真皮とは

2024年12月28日 04時01分57秒 | 医科・歯科・介護

「真皮」は表皮の内側にあって、肌(皮膚)組織の大部分を占めており、肌(皮膚)の本体ともいえます。

部位などによって異なりますが、皮下組織を除くと平均で約2ミリの厚さがあります。
真皮は、「コラーゲン」という線維状のタンパク質がその大部分を占めています。

そして、その間を「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質が水分を抱えながら満たしています。

これに「エラスチン」という線維状のタンパク質も加わって、肌に弾力を与えています。

これらの線維や基質を生成する細胞を、線維芽細胞(せんいがさいぼう)といいます。
さらに、真皮には、血管やリンパ管、汗腺などがあります。

真皮は、その大部分を占めるコラーゲンや、エラスチンなどにより、肌(皮膚)を支え、その形や弾力を保つ働きがあります。
さらに「血管」「リンパ管」や、「皮脂腺」「汗腺」などの付属器があり、生理的な機能も営んでいます。

 


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