みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

私は

2006-01-21 00:31:52 | Weblog
音楽評論家ではないけれど、音楽関連のモノを書く仕事はたくさんしているので、ほとんど毎日のようにレコード会社やプロモーションの会社、事務所からCDやコンサートの案内がたくさん送られて来る。今も、スウェーデンの歌手、スス・フォン・アーンという人のサンプルCDを聞いている。
かなり上手な人。声もいい。
昔、オランダにアン・バートンというかなりいい雰囲気のジャズ・シンガーがいたが(彼女は大分前に亡くなっている)、北欧というはけっこうジャズの盛んなところだ(特にオランダ)。でも、私は個人的にはこのススという人をあまりジャズということばではくくりたくはないと思った。
宣伝用の資料はこの人のことを盛んにジャズ歌手という表現でくくろうとしている(そこに書かれている音楽評論家の先生の推薦文では、あのノラ・ジョーンズまでジャズの世界に無理矢理ひきこもうとしているフシさえある)。
まあ、このススという人の歌、確かにジャズには違いないんだろうけど、私は、ジャズということばがあまり好きではない。いつまでたっても狭い意味での「ジャズ」という使い方しかされないうちは、ジャズという符号は負の符号でしかないような気がするのだが....。

まあ、そんなことはいいとしても、今日仕事で久しぶりに浅草に行き、例のウンコビルをまじまじと眺めてきた。例のビール会社の屋上にある金色の巨大なオブジェ(きっとアレはビールの泡の形をイメージしたオブジェなんだろうけど)は、いつ見ても、どう見てもウンコにしか見えない。
でも、何か不思議とほのぼのとしてくるオブジェでけっしてキライではない。すっかり浅草のシンボルとして定着している。

浅草からの帰りの電車の中、弟子の一人からのメール。曰く「父が浮気をしている夢を見ました」(おいおい、よりによってそんな変な夢を見るなよ)「でも、父が相手の女に一方的に利用されていることがわかったので、その女の横っ面思いっきりひっぱたいてやりました」(まあまあ、君の気持ちもわかるが、殴るのは君ではなくお父さんじゃないのかナ?)。
私はとってもいい弟子をたくさん持っているようだ(笑)。

明日は雪らしいが(昨日もそんなことを言っていたが)、個人的にはあまり歓迎すべき天気ではない。一日中家の中にこもっているのなら雪も悪くはないが、出かけるとなると話しは別だ。東京の雪はいつも最悪だ。

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