ジュリエットオスカー634受信ブログ

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ありえへん世界 埼玉人より

2021年03月24日 19時45分41秒 | ご当地ネタ(山梨・埼玉に関すること)
昨日、テレ東でまた埼玉特集やっていたみたいなんで、
そこからの話題。

富士見市とふじみ野市の関係。

なぜ似たような名前を付けたのか?
これは東武東上線沿線の人なら大抵の人が思っている。

ちなみに東武東上線のふじみ野駅は比較的新しく、
1990年代にできた駅である。私が山梨から埼玉に戻った時だから
1994~95年あたりと思うが。
※調べたら 1993年11月に開業


こちらは今昔マップでの比較。でも意外に市の境界線とかわかりにくいな。

ふじみ野駅ができた場所は、富士見市勝瀬という。
富士見市がふじみ野市の旧大井町のほうに突き出ている部分があって
ここにふじみ野駅がある。つまり、駅名は富士見市から、また富士山が良く見える場所
ということで「ふじみ野」という駅名になったのだと思われる。
先に書いたように富士見市の地名は「勝瀬」で、旧大井町の地名は「亀久保」。
「ふじみ野〇丁目」「ふじみ野西〇丁目」などという地名は無いのである。

番組で触れたように、東入間地区での平成合併構想があり、
富士見市、上福岡市、大井町、三芳町で協議されていたが、
実際にできたのは上福岡と大井町での合併。
ここで市の名前が「ふじみ野市」となってややこしくなる一因になった。
市名がこうなった一因には、平成15年、大井町時代に「亀久保」を「ふじみ野」
という住居表示変更を行なっていることもあるかもしれない。
参考 https://www.city.fujimino.saitama.jp/kurashinojoho/todokede/juminhyo/6246.html

この時点で、ふじみ野駅がふじみ野市には存在しない。
ふじみ野駅は富士見市にあるのに富士見市にふじみ野の住所は無い。
といった現象が起こる。

富士見市側は勝瀬の一部を平成22年に地番変更し
「ふじみ野東」「ふじみ野西」としている。
参考 https://www.city.fujimi.saitama.jp/shisei/machizukuri_toshi/2010-0601-0346-208.html
鉄道の駅名からこういった現象になっているのである。

地名がややこしいネタといえば、こんどまた埼玉を取り上げるようなら、
狭山と入間のややこしさは取り上げてもらいたい。

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