見過ごしたらこの先一生後悔しますよ、なんてのは大ウソだけど、今度11/10にFM東京主催でやるコンサートは、私のこれまでの音楽人生のターニングポイントになるぐらい重要なコンサート(なんてことを自分で言うのも変っちゃ変だけど)のはず。
私がプロになってから(どの部分をプロのスタートにするかで数え方が違ってくるのだが)30年以上は優に時がたっているわけで、どうせなら「プロ生活30周年記念コンサート」でもやればよかったんだけど、それもいつの間には過ぎてしまったようなので、次ぎの目標は「プロ生活40周年記念」ぐらいにしておいて、とりあえず今回は「なんだかわからないけど大事なコンサート」ぐらいにしておこうと思う。
前半は、モダンダンスの杏奈さんとのコラボレーション。しかも、すべて即興。
きっとお客さんの中には「即興だとはいっても、本当は何か約束ごとがあったり、リハーサルで何かを仕込んでいるんだろう」と思う人もいるかもしれない。でも、これは本当に正真正銘の即興で、一切リハーサルを行わずにやる(そういう形でやることが私のもともとのアイデアだったので、このスタイルだけはゆずれない)。
ダンサーにとってみれば、どんな音楽が来るかわからずに踊るわけだし、ミュージシャンにしても、どんな動きのダンスになるかわからずに演奏する。舞台の上でパフォーマンスする4人(私とパーカッショニスト、ベーシスト、そしてダンサー)のそれぞれがお互いにどんな音を出し、どんな動きをするかまったく予想もつかないところで演奏し、踊る。確かに緊張はするけれども、これこそがパフォーマーの醍醐味といったところ。大体、人生に予定調和などあるわけはなく、人間は一人一人毎秒毎分お互いに即興で生きているのだから、舞台の上のパフォーマンスだって即興で表現することも、ある意味、人生と同じで、当たり前の話し。
踊りだろうが、音楽だろうが、表現者というのは、人の愛や生や死、そして自然を表現する以外何も表現するものはない。人と人は、実生活で即興でぶつかりあい、自然と即興で調和していくものなのだから、ここで表現する4人の意志がどういう風にぶつかりあっていくのかは、ある意味、私たちの人生の縮図、なのかもしれない。
そんなだいそれたことをやろうとしているわけで、今からゾクゾクするほど楽しくなってくるし、ある意味、興奮もしている。
そして、コンサートの後半は、中南米音楽で活躍するアルパという楽器との共演。アイリッシュ・ハープと同じぐらいの大きさの小さめなハープで、この楽器のアイドル的存在の上松美香さんとの初めての共演。
ギリシャ時代からフルートとハープのコンビネーションは、ある意味ゴールデン・コンビとも言われているのだけれども、不思議とこのアルパとフルートが共演するという話しはあまり聞いたことがない。というのも、おそらく、中南米音楽にはケーナやパン・パイプという管楽器が活躍するためにフルートの出番がほとんどないのだろうと思う。そんなアルパと強引に共演してみようと思う。もともと会わないはずはない2つの楽器のマッチングだ。あとはどういう曲でどういうパフォーマンスをするかにかかっているだろう。今回は、上松さんのオリジナル曲、私のオリジナル曲を半分ずつ演奏する予定。
おそらく、フルートをやっている人もやっていない人も、このコンサートを聞けば、フルートという楽器に対するイメージはガラっと変わるはず。
興味のある人は、以下のページのインフォメーションを御覧になって、ぜひチケットをゲットしてください。
チケットぴあ、イープラスでも購入できます。
http://www1.linkclub.or.jp/~flute/live.html
私がプロになってから(どの部分をプロのスタートにするかで数え方が違ってくるのだが)30年以上は優に時がたっているわけで、どうせなら「プロ生活30周年記念コンサート」でもやればよかったんだけど、それもいつの間には過ぎてしまったようなので、次ぎの目標は「プロ生活40周年記念」ぐらいにしておいて、とりあえず今回は「なんだかわからないけど大事なコンサート」ぐらいにしておこうと思う。
前半は、モダンダンスの杏奈さんとのコラボレーション。しかも、すべて即興。
きっとお客さんの中には「即興だとはいっても、本当は何か約束ごとがあったり、リハーサルで何かを仕込んでいるんだろう」と思う人もいるかもしれない。でも、これは本当に正真正銘の即興で、一切リハーサルを行わずにやる(そういう形でやることが私のもともとのアイデアだったので、このスタイルだけはゆずれない)。
ダンサーにとってみれば、どんな音楽が来るかわからずに踊るわけだし、ミュージシャンにしても、どんな動きのダンスになるかわからずに演奏する。舞台の上でパフォーマンスする4人(私とパーカッショニスト、ベーシスト、そしてダンサー)のそれぞれがお互いにどんな音を出し、どんな動きをするかまったく予想もつかないところで演奏し、踊る。確かに緊張はするけれども、これこそがパフォーマーの醍醐味といったところ。大体、人生に予定調和などあるわけはなく、人間は一人一人毎秒毎分お互いに即興で生きているのだから、舞台の上のパフォーマンスだって即興で表現することも、ある意味、人生と同じで、当たり前の話し。
踊りだろうが、音楽だろうが、表現者というのは、人の愛や生や死、そして自然を表現する以外何も表現するものはない。人と人は、実生活で即興でぶつかりあい、自然と即興で調和していくものなのだから、ここで表現する4人の意志がどういう風にぶつかりあっていくのかは、ある意味、私たちの人生の縮図、なのかもしれない。
そんなだいそれたことをやろうとしているわけで、今からゾクゾクするほど楽しくなってくるし、ある意味、興奮もしている。
そして、コンサートの後半は、中南米音楽で活躍するアルパという楽器との共演。アイリッシュ・ハープと同じぐらいの大きさの小さめなハープで、この楽器のアイドル的存在の上松美香さんとの初めての共演。
ギリシャ時代からフルートとハープのコンビネーションは、ある意味ゴールデン・コンビとも言われているのだけれども、不思議とこのアルパとフルートが共演するという話しはあまり聞いたことがない。というのも、おそらく、中南米音楽にはケーナやパン・パイプという管楽器が活躍するためにフルートの出番がほとんどないのだろうと思う。そんなアルパと強引に共演してみようと思う。もともと会わないはずはない2つの楽器のマッチングだ。あとはどういう曲でどういうパフォーマンスをするかにかかっているだろう。今回は、上松さんのオリジナル曲、私のオリジナル曲を半分ずつ演奏する予定。
おそらく、フルートをやっている人もやっていない人も、このコンサートを聞けば、フルートという楽器に対するイメージはガラっと変わるはず。
興味のある人は、以下のページのインフォメーションを御覧になって、ぜひチケットをゲットしてください。
チケットぴあ、イープラスでも購入できます。
http://www1.linkclub.or.jp/~flute/live.html
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