仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

シン・ウルトラマンを観てきました。・・・とても面白かったけれども、物足りない点も少しある作品

2022年05月14日 | 映画

 シン・ウルトラマンを観てきました。

 ネタバレの内容を含みます。

 

 

 ウルトラマン好きにはとてもおすすめです。(ウルトラマン好きの人はきっと見に行くと思いますが)

 おなじみの怪獣(「禍威獣」と書くらしい)がたくさん出てくる。

 ザラブ星人、メフィラス星人、ゼットンも出てくる。

 そして、ゾフィー(ゾーフィ?)も。

 スペシウム光線も八つ裂き光輪も、今の技術で見せるとこんな映像になるのか!と驚いた。

 

 観に行ってよかった。

 

 ただ、少し物足りないところもあった。

 

 それは、感情に関する演出が淡々としすぎている点である。

 

 例えば、「そんなに人間が好きになったのか?」とウルトラマンが聞かれるが、「人間を好きになるような体験を、ウルトラマンはしてないのでは?」と感じた。

 このセリフを出すくらいならば、ウルトラマンが人間に対して好意をもつようなエピソードを、もっと入れてくれれば説得力も増すのになあと思う。

 

 また、「バディー(仲間)を信頼して行動した」という場面があるが、単独行動ばっかりしてたんだから、相互に信頼が強まるエピソードは無かったのでは?と感じてしまった。

 どうせ仲間意識を感じさせるのならば、そういうエピソードの場面をもう少し作ってほしかったなあ。

 

 とは言え、「シン・ウルトラマン」面白かったです。

 

 

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映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で、悪役のワンダが叶えたかったささやかな幸せ

2022年05月07日 | 映画

 前回は、「映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を観てきた。・・・今回の悪役は鬼子母神に見える」を書いた。

 その続きです。

 ネタバレの内容を含みます。

 

 

 今回の悪役であるワンダは、母親でありたかったのである。

 自分の魔術で生み出した双子の息子と暮らせることを切に願っている。

 暮らせるためには、自分の魔力を駆使して、人を殺すこともいとわない。

 

 我が子と平凡に暮らすことを願い、それができないために狂っていく。

 悪役ではあるけれども、その願いを叶えたい気持ちは十分伝わってくる。

 (双子の男の子たちと過ごしているときのワンダの映像は、とても幸せそうである)

 

 この映画を見終えたあと、自分自身の幸せにも気付かされた。

 よくよく考えてみると、この悪役であるワンダがどうしても手に入れたかった「我が子と幸せに暮す」という願いは、すでに自分は叶えられているからである。

 4人の子と妻と一緒に夕食を食べたり、会話をしたりすることは、本当はとても幸せなことなのだなあと感じた。

(念のために付け加えますが、独身でいることや子供がいないことを否定しているわけではありません。)

(もし自分が独身であれば、独身であることの強みを生かして楽しんでいただろうと思います。)

 

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映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を観てきた。・・・今回の悪役は鬼子母神に見える

2022年05月06日 | 映画

 映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を観てきた。

 面白かった。

 お金がかかっているなあと思わせる映像や「えっ?この人が出てるの!」という驚きがたくさんあった。

 監督は「死霊のはらわた」「スパイダーマン」で有名なサム・ライミ監督。

 なんと「ゾンビ」も出てきます。

 

 ここからはネタバレ有りです。

 

 

 

 今回の悪役は、ドクターストレンジと同じような魔術(超能力?)が使える女性「ワンダ」

 ワンダは、自分の子供2人との生活を取り戻したい一心で、その鍵を握る女性「チャベス」を狙う。

 母親として幸せに暮らしたいというワンダの気持ちはわかる。

 しかし、もともと存在しない子供(ワンダの魔術で生み出された子供)であるので、その願いは叶えられそうもない。

 それでも子供と暮らしたいワンダは、手段を選ばずチャベスを狙ってくる。多くの人を殺す。

 

 

 今回の映画を観ていると、「鬼子母神」の話を連想した。

 

 鬼子母神(きしもじん、きしぼじん)には、千人の子がいた。

 この鬼子母神は、他人の子どもを殺して食べたという。

 仏様はこれを教化しようと、鬼子母神の子供を隠したので、鬼子母神は探し求めることができず、悲しんだ。

 そこで仏様は、「千人中ただ一子を失うにさえこれだけ悲しむのに、お前に子を食われた親達の胸中はいかばかりか」と説いて、子を返したそうな。

 これ以後、鬼子母神は、仏に帰依し、安産と保育の神となる。

 

 

 母親としての幸せを得たいがために、多くの人を殺すワンダと鬼子母神が重なって見えた。

 失った我が子を取り戻すという気持ちはとても良くわかる。

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映画「夢見る小学校」を観た。

2022年04月24日 | 映画

 映画「夢見る小学校」を観た。

 「宿題がない、テストがない、「先生」がいない」という小学校のドキュメンタリー映画である。

 「プロジェクト」とよばれる体験学習の授業を通じて、自分たちでプロジェクトを運営し自らの頭で考える「きのくに子どもの村学園」が舞台である。

 たしかに自由な学校だった。

 

 自分のやる気にスイッチが入っているので、意欲的に学習するのだろう。

 卒業を祝う会(卒業式とは呼ばないらしい)での、卒業生のスピーチに、この学校の良さは表現されているのだろうと感じた。

 そのスピーチは、何が自分を伸ばしてくれたのか、これからどうしたいか、などを自分の言葉で熱く語れていた。

 

 この映画を見ることができてよかった。

 学校のイメージを広げてくれたからである。

 小学校という組織は、どんな内容をどんな形で学ばせるのかについて、自由度が高いことに気づかせてくれた。

 

 ただ、気がかりな点もある。

 それは、学習内容の履修漏れはできないのだろうか?という点である。

 子どもたちの希望するプロジェクト学習(これが時間割の半分以上を占める)を行い、基礎の学習もプロジェクト学習に関連する内容をする。

 となると、プロジェクト学習に関わりのない学習内容については履修しないままなのではないか?

 履修しない学習内容があれば、進学したあとに、子供が困ることになる。

 かと言って、プロジェクトに関係のない内容を学習させるとなると、子供が決めたこととは異なる学習をさせることにならないだろうか。

 

 例えば、算数では「速さ」や「割合」という学習内容がある。

 これが苦手な子もいる。

 また、「水泳」「鉄棒」「跳び箱」などの学習内容もある。

 好きな子もいるが、嫌いな子もいるだろう。

 そういう子にとっては、学習の機会がないままに卒業することにならないだろうか?

 

 意欲的に学ぶ仕掛けは素晴らしいが、子供の興味関心のない内容についてはどのように学ばせるのだろうか?

 それが分からなかった。

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映画「夢見る小学校」を観た。

2022年04月24日 | 映画

 映画「夢見る小学校」を観た。

 「宿題がない、テストがない、「先生」がいない」という小学校のドキュメンタリー映画である。

 「プロジェクト」とよばれる体験学習の授業を通じて、自分たちでプロジェクトを運営し自らの頭で考える「きのくに子どもの村学園」が舞台である。

 たしかに自由な学校だった。

 

 自分のやる気にスイッチが入っているので、意欲的に学習するのだろう。

 卒業を祝う会(卒業式とは呼ばないらしい)での、卒業生のスピーチに、この学校の良さは表現されているのだろうと感じた。

 そのスピーチは、何が自分を伸ばしてくれたのか、これからどうしたいか、などを自分の言葉で熱く語れていた。

 

 この映画を見ることができてよかった。

 学校のイメージを広げてくれたからである。

 小学校という組織は、どんな内容をどんな形で学ばせるのかについて、自由度が高いことに気づかせてくれた。

 

 ただ、気がかりな点もある。

 それは、学習内容の履修漏れはできないのだろうか?という点である。

 子どもたちの希望するプロジェクト学習(これが時間割の半分以上を占める)を行い、基礎の学習もプロジェクト学習に関連する内容をする。

 となると、プロジェクト学習に関わりのない学習内容については履修しないままなのではないか?

 履修しない学習内容があれば、進学したあとに、子供が困ることになる。

 かと言って、プロジェクトに関係のない内容を学習させるとなると、子供が決めたこととは異なる学習をさせることにならないだろうか。

 

 例えば、算数では「速さ」や「割合」という学習内容がある。

 これが苦手な子もいる。

 また、「水泳」「鉄棒」「跳び箱」などの学習内容もある。

 好きな子もいるが、嫌いな子もいるだろう。

 そういう子にとっては、学習の機会がないままに卒業することにならないだろうか?

 

 意欲的に学ぶ仕掛けは素晴らしいが、子供の興味関心のない内容についてはどのように学ばせるのだろうか?

 それが分からなかった。

 

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 映画「THE BATMAN」の見所はここでした・・・成長物語、謎解き、逆境、リアルさ

2022年03月23日 | 映画

 前回は「映画「THE・BATMAN」で、人間の持つ狂気を観た」を書いた。

 

 映画「THE BATMAN」は、良い作品だと思う。

 (暗い雰囲気が苦手な人や3時間という長い上映時間が嫌な人は苦痛だろうけど)

 

 「THE BATMAN」の見どころは、いくつもあるが、その中でいくつか紹介したい。

 (少しネタバレになるところもあるが、このブログを読んだ上で映画鑑賞してもあまり影響はないと思う(個人的な感想です))

 

1 BATMANの成長物語である。

 映画の序盤では、BATMANは純粋な復讐者に見える。暴力もえげつない。倒れた相手もさらに殴るようなキャラである。

 終盤では、本当のヒーローになる。利他行ができるキャラになる。

 自分以外の人のために行動するヒーローになっていく。

 その変化を見るのは楽しい。

 

 

2 謎解きの物語である。

 BATMANは、優秀な探偵でもある。リドラーが出すなぞなぞをゴードン警部?とともに解いていく。

 探偵者としてみるのも面白い。

 (でも観客としてその謎を解くことはできなかった。難しすぎる)

 

3 逆境に向き合う人々の物語である。

 BATMANの父親が亡くなったことで、BATMAN自身もリドラーも不幸になる。

 逆境に陥るわけである。

 しかし、その後の考え方が全く違う。

 BATMANは、復讐に凝り固まった人物になるが、最後は利他行に目覚める。

 リドラーは、最後まで利己的である。そのリドラーに感化された人々も集まってくる。

 逆境に陥ったあとの考え方(人のせいにするかしないか)で、人生が変わっていく人々の物語でもあった。

 

4 一番リアルなBATMANが観られる物語である。

 コスチュームも戦い方もリアルだった。

 特にムササビスーツでビルから飛び降りて逃げるシーン。

 飛び降りる前に、あまりの高さに少しBATMANがビビるのである。

 普通の人間だったらビビる高さである。

 そこでビビるBATMANを観て、リアルさを感じる。

 

 

とまあ、こんなふうに見どころがたくさんある映画でした。

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映画「THE・BATMAN」で、人間の持つ狂気を観た

2022年03月22日 | 映画

 映画「THE・BATMAN」を観た。

 面白かった。

 3時間という上映時間があっという間だった。

 ただ、BATMANのファンではない方には重苦しい映画に感じるかもしれない。

 登場人物の殆どが狂気か悪意(もしくはその両方)を持っている。

 BATMANも例外ではなく、復讐にこだわる狂気を感じる。

 

 名作「ダークナイト」では、ジョーカーの狂気が目立っていたが、この「THE・BATMAN」は、登場人物みんなの狂気を感じることができる。

 

 

 

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伊能忠敬が映画になる。

2022年03月15日 | 映画

 昔から伊能忠敬を尊敬していた。

 伊能忠敬といえば「大日本沿海輿地図」を作った人として有名である。

 学び続けるという意味で、最高レベルの実践家だと思う。

 熱意を持って学び続け、実践した人である。

 養子に入った家を栄えさせたあと、隠居している。

 隠居したあとに、自分よりも遥かに年下の人に弟子入して測量を学んでいる。

 測量学が楽しくてたまらなかったのではないだろうか。

 この方の生き方を学ぶと、自分も生涯現役で学び続け、楽しみ続けることができるのではないかという気がしてくる。

 

 そして、この方が主人公として活躍する映画ができる。

 しかも、映画の原作となったのは落語である。

 その創作落語を作ったのは、立川志の輔氏である。

 立川志の輔氏の落語「大河への道」が、この映画の原作である。 

 主演は中井貴一氏。

 

 志の輔氏の創作落語「大河への道」を見た中井氏が「映画化させてほしい」と頼みに行ったのが映画製作のきっかけだそうな。

 

 期待はかなり高まってきた。

 公開日の5月20日(金)が楽しみである。

 

 映画「大河への道」おすすめです。

 

 

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「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観て 一番心に沁みたシーンはここ

2022年01月15日 | 映画

 「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観てきた。

 これまでのスパイダーマン映画のシリーズ(2002年くらいから始まっているかな?)を見てきた人にはとてもお勧めできる作品である。

 これまでに出てきた悪役が出てくる。

 ウイレム・デフォーさん演じるグリーンゴブリンの存在感が圧倒的である。

 

 

 それ以外にも、「えっ?その人たちも出てくるの?」という驚きがあった。

 

 ここからはネタバレになるので、観るつもりがある人はご遠慮いただいた方がいいかも知れません。

 

 

 個人的にいちばん胸にグッときたシーンがある。

 

 それは、「アメイジング スパイダーマン」が、ヒロインのMJが落下したところに追いつき、助けたシーンである。

 その後のスパイダーマンの表情がとてもよかった。

 実は、「アメイジングスパイダーマン2」では、ヒロインのグウェンが落下している所を助けられずにいる。

 落下したグウェンは、亡くなってしまったのである。

 それが大きな後悔になっている。

 

 それが、今回は落下していくヒロインのMJを助けることができたのである。

 

 助けた後のスパイダーマンの表情がとても心に沁みた。

 おそらく、恋人を昔は助けられなかったという「後悔の気持ち」だけではなく、他人の恋人だけれども「今度は助けることができた」という自分自身の心が救われたような気持ちになったことだろう。

 

 ほんの短いシーンだけれども、自分はとても心に染みるシーンだった。

 

 これ以外にも、これまでのスパイダーマンシリーズを見ていた人には楽しめるシーンがたくさんある。

 面白い映画だった。

 

 もう1回劇場で観たくなった。

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「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観てモヤッとした点

2022年01月13日 | 映画

 「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観て来た。

 面白かった。

 

 脚本がいい。

 アイデアがいいのである。

 

 特に、これまでの「スパイダーマン」シリーズを見てきた人にとっては、満足できる作品だと思う。

 サム・ライミ監督版のスパイダーマンから見てきた自分にとっては、これまでの集大成のような作品となった。

 

 本作では、前作で顔と名前がバラされた、ピーターことスパイダーマンは苦境に陥る。

 そこで魔術師のドクター・ストレンジに頼んで、みんながピーターがスパイダーマンであることを忘れる様な魔術を頼む。

 その魔術が失敗したことにより、「マルチバース」という多次元宇宙の世界が現れる。

 「マルチバース」とは何?と思われるかもしれないが、可能性の世界がたくさん現れるということである。

 これまでのシリーズで出てきた悪役キャラが次々に出てくるのである。

 「どうやって戦うのだろう?」と思っていたら、サプライズで、さらにすごいキャラが登場してくる。

 

 詳しく書くとネタバレになるので書かない。

 これまでの「スパイダーマン」「アメイジングスパイダーマン」が好きな人にはおすすめの映画である。

 

 スパイダーマンが映画化されたのが20年くらい前なので、ストーリーをだいぶ忘れていた。

 復習のつもりで動画をいくつか見たが、見ておいてよかった。

 

 ただ、突っ込みたくなる内容もある。モヤッとした点である。

 「悪役を救う」というのは危険すぎる判断ではないか?という点である。

 

 

 ここからは、少しネタバレになるので、映画未見の方はご遠慮ください。

 

 

 今回の作品は、「過去の悪役キャラを救う」というストーリーでもある。

 救うことに魔術師のドクター・ストレンジは反対するのだが、私も同意見である。

 あまりにも危険すぎるからである。

 過去の悪役キャラは、とてつもないパワーを持っている。(そんな悪役だから、これまでの映画も面白かったのである。)

 

 そんな悪役キャラを救うとなると、必ず被害に遭う人も出てくる。(実際に出た)

 

 悪役キャラを救うと決心したスパイダーマンの判断のために、犠牲になる人も出たのである。

 

 それならば、救わないほうが妥当な判断ではないかなあ。

 

 

 ・・・でも、それだと今回の映画も作品としては成立しなくなるかな?

 

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映画「マトリックス レザクションズ」を観てきた。・・・解説動画を観てからの鑑賞がおすすめです

2022年01月03日 | 映画

 映画「マトリックス レザクションズ」を観てきた。

 面白かった。

 ネオが仲間と一緒に、トリニティーを助ける話である。

 面白いのだが、難しい映画である。

 展開が速く、難しい言葉もたくさん出てきた。

 これまでのマトリックス3部作を見ていない人には、何の話かわからないだろう。

 3部作を見ている人にとっても、難しいかもしれない。

 自分は、次のようにしてから映画を見に行った。

 

 それは、「YouTubeで解説動画を観てから行く」である。

 はじめてそんな見方をしたが、観ておいてよかった。

 解説動画で、ネタバレもされるのだが、難しい用語や人間の関係性がよく分かった。

 結果、映画の世界により入り込めた。

 

 観たのは、次の2番組である。

 

 「マトリックス3部作」の復習として・・

【これで完璧】マトリックスシリーズ最強の全あらすじ解説!

 

 「マトリックス レザクションズ」の予習として・・

【あれって何?】マトリックスレザレクションズが最高に理解できる動画!

 どちらも分かりやすかった。

 説明が上手な方だった。

 

 

 「ネタバレなしで観たい」という人は、2回観ないとわからないのではないだろうか?

 1回観た後、映画のパンフレットを読む。

 その上でもう1回観る。

 自分はそこまでの時間がなかったので、解説動画を観ました。

 

 

 

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映画「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を見てきた。 

2021年12月26日 | 映画

 映画「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を見てきた。

 面白かった。

 前作よりはアクション多めだが、ストーリーの面白さは前作の方だと思う。(個人的な感想です。)

 

 ストーリーを簡単にまとめると次の通り。(あらすじを知りたくない方は、ご遠慮ください。)

 

 

 

 ヴェノムが寄生している主人公エディと、ヴェノムの仲が悪くなる。

 エディを噛み、その血を身体に取り込んだ連続殺人犯であるクレタスの身体にも、もう1つの「赤いヴェノム」が発生してしまう。

 危機を前に、仲直りしたエディとヴェノムが「赤いヴェノム」と戦う。

 

 

 ・・・あんまりひねりがないストーリーだった。

 そうなるだろうなあ・・・という予想通りに展開していく。

 

  

 それにしても、なぜ噛んで血を取り込んだだけで「赤いヴェノム」が発生するのだろう?

 血や成分の多さで言えば、噛まれた方のヴェノムの方が「ヴェノム率」は、圧倒的に高いはずである。

 なぜ「赤いヴェノム」は、あんなに強いんだろう?

 

 そういう疑問を持ちながらの鑑賞だったので、ストーリーに入り込めなかったのかもしれない。

 

 一緒に見に行った家人は、「わからんかった」「途中で寝てた。」と言っていた。

 あまりうちの家人には合わない映画だったかも知れない。

 

 

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映画「エターナルズ」は好きではありません。・・その理由は神様の描き方

2021年11月09日 | 映画
 映画「エターナルズ」を見た。

 アイアンマンから始まったアベンジャーズシリーズに続く物語だという。

 アベンジャーズシリーズがとてもが面白かったので、期待していた。

 迫力ある映像たっぷりの2時間半だった。

 面白かった。

 ただ、個人的な感想としては、好きな映画ではない。



 ここからは、少しネタバレになりますので、まっさらな状態で見たい人には、すみません。

 好きではないというのは、「神の描き方に悪意がある」という点である。

 この映画は、「星や生命を生み出すような神様が、実は地球人を滅ぼす存在だった」という描き方をしている。

 その点に違和感を持った。

 セレスティアルズという神様の一人(?)である「アリシェム」の指示で、邪悪な「ディヴィアンツ」という(いかにも悪そうな生物)から地球を守るのが「エターナルズ」という本作の主人公たちである。(ややこしいなあ)

 はじめは「ディヴィアンツ」が悪役と思っていたが、そうではなかった。

 新たな神々を生み出すために、地球人を犠牲にするという考えを持った「アリシェム」こそが悪役ではないか。

 そもそも、星々や生物を生み出すような神様が、地球人を含めた生物をあえて犠牲にするのだろうか?

 根本神というか、根本仏は、そういう祟り神のような存在ではないだろうという思いがする。

 神仏を慈悲深い存在として描いていないこの映画は、好きではない。

 (あくまでも個人的な感想です)
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「DUNE/デューン 砂の惑星」を観てきた。

2021年10月17日 | 映画
「DUNE/デューン 砂の惑星」を観てきた。

 パート1ということで、続きものの第一作である。

 面白かった。

 監督は『ボーダーライン』『メッセージ』『ブレードランナー 2049』を撮ったドゥニ・ヴィルヌーヴさん。

 作品はスターウォーズの雰囲気(もっとシリアスな感じ)もするし、

 ハリーポッターのような感じもした。(呪文のようなものが出てくるし、敵は宙に浮いてるし)

 でも、雰囲気が似ているだけで、やっぱりドゥニ・ヴィルヌーヴさんらしい作品だった。

 音響は「マン・オブ・スティール」にも、似ているなあと思ったら、音楽監督は、同じ人だった。

 未来の砂の惑星の世界に、どっぷりと浸かれる155分だった。

 パート2が楽しみである。
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映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観た。とてもいい映画だけれども、気になるところが2つある

2021年10月15日 | 映画
 映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観た。

 ダニエル・クレイグさんは、今回で最後の主演となるらしい。

 最後にふさわしい映画になっていると思う。

 ダニエルさんも、最後にふさわしい、燃え尽きた作品になったのではないだろうか。

 映画館に見に行ってよかったと思える作品だった。

 164分もの大作だが、テンポが良いので飽きることなく鑑賞出来た。(長いので、見終えた後は少し疲れたけれども)

 少し気になるところは、2つある。

 1つ目は、「悪役がもっと怖くても良いのではないかな」ということである。

 007シリーズは、どの作品も悪役がそれなりに怖かった。

 もっと得体の知れない怖さを見せてくれてもよかったのではないかなあと思った。(主観です)



 2つ目は、007のファッションである。

 ポスターにもつかわれている「紺のセーターの下に白いTシャツを着たスタイル」である。

 とても色使いが綺麗でおしゃれだなあと思っていた。

 ただ、このスタイルで敵地に侵入していた。

 「とてもお洒落だけれども、目立つだろう」と突っ込みたくなった。

 それならば、新007のように全身黒の方が違和感がない。

 紺のセーターの下に白いTシャツがチラ見えするような着こなしでは、(おしゃれだけれども)敵にすぐに見つかって撃たれるだろうと思った。

 ま、何はともあれ、いい映画ではあった。

 もう1回観に行きたいなあ。
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