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子供がいない教室でも、その学級の様子がよく分かる。

2018年09月26日 | 教師修業
 子供がいない教室でも、その学級の様子がよく分かる。

 その学級担任の力量も分かる。

 例えば、椅子である。

 子供は、体育や音楽などで他の教室に行っており、教室には誰もいないことがある。

 誰もいないのだけれども、机の下に椅子を入れている割合が高い場合、その学級担任の力量は高い(ことが多い)。

 逆に、椅子が出ている場合、学級が荒れていたり、学級担任の力量がまだ未熟な場合が多い。

 
 
 些細なことだけれども、学級の様子や指導力は、そういう細かいところで分かる。


 椅子を出しっ放しにしていたら、他の人は通りにくい。その他人の迷惑に気づかせなければならない。

 気づかせ、納得させたら、「椅子は机の下に入れるようにしよう」という指導をしなければならない。

 指導をしたら、徹底である。

 「席を離れるときは、椅子を入れよう」

 という指導を徹底させる。

 
 「椅子を出したら迷惑である。」+「椅子を入れるようにしよう。」+徹底指導


 という流れになる。


 気づかせる。指導する。徹底する。

 椅子一つをとっても、学級の様子が分かる。学級担任の力量も分かる。
 

 

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