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暴力団排除活動の推進

2024年09月27日 21時51分27秒 | 社会・文化・政治・経済
暴力団排除活動とは何ですか?
 

暴力団追放「三ない運動+1(プラスワン)」の実践

暴力団追放「三ない運動+1」とは、

  • 暴力団を利用しない
  • 暴力団を恐れない
  • 暴力団に金を出さない
  • 暴力団と交際しない(+1)

という運動です。
皆さんの町や社会から暴力団を追放するためには、皆さんが勇気を持って、これらの運動を実践することが大切です。
暴力団が恐れているのは、何よりも「暴力団を恐れないあなたの勇気」なのです。

 
暴力団排除活動とは 地域、職域において、住民や企業等が連携し、暴力団の不当、不法な要求を断固拒否するとともに、社会、経済各般の場から暴力団排除し、彼らが社会に存在しえない状況を作り出すための諸活動をいいます。

(1)国及び地方公共団体における暴力団排除活動

 国及び地方公共団体は、平成21年12月、犯罪対策閣僚会議の下に設置された暴力団取締り等総合対策ワーキングチーム(以下「ワーキングチーム」という。)における申合せ等に基づき、警察と連携して、受注業者の指名基準や契約書に暴力団排除条項(注1) (下請契約、再委託契約等に係るものを含む。)を盛り込むほか、受注業者に対して、暴力団員等に不当に介入された場合の警察への通報等を義務付けるなどの取組を推進している。また、民間工事等に関係する業界及び独立行政法人に対しても同様の取組が推進されるよう所要の指導・要請を行っている。

注1:法令、規約及び契約書等に設けられている条項であって、許可等を取得する者、事務の委託の相手方、契約等の取引の相手方等から暴力団員等の暴力団関係者又は暴力団関係企業を排除する旨を規定する条項をいう。

事例
 建設会社の実質的な経営者(64)は、23年4月、再開発事業に伴う解体工事を受注するため、山口組傘下組織組長にその仲介を依頼し、暴力団の威力を利用して解体工事を受注した。23年6月、警察から府及び市に通報し、同社を公共工事から排除した(大阪)。

(2)各種事業・取引等からの暴力団排除

① 各種事業における暴力団排除

 警察では、暴力団の資金源を遮断するため、関係機関と連携して、貸金業、建設業等の各種業からの暴力団排除活動を推進している。また、近年各種事業等から暴力団関係企業等を排除するため、法令等において暴力団排除条項の整備が進んでいる。

② 各種取引における暴力団排除

 近年、暴力団の資金獲得活動が巧妙化・不透明化していることから、企業が、取引先が暴力団関係企業等であると気付かずに経済取引を行ってしまうことを防ぐため、「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」(平成19年6月、犯罪対策閣僚会議幹事会申合せ)(注2)及び平成22年12月のワーキングチームにおける申合せに基づき、警察では関係機関と連携を強化し、各種取引における暴力団排除を推進している。
 銀行業界においては、23年6月、全国銀行協会が会員銀行に対し、当座勘定取引及び融資取引について、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者等を排除対象にすることを明確化した暴力団排除条項の導入を要請するなど、銀行取引からの暴力団等反社会的勢力の排除を推進している。
 また、不動産業界においては、23年9月までに、不動産関係5団体(注3)が同団体の会員に対し、契約の当事者が暴力団員等反社会的勢力でないことを確約する条項や買受不動産を暴力団事務所等に使用することを禁止する条項等を盛り込んだ契約書のモデルの導入を要請するなど、不動産取引からの暴力団等反社会的勢力の排除を推進している。

注2:企業が反社会的勢力による被害を防止するための基本的な理念や具体的な対応について取りまとめたもの
注3:公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会、(社)全日本不動産協会、一般社団法人不動産協会、一般社団法人不動産流通経営協会及び一般社団法人日本住宅建設産業協会

 

図3-6 各種取引等からの暴力団排除
図3-6 各種取引等からの暴力団排除

(3)地域住民等による暴力団排除活動

 警察では、地域住民等による暴力団事務所に対する撤去運動等を支援し、事務所を撤去させるなど地域住民等に対する的確な支援を実施している。また、暴追センター及び弁護士会と緊密に連携し、暴力団犯罪に係る損害賠償請求訴訟や事務所撤去訴訟等の民事訴訟に対する支援を実施するなどして、暴力団の不当要求による被害の防止、暴力団からの被害の救済等に努めている。さらに、飲食店業者等は、警察、暴追センター及び弁護士会と連携の上、暴力団に対するみかじめ料拒否運動を行うなどしている。

 

図3-7 暴力団関係事案に係る訴訟支援
図3-7 暴力団関係事案に係る訴訟支援

事例①
 山口組傘下組織組長(32)は配下にある構成員の雇用を断られたことなどに腹を立て、平成21年3月、会社経営者を脅迫して、同年4月逮捕された。さらに、同構成員(46)らは同経営者を逆恨みし、同月、会社事務所等にダンプカーを突入させるなどして、同年6月までに3人が逮捕された。警察では暴追センター及び弁護士と連携し、同経営者が提起した暴力団対策法第31条の2(注)の規定に基づく山口組組長に対する損害賠償請求訴訟等を支援するなどし、23年6月、和解が成立して1,300万円の和解金が支払われた(兵庫)。

注:本条により、指定暴力団の代表者等は、当該指定暴力団の指定暴力団員が威力利用資金獲得行為を行うについて他人に損害を与えた場合は、一定の場合を除き、これによって生じた損害について賠償責任を負う。

コラム③ 保護対策等の強化


 近年、社会からの暴力団排除気運がかつてなく高まっているところ、警察では、社会全体での取組を適切に支援し、暴力団排除を一層推進するため、その活動のための基盤の整備に取り組んでいる。
 23年12月には、事業者等からの情報提供の要請に的確に対応し、暴力団情報を積極的かつ適切に提供していくため、暴力団情報の部外への提供の在り方を見直すとともに、暴力団等による犯罪の被害者、暴力団排除活動関係者、暴力団との取引、交際その他の関係の遮断を図る企業の関係者等の安全を確保するため、新たに「保護対策実施要綱」を制定した。
 このように、警察では、暴力団との関係遮断を図ろうとする者に対し、必要な情報の提供を行うというのみならず、そうした者の安全を確保するため、同要綱に基づいて身辺警戒員(略称「PO」(Protection Officer))をあらかじめ指定して警戒態勢を強化するなど、組織の総合力を発揮した保護対策に取り組んでいる。

コラム④ 匿名通報ダイヤルの対象事案の拡大


 警察庁では、24年4月から、警察庁の委託を受けた民間団体が、一定の犯罪に関する通報を国民から電話又はインターネットにより匿名で受け付け、事件検挙への貢献度に応じて情報料を支払う匿名通報ダイヤルの対象として、暴力団が関与する犯罪等を追加することで、組織犯罪全般に関する情報提供の促進に努めている。

コラム⑤ 暴力団排除に関する条例の施行


1 条例の概要
 地方公共団体、住民、事業者等が連携・協力して暴力団排除に取り組む旨を定め、暴力団排除に関する基本的な施策、青少年に対する暴力団からの悪影響排除のための措置、暴力団の利益になるような行為の禁止等を主な内容とする暴力団排除に関する条例の制定が全国的に進み、23年10月までに全都道府県で施行された。
 条例には、各都道府県の暴力団情勢等に応じて、
  ○ 事業者による暴力団員等に対する利益供与の禁止
  ○ 暴力団事務所に使用しないことの確認や契約書への暴力団排除条項の導入等不動産の譲渡等をしようとする者の講ずべき措置
  ○ 学校等の周辺200メートル区域における暴力団事務所の新規開設・運営の禁止
等の規定等の規定が盛り込まれている。
 
図3-8 暴力団排除条例の基本理念
図3-8 暴力団排除条例の基本理念

2 施行状況
 各都道府県では、条例に基づく勧告等が実施されている。23年中における実施件数は、勧告が62件(公表2件を含む)、指導が5件、中止命令が2件、検挙が3件となっている。

事例②
 事業者団体の会員らは、23年4月、松葉会傘下組織組長らに対し、飲食店内で開催された親睦会において、暴力団の活動又は運営に協力する目的で現金を供与した。同月、県公安委員会は、当該会員、同組長、親睦会の場所を提供した飲食店店長らに対し、群馬県暴力団排除条例の規定(金品等の供与の禁止)に反したことにより勧告を実施した(群馬)。

事例③
 建設会社の代表取締役は、23年4月、山口組傘下組織組長に仲介を依頼し、暴力団の威力を利用して市の土地区画整理事業に伴う解体工事を受注し、同年6月、謝礼として同組長に現金を供与した。同年8月、府公安委員会は、同代表取締役及び同組長に対し、大阪府暴力団排除条例の規定(利益の供与の禁止)に反したことにより勧告を実施した(大阪)。

 

 第1節 暴力団対策

利根輪太郎の競輪人間学 競輪は12357で決まる(検証2)

2024年09月27日 16時48分39秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 青森競輪 みちのく記念善知鳥杯争奪戦

2日目(9月27日)

1レース

1-7
3,580円(15)
1-7-4
16,600円(60)

4レース

1-2
3,680円(11)
1-2-9
28,530円(62)

5レース

2-1
3,130円(8)
2-1-5
18,890円(46)

6レース

2-5
410円(1)
2-5-9
930円(1)

7レース

3-5
480円(1)
3-5-1
2,140円(3)

8レース

1-5
25,270円(42)
1-5-3
170,720円(233)

9レース

5-1
390円(2)
5-1-3
1,420円(4)

10レース

5-2
550円(2)
5-2-8
3,120円(9)

2車単であくまでもで勝負することだ。


虐待は誰にでも起こりうる問題

2024年09月27日 11時15分34秒 | 社会・文化・政治・経済

虐待が後をたたない。

こども家庭庁によれば、2022年で虐待で死亡した子どもは72人だった。

高止まりの状態が続いている。

実に痛ましいかぎりだ。

今月は全国の児童相談所長らが集い、現状の課題や対応例の共有などを行った。

児童虐待の背景には「親の孤立」があるといわれる。

発生の要因を「親の粗暴な性格」と考える人も少なくないが、実際は貧困や住居問題、パートナーとの関係など、さなざまな要因が複雑に絡み合って起こるのだろう。

子育てのい不安や悩み、寂しさを打ち明けられる人が周囲におらず、その苦しさを子どもに向けてしまう場合が往々にしてあるのだろう。

その意味で「虐待は誰にでも起こりうる問題」と思われる。

虐待が発生し悪化する前に、誰もが安心して相談できる支援体制や周囲の関わりは期待される。

「あなたはダメな子ね」などと、人格を否定する言葉や扱い。

きょうだいや友達と比較する。

子どもlの前での夫婦喧嘩―は子どもの心を傷つける。

このような不適切な子どもとの関わりは、子どもの脳の発達にも悪影響を与える。

子育て中の保護者の悩みや苦労を、周囲の人々が<わがこと>と捉え、日常的な声かけや関わりを通して、孤立を防げるかどうかだ。

 

児童相談所における虐待相談対応件数とその推移
○令和4年度中に、全国232か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は
219,170 件(速報値)で、過去最多。
※ 対前年度比+5.5%(11,510件の増加)(令和3年度:対前年度比+1.3%( 2,616件の増加))
※ 相談対応件数とは、令和4年度中に児童相談所が相談を受け、援助方針会議の結果により指導や措置等を行った件数。
【主な傾向】
・心理的虐待に係る相談対応件数の増加(令和3年度:124,724件→令和4年度:129,484件(+4,760件))
・警察等からの通告の増加(令和3年度:103,104件→令和4年度:112,965(+9,861件) )
〈令和3年度と比して児童虐待相談対応件数が増加した自治体への聞き取り〉
・関係機関の児童虐待防止に対する意識や感度が高まり、関係機関からの通告が増えている。

10年前のおよそ3倍に

 

 

 

 

21万4843件


青春以上に尊いものはない

2024年09月27日 10時15分54秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼世界は、彼方にあるのではない。

自分の今いる家庭、職場、地域が、人生の中心地なのだ。

▼青春以上に尊いものはない―ゴーリキー

  • 生年:1868年
  • 没年:1936年

ロシアの作家・ジャーナリスト。ニジニー・ノヴゴロド(1932-90年まで彼にちなみゴーリキーと呼ばれた都市)の商人階層の家に育つ。困窮のため11歳から働き始め、20代まで各地を放浪した後、その経験を基にした短篇を次々と発表。

1898年には作品集『記録と短篇』が刊行され好評を博す。革命運動にも関与しつつ、戯曲『どん底』、長編『母』などを執筆し、「プロレタリア文学の父」とも呼ばれた。革命後は、ボリシェヴィキ政権と対立してイタリアに移るが、やがて擁護に転じ、1933年に帰国。その後はソ連の文化政策に協力する一方、体制に順応できない知識人の擁護にも尽力した。

▼わたしは自分の今あるもろもろの条件の下で最善を尽くすだけだ―芸術ミケランジェロ

逆境の中でも高い理想を求め、前へ前へお歩みを止めなかった。

その結晶として「最後の晩餐」など不滅の名作が輝き続ける。

今年は没後460年となる。

▼あくまでも自ら動くことである。

その中に勝利の明日はない。

この信念のまま進むのだ。

▼お金が偉いわけではない。

経済は「人」を中心に考えなければならない。

例えば、無人島にお金を持っていっても価値はありません。

それよりも、食料や水に価値があります。

現代社会は、お金という道具を使って、協力してくれる人を探しているのです。

経済をシンプルに考えると、「誰かの役に立ちからお金をもらえる」という仕組みが分かります。

同時に、これがお金の本質でもあります。

お金中心に仕事を選択するのではなく、どうやったら世の中に役立てるかという視点を子どもたちが持てるようになれば、日本の未来は明るい。

人間一人の能力やお金には、限りがあります。

一人より二人、二人より三人と協力者が増えていった方が、選択肢は広がります。

資格よりも「観察力」が大切です。

これから、地域や周囲の困り事や不便を感じている物事を見つける観察力、そこから役立つような企画や事業を考え、展開していく力が求めっれていくと思います。

社会的金融教育家の田内 学さん

 

 

 

 

 


子どもの居場所

2024年09月27日 09時37分38秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼季節の移り変わりのように、人生にも<変わり目>がある。

試練に直面したとしても、宿命は転換できるし、人間として成長の契機ともなるものだ。

<今が勝利の節目を刻む時>と一念を定め打って出ることが、人生を開く<変わり目>となる。

▼実りの秋の到来である。

志を高く持ち、たゆみない日々の人生の新たな実践で、成長の喜びを体感する季節にしたい。

▼課題を解決する力は子どもたちの中にある。

その力を引き出す鍵こそ、大人側の「耳を傾けよう」とする姿勢と工夫にほかならない。

「こどもまんなか社会」「教育のための社会」とは「子どもの声が届く社会」に違いない。

こどもの幸せはもちろん、大人の喜びと生きがいにもつながっていく。

 


創作 人生の相性 13)

2024年09月27日 04時27分06秒 | 創作欄

池袋のバー「リボン」ママの幸子が、店を出た野尻幸治を外まで追ってきた「あなたが、二度とお店に来ない気がするの」涙声となり、野尻の手を確りと握り絞めた。
彼はこの時、思わずママを抱きしめた。
「何故、あんな男と・・・」
「仕方なかったのよ。女は愚かなのね。体が・・・」ママは声を立てて泣いた。
ヤクザな男は、性を含めて手練手管に長けていたのであろう。
「幸子さんを愛していたのに・・・」野尻も声を詰まらせた。
「私と逃げて、お願い」
「わかりました」野尻は応じたのである。
だが、相手の男は何処まで追ってくる執念深い相手だった。

野尻は男からマークされていて、練馬に住む彼のアパートを既に突き止められていたのだ。
「俺の女に手を出したんだな。許さないぞ!」脅された野尻は、弁護士の友人の園田正雄に相談する。

園田は野尻と大学法学部の同期生だった。
同時に警察にも相談していた。
ヤクザ男は3度も野尻のアパートに押しかけ、「金でかたをつけるぜ。いいな」そして200万円もの金を要求していたのだ。
ヤクザ男はそのことで逮捕される。

人は黙って、脅しに応じてはいけないのである。

そのことは、「リボン」のママの幸子に対しても言えることだった。

足立は、友人として二人の成り行きを心配し、見守っていた。


創作 人生の相性 12)

2024年09月27日 02時41分44秒 | 創作欄

その池袋のバー「リボン」は、43歳のママの幸子と19歳の美登里が経営する店であった。
ママに惚れていた記者仲間の野尻幸治が通う店であった。
「こんな、年上の人がいいのか」と足立幸雄は32歳の野尻とママの二人を見比べた。
足立にとって、惚れこむなら断然、寡黙な若い美登里であった。

ママの幸子は、東京音楽大学を出ていて、イタリアに声楽を学びに行った時期があったそうだ。
オペラが好きな野尻は、ママの演奏会にも何度か行っていた。
有線放送が流れていた。
店に響くママのハミングの声は、ソプラノであった。
足立はママに聞いてみた「とても、いい声ですね。声はどのように出すのですか」
「声はね、体の後ろから出すのよ」ママが笑顔となる。
そのママはその後、地元のヤクザの男に付け込まれたのである。
夜の世界には落とし穴があるものだ。
そして、バーの飲み代は、これまでの3倍以上になる。
バーのカウンター席の片隅で客に鋭い視線を向けるヤクザ男、その男の存在に野尻は落胆する。
ママはヤクザ男に体まで犯されていたのだ。

親友であった水野晃の妻の道子と足立の交情が深まる中、彼はママの幸子の立場を憐れむばかりとなる。
そして、ママの娘の美登里の行く末を案じていくのだ。