採択しました。
宣言の内容の1つは、寛容とは、文化の多様性、表現の形式、最も基本的なこと、つまり私たちが人間になる方法を尊重し、尊重することであることを強調しています。別の説明では、国際寛容デーは、世界人権とすべての人の基本的自由を支持する人生の記念碑です。
重要な、確かにこの精神。当然のことながら、人間はさまざまな特性を持って生まれていると想像してみてください。実際、人間の独自性は、SARAを知っている民族、宗教、人種、またはグループの分類よりも具体的です。ですから、寛容は、人生を平和で調和させ続けるために強化されなければならない側面です。
そして1995年11月16日の宣言は寛容を強化する一つの方法です。道徳的責任としてだけでなく、すべての個人、グループ、さらには州の政治的および法的条件としても。国家にとって、宣言は、各国が平等を確保するために必要な法律(UU)を確立しなければならないことを強調しています。
この宣言の精神は、その1つが寛容を強調し、恐れや他者の排除または排除を引き起こす影響と戦うことを目的としています。寛容教育はまた、若い世代が他者に対して批判的思考と倫理的推論を発達させることを目的としなければならず、言語、文化、宗教、さらには民族の違いが対立の原因であってはなりません。違いは、人生の色を美しくする富と見なされるべきです。
シンボリックが必要
ユネスコ側では、国際寛容デーの記念はおそらく象徴的です。寛容は日常の習慣であるべきではありませんか?もちろん。しかし、寛容の重要性を思い出させる勢いとして1日を選ぶことも間違いではありません。今重要なのは、このシンボルを世界の市民の日常生活の中でどのように維持するかです。
ユネスコは、多くの国の政治的および法的政策に圧力をかけるだけでなく、寛容の精神の基盤に影響を与えることができる人々も認めています。それらは、ユネスコのマダンジートシン賞を通じて、科学、文化から芸術まで、さまざまな分野から集められています。
Toleranceday.orgサイトで引用されているように、国際寛容デーの記念は、世界の不寛容に基づくさまざまな紛争を見るためにも使用され、その中には終わりがないと感じるものさえあります。この記念式典は、平和に向けて前進する方法についての教訓として使用されます。世代から世代へ、そして未来の世代へと受け継がれなければならない精神。
この作業の大部分は、紛争予防の理解に焦点を当てており、対話と相互理解の重要性を反映しています。この特定の年、国際寛容デー2020は、紛争を終わらせ、より平和な未来に向けて動くためのアプローチを採用する方法に焦点を当てています。
寛容に満ちた平和への旅に関して、ユネスコは多くの問題を指摘しています。第一に、紛争は特定のケースであり、平和的アプローチには特定の戦略が必要です。世界的に、平和への取り組みを複雑にする問題は、貧困、不平等、つまり社会的、教育的、文化的、政治的、そして気候変動です。
国内の文脈では、政治的分極化が最も一般的な問題です。ユネスコはまた、解決すべき緊急の問題として、大きな問題、すなわちジェノサイドを指摘した。
中国、新疆ウイグル自治区のウイグル人イスラム教徒(出典:コモンズウィキメディア)
実際、ユネスコは、最も個人的かつ基本的なレベルで、子供たちが争いに対処する方法について教育を受ける必要があることを強調しています。共感は共感の本質的な要素です。
また、意見を述べたり、自分でさまざまなことを選択したりするなど、他の人も同じ権利を持っていることを誰もが理解する必要があります。できる最も基本的なことは、一人一人が共通しているさまざまなことに焦点を当てることです。
インドネシアで
インドネシアでは、寛容が問題です。宗教的な二極化は依然として古典的な問題です。そして、言論の自由がユネスコによって策定された寛容の問題の1つである場合、それはインドネシアにとって別の問題であることを意味します。この文脈では、国家は主な主体であり、寛容違反の最悪のロールモデルでもあります。
宗教の調和については、宗教省のデータによると、この国は過去2年間で進歩を遂げています。しかし、より長い一連のデータに基づくと、インドネシアの宗教的調和は実際には低下しています。
2019年、宗教省はReligious Harmony Index(KUB)レポートを発表しました。その結果、インドネシアのKUBスコアは0〜100の範囲で73.83と記録されました。この数字は、昨年の70.90と比較して増加しています。ただし、この数値は実際には75.36に達した2015KUBインデックスも下回っています。
2019年の報告書は、大都市で実際に発生する不寛容の問題に言及しています。実際、DKIジャカルタでは、2019 KUBインデックスは71.3で記録されており、これは全国平均を下回っていることを意味します。首都の下には、ジャンビ(70.7)、西ヌサトゥンガラ(70.4)があります。リアウ(69.3);バンテン(68.5);西ジャワ(68.5);西スマトラ(64.4);そして最も尾はアチェ(60.2)です。
寛容に関するもう一つの問題は表現の自由に関するものです。ジョコ・ウィドド(ジョコウィ)の政府-マルフ・アミンは、この寛容の違反の主な加害者です。 2020年10月のインドネシアの政治指標(IPI)調査の結果は、市民の意見の自由に対する政府の高い不寛容を示した。
調査によると、政府とは異なる政治的見解を表明する市民を逮捕するために当局がますます恣意的であることに同意する人口の57.7パーセントがいます。調査は、2020年9月24日から9月30日まで電話で1,200人の回答者を対象に実施されました。
ジョコ・ウィドド大統領(出典:BPMI Setpres / Laily Rachev)
「国民は、インドネシアはますます非民主的であり、人々が意見を表明することを恐れるほど、市民が実証するのが難しくなり、装置がますます恣意的であると判断され、民主主義のパフォーマンスに対する満足度が低下すると考えています。 」と述べた。インドネシアの政治指標BurhanuddinMuhtadiの事務局長は述べた。
この調査の指標は、市民がデモを行うことの難しさも浮き彫りにしている。その結果、20.8%が強く述べた。回答者の53%は、住民が実演することがますます困難になっていることにいくらか同意し、回答者の19.6%だけが、住民が路上で熱望することがますます難しくなっていることに反対した。最小のシェアである1.5%は、まったく同意しなかったと述べています。
民主主義国の大きな皮肉は、市民が自分の意見を表明することをますます恐れていることに同意した回答者からも現れました。強く同意する回答者は21.9%、やや同意する回答者は47.7%です。 「この調査は、市民の自由に対する脅威が高まっていることを示している。国民の大多数は、今日、市民が自分の意見を表明することをますます恐れていることに同意または強く同意する傾向がある」と彼は述べた。
インドネシア法務援助財団(YLBHI)の議長は、この意見の寛容の違反の主な加害者としての政府の役割を含め、この状況を強調した。アスフィンによれば、意見や批判を沈黙させる手段としての装置の使用は、ジョコウィ・マルフ政権で明白でした。
Asfinによれば、民主主義に後退を引き起こすことが1つあります。成熟した計画や社会的、文化的、環境的側面などの考慮事項に基づいていないことが多いジョコウィ政府を建設したいという願望が原因の1つです。政府は多くの間違いがあったことを知っています。そして、しばしば批判される間違いについての物語は、統治者の政治的安定にとって危険である可能性があります。
「政府が開発主義を優先する傾向があることが安定の理由だ」とアスフィン氏は11月16日月曜日にVOIに語った。
これを実現する必要があります。その寛容は、宗教の自由、民族的/民族的平等、またはグループの平和の問題だけではありません。民主的な気候では、意見の寛容が維持されることを保証することも重要です。
「それは非常に重要です。彼(意見の寛容)は、他の権利は言うまでもなく、意見の自由がないため、民主主義の指標です」とアスフィンは言いました。
11/9(火) 20:04配信 東海テレビ
名古屋入管の施設でスリランカ人の女性が亡くなった問題で、遺族が当時の入管施設の局長らを殺人容疑で刑事告訴しました。
スリランカ国籍のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)。不法残留で名古屋入管の施設に収容中に体調不良を訴え、今年3月に亡くなりました。
9日、ウィシュマさんの妹らが名古屋地検を訪れ、当時の名古屋入管の局長や担当職員らを殺人容疑で刑事告訴しました。
告訴状では「入管の職員らは適切な医療を提供する措置を講じておらず、ウィシュマさんが死亡しても構わないという未必の故意があった」などと訴えています。
ウィシュマさんの妹・ポールニマさん: 「今日大事な書類を提出させていただいた。目を通していただいて、真剣に取り組んでもらいたい。強く願っています」 遺族の代理人弁護士によりますと、名古屋地検は既に殺人容疑で捜査を進めているということで、代理人弁護士は「今回刑事告訴をすることで改めて捜査を迅速に進めて欲しい」としています。
刑事告訴を受け、名古屋入管は「お答えする立場にないためコメントは差し控える」としています。
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