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友人は第二の自己

2024年09月16日 12時12分59秒 | その気になる言葉

▼大局観を失わってはならない。

▼友人は第二の自己である―アリストテレス

友情を広げた分、自分の境涯も広がる。

▼漫画は文化でもある。

「韓国では、日本の漫画を通じて、日本の考え方を知り、偏見もなくなった」と漫画家の中里満智子さんが言う。

<物語の共通性>は相互理解になったと感じたそうだ。

▼未来は今にあり、未来は足下にある。

一つ一つの、小さな勝利の積み重ねの中に、大きな勝利もある。

アリストテレス(アリストテレース、古希ἈριστοτέληςAristotelēs前384年 - 前322年)は、古代ギリシア哲学者である。

プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば西洋最大の哲学者の一人とされる。

知的探求つまり科学的な探求全般を指した当時の哲学を、倫理学、自然科学を始めとした学問として分類し、それらの体系を築いた業績から「万学の祖」とも呼ばれる

特に動物に関する体系的な研究は古代世界では東西に類を見ない。


創作 人間の相性 2)

2024年09月16日 01時23分56秒 | 創作欄

佐藤茂樹のアランドロンに似た風貌と痴漢行為との落差。

彼が痴漢行為で警察に一度も逮捕されたことなかったことが、彼の同僚の足立幸雄にとって不可思議であった。

つまり、被害者である女性たちの被害者意識の不可解さでもあった。

「快感を覚えて、しがみ着く女が居るんだ。俺の手の電気に痺れた証だな」佐藤は不敵な笑みで自慢気に言うのだ。

その彼が、25歳で結婚した。

足立は、東京・赤坂のホテルの結婚式に招かれた。

「結婚相手は、ブスの方がいい」佐藤は常に言っていた。

「美男美女のカップルなど、吐き気がするな」結局、言明どおりに日本のアランドロンはブスの奥さんを選択する。

しかも、長身な佐藤と比べて、新婦は小型であった。

 


創作 人間の相性 1)

2024年09月16日 00時23分56秒 | 創作欄

会社の同僚の佐藤茂樹が言うのだ。

「あんたは、いい男じゃないから、いい女にもてるな」佐藤が意外ことを言うのだ。

彼は、アランドロンに容貌が似ていた。

しかも、知的で美形の顔立ちを裏切るように、どこか悪の容貌を秘めていたのだ。

実は佐藤は、満員の電車内では、痴漢の常習犯であったのだ。

「女は、触ってみると、本性が出るもんだ」

彼は「俺の手から電流が流れるので、たいての女は痺れる」と嘯く。

「あんたも、試しに、電車内で女のお尻に触ってみるといい」と不敵な笑みを浮かべる。

その彼と、銀座の4丁目を歩いていた。

「ナンパするか。あんたのナンパも見てみたい」

佐藤は、柔和な笑みをたたえて女の脇に立つ「雨が降りましたね、あなたの傘に入っていいですか」ソフトな佐藤の声と美形の容貌の頬笑みである。

戸惑う女は「はい」と応じた。

足立幸雄は佐藤の真似をしてみた。

とこが、相手の女性は彼に対して嫌な視線を向け、傍の交番に飛び込むのである。

幸雄は、警官に呼び留められたが、信号が無視して逃げ去る。

幸いにも、警官は彼を追ってこなかった。