しゃべりまくる授業を最近見た。教師がしゃべりまくる授業である。
正直言ってきつい。落語なら話芸として楽しめるが、そういう話芸も感じられない。
しゃべりまくる授業の弊害はたくさんあるが、間違いなく言える弊害は、
「子どもの表現力が育たない」
である。
しゃべりまくる授業をしている学級に共通するのは、子どもの「発言回数が少ない。」である。
しゃべりまくる教師を見て思ったのは、
「自分の授業のテープ起こしをすればいいのに。」
である。
おそらく、いや絶対、この教師は、自分の授業を録音して、その音声を文字に書き留める「テープ起こし」をしたことはないだろう。していれば、あのようなしゃべりまくる授業はしないはずだ。