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薄着で過ごすメリット 厚着で過ごすデメリット

2011年01月25日 | 保健体育
自分が子供の頃は、冬は半ズボンで過ごすというきまりがあった。(もちろん、風邪気味の子や風邪の子は、除外される。)

薄着で過ごしたおかげで、今も寒さには強い方である。少々寒いときでも、体を動かせば温まるという知識を経験として持っている。

 なぜ薄着で過ごすとよいのか、小山内博氏の著書「今すぐできる体質改善の新常識」を読んだ。
 要約すると、次のようになる。

・ 副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、暑さ寒さといった刺激(ストレス)にさらされることによって活性化し、副腎皮質ホルモンを良く分泌する。
・ 副腎皮質ホルモンは、体を守る免疫力の要である。
・ 子どもの時から寒さにさらされて成長すれば、副腎がよく働きホルモンの分泌は十分で、アレルギーになりにくく、カゼもひきにくいということになる。
・ 反対に刺激が少なく、ぬるま湯で育つほどに、副腎の発育は不十分で、副腎皮質ホルモンの分泌も十分な体にはならない。
・ 副腎も成長するにつれて発育するが、十八歳くらいで身長の伸びが止まった段階で、発育はストップする。(つまり子どもの時が大切)


「最近の子はひ弱になった」と言う人がいる。そういう言葉を聞く度に、ひ弱にしているのは大人ではないか!と心の中でつぶやいている。

 少なくとも自分が鍛えられる子達は、薄着で鍛えるようにしたい。少なくとも自分と同じ位、もしくは自分以上に、寒さに耐える力を身につけた強い体を作っていってもらいたい。

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