利根輪太郎の競輪人間学 まさかの結果に

2022年12月05日 10時29分33秒 | 未来予測研究会の掲示板

  GⅢ 高松競輪 玉藻杯争覇戦

2日目(12月4日)

10レース

並び予想 5-1-6 2-9 7-4 8-3 

レース評

坂井が痛烈なスピードで勢いを誇示。マーク宿口との関東ワンツーだが、気配良い佐々木−才迫や金ヶ江−柳詰らの反撃警戒。

 

1番人気 5-1(2.6倍)

走る格闘技の競輪。

何が起こるか、誰にもい分からない!

つまり、<絶対>など絶対にないのだ。

1番人気は買わない主義。

分かっているのであるが、坂井 洋選手はダントツ!

そこで、5-1と5-2で勝負してしまう。

だが、8-3ラインに5-1ラインが内側に抑え込まれる。

その競り合いの間隙のなかで、一挙に2-9ラインが、かまして先行する。

5-1ラインは抑え込まれた結果、勝負どころで捲るタイミングを狂わされる。

4番選手が開いた内側を強襲して1着に!

出目論で言えば、本命5番の隣の4番が1着となる。

<本命の隣りの車券を買え>の出目論、それをこの日も実践できなかった。

結果

4-2 8万4,570円(58番人気)

4-2-3 79万960円(381番人気)

 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
  1 4 成田 健児   11.2   4角内鋭く
× 2 2 佐々木 豪 3/4車身 11.8 B 鐘4カマシ
3 3 柳詰 正宏 微差 11.2     切替内鋭く
4 1 宿口 陽一 1/8車輪 11.0     坂井追外伸
5 5 坂井 洋 1/2車輪 11.2     被り捲上も
  6 6 吉田 勇人 3/4車身 10.8     離れ急追し
7 9 才迫 開 3/4車身 11.7     追付牽制も
8 7 嶋津 拓弥 1/2車身 11.6     急追し振れ
  9 8 金ヶ江 勇気 2車身 11.5     被せ不発に

 

戦い終わって

戦い終わって写真

 嶋津拓弥が斬るが、中団で金ヶ江勇気と坂井洋が絡んでペースは上がらず、鐘3半から佐々木豪が才迫開を連れて一気にカマして最終主導権。

急追した嶋津だが才迫の牽制で膨れ、空いた内を成田健児が突っ込んで大波乱。坂井は2角から仕掛けたが届かず。

3着には成田に切り替える形で柳詰正宏が入線。
 内を突っ込み大波乱を演出した成田は「後ろで声がして、坂井が詰まっているのは分かった。しゃくられない様に締め乍ら、佐々木君のカマしを警戒して追走。嶋津が追い付いて踏み込んだら才迫君とあって外に膨れたし、申し訳ないと思いながら内へ。自分の脚力じゃないし、たまたまラッキーだっただけですよ」。
 カマして2着に粘った佐々木は「金ヶ江君が坂井君を封じ込めてくれたお陰(笑)。嶋津さんのペースが上がれば構えていたけど、緩んだままだったし、鐘4角の下りを使って仕掛ければ、才迫さんも付いて来易いと思った。良いタイミングで行けた。出切ってからはゴール前保つペース配分で踏んでいました。初日に破った野口さんが二予で逃げ切っていたのも、自信に繋がった」。
 3着の柳詰は「金ヶ江君は一旦、斬ると思っていたんだが。位置に拘ったね。自分は作戦全てを任せていたので。金ヶ江君が駄目なら切り替える準備はしていたし、バックでニュートラルに入れていたし、成田さんにスイッチできた。後はどこを突っ込むかを考えていた」。

 


【知者・智者】になる

2022年12月05日 10時11分44秒 | 社会・文化・政治・経済
日蓮は、貞応元年(1222年)2月16日、安房国長狭郡東条郷の片海(千葉県鴨川市)という漁村で誕生されたと伝えられています。
漁業で生計を立てる庶民の出身でした。

12歳から安房国の清澄寺で、教育を受け、そのころ日蓮は「日本第一の智者となし給え」との願いを立てられました。
 
【知者・智者】とは
 
 知恵のすぐれた人。道理をわきまえた人。

 (智者)仏語。悟りの智慧 (ちえ) を開いた者。仏。

16歳で出家し、比叡山や高野山などで修業を積んでいた日蓮は、妙法蓮華経(法華経)こそが仏教を説いた釈迦の唯一の教えであると確信します。

宗教の基本的な役割=人間を強く、賢くすることである。

つまり【知者・智者】になること!


本質は「反社会的活動を長年継続してきた詐欺団体」の問題

2022年12月05日 09時02分44秒 | 沼田利根の言いたい放題

今回の旧統一協会の問題の本質は、「宗教」の問題ではない、「反社会的活動を長年継続してきた詐欺団体」の問題。

「日本の政界や宗教界に突き付けられているのは、旧統一協会の問題の本質を見誤り、単に宗教を排除すればいいといような、表層的な意見や風潮に警鐘を鳴らすことではないだろうか」と宗教学者の山折哲雄さんが指摘した。

その意味でも、一部週刊誌の報道に惑わされるのではなく、冷静に正しく見極めていくことが求められている。

 


映画 『アンモナイトの目覚め』

2022年12月05日 08時57分02秒 | 社会・文化・政治・経済
11月30日、午前1時45分からCSテレビのムービープラスで観た。
 
フランシス・リー監督のインタビューをはじめケイト・ウィンスレット、シアーシャ・ローナンらキャストインタビューの他、映画ライターのよしひろまさみちさんのコラムや映画ジャーナリスト・金原由佳さんのレビューに加え本作のモデルであるメアリー・アニングに関する著書を執筆されている古生物学者・科学史家の矢島道子さんのコラムと映画をより楽しめる記事が満載です。

『アンモナイトの目覚め』劇場用プログラム

FESTIVAL DE CANNES OFFICIAL SELECTION 2020 カンヌ国際映画祭 オフィシャルセレクション OFFICIAL SELECTION Telluride Film Festival 2020 テルライド映画祭 オフィシャルセレクション tiff. トロント国際映画祭 オフィシャルセレクション
ケイト・ウィンスレット×シアーシャ・ローナン圧巻の共演

『アンモナイトの目覚め』

監督・脚本:フランシス・リー『ゴッズ・オウン・カントリー』
 
絶賛の声、続々!!

海と風の音しかない地の果てで、母や夫からの重荷と苦しみを背負った2人が、 淡々と、静かに、本来の自分をひらいていく姿が美しい。
孤独の中にどうしようもなく愛しさが募る女性同士の愛を、 ここまで丁寧に描いた作品を私は知らない。エンディングの後、2人は何を語るのか興味は尽きない。

宮本亞門さん(演出家)

独自の世界を追求し続けたメアリー。
私が好きなことを仕事にしてこられたのは、 彼女のような女性が結果を残してくれたから。衣装もすてき!

はなさん(モデル)

何と魅力的な女優たちの顔合わせだろう! 
心の奥深くにひそんだエモーションが目覚めるとき、まるで戦いのように真剣な恋が始まる。
二人の手の動き、指先のふるえまで見逃せない。

野崎歓さん(フランス文学者・放送大学教授)

酷寒の海から叩きつける風が、疎外された女たちの心身に突き刺さる。
泥に埋もれていたのは、日の目を見るべき女性たちの魂だった!

石川三千花さん(イラストレーター)

イングランドのどんよりした海辺の存在と、主演の二人、特にケイト・ウィンズレットのニュアンスに富んだ演技に完全に巻き込まれてしまいます。

ピーター・バラカンさん(ブロードキャスター)

私の中にも、ジェンダー的に重く傷ついて来たものがある。
私だって、こんな目覚め方をするかも知れないのだ、と、ハッ‼️と気がついて、しばらく狼狽えていた。

湯川れい子さん(音楽評論・作詞)
メアリー・アニングの書籍をご紹介

本作でケイト・ウィンスレットが演じている古生物学者メアリー・アニングは実在の人物ですが、
彼女の人生をより深く知ることができる書籍をご紹介致します!

「メアリー・アニングの冒険 恐竜学をひらいた女化石屋」(朝日新聞出版)

 

1840年代のイギリス南西部にある海辺の街で、海岸の岩場で見つけて来た石から丹念にアンモナイトを探し出し、それを店で販売して得た僅かな収入を糧に、年老いた母親と暮らしている独身の古生物学者、メアリー。そこに現れる化石収集家の夫から虐げられている若い妻のシャーロット。そんな2人がやがて惹かれあい、密かに愛を紡ぐことになる。13歳の時に重要な化石を発見しているメアリーは、今の時代ならばこの分野で幅広く尊敬される対象だが、19世紀の男性社会ではその偉大な功績も女性だからという理由で軽んじられているし、シャーロットが夫から受けている屈辱的な扱いは文字にするのも憚られるほどた。意外にも実在の人物がモデルだというメアリーとシャーロットに映画的な脚色を施し、性差別の実態を描きつつ、2人に愛を与えて救済しようと試みたのは、前作『ゴッズ・オウン・カントリー』(4月2日より再上映中)ではヨークシャーの牧場で出

 

 

あまりセリフもなく演技で観せてくれる作品、すごく良かったです
特にケイト・ウィンスレット、もうすごいの一言です
目の動き、表情、それだけでメアリーの気持ちがとっても伝わってくる
あのラストも良い!、あそこで終わるから余韻がすごくて
女性という事で報われない化石採取、母との同居、常に我慢しているように思えるメアリーにはあの後幸せになっててほしいと思いました
ほんとケイト・ウィンスレットって素晴らしい女優さんです

 
2020年(イギリス)監督:脚本:フランシス・リー。
“激しい雨音”にはじまり、寄せては返す“波音”で終わる。
雨音、波の音、音の狂ったチェンバロ、響きの悪いチェロ、馬車の軋む車輪の音、突然鳴り出す時計。
BGMと言うよりそれらの自然音やら生活音が強く主張していた。
それはまるでメアリー(ケイト・ウィンスレット)の意志の強さと共鳴するかのようだ。
女が誇り高く自活すること・・・それが難しかった19世紀初頭。

1840年。イギリス南西部の海沿いの町ライム・レジス。
人間嫌いの古生物学者メアリー・アニングは、若き日の名声も忘れ去られて、
観光客相手にありふれた化石を売ってひっそりと暮らしていた。
アンモナイト採掘家のメアリー・アニング。
意志の強さを演じさせたらケイト・ウィンスレットほど相応しい女優はいない。それは大英博物館に展示され、その後もメアリーは現代の“恐竜ブーム”につながる化石を多く発掘したが、女性である故に歴史の中に埋もれ、かき消された女性なのだ。
この映画で《化石発掘》をライフワークとして、貧しく生きたメアリー・アネットに、
フランシス・リー監督がスポットライトを当てたことは、素晴らしい功績だ。
そんなメアリーの元へ、うつ病の若い妻シャーロットを地質学者の夫ロデリックが、静養を兼ねてメアリーの家に預けて去るのだった。
美しく可憐。役に立たない飾り物のようなシャーロット(シアーシャ・ローナン)
しかしメアリーとシャーロットは互いに惹かれていく。
燃え上がる2人の恋心。
砂糖菓子のようなシャーロットに対して農婦や漁師のように素朴なメアリー。
題名の「アンモナイトの目覚め」とはシャーロットの性の目覚めをさすのだろうか?
(原題はただの、アンモナイト、である。)
しかし最後まで見たとき、これは間違いなくケイト・ウィンスレットが主演の映画なのだと思った。
若く美しいシアーシャ・ローナンの魅力を持ってしても尚、ケイト・ウィンスレットの存在感が数段と上回って見えるのは、美しさの盛りを過ぎた女優にも、若さと美しさに対抗する術があると知らしめた。

ところで、“アンモナイト”とはなんぞや?
答えは、絶滅した化石軟体動物の一つ。
頭足類に属するオウム貝の近縁。
日本では菊石、南瓜石などと呼ばれてきた。

シャーロットとメアリーの恋。
それは多分、架空のストーリーで、映画を賑やかにする小道具のひとつなのだろう。

エンドロールでいつまでも鳴らされる“波音“「燃ゆる女の肖像」と、割と同じような時期に上映されていた本作、時間が合わず見逃していたので鑑賞。

化石掘りのおばさんのもとに、鬱をわずらった美しく若い女性がやってきて、恋愛に発展する話。

とにかく、シアーシャローナンがあまりに可愛すぎる。服も髪型もまるで人形のような美しさ。

抑圧されてきた彼女が、ツンデレ化石掘りのおばさんとの触れ合いの中で心を許すという展開だが、かなり静かな展開で終わり方も静か。え?ここで終わり?まだ先があるだろうというようなところで終わってしまうのは、やや消化不良。

時間が短いので観やすいが、ここぞという盛り上がりはないまま。シアーシャローナン、割とこれまでの役は、女性推進的、とにかく活発で意見闊達な感じのイメージだったが、本作は静かでお淑やかな感じなので、その辺は新鮮でした。

対等な立場の2人でないも考察は捗るかもしれません。
その鳴り続ける激しさがメアリーの生き様のようだった。
私は途中この映画はシアーシャ・ローナンの映画かと思った。
メアリー・
二人の演技はゆうこと無し、素晴らしい、に尽きます。
でも、同性愛に関しては、どうしても、蛇足に感じてしまうのです。
学者としての生涯だけでも凄いので、友情だけでも絵になるとは思います。
実在する人物で、男の恋人もいて、いくら子孫がいなくても、こうゆう創作は故人を冒涜してるとも思います、あくまでジェンダーを差別するつもりもありませんが。
ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンという、現在の映画界で最も演技力が高く評価される二人が、イギリス近代に生きた女性をどのように演じるのか、否が応でも期待が高まります。そして本作の二人は、そうした観客の期待に見事に応えています。

ウィンスレットの演技に非常に安定感があるのはもちろんですが、あまり感情を表情に表さない役柄にも関わらず、その内面がありありと伝わるような「目」の演技は、素晴らしいを通り越して凄みを感じさせます。一方のローナンもまた、『ストーリー・オブ・マイライフ』(2019)で見せた生命力溢れる人物とは対照的な、心身ともに抑圧的な状況にある女性を演じていますが、その抑圧のたがが外れた時に見せる、溌剌とした、しかし少し常軌を逸したような振る舞いへの移行を全く違和感を感じさせることなく演じています。

また本作の主要なキャラクターの多くは実在の人物な
くどいですが、学者の苦労ももう少し多く描いていれば、最高の名作になる可能性があるのに、残念です。

利他: 人は人のために生きる

2022年12月05日 04時07分34秒 | 新聞を読もう

なぜ、いい人ほど不幸になるのか?

「誰かのため」なら、もっとよく生きられる――。
悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」=人のために尽くす生き方にある。
九十歳を過ぎてなお話題作を次々発表し、「青空説法」で数千人の聴衆を魅了し続ける作家・瀬戸内寂聴。
京セラ創業者にして日本航空の再建も果たし、八千人を超える塾生を指導する経営者・稲盛和夫。
自ら「利他」を実践し続ける二人が、仏教の教えやユーモアを織り交ぜながら、震災後の苦難を生きる「知恵」と「覚悟」を語り合う。
「気分が楽になった」「勇気が湧いてくる」読者絶賛の傑作対談、ついに文庫化。
解説・阿川佐和子
関連サイト:稲盛和夫オフィシャルサイト
http://www.kyocera.co.jp/inamori/publication/2011/12/publication28.html


【編集担当からのおすすめ情報】
多忙を極める著者お二人に対談していただくのは、「奇跡に近い難事」(「あとがき」より)でしたが、実際に対談を重ね、「人間として、いかに生きるべきか」を真摯に語り合った本作品は、今を生きる多くの読者に、勇気と元気を与える内容になっていると思います。

文庫解説は、作家・エッセイストの阿川佐和子さん。著者それぞれに会った際の貴重なエピソードをまじえながら、多くの聴衆を惹きつけるお二人の語りや言葉の魅力について解説しています。
 

内容(「BOOK」データベースより)

「誰かのため」なら、もっとよく生きられる―。
悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」=人のために尽くす生き方にある。
九十歳を過ぎてなお話題作を次々発表し「青空説法」で数千人の聴衆を魅了し続ける作家・瀬戸内寂聴。
京セラ創業者にして日本航空の再建も果たし八千人を超える塾生を指導する経営者・稲盛和夫。
自ら「利他」を実践し続ける二人が、仏教の教えやユーモアを織り交ぜながら震災後の苦難を生きる「知恵」と「覚悟」を語り合う。
「気分が楽になった」「勇気が湧いてくる」読者絶賛の傑作対談、ついに文庫化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

瀬戸内/寂聴
1922年徳島県生まれ。作家・僧侶。
57年『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞。63年『夏の終り』で女流文学賞。
73年に岩手・中尊寺で得度。87年より天台寺住職に就任し、無料の青空説法を始める(2005年以降、名誉住職)。
92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞。96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞。2001年『場所』で野間文芸賞。06年に文化勲章、国際ノニーノ賞。08年に坂口安吾賞受賞

稲盛/和夫
1932年鹿児島県生まれ。経営者。59年に京都セラミック(現・京セラ)を設立。
社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。
84年に第二電電(現・KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年に日本航空(JAL)会長に就任し、再建を果たす。
2013年より名誉会長。このほか84年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注いでいる。
97年に京都・円福寺で得度(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
「君は、人のために祈ったことはあるのか?」
正確な表現ではありませんが、如何にも、稲盛さんならではの、社員への問いかけに、「なるほど、そうなのか」と頷く思いがしました。
何事も、自分だけのことなら、簡単ですね。
たやすい生き方を選択するのか、利他に生きるかの選択。
 
 
 
東北大震災を主テーマにしているが、寂聴さんの歯切れのいい話が伝わってくる。また、稲盛さんの経営哲学とその実践。全く古くなっていない。さらに、長寿論議では元気付けられます。お二人の宗教観が醸し出すのでしょうか。
 
 
 
とても軽快な対談。
にも関わらず、心の本質をついた内容で示唆に富んでいた。
当たり前のことを話しているようだが、その当たり前を忘れてしまってはいないか?
「忘己利他」という言葉がとても印象に残った。
我を忘れて利他に努める。
一生懸命我を忘れて働いていると、必ず道は開けるという。とても前向きな言葉だと思った。
 
 
 
この書籍で私がポイントと感じたこと
第三章
 「利他のすすめ」
 震災後に現れた「利他」⇒元々日本人が持っている感性
(例)損得勘定抜きに...という言い回しがある
第五章
 「人は何故働くのか」
 言われて嫌々やるのではなく自ら進んでやることで
 見えてくるものがある⇒好きこそものの上手なれ
 キーワード:寝食忘れるくらい、仕事に没頭する
「利他」ができるようになれば人は命令されなくても、自動的に
良い結果に結び付けられる行動ができるようになる。
理由は信頼関係が築けているからだと。
 
 
 
利他については個人的に勉強はしていましたが、それを瀬戸内さんのフィルターを通して見えた世界から自分の利他という考え方について書かれていました。

1945わたしの満洲脱出記 ─普及版 かみかぜよ、何処に

2022年12月05日 03時56分13秒 | 社会・文化・政治・経済

稲毛 幸子 (著)

婦女誘拐、強姦ー ソ連兵に狙われた若い娘たち

もはや残り少なくなった体験者の一人として
この記憶はぜひ遺しておかなければならない

大正生まれ、99歳の女性が戦争を知らない世代に贈る"遺言"

昭和二十年八月九日。凄まじい爆音が鳴り響いた。
ソ連軍参戦によって満洲、北朝鮮にいた日本人の運命は一気に暗転した。

神風よ、いずこにー 嘘でもいいから吹いてきて欲しかった

"五族協和・王道楽土"
かつて、多くの日本人がこのスローガンの元、満洲(現 中国東北部)に渡った。
当時20歳だった幸子も夫とともに満洲に渡り、現地で産んだ二人の娘と慎ましくも幸せな生活を送っていたがー。
現在では数少ない満洲引揚者の生き残りとして、当時を赤裸々に語る筆舌に尽くしがたい体験談。
日本人が決して忘れてはいけない記憶、語り継ぐべき歴史がここに。

初めての露兵侵入以来、今日で五日目。
日を追うごとに方々より色々と不穏な噂が次々と入ってくるようになりました。
これまでは物品の略奪だけでしたが、それだけでは済まなくなってきたのです。…(中略)…
私たちが一番恐れていた婦女誘拐、強姦がいよいよ始まりました。
狙いは若い娘たち。彼等はこれまで各家に侵入し続け、既に若い娘さんのいる家を把握していたのです。(本文より)

目次

はじめに
北満の北安
ソ連の宣戦布告
露兵がやってきた
舞う注射針
女露兵現る
腕時計と露兵の知性
婦女暴行と拉致
隣家の悲劇
終戦
顔に味噌を塗る
北安脱出
新京行きの車内で
大都市・新京
「死の収容所」で見た風景
三人の全裸の兵隊
新京での新生活
真田虫
娘たちに命を救われる
西陣織の袋帯
射殺
劇薬との闘い
「マンマ、マンマ」
母の言葉
阿片との葛藤
生き抜くための名案
新京の冬
濁酒の販売を始める
新京市街戦
神風よ、いずこに
引き揚げ開始
病院船の中で
日本上陸
おわりに
 

著者について

稲毛 幸子
1923(大正12)年1月1日、東京都に生まれる。
出生した年に関東大震災があり、両親の故郷である山形県に引き揚げ。
5歳時に両親の仕事の都合で仙台に引っ越す。
19歳の時、同郷で10歳年上の男性と結婚。その後、満洲林産公社に勤務する夫について渡満。
満洲北部の街・北安で終戦を迎え、その後満洲国の首都・新京へ移動。終戦後一年近く足止めを余儀なくされる。
引き揚げ後は、実家のある仙台市へ。そのまま二年半の入院生活を余儀なくされる。
母、夫の最期を看取り、現在は長男一家の住む千葉県在住。
 
 
 

国策により傀儡国家満州に渡り、国に捨てられてほうほうのていで引き揚げてきた人々の体験談である。
終戦を迎え関東軍はそうそうに逃げたがそこに住む人々は置いて行かれた。
毎日、やってくるソ連兵におびえ新京まで逃げる。そこで一年あまり生活するのだが何も持ってはいないが食べていかねばならない。
筆舌つくしがたい苦労を重ねる。
そんな中二人の娘をなくしてしまう。
満州引き上げの話は「流れる星はいきている」「竹林はるか遠く」も読んだが又、違った意味での生き地獄である。2度とこのようなことをおかしてはならない。

 

 
私も 満州からの引揚者です。
私の場合は 少しは暖かい大連で1944年に生まれ、1947年1月に引き揚げました。
と 言っても 私はまだ2歳だったので何も記憶はありません。
父は従軍していて、ロシアの卑劣な侵攻でシベリアに抑留されました。
母一人で 4歳の兄と私を連れ帰って来たそうです。
親不孝の私は 当時の話を母からも、父からもちゃんと聞いてこなかったものですから、様子が全く分かりません。
父も幸い 同年引き揚げてくることができ、帰国後生まれてきた弟と妹の6人での生活を送って来たのにです。
後悔をしても もう父母は居ません。いろいろな機会をとらえて、当時のことを知ろうと思ってるのですが、困難を極めています。
 そんな中で この本を知り 当時の満州での生活、引き揚げる時の様子が判るのではないかと、購入した次第です。
 想像以上の苦労をされて来られたことに 涙も出ました。
今また ウクライナでのロシア兵の蛮行を聞くにつけ、ロシア人の卑劣な考え方に 憤りを禁じえません。
 
 
 
父へのプレゼントとして購入しました。
貧しい長野県南部の山あいの町出身の祖母の息子の
私の父は8歳の時に敗戦を迎えて
祖母や父の兄弟達が助け合って命からがら内地・日本に戻って来れたそうですが
80歳代半ばを迎えて消えかかっていた記憶が
この作品を読む事で満州在住時の楽しかった事や攻めて来たソ連兵の目の前での暴虐、恐ろしさ、強盗、強姦や列車に詰め込まれて内地へ戻る逃亡時の記憶を何十年振りかに克明に思い出せたと言って感激してくれました。有り難うございます。
 

1923年生まれの稲毛幸子氏の『1945わたしの満洲脱出記』(ハート出版)を読んだ。

99歳でご存命のようだ。長生きされてなによりだが、夫の仕事の関係で満洲(現中国東北部)で終戦を迎えた。それから日本に戻るまでの一年あまりの日々。
ソ連の侵攻……。幼い娘二人を抱え、ご自身も二十歳代の若い人妻。顔に味噌などを塗って「ロスケ」を撃退したという。だが、「ロスケ」の強姦の被害にあった若い女性等々……。娘を奪われ狂乱状態になった母親……。

夫はある意味、徴兵をうまく逃れて(?)戦場に行くのは免れたが、妻子をかかえ、ドブロクを作ったりあれやこれやの「避難民生活」。
昨今の「避難民」は国連やらいろんな支援物資をもらえるが、そんなレベルではとてもない。辛うじて屋根のある家を確保し、生きていくが…。やがて、二人の娘は死亡。夫婦だけが日本に戻ることができた。
食料をめぐっての見苦しいまでの争い……。

満洲からの脱出記などは昔からいろいろと読んできた。
大西敦子氏の『ソ連軍が満州に侵入した日―日本軍女子職員が見たソ連兵士たち』(PHP研究所)など。

読むたびに哀しい嫌な気持ちになる。こんな悲惨な体験をさせられた以上、「この国が再び戦争の惨禍に曝されることのないよう、切に願うばかりです」と著者(稲毛氏)が力説するのもごもっともだ。

ただ、「戦争の惨禍に曝されることのないよう」にするために、どうすべきか。

「我が国は戦争をしません」と宣告すれば、戦争のない国になれるのか。そこが問題になる。「戦争の惨禍に曝されることのないよう」にするために、一定の軍備を持つ必要があり、時と場合によっては、核の脅威に対抗するために核抑止力を持つ必要に迫られることもあるかもしれない。

「交通事故ゼロを宣言します」と自治体が宣言しても交通事故はゼロにならない。
飲酒運転や暴走運転を取りしまり、重罰にしてもゼロにはなかなかならない。しかし、飲酒運転を禁止にせずに野放しにしたり、重罰をしなければ、事故は増える一方となろう。

そのあたりのディレンマ……。なにはともあれ、原爆や沖縄の悲惨さとともに、満洲、樺太、千島などでの「戦後の悲劇」の数々も直視する必要があるだろう。
加害者がソ連だったりすくと急に声が小さくなる人たちが日本にはいた。そういう人に限って(?)、昨今のロシアのウクライナ侵略には、突如、声高に絶対許せないと騒いだりもするのだが…。

裾野市の保育園で虐待(2)独自入手した「保護者説明会」の音声には衝撃的内容が…保護者「報道よりももっとひどい内容」

2022年12月05日 03時41分35秒 | 事件・事故

 /今週の静岡

配信 静岡テレビ

さくら保育園 櫻井利彦園長:「本日の説明会に至るまで、長い時間を要してしまいましたが、本件にかかる一部事案が弁護士同士の話し合いが行われている背景があり、ここまで説明が遅くなってしまったことをお詫び申し上げます」

虐待の詳細は…

 

虐待の詳細は

保護者の怒り爆発 説明会は紛糾

 

保護者は

「誰一人納得してないと思う」


死ぬのは“復讐”した後で―いじめられっ子への起業のススメ

2022年12月05日 03時24分56秒 | 新聞を読もう
 
重松 豊 (著)
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

重松/豊
1978年生まれ。有限会社ブルハ代表取締役。2000年、22歳の時に10万円を資金に個人事業、重松運転代行サービスを開業。
中小運送会社を相手にドライバー派遣で道を切り開く。
2003年、25歳で有限会社ブルハを設立。代表取締役に就任し、軽貨物運送事業を開始。
2005年、会社の資本金を600万円に増資し、さいたま市西区に新営業所を設立。2007年、運行管理責任者の資格を取得。
2008年、一般貨物運送事業を開始。同時に利用運送事業の認可を取得してトラック業界に参戦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
 
最大の復讐とはなにか?
歴史に残るような、立派は人間になることだ。
そのためには、努力に、努力を重ね、人間力を高めることでもある。
 
 
 
本の帯の歌詞に、興味があり購入しました。
私もブルーハーツがとても大好きで、最近仕事に追われて
聴いていなかったと思い、押し入れからCDを出してきて聴きました。
大人になって、自分を出すということは
とても大変なことで、勇気がいることです。
忘れていた、自分らしさや勇気を
もらったような気持ちになりました。
私も、二人の娘が居ますが、自殺など
考えたくありませんが、最近のニュースを見ると
現実問題学校でのことはわかりません。
娘のためにそっと家の本棚に置いておこう
と思っています。
忘れてた子供の頃の気持ちを
思い出させてくれてありがとう。

とても良い本でした。
 
 
 
過去に友人を自殺で失いました。
その友人がどんな気持ちだったか知るため購入。

本書は、子供の頃にいじめられた経験のある著者が、今では社会的も経済的にも成功するまでの考え方やどう行動したかを記した本です。

誰しも疎外感や劣等感を持ち、時には死にたくなったりその場から逃げ出したくなったりすることもあるかと思いますが、そのつらい気持ちや憎い気持ちが間違った方向に向かうと、他人を傷つけたり世間を騒がせるような事件を起こしたり、自分自身を追い込んで自ら死を選択したりすることになるのでしょう。
著者はそのマイナスのをバネに変え、生きる希望を見出して自分で解決することのできる具体的な方法を実体験に基づき記しています。

かつて自ら死を選んだ友人に、こんな風に生きる方法があるのだということを伝えたいとおもいましたが、残念ながら伝えることはできません。
学校や社会でいじめられている人以外にも、会社でつらい思いをしていたり、人間関係で悩んでいる人にもぜひ手にとってもらいたい一冊です。
本に書いてあるように、著者と同じことをするだけで、生きる希望が湧いてきて自分自身と向き合うことができるようになるはずです。
「復讐」という言葉に惹かれて購入しました。
とても良い本でした。
復讐とはどういうことなのか、どういう復讐の方法があるのか。
著者の体験を通して、「成功するという復讐」「幸せになるという復讐」を教えてくれる本です。
この本はきっと、悩んでいる子供たちの希望になると思います。
 
 

「自伝+起業+成功」にまつわる本という印象。
いじめにもあった著者が起業をして成功するまでの内容が丁寧に書かれています。

この本でいう”復讐”とは夢をかなえる、自分が描いた憧れの自分自身をかなえることで、今まで自分を傷つけてきた人たちをあっと驚かせることです。

著者の
「夢をかなえてほしい」
「自殺がなくなってほしい」
「多くのいじめで悩んでいる人に希望を持ってほしい」
という願いがビシビシ伝わってきました。これだけ著者の熱い思いが伝わる本はなかなかないと思います。

今はいじめが社会的な問題になっています。いじめている人は遊びの一つぐらいで楽しんでいるのかもしれません。正直何を考えているのかもわかりませんし、理解する気にもなりません。理解する必要もないでしょう。

しかし、いじめられている人は自殺を考えてしまうほど悩んでいるのだということをこの本を通して理解してほしいなと思います。

そして、今まさにいじめで思い悩んでいる人は、早くこの本を読んでください。生きる力を手に入れることができて、自分の夢に正直に生きることができるようになると思います。この本にあるように”復讐”を果たす人が一人でも増えることを祈るばかりです。
 
 

本の題名に興味があり、購入しました。
死ぬのは”復讐”した後で、ビジネス書にあるのにこの本はどんな事が書いてあるのだろうと。
読んでく中で、復讐でデスノートがすごく面白くやってみようと思いました。
今まで馬鹿にしてきたやつ、いじめてきたやつに自分が大きくなり復讐をするという発想。
自分も復讐しながら大きくなりたいと思いました。
 
 

高校でいじめられていて、インターネットで見つけて買いました。
イジメにあったことがある人だから、気持ちが伝わってきてとても感動しました。
僕も、夢ノートを書こうと決めました。
大人は、いつも嘘ばかりつくけど、この本は僕に嘘をつきませんでした。
ありがとうございました。
 
 
 
起業のススメと書いてあったので、起業する気の無い私は購入を迷いました。

しかし購入して正解でした。
そういう復讐の仕方があったのかと目から鱗でした。

会社で数人からいじめられ、辞めようか悩んでいた私ですが『デスノート』や『夢ノート』を書いて、もう一度頑張ってみようと思えました。
その人達の悔しがる人生を歩む!!この本を読んで少しだけ強くなれた気がします。

いじめられると相手に対して憎むパワーが凄く大きいので、そのパワーを著者みたいに方向転換できたら幸せな人生が待っているかもしれません。

いじめにあっている子ども達全員に読ませてあげたい一冊です。
自殺する子どもが減ると思います。
将来自分に子どもが産まれたら読ませてあげたいです。
 
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