仕事の道楽化

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ディスるコマーシャルの製品には関わらない。

2019年01月21日 | 修養
 ディスるコマーシャルの製品には関わらない。(「ディスる」とは、相手を否定する、侮辱するの意味)


 例えば、車のコマーシャルで、父と息子がドライブに出かける場面で始まるものがある。


 父親は、張り切って声を出しながら、まるで子供のように運転を続ける。いちいち運転操作の方法を声に出すのである。

 息子は、「パパ!」「パパ!!」と父親に声をかける。それでも無邪気に父親は運転を続ける。


 しまいには、息子がこう言う。

 「パパ!静かにして!○○(車名)は、電気で走る車。せっかく静かな走りを手に入れたんだから、自然の音を楽しもうよ。」

 父親は「・・・すいません。」と謝る。


 このCMでは、父親の行為を否定し、侮辱している。

 車の静かな走りを強調したいのかもしれないが、不快である。父親だからではない。これが母親や祖父母であっても同じである。

 このCMを作った人、放送を許可した人の意地の悪さを感じる。もしくは鈍感さを感じる。




 同じ会社の車コマーシャルで、違うCMもあった。


 車の進化と父親を比較して、母親が一言いうCMである。


 見た目がかっこよくなった車と比べて、・・・母親曰く、「見た目が変わっても、中身が進化しない人もいるのよ。」(・・・父親のこと。)


 このように、誰かを蔑むことで商品をアピールする会社の製品を買う気がしない。なるべく距離を置いて、関わらないようにしたいと考えている。


 そのようなCMを作る会社は、志が低い。

 
 
コメント
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