ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

AMループアンテナとSDR

2021年03月15日 19時22分23秒 | おもしろ無線・SDR受信
RTL-SDR.COMドングルではダイレクトサンプリングモードで
AM放送を受信できることが分かったので、
20年ぐらい前に製作したミズホのAMループアンテナキット
UZ-K1を用いて受信を試みた。


UZ-K1はバリコンのボックスと巻き線(電線)のみのキットで、
木枠などはダイソーで調達した木の棒と木の板で作ったもの。
今、ダイソーの木材は40cm程度の長さしかありませんが、
昔は90cmの木材があったのだ。

話がそれました。このアンテナの出力はRCAケーブル。
RCAをF栓に変換するコネクター持っていたので、
これを使って同軸ケーブルでドングルに送り込むことにする。


バリコンを1000kHzあたりにセット。


画面です。雑音信号が山になっているところが同調点ですね・・・

うーん?そうすると、このループアンテナの同調する範囲って目でわかるじゃん。
当然20年ほど前はこのようなツールはありませんから、
音を聞きながら、電線の巻き数を調整するわけです。


まずは上側(1600kHz)にセットする。


すると2090kHzまで同調していることがわかるが、
周波数が上がるほど波形の形が平たくなっていった。
(先鋭度がなくいわゆるQが悪い)


続いて下側(530kHz)にセット。


570kHzあたりまで同調していた。

勘で巻き数を調整していた訳だが、
まあまあ、ちゃんと仕上がっていたんだなあという感想ですね。

夜間受信で使ってみたが、関東から774が何とか雑音付きで受信できる程度。


これなどは657の平壌放送を狙ったものだが、
ほとんど雑音に埋もれて聞こえなかった。

RTL-SDR.COMのドングルでのAM受信は地元局なら
実用になると思うが、夜間の遠距離受信は素直に
市販のAMラジオのほうが良いと思った。

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