徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

岩屋俣谷探勝路

2022-10-31 21:28:02 | Weblog
 岩屋俣谷探勝路と書くと何処?と思われる方が大半かと思います。
 場所は白山の石川県側の登山口として有名な市ノ瀬の南側にある散策路です。
 市ノ瀬から白山に登る時にいつも看板が気になっていて、いつか歩いてみようと思っていたところです。
 今回は白峰の白山ろく民俗資料館で研修があったので、その前の時間を使って歩いてきました。
 ネットで調べと見るとブナ林と白山の展望のことが書かれていますが先日出かけた時は白峰から市ノ瀬まで自転車で行ったので時間が足りなくて下のほうをゆったりと歩いただけでした。
 登る前は白山登山の時に見る発達したブナ林が広がっていることを想像していたのですが入口のスギ人工林を越えてから見たのはミズナラを主体とした二次林でした。
 樹種を見るとシラカンバが混ざっていたので焼畑か炭焼きの山だったのかな?と思いながら歩を進めました
 散策後、訪ねたビジターセンターの資料を見ると温泉街だった市ノ瀬が昭和9年の災害で大半が市ノ瀬を去り今では1件の温泉宿とビジターセンターが残り登山基地となっています。
 ビジターセンターの資料を記憶を辿ると周辺では炭焼きが行われていたようで旧薪炭林だったところのようです。(ひょっとしたら出作り農業の跡地だったかも)
 ということは今から90年ほど前から二次更新をした森であったことが想像できます。
 今では登山基地として有名な市ノ瀬のイメージが先日少しだけ歩きビジターセンターを訪ねただけで随分変わりました。
 マニアックかもしれませんが市ノ瀬周辺だけでも一日の散策に十分な魅力があると感じました。(管理人)

   市ノ瀬から白山に登っていた時に気になっていた看板
   

   ミズナラが主体となった森
   

   クリの巨木がありました。このクリは昭和9年より前からありそうで重要な食糧源して残されたものではないかと推察できます
   

   紅葉が進んでいて気持ちが良かったです(撮影日は10月22日ですので今は大半が落葉していることでしょう?)
   


   

   パノラマ展望台まで行こうかと思ったのですが、行ってしまうと研修に遅刻すると思い次の機会にしたいと思います。
   


   

  白山展望台からみた御前峰方面。
  

  越前禅定道沿いにある山六万山、何度か通過している山なのです。
  いつも登りがきついな~と思っていたのですが遠目に見ると随分な急登になっていて妙に納得しました
  

  ミズナラ林として紹介されていますが様々な樹種があり興味深い林相となっていました。
  



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ナツツバキはサルスベリ

2022-10-30 21:55:14 | Weblog
 白山ろく民俗資料館での研修を終え白峰の物産館へ立ち寄ったところ何点か木製品がありました。
 その中にサルスベリの輪切りがありました。
 手に取ってみると、ナツツバキの輪切りでしたので、白峰ではナツツバキのことをサルスベリというんだなと思いました。
 ちなみに白山の東側の飛騨地方でもナツツバキのことをサルスベリというので方言が一緒であることが嬉しく使うあてが無いサルスベリの輪切りをお土産として購入しました。
 少し話が逸れますが、以前高山に住んでいた時に、飛騨のお年寄りがサルスベリの苗を頼み届いたのが図鑑でいうサルスベリ。
 当然、お年寄りが思っているサルスベリでは無くクレームをつけたのですが、クレームをつけられた側も何でクレームになったか分からないという笑い話を聞きました。
 今では、木の方言を知っている人が少ないのでトラブルになることも少ないと思いますが、樹皮がスベスベしているナツツバキをサルスベリというほうが自然で、世間一般のサルスベリより説得力があるよなと思っている飛騨の人は結構いるのでは?と個人的には思っています。(管理人)


 


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秋晴れの朝

2022-10-30 13:44:51 | Weblog
 昨日は昼前までに実家に到着しないといけなかったので、遠出は止めにして、午前中に木曽川近辺をサイクリングしようと思っていました。
 ですが金曜日の朝、愛用していたインナー手袋が破れてしまいました。
 インナーといっても、この季節は普通に手袋として使っているので来週からの朝の散歩に支障がでてきます。
 こりゃ買わないと思い予定を変更して、いつも出掛ける138タワーパークと極楽寺公園を雲一つ無い秋晴れの中、モンベルが開店するまでの短い時間ですが散歩をしてきました。
 濃尾平野ですので紅葉には早いですが気持ちの良い秋晴れの中歩けて気持ちが良かったです。

   雲一つない青空
   

   放射冷却で冷えた空気のためか、モズの高鳴きやヒヨドリ、シジュウカラの鳴き声が響き清々しい気分で歩きました。
   

   いつもは素通りするコスモス畑。いつもより早い時間帯で人も少なかったので珍しく写真を撮りました。
   

   エノキ広場の樹冠回廊。朝早くてゲートがしまっていて歩けなかったのでたので下から見上げました
   

   少し待っていたらゲートが空いたので樹冠回廊を歩きました。紅葉はまだですがエノキの落葉で覆われていました。
   

   モンベルの開店時間が迫ってきたので各務原イオンのモンベルへ行き無事にインナー手袋を購入しました。
   肌触りがよくて気に入っており、ここ数年は、この商品一択です。ちなみに私の使い方が悪いのか1シーズンぐらいしかもちませんので耐久性が少々低いかも?
   



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白山ろく民俗資料館

2022-10-28 21:10:53 | Weblog
 石川県白山市白峰にある白山ろく資料館に研修で出かけたことはブログに書きました。
 出かけた目的は木の文化を知るということにあるので研修に参加した仲間で色々と話をしながら見て回りました。
 その中で面白そうなところは個別でと思ったのですが今回は適当に写真を載せてダラダラと書きます。
 当資料館は手取川ダムの建設で水没した民家や行われていた出作り農業を紹介する資料館です。
 出作りとは住んでいる夏場に住んでいる集落を離れ焼き畑を行うことで白峰周辺の集落で行われていました。
 その民俗資料の展示が見ごたえがあります。
 今回は見切れなかったこともあるので改めて訪ねじっくりと展示を見てみたいと思いました。
 今回見た展示で驚いたのは1985年に出作り農業を行っていたいた戸数が永住出作りと出作りを合わせて14あったことです。
 昭和が終わろうとしている時に出作りが行われていたことに驚きました。
 恐らく出作りが行われなくなったのは平成にはいってからということになるので実践はしていなくとも出作りを知っている人は数少ないですがいるのだろうなと思いました。(管理人)


   出作りの民家、茅葺の屋根が地面すれすれまであるのが特徴です、あと建物を支える柱というか丸太が印象的です。
   豪雪地帯であるため雪圧に耐えるうる作りだあることがうかがえます。(上に積もったものに耐えるより雪の沈降圧力に耐えるといったほうがいいでしょうか)
   


   

   桑島地区にあった杉原家の屋根に上るハシゴが圧巻です。大きなクリを割ったものを使っているのです。遠くから見た時に登ってみたい!という衝動にかられましたが登れないように板が打ち付けられ登れないようにしてありました・・・
   

   杉原家の囲炉裏端で暖をとりながら食事をしネブ茶をふるまってもらいました。(ネブとはカワラケツメイのことですのでケツメイ茶を飲んだのですけ)
   

   杉原健の梁が凄い!これだけの木は今では集まらないと思いながら見ました。こういった建築物を見ると山村部が貧しかったということが間違いではないかと思います
   

   クリの榑屋根。私の住んでいる下呂市萩原町も昔はクリの榑板だったとのことですので山村部では一般的な屋根材であると思います
   



   長坂家。永住出作りの住宅とのことです
   

   先日はコツラ縛りをブログで書きましたが、これはネソ縛りです。ちなみにネソとはマンサクのことです
   


   


 色々と詰め込みすぎて飽和状態となり1週間経ったら忘れてしまった・・・上手く書けないな~
 また行かねばと思っているところです。

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シカの用心しましょう

2022-10-27 21:11:46 | Weblog
 私は朝の散歩と称して徒歩通勤をしています。
 このところ繁殖期を迎えているニホンジカのラブコールを聞きながら歩いています。
 繁殖期のシカは活発に動くこともあり道路によく出てきます。
 先週、朝早く白山ろく民俗資料館に向かう途中に2回ほど道路に出てきたシカに遭遇しました。
 その内、一回はブラインドコーナーを抜けた先にいたので危うく轢きそうになりました。
 やっぱり怖いな~と思っていたところ、先日北海道にシカが絡む事故が発生して不幸にも2名の方が亡くなり、1名の方が意識不明の重体というニュースを見て人ごとでは無いなと思いました。
 休日に朝早く出かける私はシカを跳ね飛ばしてしまうリスクがあることは承知しているので慎重に車を走らせますが避けきれないこともあります。
 ただ轢いてしまっただけなら良いですが北海道で起きた事故のように他者を巻き込む、もしくは巻き込まれるかもしれません。
 そんなことを考えると怖くなってきます。(管理人)


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朽ちていく階段

2022-10-26 21:15:00 | Weblog
 登山道でよくみられる木製階段。
 先日見かけた木製階段にスギヒラタケが沢山はえていました。
 あ~朽ちていくと思い写真を撮りました。
 この様を木材腐朽菌により木部の分解が進んでいると書くと何とつまらない書き方になります。
 防腐剤を注入せず無垢のスギ丸太か現地採取で作ったのかは分かりません。(管理人)


 



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コツラ

2022-10-24 21:26:43 | Weblog
 先日、訪ねた白山ろく民俗資料館で白峰ではマタタビのことをコツラということを知りました。
 私が住んでいる下呂市萩原町でもマタタビのことをコツラというので同じだな~と思いながら資料館の中を見て歩いていたらコツラで縛れているのを発見しました。
 下呂市萩原町では炭俵を縛るのに使われていたのですが白峰では出作りの住居の結索に使われていました。
 マタタビというと果実の利用のことが一般的に知られていますが蔓を縛るのに利用する文化もあるのです。
 その事例を目の前にしてマタタビとは面白い植物であると思いました。
 先にも書いた白山ろく民俗資料館の展示は見ていて飽きませんでした。
 そこで見たことで印象に残ったことを少しづつブログに書いていこうと思います。
 もちろん資料館そのものについてても書きたいですね。(管理人)

 参考までに昨年ブログに書いたマタタビの記事のリンクしておきますので興味のある方は読んでみてください。マタタビの花


  
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オバル染め

2022-10-23 21:31:39 | Weblog
 先日、研修で訪ねた白山ろく民俗資料館でオバル染を体験してきました。
 オバルとはミヤマカワラハンノキのことで白峰地区の方言ですのでミヤマカワラハンノキ染ということです。。
 草木染はクサギの果実の染を一回だけしか体験したことが無い私は染の知識の乏しく、ハンノキの仲間が染種になるという話だけでも新鮮でした。
 体験中に色ろと伺った話は興味深く聞いていて楽しかったです。
 白峰地区でのオバルは下着を染めるために使われ、汚れを目立たないようにすることが目的であったようです。
 資料館での体験は樹皮を2時間ほど煮だしたものを染液していますが、昔は葉だけで染液を作り染めたそうです。
 その話を聞いていて、良く染まる樹皮を使わなかったのは、何か他の物に使用したからでは?思いました。
 染の解説の中にミヤマカワラハンノキの殺菌作用についての話もありましたが、長期間使う下着では、それは期待できないだろうと思いました。
 そんなオバルで染めた布は茶色に染まり参加者一同お土産にしました。
 私が染めた布は日常使いはせず、木の文化的なコレクションの一つとして保管されることになるでしょう。(管理人)

 ミヤマカワラハンノキ
 

 オバル染め用のミヤマカワラハンノキの樹皮。体験では樹皮を使いますが、昔は葉だけで染めたということです。
 


 染の道具
 

 染液
 

 布を15分ほど漬けました。染液の状況によって時間は変化するようで準備をした方からは今日は15分という言葉に従って作りました
 

 15分ほど浸けた後に灰汁に同じく15分漬けました
 

 水で洗った後に干して完成です。
 
 

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白峰を探検

2022-10-23 14:11:21 | Weblog
 先日は、白山ろく民俗資料館での研修のため石川県白山市白峰へ出かけてきました。
 研修の開始が午前10時30分と遅かったこともあり一足早く出かけ白峰近辺を探検しようということで午前3時に下呂市の自宅を出発しました。
 探検と書くと仰々しいですが白山を石川県側から登る時に素通りしていてる白峰と市ノ瀬間をサイクリングして、白山登山の時に地図に記載のある市ノ瀬近辺の散策道を歩くというものでした。
 今回は今まで車で素通りしていた白峰~市ノ瀬間のサイクリングの様子を記事にします。(管理人)

  
 白山ろく民俗資料館に車を置いて6時30分ごろに自転車の乗ってスタートしました。
 まずは白峰の集落に突入、朝早いこともあり観光客の姿は無く地元の人の姿を時折見かける程度でした。
 写真の右端にある小さな商店が気になり研修後に立ち寄ろうかと思いながら(結果は帰る時にすっかり忘れていたのではいっていません)通過しました。
 

 白峰温泉総湯の近くでは面白そうな店が軒を連ねていました。
 当地は伝統的建造物群保存地区に指定されて古い町並みが保存されています。他地域でも見られるよう集落の景観は観光による収入により維持されていると思います。
 


 林西寺
 
 

 集落の中をゆったりと自転車を走らせました。
 総湯に浸かり周辺部をゆったりと散策するとよいと思います
 

 資料館にありそうな古い建造物ですが壁にブラシがぶら下がっていたり延長ホースが置いてあったりと生活感があるのがいいですね。
 

 集落を出てからは手取川沿いの道を市ノji瀬目指し自転車を走らせました。
 写真をみると平坦なように見えますが微妙に登っていました。
 無理せず足に負荷をかけず走らせたため本当にゆったりとしたペースとなりました。
 

 山をみると紅葉が進んでいて清々しい気分となりました
 

 道路わきの排水溝に沿って沢山のダイモンジソウが花を咲かせていました。
 思わず自転車を止めて写真を撮りました。
 車道沿いは植物写真を撮るのに適していると個人的には思っていますが車が走るところを好んで歩く気はしないのが現実です。
 そう考えると自転車が最適と思います。
 

 ガードレールが無いところを走る時、手取川に落ちたら大変だと考えてしまうのか少し緊張します
 

 以前から気になっていた百万貫岩を初めてきました。
 初発の印象は確かに大きな岩だけど何故地図にも標記され看板まであるのだろう?と思いました。
 写真を撮り終えて看板の記載を見たら昭和9年の大水害により上流約3キロほどのところから流れてきた岩であることを知りました。
 知ってからみると、こんな大きな石が流れてきたのかと思ったのと大災害の歴史を消さないためでもあるなということを感じました
 

 車だと気づかなかったのですが自転車を走らせるには良い道でした
 

 自転車を走らせると何か所か白山のビューポイントがありましたが雪はありませんでした。(大汝峰かな?)
 

 白山が見えると自転車を止めて記念写真。紅葉が山から下りてきているのが分かりますね。
 個人的には雪が積もっていたらいいのにと思いました
 

 市ノ瀬に到着しました。
 市ノ瀬から別当出会までの区間のマイカー規制も終わった市ノ瀬は静かでした。
 休憩所に自転車を置いて周辺の散策とビジターセンターを見学してきました。(後日、書きます)
 

 

 

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クロモジ属

2022-10-20 21:11:40 | Weblog
 先日登った三方崩山は豪雪地帯にある山です。
 ですからタイトルに書いたクロモジ属の木本はオオバクロモジとなります。
 クロモジ属の木本は地域によって見られる種類が違います。
 私が住んでいる下呂市ですとシロモジが圧倒的に多く、次にウスゲクロモジ、ダンコウバイが見られます。
 私が歩いてきた印象だとシロモジが岐阜県で最も多いのでは?と思っているのですが南部や北部では見られません。
 恵那市上矢作町の南部だとアブラチャンが多くなります。
 クロモジにいたってはオオバクロモジ、クロモジ、ケクロモジ、ウスゲクロモジといったように分化しており、ちゃんと見ないと分かりません。
 無精者の私はしっかり見ないので、しっかりとした分布は実は分かりません・・・
 といったように地域によりみられる種類が違い面白いのです。
 あと共通項としては油分が多く芳香があるところでしょうか?
 一度、私の写真コレクションを使ってクロモジ属の木本についてブログ記事にしてみたいな~と思っているところです(管理人)



三方崩山のオオバクロモジ



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リンドウ

2022-10-19 20:07:57 | Weblog
 三方崩山に登っている最中にリンドウの花が咲いているのを見かけました。
 花を見て秋の終わりを感じました。
 ブログの過去の記事を検索してみたらリンドウについて書いた記事が一つもありませんでした。
 これは我ながら不思議な感じがしました。
 理由について考えてみても思い当たるふしはありません。
 何でだろう?
 さてリンドウの根茎を乾燥させたものは生薬となり生薬名を竜胆(りゅうたん)といいます。
 胃弱、食欲不振、腹痛、咽頭炎、扁桃腺炎、尿道炎、食べ過ぎの吐き気止め消化器全般に効果があるとされています。
 という話より面白いな~と思うのはリンドウを漢字で書くと竜胆です。
 生薬名も読み方が違いますが竜胆ですのでリンドウの漢字は生薬名の当て字なのかな?と思います。
 またクマやテン、ヒキガエルの胆のうも生薬となり熊の胆、テンの胆、ヒキガエルの胆と言われ胃腸薬となります。
 林道も胃腸薬でよく聞くことから竜の胆を煎じたような効果からきているのでは?と考えると面白いな~と思います。
 薬草について少々齧った私はリンドウの花を見ると花が奇麗というより生薬利用のことが頭に浮かんできます。(管理人)


   


  



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クロスズメバチ

2022-10-18 20:59:38 | Weblog
 三方崩山の山頂を目指している最中、登山道の脇に何者かが掘ったあとがあります。
 何者の仕業?と思い覗き込むとハチの巣の残骸があります。
 更に穴の中をみるとクロスズメバチがいました。
 クロスズメバチというよりヘボといったほうがとおりがいいでしょうか?それ以外の呼び名は私が知っているのでジバチ、ハイバチがあります。
 このハチの幼虫を食用にする地域が多く岐阜県内では東濃地方が有名です。
 見た目は良くなく食べられない人も多いですが佃煮にしたヘボ(クロスズメバチ)の幼虫は美味しいです。
 昨年まで住んでいた恵那は、まさに東濃地方ですのでヘボ(クロスズメバ採りが盛んで山に出かけるとヘボ採りをしているところに何度か出くわしました。
 私は刺されるのが嫌なこともありヘボ採りをしたことがないですが、食べたことは何度かあります。
 こんなことを書いていると食べたいな~と思うのですが、今住んでいる下呂市でも採る人が少ないこともあり今年は恐らく食べる機会は無いでしょう。
 さて話は変わりますが、本日仕事で山へ出かけた時、同行者が足踏みをしたところ、振動に刺激されたクロスズメバチが飛び出してきます。
 それを見た同行者は全員が驚いて慌てて逃げ事なきを得ました。
 こん時にヘボ採りさんが混ざると捕獲道具一式を持って巣の場所へ戻りハチ採りになりますが、今回は誰も採る人がいなかったので何事も起きませんでした。
 話を最初に戻しますがクロスズメバチの巣を掘り出したのは恐らくクマではないかと思うのですがハチ採りのことを考えると人かも?
 結局、結論を出すことができず、その場を立ち去りました。(管理人)

   発見した穴
   

   ハチが残っていました
   
 



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三方崩山登山~その2~

2022-10-17 21:24:30 | Weblog
三方崩山登山~その1~の続きです。

 山頂で昼食をとり下山を開始。
 紅葉を楽しみつつも登りとは違いペースをあげて高度をさげました。
 

 ガスがかかりすぎて遠望がきかなくなるかな?と思ったのですが杞憂でした
 

 登りで十分写真をとったのですが光線の変化で見え方が違うので気になるところでは写真を撮りました
 

 
 

 山頂を振り返りながら順調に高度を下げて行きました。
 

 1600m前後が紅葉の見ごろでした
 

 光線の加減で陰影がはっきりしていて美しい光景が広がっていました。
 写真はデジタルですが若かりし頃ポジフィルムで写真を撮ってきた癖でしょうかアンダー調の写真となってしまいます。
 昔の言い方だとコダクローム調になってしまいます
 

 ブナ林まで下ってくるとアトリの群れが森の中を飛び回っていていたので歩を止めてアトリの姿を追います。
 写真を撮ろうと目論んだのですが動きが早く無理でした...
 

 アトリの姿を追い、ブナの実を拾ったりしたため休息にペースダウンして三方崩のブナ林を楽しみながら登りと同じようにユルユルと歩きました。
 15日の土曜日に三方崩に登った登山者は私も含め7名。そのうち4名に抜かれ2名とすれ違い。
 誰一人として抜き去ることはなく自分自身の歩の遅さを実感しました。
 こう書くと劣等感に満ちた表現となってしまうのですが、個人的には三方崩を時間をかけ誰よりも楽しんだと言い換えることも言えるとも思っています。
 


 今週末は石川県の白峰で研修で山登りはできませんが研修会場近くは恐らく紅葉しているので早く出かけ楽しみたいと思います。





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三方崩山登山~その1~

2022-10-16 14:53:05 | Weblog
 昨日は白川村にある三方崩山へ登りに行ってきました。
 いつものようにログをとったのですがGPS用のUSBを自宅に置き去りにしたので本日はルート図は無しということで。
 さて本題ですが三方崩山に前回登ったのは2016年の6月25日ですので6年ぶりで秋に登るのは更に遡ること6年の12年前でした。
 これだけ期間が空くと山の記憶が程よく無くなり新鮮な気分で登ることができます。
 マイナーな山ですので登る人も少なく、先日登っている最中に出会った人6名でしたので私も含め7名が登っただけの山です。
 紅葉の時期で天気が良かった日で一桁の登山者ですので無雪期であっても登る人がいない日もあるのではないでしょうか?
 こんなことを書きましたが白山麓の山の一つで良い山です。


 林道の終点から登りました。
 先日は登りだしが7時頃と遅かったのに車が止まっていなくて驚きました。
 帰宅後調べてみると、最近は皆さん道の駅「飛騨白山」に車を止めて歩かれるようです。
 次回があるかどうか分かりませんが、次回は道の駅から歩こうと思います
 

 しょっぱなから急登ではじまり、しばらくはブナ林の中を歩きます。
 ペースをあげず紅葉が始まりだした森を楽しみながら
 


 


 標高があがると次第にブナが細くなってきます
 

 標高が1,500mほどになるとブナの数も疎らになり空が見渡せます。
 既に落葉の準備を始めているブナは光をよく通し明るい林内となっていました
 

 ブナ林を抜けると三方崩山のピークが見えてきます。
 見事なアバランチシュート?(たぶん)
 

 秋らしい空、登っていて気持ちが良かったです
 

 標高1,800mぐらいが紅葉の見頃でした。
 


 


 

  

 三方崩と言われるだけのことはあり崩壊地がいたるところにあります。
 登山ルートには崩壊源の上を歩くところがありスリリングです
 

 崩壊源の上をいく登山道。下山時にきづいたのですが迂回できます。やはり危険ですから・・・
 

 山頂近くにさしかかると登ってきた尾根が一望できました。
 なかなかハードなところで下手なアルプスより厳しい登りです。
 

 山頂に到着、昼ご飯を食べて下山を開始
 

 続く



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積極的疲労回復法

2022-10-13 21:50:08 | Weblog
 10月8日は双六岳に登り疲労困憊。
 ハードワークになることは分かっていたので翌9日の日は積極的疲労回復だ!と行動を計画しました。
 その計画とは自転車で多賀坂を登り途中で迫間不動に立ち寄るというものです。
 ですが8日は予想以上に疲れて寝付かれない・・・
 おかげで目覚めた時間は予定より2時間遅い...
 昼には一宮にいなければならないので許された時間はわずかです。
 どうしようと思ったのですが動かないと悲惨なことになりそうということで、自転車は諦め各務野自然遺産の森からゆったりと歩き迫間不動に寄るというもの。
 これならゆったりできるだろうということで出かけました。
 現地に到着して迫間不動に一直線に行くのは面白く無いな~と思い各務野自然遺産の森の散策路を経由していこうと思ったのが間違いの基。
 迫間不動の前に到着した時には時間が無くなってしまい、結果は各務野自然遺産の森内を散策するだけで終わってしまいました・・・
 まぁなんとも計画性の無いことと我ながら思いました。
 とタイトルの違うことを書いてしまったのですが、積極的疲労回復法になったかというと自分自身でも分かりません・・・
 恐らく効果はあるのだろうといつも疑問をもちながらハードワークの翌日は、ゆったりと散策するようにしています。

  前日の高山帯とはうって変わり照葉樹林隊の森を歩きます
  

  散策路の手入れはいきとおり多くの人が散策していました
  

  濃尾平野の北端にある低山は濃尾平野が見通せる、見晴らしの良いところがあり、登ったな~と実感できることがよいですね。
  




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