昨年、天竜川に架かる原田橋が復旧して自転車走行が可能となったので行ってやってみようと考えて思いついたのが「峯のタマノキ(タブノキ)」と「吉沢の田高杉」を巡るサイクリング。
昨年は国道152号線の通行止めにより断念し訪ねたのは
「吉沢の田高杉」だけとなりました。
今年こそと思い出かけたところ静岡県道9号線が通行止めで、今度は「吉沢の田高杉」に行けませんでした。
行く前に調べなかった私が悪いのですが静岡県道9号線が通行止めの影響で後半戦は国道151号線と257号線を走ることになってしまい、ただ黙々と自転車を走らせることになってしまいました・・・
<ルート>
天竜二俣駅⇒船明ダム湖畔⇒天竜川沿いを走行⇒水窪側沿いを走行⇒北条(ほうじ)峠⇒峯のタマノキ⇒中部(なかっぺ)⇒相川沿い⇒鳳来(国道151号線)⇒引佐(国道257号線)⇒天竜二俣駅
起床定時間3時より早く起きた関係で出発時間が早まり下道を走り午前6時過ぎに天竜二俣駅に到着、準備を終え普段は飲まなくサイクリングの時にしか飲まない暖かく甘い缶コーヒーを飲んで6時半に出発
天竜市街を国道152号線を走り途中から船明ダム湖沿いの「月」を通る、国道の対岸の道を天竜区横山まで走ります
冬型の気圧配置の影響で寒風が吹き湖面にはさざ波がたっています
秋葉橋の上で休憩です。吊り橋が好きな私は、この方面のサイクリングの時は何故か吸い寄せられるように立ち寄ります
秋葉橋から東雲名(ひがしうんな)の集落の中にあるイチョウの黄葉が目につきます。集落の中にあるイチョウ黄葉は晩秋の雰囲気を作り出していると思います。
秋葉ダムに立ち寄ります。その理由はトイレがあるから
国道の対岸の道を行きますが工事通行止めの影響で天竜川を渡り国道を走ります
工事区間をやり過ごし瀬尻橋を渡り再び対岸の道へ、物理的には国道よりアップダウンが多く少々荒れ気味のため走りづらいのですが気分的は良いので自転車走行はこちら側。楽という因子だけでは語れないサイクリングの世界(歩きもそうですけど)
対岸の道が国道152号線と合流してしばらく北上します。途中から152号線は水窪川沿いへの進路を変えます。ここからは、これ国道?というような幅員の狭い区間が多いですが車の交通量も少なくなり国道を走っている実感はありません。
印象に残るのは時折見ることができる水窪川の流れ
時折、真紅に染まったカエデの紅葉が冬の到来を感じさせます
JR飯田線の城西駅。サイクリングの途中の無人駅は、良質な休憩場所となります。ベンチもあるしトイレもあるし道の駅で休憩するより寛げます。
ですが何故か城西駅はトイレがありませんでした・・・(列車の到着前の人がいる時間帯はマナーとして避ける必要があります)
城西駅から水窪に向け少し走ったところから進路を変え北条(ほうじ)峠へ向け登ります。
急な坂道を喘ぎながら登ると集落が出現してきます。北遠、南信地域に見られる山上集落の中を時折通過しながらの走行です
北条峠に到着するととんでもなく寂れていました。理由は「佐久間民俗文化伝承館・そば処北条峠」が2020年3月末をもって閉鎖されていたから・・・
2019年1月5日に
「旧富山村を訪ねるサイクリング」で立ち寄って以来でしたが閉鎖されてしまうとは・・・。
北条峠の地蔵さん
北条峠からは一気に下らず途中から峰の集落を目指します。
距離は短いですが激坂を登ると石仏が視界に入ってきて集落内に入ったことを知らせてくれます。
11年ぶりの峯のタマノキ。後日書きますが見事な枝ぶりは健在でした。
峯のタマノキ周辺も少しだけ散策しました
佐久間市街で昼食にしようと佐久間駅近くのエーコープへ行ってみると、やっているように見えない。
中部天竜駅近くならと思い行ってみるが閉店した店舗跡があるのみ。こりゃ残念と思い浦川へ向け自転車を走らせたら昭和12年に出来た「なかっぺばし」という吊り橋が。
今まで遠目に見ていた橋が歴史ある橋であることを先日しりました。
ちなみに、中部天竜駅の対岸の中部は今では(なかべ)と読むそうですが、もともとは「なかっぺ」という地名だったことをネット上で知りました。なかっぺ橋と名のついた吊り橋をみてリアルに実感しました。
ちなみに昭和9年に完成した中部天竜駅(ちゅうぶてんりゅうえき)も昔は(なかっぺてんりゅうえき)だったそうです。
そして新たな疑問が駅は昭和9年、橋は昭和12年。それまでは天竜川をどうやって渡って駅まで行ったのだろう?
昨年春に完成した新原田橋。昔の橋と比べるととても立派です
三遠南信道の佐久間IC。これより以北は中央構造線の破砕帯となります。全線完成するのはいつのことやら?という話より佐久間方面の交通アクセスがとても良くなったな~と思います。中部天竜を基点としたサイクリングにも行かないとな~と思います
山間部のサイクリングな何があるか分からないので一日行動できるだけの確保できるだけの行動食は持っているので昼めしを諦めて走っていたら「あい川」という店を発見して昼食にありつけました。食事後お店の人と少しだけ会話の中で、これから熊(くんま)へ抜けて二俣へ行きますと言ったところ通行止めだよと言われました。
といっても行けるかも?なんて思って自転車を走らせたら本当に通行止めでした。
通行止めの看板を見たら気が抜けてしまい。その後は黙々と自転車を走らせます天竜市街に近づいてからは自転車を走らせやすいところを選びながら走ったら遠州鉄道の西鹿島駅に。ここまでくれば天竜二俣駅まで直ぐです。そう思ったら気が抜けてママチャリ並みのスピードまでスピードがダウンしてしまいました
走行距離140km、獲得標高1745mのサイクリングでした
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