家人の友人のちゃこさんは、取手出身の歌手藤 野とし恵と取手小学校の同窓生である。
今日(9月28日)は、取手・台宿にある「エスカルゴ」に藤 野とし恵がやってきた。
企画したのは、小学校の先輩の一人の藤代さんであり、同級生も多数参加した。
約20名と我々二人。
藤 野とし恵さんの歌手の後輩である岬はな江さんも歌いに来ていた。
彼女は「車椅子あーちゃん号」の協力者であった。
― 岬 はな江 ―
初めて挑戦した「第1回東海岸演歌コンテスト大会」に優勝、獲得した数々の賞品はすべて福祉活動に寄付
その後、プロの歌手となり、日本テレビ「ルックルック こんにちは」 NHK「歌謡天国」地元テレビ福島、FMいわきに度々出演
大望の福祉活動では、1995年いわき市久之浜で岬学園を開設、主な活動の「かもめパン工房」は、全国パン協会会長 林重郎氏のご指導により材料にこだわったパンの味は「うまいもの天国」に選ばれる程好評であった。
学園生の活動はパン作りに止まらず、剣舞・太鼓・写真・俳句等の習得に励み、特に赤い羽根推進標語では「優しさがあなたの胸にゆれている」「一枚の羽根がみんなの愛メール」「ぬくもりの羽根を広げる新世界」「助けあう心をそっと羽根に乗せ」と四回最優秀賞に選ばれ2000年のNHK歳末助け合い運動のTVコマーシャルに当学園が放送される。
しかし2011年3月東日本大震災と原発事故の影響で「かもめパン工房」は休止に至る
現在残った少数の生徒はビーズ制作販売、園長 岬はな江は歌手活動にと「かもめパン工房」再開を目指して、活動中です。
「これからも子どもたちと一緒に全国を回りたい」と、いわき市の岬学園かもめパン工房施設長の岬花江さんは言う。震災当日は茨城県で子どもたちと一緒のコンサート中で、大災難はどうにか逃れた。
高校2年のとき福祉施設を訪れた岬さんは、将来は目の前に海があって近くには高齢者施設がある所で活動したいと誓った。歌の道へ進みながら慰問を続けた。慰問先の施設ではショウノウの袋詰め作業をしていたが、匂いがあまりにきつく、自分の施設ではパン作りをしたいと考えていたところ、歌の公演を通してパン業者と知り合い、協力を得て今の施設開設につながった。
パン工房の機械は津波の浸水は逃れたものの、原子力発電所から30km圏内にある建物と子どもたちの安全を考え、パンは作れない状況だった。現在は子どもたちとお母さんらが手作りしたビーズのアクセサリーを各地のイベントなどで販売している。
「大人が良い手本となって生きざまを残し、次の世代につないでいくのが教育ではないでしょうか」と言う岬さん
主な曲名「ネオン海峡」「おんなの灯り」「412 マーチ」「両国晴れ姿」「お手締めヨイショ」「涙の燈台」「じゃんがら夢やどり」
新曲「室戸あたりは」「海に降る雨」
Email:misakihanae@gmail.com
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