先日、そうじについての話を全校朝会で行った。
最近、そうじを頑張っている子がおり、さらにモチベーションを高めさせたいと考えたからである。
だいたい次のような話をした。(と思う)
そうじをがんばる人 と 勉強ができる人
どちらの人が幸せになると思いますか?
こたえは「そうじをがんばる人」です。
もちろん、勉強ができて、掃除もがんばる人の方がいいですよ。
ただ、学校の勉強はよくできるけれども、あまり幸せになっていない人もいます。
それよりも、掃除をいつもがんばっている人の方が幸せになっています。
なぜでしょうか?
それは、そうじをがんばる人というのは、周りの人から大切にされるからではないかと考えています。
それは、こういうことです。
掃除をする人というのは、まわりのためにがんばることができる人です。
自分のためだけではなくて、周りの人のためにがんばれる人です。
そういう人は、周りの人からも大切にされます。
逆に、そうじをしない人はどうでしょう。
まわりのためにがんばれない人と言えるかもしれません。
まわりの人からは?どう思われるでしょうか?
きっと寂しい思いをすることになると思います。
掃除をすると、いろいろな力も身に付きます。
例えば、皆さんは、掃除の後に反省会をしますよね。
その反省会の時には、次の5つの視点でしていますね。
1 とりかかりが早い
2 無言ができる
3 隅々までできる
4 時間いっぱいできる
5 後片付けができる
この5つができるようになることで、こんな力が身に付きます。
まず、1の「とりかかりが早い」は、頭のきりかえが早いということです。
自分の頭と体のコントロールができる人です。
心のアクセルを踏んで、自分の体を動かすことができる人です。
2つ目の「無言ができる」は、
自分の頭と体のコントロールのうち、「ブレーキ」を踏んで、心と体を抑えることができる人です。
3つ目の「隅々までできる」人は、「気づく力」がある人です。
よごれはどこ?と探し、見つけることができる人です。
そういう人は、きっと人の気持ちにも気づく人でしょう。
4つ目の「時間いっぱいできる」人は、考える力がある人です。
掃除が早くおわった → 次はどこをすればいいかな?と考える力がある人です。
5つ目の「後片付けができる」人は、モノとのつきあいが上手な人です。
そうじをがんばることで、いろいろな力を高めることができます。
今日は「そうじをがんばる人は幸せになる」という話をしました。
そうじをがんばる人は、まわりのためにがんばる人です。
そういう人は、周りの人からも大切にされます。
ぜひ、皆さん、幸せな人になってくださいね。