みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

音楽評論も

2006-01-10 21:27:15 | Weblog
仕事の一部にしているので、あまりこういうところでおおっぴらにアーティストやミュージシャンの悪口なんかは言えないのだけれども、つい2日前に聞いたコンサートのベテラン・ミュージシャンの男女二人はなんだかナと思いました(あえて、ホントの楽器の名前は伏せてありますが、見る人が見れわかっちゃうんけどネ)。
主役は若い女の子。アルパという小さなハープ奏者でまだ15歳。才能もあって、これから将来が楽しみという子です。まあ、だからそういう子をベテラン・ミュージシャンがサポートしようというのは当然の考え方としてわかるんだけど、その人選をあやまるとエラいことになりますネ。
大体において、ベテランっていう人たちは、それなりに自信があるから、いい形で出れば新人をうまくサポートしてわからないようにひきたててあげることができる(はずなんだ)けど、悪くすると、若い子なんかそっちのけで、全部自分の舞台にしちゃうような人もいるのですよネ。
今回はそのケースに近い。若い子をサポートしてあげるどころか、いつもの自分たちのノリに「ついてらっしゃい」的なノリだし、実際、演奏もあまりうまくない(でも、多分、若いその子よりも自分たちの方がうまいつもりでいる)。おいおい、今日の主役は誰じゃいナ?
まあ、こんなことを言っても具体的なアーティストとかを言わなきゃわからないじゃないかと思うでしょうが、何となく私の言わんとしていることはおわかりいただけるのじゃないでしょうか?
年だけくってるベテランは、はっきり言ってダメです。
去年は、団塊の世代のオヤジ二人に仕事でえらい目にあわされたので(しかも、日本に名だたるエンタテインメント業界2社のオヤジたちです)、けっこう私は来ています。ホント、あの世代はヤバいです。

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