仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

台風14号の被害状況・・・幸い人的被害は無し。断水と通行止めに困ってます

2022年09月19日 | ブログ

 台風14号が去りましたが、無事に過ごせています。

 近隣の地区には、物的な被害が出ています。

 不幸中の幸いで、人的被害の報告を受けていません。

 子供たちも大人も無事です。

 

 困っているのは、断水と道路の被害です。

 

 水が出ないので、生活用水については、消防団の方がプールの水を貯めてくださいました。

 これが、トイレ用の水です。

 

 さらに困るのは、道路が壊れて、通行止めになっている事です。

 こんな感じで道路が壊れているので、地区外に出ることができません。

 

 

 地区外に出るためには、いくつかのルート(3つ以上)あるのですが、全て通れない状態です。

 

 ただ土砂が乗っているだけなら復旧は早いのでしょうが、道路が削られているところもあります。

 

 次の写真には、続いているはずの道路がありません。

 山からの土砂と一緒に、下の川の方へと道路が落ちています。

 

 こんな状況ですが、子どもや高齢者の方々を含めて、みんなが安全に災害を乗り越えられるように地区住民の方々が助け合っています。

 しばらくは、自助と共助で乗り越えていくことになりそうです。

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倉持忠(くらもちただし)の活躍が楽しみ・・・今野敏氏の「横浜みなとみらい署暴対係」シリーズ

2022年09月19日 | 本と雑誌

 今野敏氏の「大義」を読んだ。

 面白かった。

 「横浜みなとみらい署暴対係シリーズ」の6冊目である。

 7つの短編で構成されている。

 

 登場人物のキャラが立っていて魅力的である。

 主人公は、係長の諸橋夏男、45歳。 両親が暴力団絡みのトラブルで非業の死を遂げたため、暴力団相手には情け容赦ない。タフで頭もキレる。

 相棒は、城島勇一 同じく45歳。小柄で「ラテンのジョー」と言われる楽天家、腕は立つし度胸もある。

 どうみてもヤクザにしか見えないNo.3の浜崎 吾郎、40歳。

 パソコンに詳しい八雲 立夫、35歳。

 そして、喧嘩っ早い日下部 亮、29歳。

 

 本作品の中でも、1番印象に残るのが、倉持 忠、35歳。

 ガサ入れのときは、チンピラに絡まれ脅されている。気が弱く、見た目も役所の職員といった風貌。

 しかし、実は大東流合気柔術の達人。中学生の時から道場に通い続けて体力や筋力をつけ、「心技体はどれか一つを伸ばせば、他の二つもレベルが上がる」と考えている。(今でも気は弱い)

 

 本書の「心技体」という話の中では、暴力団4人対3人の喧嘩を一人で止めている。

 

 こんなふうに

 

 倉持は、両グループの間に平然と歩出る。

「てめえ、邪魔だ」

 そうわめきながら久仁枝組の1人が、倉持の胸を押しやろうとした。倉持は、相手の手をよけると、そのまま前に出て入り身になった。

 次の瞬間、その男の体も宙に弧を描いていた。したたか歩道に叩き付けられる。

 倉持が言った。

「えーと。すぐに解散してください。でないと、ちょっと痛い思いをします」

「ふざけるな」

 多嘉井組の1人が、倉持につかみかかる。柔道をやっていそうだ。倉持は襟首と右腕を掴まれた瞬間に、また入り身になり、体を反転させた。

 それだけで多嘉井組の男は投げられていた。地面に転がり、苦痛にもがいている。

 

 とまあ、こんな描写が続く。

 空手道今野塾を主宰しており、格闘技にも詳しい今野氏の描写は、テンポがよい。

 

 このシリーズの次の作品が出たら、また読みたい。

 というか、この倉持忠だけで1作品書いてもらえないかなあ。

 すぐ買います。

 

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