兵庫県知事選で稲村陣営が誹謗中傷を10倍した?

2024年12月28日 10時48分58秒 | 社会・文化・政治・経済

 根拠とされた新聞記事は無関係【ファクトチェック】

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<picture><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20241223-00010000-jfactc-001-1-view.jpg?pri=l&w=475&h=640&exp=10800&fmt=webp" type="image/webp" /><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20241223-00010000-jfactc-001-1-view.jpg?pri=l&w=475&h=640&exp=10800" type="image/jpeg" /></picture>

この投稿には「『Yahoo!リアルタイム検索』より作成」と表記のあるグラフが付いている。

「既得権益」「#さいとう元知事がんばれ」「斎藤 パワハラ」「#いなむら和美を兵庫県知事に」「公益通報」「稲村 外国人参政権」というネットで拡散した6つの言葉の拡散数の変遷を現している。グラフの横軸の日付は県知事選告示日の10月31日から投票前日の11月16日までだ。

このグラフを画像検索すると11月29日に神戸新聞NEXTで配信された記事が見つかる。

記事は「『既得権益』『さいとう元知事がんばれ』兵庫知事選終盤、Xで大量に投稿 真偽不明の情報も拡散」という見出しで、兵庫県知事選の期間中ネット上で拡散した言葉がどの時点で急増したのか、その背景を探る分析記事だ。

しかし、稲村陣営やその支持者が選挙妨害したり、斎藤氏側を誹謗中傷したりしたかなどは説明していないし、グラフからもそうした事実を読み取れない。

例えば、この記事が取り上げた「斎藤 パワハラ」は、斎藤氏が「パワハラしていた」、「パワハラはしていなかった」のどちらでも検索ワードに上がってくるので、誹謗中傷を読み取れるわけではない。

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