高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

『福島第一原発―真相と展望』。

2012-04-16 09:41:12 | 脱原発
やはり広瀬隆さんの講演会(こちら)で
紹介されていた本です

アーニー・ガンダーセン
『福島第一原発―真相と展望』

(集英社新書、700円+税)。


ガンダーセンはもともと
アメリカで原子炉の設計、建設、運用に
たずさわっていたひとです

現場の技術者の立場から
福島原発事故の分析をおこないます

他の本でも言われていることですが
いちばん危ないのが
4号炉

建物はすでに半分くずれています

昨年と同じ強さの地震がおきたら
確実にくずれます

何もおきなくても
くずれるかもしれません

燃料プールもいっしょにくずれます

くずれて炎上し爆発します

燃料プールには
とほうもない量の
放射性廃棄物が眠っています

死の灰です

それが
まきちらされることになります

どんな被害になるか
予想さえできません

福島の原発事故は
まだこれからかもしれないのです

再稼働とかいっている場合じゃないと思います
コメント (1)
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