今日、仕事で山に出かけた時に、ヒノキの植林地でサワラを見かけたので「サワラがありますね~」と同行者に話しをふったら「よく気がつきましたね」「植えてます?」「いや、植えてないですよ。」「天然でしょう?」なんてやりとりをしました。
先々週も似たようなことがあった時は、「沢沿いでサワラを植えてますよ、でも全然売れないんだ」という会話がありました。
下呂市内のヒノキ人工林といっても、時折サワラが混植されていることが結構あります。
案内するほうは数もサワラの数が少ないのでヒノキの人工林と言って案内してくれます。
私はヒノキと聞いていたので、サワラが混ざっているので「サワラがありますね~」なんて聞くのです。
サワラはヒノキと似ているので、樹木について知らない人から見ると同じ木にしかみえないし、私のように森に関係する仕事をしている人でも、漫然とみていると気がつかないし、下手をするとヒノキと間違えてしまうことも・・・偉そうにこんなことを書いている私も、以前、ヒノキとサワラを間違えるという失態をしたことも...
そんなサワラの存在ですので、ヒノキ人工林を案内してもらっている時にサワラが混ざっている時に、ボソッとサワラがありますねと聞くのです。
そうすると、案内すると人は、ちゃんと見ているな~と思ってもらえ、より詳細な説明をしてくれるメリットがあるほか、仕事以外の森や樹木に関する情報もくれるのです。
そんなことを過去に経験していることもあり、ヒノキ人工林にサワラが混ざると意識的に「サワラが!」なんて聞くのです。
このサワラですが、木材が耐水性に富み、軽く加工しやすいことから、桶の材料となりますが、最近では木で作った桶の需要が少なく売れなくなっているのに比例して、サワラの経済価値が急速に失われ、「売れない!」なんて言葉が飛び出してくるのです。
こんなサワラですがヒノキ、サワラ、ネズコ(クロベ)、コウヤマキ、アスナロの木曽五木の一つで樹木の見分けが知らない人でも名前だけは知っている人も結構いて知名度は高いのです。
下呂市内では渓畔沿いでは普通に見られるので、下呂市内の森を散策する私には身近な存在です。
私のお気に入りである位山三山の渓畔沿いも例外ではなく大木となったサワラを良く見かけますし、下呂市小坂町では椹谷(さわらだに)という地名もあるぐらいですので身近な樹木と言っても過言ではないでしょう?
あと余談ですが、今は全国の大学から絶滅してしまった林学科では、ヒノキとサワラの見分け方について、相当な時間を割く傾向があります。
私の母校でも同様で、入学して最初の講義の時に、ヒノキとサワラの見分け方について習ったのです。
その効果が20数年経った、今、仕事上で役になっているのです?(管理人)
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私はヒノキと聞いていたので、サワラが混ざっているので「サワラがありますね~」なんて聞くのです。
サワラはヒノキと似ているので、樹木について知らない人から見ると同じ木にしかみえないし、私のように森に関係する仕事をしている人でも、漫然とみていると気がつかないし、下手をするとヒノキと間違えてしまうことも・・・偉そうにこんなことを書いている私も、以前、ヒノキとサワラを間違えるという失態をしたことも...
そんなサワラの存在ですので、ヒノキ人工林を案内してもらっている時にサワラが混ざっている時に、ボソッとサワラがありますねと聞くのです。
そうすると、案内すると人は、ちゃんと見ているな~と思ってもらえ、より詳細な説明をしてくれるメリットがあるほか、仕事以外の森や樹木に関する情報もくれるのです。
そんなことを過去に経験していることもあり、ヒノキ人工林にサワラが混ざると意識的に「サワラが!」なんて聞くのです。
このサワラですが、木材が耐水性に富み、軽く加工しやすいことから、桶の材料となりますが、最近では木で作った桶の需要が少なく売れなくなっているのに比例して、サワラの経済価値が急速に失われ、「売れない!」なんて言葉が飛び出してくるのです。
こんなサワラですがヒノキ、サワラ、ネズコ(クロベ)、コウヤマキ、アスナロの木曽五木の一つで樹木の見分けが知らない人でも名前だけは知っている人も結構いて知名度は高いのです。
下呂市内では渓畔沿いでは普通に見られるので、下呂市内の森を散策する私には身近な存在です。
私のお気に入りである位山三山の渓畔沿いも例外ではなく大木となったサワラを良く見かけますし、下呂市小坂町では椹谷(さわらだに)という地名もあるぐらいですので身近な樹木と言っても過言ではないでしょう?
あと余談ですが、今は全国の大学から絶滅してしまった林学科では、ヒノキとサワラの見分け方について、相当な時間を割く傾向があります。
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