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面白かった「孤拳伝」

2018年10月22日 | 本と雑誌



 面白かった。

 孤拳伝 1巻から5巻まで一気読みだった。

 空手家でもある著者の今野敏氏が「この作品は、私の武道人生においての一里塚です。」と言っているのも分かる。

 武術とは何か、強さとは何か、そして師匠と弟子の在り方はどうあるべきかが書かれている。

 登場人物が武道や戦いについて語るとき、今野氏の考えを聞いているような気になる。

 もちろん、格闘場面も多い。リアルでドキドキするような描写になっている。

 主人公が成長していく話でもあるので、大河ドラマを見ているような気にもなる。

 特に格闘技が好きな人にはおすすめの本である。

 自分は、柔道経験者だが、空手の型である「ナイファンチ」を学びたくなってきた。

 





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