仕事の道楽化

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学校で、研究会の司会者を頼まれたら、この準備をする

2019年08月10日 | 仕事術
 学校では、研究公開や研修会の後で、質疑応答の時間が設定されていることがある。

 その際に、初めは沈黙の時間が続くことがある。誰も挙手して質問しようとしないのである。

 司会の人が

「エー、この沈黙の時間が続くと、司会としては苦しいのですが・・・。」

等と言う。

 当然苦しい。

 では、なぜ準備をしておかないのだろう?といつも疑問に感じる。

 自分が司会を頼まれているのであれば、必ず準備をする。

 準備をしなければ、沈黙の時間が起きる可能性が高いからである。

 自分が行う準備は、次である。

 「質問をするように頼む。」

 会に参加する人の中で、自分が知っている同僚や若手職員に、質問をするように頼むのである。

 「質問をしてね。」

 というお願いだけでなく、質問例も伝える。

 その会の資料(指導案や発表資料など)をもとに、おそらくこのような疑問が湧くであろう、または、これを質問したくなるであろうという質問例も伝えるのである。

 もちろん、自分自身で考えた質問でも構わない。

 「質問をしてね。」と2~3人に頼んでおく。ほとんどの場合、1人が質問をすれば事足りる。

 本当は質問したがっている人は多い。

 しかし、初めに質問するのは、なぜか遠慮する人が多いのである。

 誰かが初めに口火を切れば、その後はどんどん発言が続く(場合が多い)。
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