勝負の世界では、何かに徹することが不可欠。
ヒラメキも大切にしたい
ヒラメキ・閃き=すばらしい考えなどが瞬間的に思い浮かぶこと。直感的な鋭さ。
番手選手有利な競輪では、特に軸の選手が着外に沈むことを念頭に置くべきだ。
我孫子の勝負師は常に指摘する。
「A級の決勝戦は、車券を買わないで見るべきだ。何が軸になるか分からない。展開が読めない、難しいぞ!」
FⅠ 別府競輪 JC&別府八湯ゆけむりカップ(最終日)
12月11日の別府競輪のA級決勝戦11レースがそんなレース結果だった。
実は、7-1は当初16倍台のオッズであったのに、突然4倍台に急変した。
誰かが100万円単位で2車単車券を買ったら、そこまでオッズは落ちるものなのか?
実に、不可思議なオッズの急変であったのだ。
「おかしい、7-1は、無いな!」と寺田さんが言う。
当初1-7(5・4倍)の1番人気が突然7-1に入れ替わったのである。
ちなみに1-4(6・9倍) 1-3(9・2倍)であった。
一方、7-4(55・6倍) 7-3(85・4倍)
1番人気7-1 (4・6倍) |
準決は2着だったが、逃げても強い事を証明した東矢がVゴール。動き良好な後藤や単騎でも魅力十分な城戸の一撃も買える。
それなに、7-1が異常に売れすぎていた。
1番にマークした7番選手は自力で直線強襲し1着に。
結果論であるが、2着の6番も番手選手。
つまり、番手と番手の組み合わせで7-6の車券は買えなくもないのだ。
4番は単騎ながら3番人気に支持されていた。
1番選手は高く支持されるも捲り不発の結果になる。
前段のスピードがあがり、後方におかれる展開に。
1番選手は新人の甘さと言うべきか<油断>であろう、思いのほか自転車が前に出なかったのだ。
結果
7-6 1万8,360円(35番人気)
7-6-4 10万4,740円(162番人気)
以下参考
東矢 圭吾 自転車競技歴 | ||||||
2016全国高等学校総合体育大会ケイリン 優勝 2016国民体育大会ケイリン 優勝 2019全日本学生選手権自転車競技大会ケイリン 優勝 2019全日本学生選手権自転車競技大会タンデム 優勝 2019全日本大学対抗自転車競技大会チームスプリント 優勝 2020全日本大学自転車競技大会ケイリン 優勝 | ||||||
中学校スポーツ歴 | 高校スポーツ歴 | 大学・社会人スポーツ歴 | ||||
テニス | 自転車 | 自転車 |
2016年国民体育大会少年男子ケイリン
ペーサーの番手につけたのは脇本勇希(福井 科学技術高)。最終周回で東矢圭吾(熊本 千原台高)が先頭に立ちその後ろには脇本が付く。ゴールは4人が横に並んだが東矢が先行逃げ切りで優勝した。
1位 東矢圭吾(熊本 千原台高) 11秒837
2位 脇本勇希(福井 科学技術高)
3位 福永大智(大阪 城東工科高)
4位 塩島嵩一郎(鹿児島 南大隅高)
5位 中川 涼(埼玉 浦和工高)
6位 伊藤颯馬(沖縄 北中城高)
7位 坂田康季(佐賀 龍谷高校)
8位 高木郁哉(宮城 仙台商高)
女子ケイリン
ペーサーの番手につけたのは塚越さくら(鹿児島 CIEL BLEU KANOYA)。最終周回は児玉碧衣(福岡 日本競輪選手会)が先行し中嶋里美(長野 日本競輪選手会愛知支部)がマークする。この2人が他を大きく引き離し児玉が優勝。女子では参加が認められた競輪選手が勝者になった。
1位 児玉碧衣(福岡 日本競輪選手会) 12秒666
2位 中嶋里美(長野 日本競輪選手会愛知支部)
3位 塚越さくら(鹿児島 CIEL BLEU KANOYA)
4位 石井寛子(東京 日本競輪選手会)
5位 前田佳代乃(京都 京都府連盟)
6位 藤巻絵里佳(福島 日本競輪選手会)
7位 西島叶子(熊本 鹿屋体育大)
8位 藤田まりあ(埼玉 浦和工高)
A級決勝戦11レースの結果
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | 1 | 7 | 魚屋 周成 | 11.5 | 差 | |||
注 | 2 | 6 | 荒木 伸哉 | 1/4車輪 | 11.8 | 差 | ||
△ | 3 | 4 | 城戸 俊潔 | 1/4車輪 | 11.6 | |||
4 | 2 | 仁藤 秀 | 3/4車輪 | 11.9 | ||||
▲ | 5 | 5 | 伊豆田 浩人 | 3/4車輪 | 11.9 | |||
× | 6 | 3 | 後藤 悠 | 1/2車輪 | 12.1 | B | ||
◎ | 7 | 1 | 東矢 圭吾 | 2車身 | 11.9 | S |