奪われた記憶と歴史 「焚書」という大罪
1946年3月17日 ー
敗戦後間もない頃。ある1通の手紙が、GHQ(連合国最高司令官総司令)から日本政府に届いた。
Confiscation of Propaganda Publications. (宣伝用刊行物の没収)
「ここにリストアップした本を日本全国から没収し、廃棄せよ」
「本件は決して第三者に知られてはならない...」
日本国民にバレないよう密かに没収し、市場から消し去るよう命令していたのだ。
その任務を受けたのは、全国の「警察」や「文部省」の職員たち。
彼らは、全国の書店や出版社を隅々までチェックし、GHQが禁書指定した本をことごとく押収していった。
これらの任務は全て“秘密裏”に行わなければならず、関係者らは最後まで「秘密厳守」を徹底させられた…
GHQが隠したかった「本当の日本」の姿とは...
先の大戦後、GHQは7年間、日本を統治しました。その間、本当のところは何をしたのでしょうか?
近年、新しい史料が次々と発見され、これまでGHQが隠してきた歴史の事実が明かになりつつあります。
実は「焚書」だけでなく、私たちが全く知ることができなかった「GHQの陰謀」が
戦後日本で数多く隠されているようです。
一体、GHQは何を隠そうとしていたのでしょうか? 私たち日本人は何を奪われ、どう変えられてしまったのか?
戦後失われてしまった日本の姿とは、どんなものだったのでしょうか?
そこで、今回の特集号では、「GHQが隠した本当の日本」を奥の奥まで解き明かすべく、
歴史研究の第一線で活躍されてきた先生方に取材・執筆を依頼。近年発見された歴史的証拠をもとに、
“タブー“にまで踏み込んだ高度な分析をしていただき、これまで隠されてきた歴史の真実を暴いてもらいました。
この「Renaissance」を読み終わった後、きっとあなたの「近代史のイメージ」はガラリと変わっていることでしょう。
それだけでなく、私たちが受けてきた戦後教育がいかに歪められたものだったのかを認識することができるはずです。
GHQがどのような意図で何を隠したのか、、、その裏側までくっきりと見えてくることでしょう。
ぜひこの本からあなた自身で、何が真実なのかを判断してください。