徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

2013年アユ納竿釣行

2013-09-30 22:18:04 | Weblog
 今日は休暇を取って納竿釣行へ行ってきました。
 納竿は一番好きなポイントでということにしているのえ相生に入川しようと出かける。
 相生に到着して川を見ると誰も釣りをしていない!ラッキーと思いオトリを購入した時に「昨晩網が入ったよ。」と言われます。
 どうりで誰もいないわけだ・・・
 これは駄目だなと思い、上流から順番に川を見ていくとしました。
 最初に覗いた東乙原ですが誰もいない!
 時間は9時だというのに誰もいないということは釣れない?と一瞬思いましたが良さそうなところだったので釣ってみることに。
 川を覗くと私の好きな大石が詰まった深トロがあったので、深トロからスタート。
 この深トロは意外と底流れがあるようでオトリが少し浮き気味です・・・
 これは掛からないと思い少し下流の深めのトロ場へ移動して釣ると小さいですが掛かります。
 掛かった周囲を丹念に釣っていると2匹追加できました。
 小降りですが天然です。朝一に入った深トロへ移動してオトリを送り込みベタ竿にすると底をついてくれるので岩盤の脇をゆっくり引き上げるとガツンという手応えで良型が掛かります。
 掛かった良型を送り込むと即掛かり、入れ掛かりか!と期待しますが2匹のみ。
 駄目か~と思い下流のトロ場へ移動し泳がせ釣りをしますが全然掛からない・・・
 再び移動しようと思いますが、いつのまにか集まってきた釣り人で一杯で動けない。
 釣れないから帰ろうかな?と思いますが時間は、まだ2時です。
 帰るにはまだ早いなと思い大移動を決意します。
 駄目もとで相生へ行こうと引き船のアユを囮缶へ移そうとしたら一匹脱走・・・ショックです。
 気を取り直し相生へ移動したら先行者は一人だけですので十分釣れます。
 早速仕掛けをセットしてオトリを泳がせると即掛かりますが小さい・・・この時期にビリかよと思い何とかオトリとなるビリアユを送り込むと掛かりますが更に小さい・・・
 これではオトリにならないと思いオトリ交換し釣り出すと今度は良型が掛かりホッと一安心。
 それからは竿を立てたり寝かせたりを繰り返して泳がせて2匹を追加しましたが4時を回ると寒くなり掛かりが悪くなり4時半に釣りを終了し本年の納竿となりました。
 昨夜、網がはいったわりには掛かってくれてホッと一安心でした。
 最後に今年のアユ釣りを総括すると釣れなかった・・・の一言。今年も郡上長良で一日20匹を釣ることができませんでした....
 シーズン途中から本当に掛かりませんでした・・・釣れなかったと言われた昨年より釣れない年となってしまい不完全燃焼で今年のアユ釣りを終了します。(管理人)


                            今年の長良のアユは小降りでした
                            


                            サビが入り出していました。シーズン終盤を感じさせます
                            

                              




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植物を見分けるということ

2013-09-29 21:08:02 | Weblog
 針広混交林を造成しようとか、天然更新によってどうやって森を作るの?やら、公益的機能が高い森林の造成方法は?といったことで、様々な森づくりについて考える機会や、現在ある森の状態がどうなっているの?なんてことを考える機会が最近増えています。
 そういったことを考えるうえで植生についての基本的な知識が欠かせないです。
 植生とは、ある地域で生育している植物集団のことですので、植生を把握しようと思うと植物の種類を知らないと考えることができません。
 ブログで植物のことを色々と書いていますが、実は私は植物を見分ける能力は決して高く無いのです。
 ですから植生について考えると、いつも「????」となってしまいまうのが実態ですので植生について深く考えることは困難極まります。
 今日も林床植生を調べる機会がありました、あった種類は「アラカシ、サルマメ、ヤブコウジ、ツルアリドオシ」の4種と少なく幸いなことに全て分かりました。
 今回は種類が少なかったので良かったですが、林床植生を調べると僅かな面積の中で数十種類あることはザラです。
 今年の春に調べた時は100m2で草本、木本併せて20種類を越えていましたが、全ての種類分からない・・・
 種構成が分からなければ植生なんて評価できない・・・
 もっとも知らなければと思っている今日この頃で、植物を見分ける能力を高める取り組み考えているのです。
 ただ、一朝一夕で覚えることができるわけではないんですね~。
 一つ一つ覚えていくのですが植物分類の基礎知識もインプットする必要があります。
 私は森を案内することを行っているのですが、参加者の多くの人は、全然覚えれない!とか、図鑑で調べても分からないという言葉を良く聞きます。
 その時に私は、「簡単には覚えることなんてできませんよ。少しづつ覚えてください。」と言ったうえで「植物は○○科○○属といったように仲間わけされています。 種名では無く○○の仲間ということを付け加えて覚えるといいですよ。」なって偉そうなことを言っています。
 この言葉は実は私自身に向けての言葉でもあるのです。
 私は多少なりとも知識があります。そのおかげで、先日ブログで載せたキバナアキギリは帰宅してから容易に調べることができました。
 何故かというと、茎が四角くく葉が対生であるシソ科の特徴があったのと、以前から知っていたアキギリの花に似ていたのでシソ科のアキギリの近縁種だな~ということは図鑑を開く前から分かっていたので、ほんの数分で調べることができたのでした。
 そんな小さな積み重ねを根気よく続けていれば植物の見分ける力がついていくのです。
 そういった積み重ねが無いと植生なんて考えられないのですよね~。
 もっと勉強を積み重ねていかなければと最近切に思っているのです。(管理人)

アキギリ


アキギリ2


キバナアキギリ



キバナアキギリ2


並べてみると似ていますよね。アキギリを知っていた即分かったのです。





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秋を満喫できた御嶽山行

2013-09-29 19:32:49 | Weblog
 毎年のように登っている御嶽山。
 これで何回目の登山だろう?
 今年は秋が深まった御嶽山行で紅葉前線が森林限界に下りてきていました。
 森林限界ラインがクッキリと分かる御嶽はダケカンバ帯が帯のようにハイマツ帯の下部に出現しますので紅葉していた昨日は御嶽が黄色い帯を巻いているように見え美しかったです。
 高気圧にすっぽりと覆われた昨日は放射冷却で冷えこみで、登山道には霜柱があり高山帯の冬が間近に迫っていることが実感できました。
 冷えこみのため空は澄み、遠くは乗鞍、飛騨山脈(北アルプス)、木曽山脈(中央アルプス)、赤石山脈(南アルプス)が一望でき気持ちのよい天空散歩。
 澄んだ秋の空は今まで登った中では最高で、遠く富士山が見え驚きました。。
 御嶽から富士山って見えることがあると聞いたことはありましたが、実は信じていなかった私。
 疑っていたことを反省した御嶽山行でもありました。
 何度、登っても新たな発見がある御嶽、このところアユ釣りにはまり、どうしても秋の登山となってしまっているので来年は花真っ盛りの7月の下旬に登ろうかな?と思いながらパソコンに向かっています。。(管理人)


昨日撮影した写真を羅列します。よろしければ見てください。

                        



                        



                        



                        


                        


                       

                       

                       富士山がみえました
                       

                       

                       継母岳、このピークに立ってみたい・・・立ち入り禁止になっているんですよね~でもネットを見ると登っている人がいるんです、大丈夫だろうか?
                       


                       

                       秋らしい澄んだ空
                       


                       


                       


                       


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今月は学びの月でした。

2013-09-29 19:06:36 | Weblog
 今月は1週間の森づくりの研修を受け、森を案内する仲間内での研修会の企画と実施。
 キャンセルになってしまった、薬草講座の講師のお仕事で、せっせと資料づくり(無になりましたが・・・)。
 今日は、森林インストラクターとしてのスキルを活かした意見が欲しいと、ある行事の検討会へ行ってきました。
 純粋な研修受講は、まさに学ぶということですが、自らのスキルを活かさなければならないところは、多くのことを学ぶ機会となります。
 そんなことが続いた一ヶ月でした。
 色々な意味でスキルアップにつながったと思っています。
 おかげ様で週末の楽しみのアユ釣りへ行く機会は少なくなりましたが・・・
 明日は休暇をとったので、今年最後のアユ釣りへ行ってきます。(管理人)




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今年も御嶽へ行ってきました

2013-09-28 21:21:14 | Weblog
 今年も御嶽に行ってきました。
 今年は珍しく登山を始めたばかりの人が同行者としていましたので摩利支天と継子岳を巡るのに止めました。
 冷え込む朝に下呂市萩原町を出発し午前7時前ぐらいから濁河登山口から登り出しました。
 今年の紅葉は遅めで森林限界より上といったところ。
 晴天に恵まれ北アルプスや中央、南アルプスはもとより富士山までみえました。
 いつもより、よったりと歩き帰還しました。
 帰道に日本一の規模の溶岩台地と夕日に照らされた御嶽を見て良い山だな~と改めて思いました。
 余談ですが、下山中に某温泉旅館の社長と女将さんと出会い、普段は日帰り入浴は行っていないけど、帰りに寄って若に言ってもらえれば料金500円で温泉に浸かっていってくださいという言葉に甘えて入り登山の疲れを癒したのでした。
 さて、今朝も早朝から行動していて眠いので詳細な記事は明日以降ということで今日のところは終わりとします。(管理人)


                      



                     




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ウワミズザクラの果実

2013-09-26 21:13:35 | Weblog
 先日の毛勝山登山中にウワミズザクラの果実を見かけたので写真を撮りました。
 帰宅してからウワミズザクラのことを以前、徒然写真帳で何を書いたのだろうと思い検索すると4件の記事を書いていました。
 中身を読み返してみると2年前の春に書いた記事で果実の写真が無いから撮らなければと書いています。
 身近な樹木であるので素通りすることが多いく意識することも無いので写真を取り忘れ、果実の写真を撮ろうと思ってから1年半が経過してしまっています・・・
 これで、また一つ写真データベースが増えたと一人喜んでいます。
 果実の謝意をみてもらうと分かるのですが黒と赤色があるのがわかります。
 ウワミズザクラの果実は完熟すると黒色となりますので写真は完熟間近のものと言えます。
 ウワミズザクラの別名アンニンゴと言い果実を塩漬けにする文化を持った地域があります。
 随分前から一度食してみたいと思っているのですが未だ実現せずです。
 果実の写真を撮り終えることができたので、今度の目標はアンニンゴの塩漬けを食べることとします。
 食べることができた暁には徒然写真帳でレポートしたいと思います。
 さて、ウワミズザクラですが岐阜県内ではホエビソとか、ホエブトと言われています。
 今では知っているのでウワミズザクラのことだな!と思えるのですが、知らなかった時に木材市場の出品目録を見ていた時にホエビソと書かれています。
 どんな木?と思い周囲に聞いて回ったのですが「ホエビソはホエビソだ」という答えが返ってくるだけです。
 そんな疑問を持っていたことを忘れていた時に、仲間内で山を歩いている時に「ウワミズザクラのことを飛騨ではホエビソというんだ」ということを耳にしてホエビソの正体を知ったのでした。(管理人)



                               



ついでに花と蕾の写真もアップしておきます。

花の写真                                              




蕾の写真




                        


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ツクバネソウの草紅葉

2013-09-26 20:49:44 | Weblog
 毛勝山の登山中にツクバネソウを発見!
 葉が色づきだしていました。
 秋も深まってきているんだな~と思いながら写真を撮りました。
 ただ、何か違和感が。
 結実していない・・・雄しべが目だっているが開花しているわけでもない。
 このツクバネソウは不結実のまま、今シーズンを終えるのでしょう。
 来年はちゃんと実をつけることができるのだろうか?ちょっと心配をしています。(管理人)


                       




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ホッとした

2013-09-26 20:33:58 | Weblog
 今日、帰宅したらポストに書き留め郵便を預かっていますというお知らせの郵便が入っていました。
 送りもとを見ると内容がわかりました。
 中身は7月に受けた資格試験の結果。
 とりあえず郵便局に郵便物を受け取りに行きます。
 受け取って直ぐに開封する度胸が無く帰宅してから恐る恐る開封して中身をみると1次試験合格の通知と2次試験案内でした。
 とりあえずホッと一安心です。
 1次通過したのも束の間で、今度は2次試験の心配です。
 憂鬱だな~(管理人)



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洞杉巨木群

2013-09-25 22:14:23 | Weblog
 毛勝山登山を終えて即帰宅しようと考えていたのですが、登山道の森だけの観察では満足できず洞杉も見たい!という欲求が高まり今回も見に行ってきました。
 スギの巨木群のことは徒然写真帳でも過去に紹介していますが、あれだけの巨木が何本もあるところは屋久島と洞杉巨木群だけでは無いだろうか?と思っています。
 非常に価値あるものだと思っていますが、知名度が低く訪れる人もまばらで静に巨木に触れることができます。
 毛勝山登山とセットで行くのも良し、埋木林博物館とセットで行くのも良いと思います。
 巨木好きで行ったことが無い人は是非行ってみるべきであると私は思っています。(管理人)
 林内の様子は過去の記事をリンクしておきます。
 <魚津スギ紀行(洞杉)>今年のゴールデンウィークに訪れた時の記事です。
 <洞杉>昨年の8月に初めて訪ねた時の記事です。



                            






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毛勝山登山道沿いの森

2013-09-25 21:33:32 | Weblog
 先日登った毛勝山の登山道沿いの森は変化に富み、急登続きで息絶え絶えになっていたのにもかかわらず興味深く登ることができました。
 ただ、スギに注目して登ったので写真はスギばかり・・・
 森の多様さを意識した写真を撮れば良かったな~と帰宅してから後悔してしまいました。
 毛勝の森は雪や風の影響で森林が成立しない所以外では色々な樹種で構成されていて見ていて飽きないものもがありました。
 特筆すべきは、スギの大木は数多く存在していることですが、スギと様々な樹種と混交しているのが他に無い魅力だと思いました。
 場所によってはスギの純林を形成しているし、ブナやミズナラとの混交している箇所もあるし、ネズコ、チョウセンゴヨウと混交しているところも。
 私の住んでいる岐阜県には無い森の魅力がありました。
 特にスギは伏状更新が旺盛に行われていて至るところで伏状往診したスギの幼木は絨毯のようになっていて独特な森林景観を形成していました。
 伏状する性質が強いスギが多く面白い樹形のスギが多く見ていて飽きません。ここでしかスギを見たことが無い人は、名の由来である直木という発想は生まれなかっただろうな~と思えるほど個性的な樹形のスギが多かったです。
 ただ、伏状する性質が強すぎると林業的には良い遺伝系統のスギでは無いな~とも思いました。
 あと、気になったのはカシノナガキクイムシの影響で枯死したミズナラが目についたこと。
 これだけは残念だな~と思いました。
 あと、以前に白山は湿雪が大量に積もるので針葉樹が生育できないという話を聞いたことがありますが、同じ条件である毛勝山には数多くの針葉樹が生育しています。
 この差は一体全体何?なんて思います。
 湿雪の影響で針葉樹が分布できるか、どうかでは無く雪に耐えることができる遺伝的な要素をもった針葉樹が地域にあるかということでは無いのだろうか?とふと帰宅途中に考えてしまいました。
 こんなことを考えてしまった下山後の今日この頃で、植物の地域変異があることを強く意識したのでした。(管理人)


                    ブナとスギの共生
                    

                   スギの大木が多いのが魅力
                   

                   伏状更新が旺盛なスギ、
                   
                   伏状更新が旺盛なスギ2 これを見て直木とは言う人いないでしょう  
                   

                   枝が地面に接地しています。ここから発根します。まさに伏状更新しようとしている様子です                   
                   

                    どうしてこんな樹形になったのだろう?
                    
                 

                    岩場ではネズコが目立ちました
                    

                   ところどころでスギの純林が。林床には伏状更新したスギの幼木が絨毯のように広がっています
                   

                   ブナとスギが混交しています。スギ巨木物語では共生関係にあると書かれています
                   

                   チョウセンゴヨウの大木が結構ありました。
                   

                   スギ、ブナ、ミズナラの混交林だったところ。ミズナラはナラ枯れで消失・・・
                   


                   雪と風の影響で森林が成立しなくなる直前ではコメツガ林があります。
                   


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ツタウルシの果実

2013-09-25 21:02:07 | Weblog
 先日、位山峠で紅色に色づきだしたツタウルシを見つけ、写真を撮ろうと近づいたら結実をしていました。
 ヤマウルシ、ヌルデといったウルシ科の木本と似ていなくて本当にウルシ科なのかな~なんて思っていたのですが果実をみて考えを改めました。
 近縁種だ!思う一方で花→果実→紅葉と一連の写真が揃い、私の写真データベースの幅が広がったぞ!と一人、ご満悦でした。
 これからの季節、ブナの巻き付いたツタウルシの紅葉が栄える季節となります。
 これもまた秋の楽しみです。
 ただし、ツタウルシは森の中で最も被れる植物です。
 紅葉の季節になると被れるリスクは少なくなりますが不安のある人は遠目で観察してください。
 ちなみに、私はツタウルシで被れることは無いので近づいて、じっくり観察をしています。(管理人)

<今年の6月に投稿したツタウルシの記事へのリンク>



                     


                     


他のウルシ科の果実の写真

                     ヤマウルシ
                     


                     ヌルデ
                     








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毛勝山

2013-09-24 22:26:31 | Weblog
 先日の毛勝山登山の影響で、今朝も筋肉痛がひどい・・・
 予想以上の急登の影響か、トレーニング不足かは何とも言えない。
 まぁトレーニング不足だろうな~と漠然と思う。
 今日、帰宅してから毛勝三山のWikipediaの記事を見ていたら興味深い記述がありました。


<Wikipediaの生地の記事>

古くは瀧倉ヶ岳、ケカチ山といったという[2]。

毛勝谷からきた名前で、夏に水不足になると、融雪を促すため人々が鍬で毛勝谷などの雪渓を崩したと伝えられ、毛勝谷の名は水不足[3]による凶作すなわち飢渇(けかつ、けかち、きかつ-飢饉の意)が毛勝に転訛したという説がある[4]。

「ケカチ谷」とは、年中雪の消えない谷のことで、長野県北部の小谷(おたり)村や新潟県西頸城あたりの方言だといい。戦国末期、越後落人が移り住んだからだという説もある[5]。

片貝では山を付けず「けかち」と呼ぶ人が多い。地元の(古くからいる)人々の発音では「きかつ」と聞きとれる。この地方の言葉で「かつ」とは「切る」とか「打つ」といった意味がある。

なお、毛勝谷は剱岳・早月尾根西面にもあり、立山川に注ぎ馬場島に下って早月川に合流している


 毛勝山の名の由来が水不足による凶作の方言の飢渇(けかつ)からきているとのこと。
 成る程と思える内容です。
 片貝川の下流部は扇状地で水を得ることが難しかったということは、今年の春に行った片貝川を遡上するサイクリングの情報収集をしている時に知りました。
 ただ、水が無いわけでは無いので円筒分槽等の灌漑施設を充実させ今は、かつてのようなことは無くなっています。
 また、扇状地であり水が得にくかったことから果樹園が発達していてリンゴの産地ともなっている状況から、かつては水を得ることに苦労していたことがわかります。
 そんなことを知っていたので、Wikipediaの記事の「飢渇」からきているという説をみて成る程!と思えたのでした。
 さて、毛勝山は標高1,700mを越えるころから冬の季節風や豪雪の影響で森林が形成していない影響で見晴らしがとても良いです。
 遠くは後立山連峰や立山連峰といった北アルプス北部の山並みが天気が良ければみれます。
 山頂からは剣岳を見ることができ気持ちの良い山歩きができますと言いたいですが、急登続きであるので必死になって歩き、視線をあげると山並みが見えるといった状況でした。
 ちゃんとトレーニングをして登らないと折角の眺望を楽しむことはできない山です。
 ちょっと余談ですが、毛勝山の山頂に到着した直後は剣岳がきれいに見えていましたが、ご飯を食べている間にガスがかかってしまいガッカリしました・・・(管理人)



<毛勝山登山中に見た山並みの写真>

                        


                        


                        
 

                        



                        


                        

                        雲がかかってしまった剣
                        


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平日のアユ釣り

2013-09-24 21:10:37 | Weblog
 今日は、休暇をとっていたので、今年最後のアユ釣りへ行こうと長良川へ行ってきました。
 朝一の所用をすませて出かけたので釣り始めは10時半頃。
 納竿は相生というのが私の儀式。
 出発が遅かったこともあり先行者が若干いましたが十分釣れるだけのスペースがあります。
 釣り出したのは良いのですが全然掛からない・・・
 昼になり、平日だというのに人で一杯・・・・
 これはボウズ?と不安がよぎります。
 オトリは弱り気味で全然泳がない。どうしよう?と悩んだ結果、使い残していた複合の0.05の仕掛けに交換して釣り出します。
 細糸になったのでオトリは、ゆっくりと沖へ向かって泳ぎ出す。
 岩盤のあたりの到達したので確認し、オバセをとってみます。
 上流に向かって泳ぎだすかと思ったら更に沖へ泳ぎます。何で?と思った瞬間にトロ場特有の目印がフッと水中に消えるあたり。
 やっと掛かったと思い取り込んだら特サイズ。
 これで一安心。その後はポツポツと掛かり7匹に終わりました。
 この2週間は高比重の0.08の複合を使っていたのでオトリの泳ぎが悪かったのが貧果の原因だったようです。
 私の釣りのスタイルにあっていなかったんですね~
 釣れなかった原因をつきとめたので、もう一回ぐらいは行こうという気になり。
 納竿は先送りすることにします。(管理人)


                               


                               

                               本日唯一の特サイズ102グラム。綺麗なアユでした。
                               



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標高2,000mに生きるスギ

2013-09-23 21:39:09 | Weblog
 私が毛勝山へ行こうと思ったのは「スギ巨木物語ー天然林の奇跡ー」という書籍を読んでいた時に標高2,070m地点にあるスギの写真。
 場所は毛勝岳(山)大明神尾根と書かれている。
 文面を読んでいると北アルプス北部には標高2,000m前後にスギの分布があると書かれている。
 にわかに信じられない・・・
 これは見に行くしかない!と思ったのが最も大きな理由です。
 ですので先日は登りだしてからスギに注目しての登山です。
 どんどん標高があがり風衝植生へと移り変わり、低灌木類の樹種構成がダケカンバやオオシラビソとなってくるなかにスギがあります。
 これはすごいな~と思いながら登り続けると確かに標高2,000付近までスギの自生を確認できました。
 流石に2,000m付近のスギは名の由来で直木(すぐき)とはほど遠く匍杉と言ったほうが適当な樹形。
 実際の現地調査では1,600mを越える頃から実生で繁殖したスギは生き残ることができないので本来の生育分布域ではありません。
 ただ、日本海側のスギは伏状更新する能力をもっています。
 暖かい時期に生息していたスギが伏状更新によって生き続けた結果ではないかということです。
 いくら、伏状更新する能力があるとはいえ北アルプス北部以外のスギが、ここで生き残れるのだろうか?
 スギは地域ごとの形態や生態の変異がありますので、この地域のスギは高標高地で生き残ることができる能力を持ち得ていたからでしょう。
 全てのスギに、北アルプス北部のスギのような能力があれば全国各地の森林限界付近でハイマツやオオシラビソに混じってスギが生きているはずですが、そんなスギは無い・・・
 毛勝の高標高地のスギをみて、スギは多様な遺伝子を持ち得た樹種なんだな~と思います。
 更に遺伝的な多様性を持つと進化して新たな種となるのでしょう。実際のところ生態的な差が認められ日本海側のスギは変種として分類されています。
 当然、私は生きていない未来にスギは様々な種として分化していくのだろうな~と思います。
 余談ですが、標高2,000m付近のスギは実生による更新は困難であるという調査結果が出ていますので伐採してしまった終わりとなります。
 特殊な遺伝子を持ち得たスギ個体群として保護してゆく必要があるな~と思いました。
 高標高地で生きるスギを見るのが第一の目的としていたのでは、昨日毛勝山を登った人の内、私だけに違いない!とブログを書いています。
                      
                      スギの位置図
                      
                      写真の尾根で自生していました、この写真を見てスギが自生してるよと、言っても大半の人はウソでしょう?というと思われます
                      

                      


                      

                      オオシラビソとスギが並んでいるのを見て驚きました。
                      



                      こんな形状のスギがあります。周辺の植物種を見ると植物の知識を持っている人は信じられないと言われるだろうな~
                      


                      


                      



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光と風の道を散歩  

2013-09-23 21:03:04 | Weblog
 今日は、資料を作る日と定めていたので朝目覚めて朝食後、パソコンに向かう。
 午前中で、作業を終えてから、どこかへ出かけようと思っていたのですが予想以上に時間がかかってしまい午後3時・・・
 さ~てと、何処へ行こうかと思いついたのが下呂市萩原町山之口にある位山峠から延びる光と風の道という散策路。
 思い立ったら吉日とばかりにカメラを片手に階段を下りると筋肉痛でしんどい・・・
 昨日の毛勝山登山の影響です・・・。いつもだとハードな行動を行った翌朝は筋肉痛緩和目的の散歩をするのですが、今日はやっていない・・
 おかげ様で筋肉痛がひどくなってしまっていました。
 といっても動かないと筋肉痛がとれるのが遅くなるので出かけてきました。
 現地は岐阜大学の演習林の一画にあるブナ林です。
 秋も深まり一部で紅葉も始まりだし、むせるような暑さの中の濃緑の森から紅葉間近の明るい森と変化していました。
 色々な植物が結実していて、秋本番となったことを実感しました。
 筋肉痛の足を引きづりながら、今年の紅葉はどうだろう?と今から楽しみです。(管理人)



                      


                      



                      


                      不結実子が残っているブナの殻斗が落ちていました。今年のブナの結実状況はどうかな?k¥
                      



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