英虞湾定期船

　昨年末に購入した東海3県のサイクリングコースを紹介する「東海サイクリング」を見ていたら和具～間崎島～賢島を結ぶ定期航路があることを知りました。
　これは乗らなければ！ということが先日出かけた伊勢⇒鳥羽⇒志摩⇒剣峠⇒伊勢サイクリングのきっかけです。
　ただ東海サイクリングで紹介されたコースとは随分違うコースで走りましたが・・・
　
　濃尾平野に生まれ、東京で学生時代を過ごし岐阜県内で生活をしてきた私には定期船というのは馴染みが無く非日常の存在です。
　船に乗るのに自転車で行く必要は全然ないのですが、旅気分で乗りたいという私の願望からサイクリングルートに定期船の乗船を加え出かけたのです。

　事前に時刻表を調べてみると、１３：０５分和具発の船がありました。
　この船に乗れるよう出発地点やルートを考え自転車を走らせしました。　

和具港近くの集落に到着。
浦方の風情が残る集落の背後に国道の立派な橋。
このミスマッチがなんともいえません。


更に自転車を走らせると目の前に定期船の乗船場所が。
とても分かりやすい場所にあり助かりました。
到着した時刻は１２：００。
改めて時刻を確認して定期船乗り場近くの食堂へ


「みきや食堂」です。
定期船のことをネットで調べていたところ存在を知ったので迷わず入店をしました。


店内の様子です。
今では珍しくなった昭和風情が残る食堂でした。
入店前には時価と書かれた「てこね寿司定食」は1,100円とお手頃だったので注文して待ちました。
待っている最中に私の他には客はいなかったのですが近所の方がひっきりなしにやってきます。
そのうちの一人の方が、和具港で釣ってきた大きなイカを持ってきて私に見せてくれたりと、なんとも心地よい空間でした


てこの寿司定食にはカマスの塩焼きがくっついてきました。
食べている最中に、おばちゃんが「はいミカン」と持ってきてくれましたので1100円はお得と感じました。


事前の情報だと輪行袋にいれると少し料金が安くなるということだっとで輪行袋に自転車をいれ乗船所で待ちました。
実際はに乗船料800円に自転車持ち込み料金500円なのが400円になっただけでしたので輪行袋に入れる手間を考えたら、そのまま持ち込んでも良かったな～と思いました。


余談ですが船着き場に自転車が沈んでいました。
乗船する時に間違って落としたのかな？と思うと嫌～な気分になりました。実際はどうなのだろう？実際乗船する時に自転車を落としてしまう恐怖感はありませんでしたので・・・


天気も良く暖かかったので後部に陣取りました。
和具から乗った人は家族連れ3名と郵便局員さんと私の5名でした



和具港を出港し国道260号線の橋の下をくぐると船は速度をあげ航行しました


船からみると英虞湾の様子


途中で間崎島に立ち寄ります。
ここで釣りに来ていた家族連れと郵便局員さんが船を降り、乗客は私だけとなりました


賢島に到着し船をおりました。和具とは雰囲気が違い別世界でした。
これも旅の楽しみといったところか？



ダラダラと記事を書きましたが、船に乗るのって旅情があっていいな～と思います。
またサイクリングの途中に船にのるルートを考えて出かけようっと！
これはなかなか面白い。（管理人）


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