鳥取いなば名産 砂丘のたまっ子という
大変珍しいすいかの醤油漬けを送っていただきました。
大きさは、キウイをひとまわり大きくしたサイズです。
カットしてみます。
皮が薄くて軟らか。
瓜のようなカリカリ、シャキシャキした食感ではなく、
サクサクしたソフトな食感です。
この醤油漬けに使われているすいかは、
源五兵衛すいか(げんごべえすいか)と言って漬物専用の品種です。
鳥取県で栽培されていますが、もともとは和歌山県和歌山市の伝統野菜。
和歌山市の源五兵衛すいか栽培風景
砂地で栽培されています。【和歌山県広報リレーブログ様より画像お借りしました】
和歌山市の畑で収穫時期を迎えた源五兵衛すいか
5~6cmくらいになったものを収穫します。
【和歌山県広報リレーブログ様より画像お借りしました】
和歌山県で栽培されていた源五兵衛すいかが
鳥取県に導入され、栽培されるようになったのが昭和30年代。
その後、鳥取県も大きな産地となりました。
こちらは、鳥取での栽培の様子です。
【鳥取漬物協会様のHPより画像お借りしました】
てっきり、すいかを栽培する際に間引かれた「摘果」を漬物にしているのかと思ったら、
漬物専用のすいかの品種があるとは驚きです。
まだまだ知らないことばかり!!
ところで、この漬物専用の源五兵衛すいかを
普通のすいかのサイズまで大きくして食べたらどうなるのか?
探していたら、和歌山県の湯浅醤油 社長 新古敏朗様が
ブログにお書きになっていらっしゃいます。
こちらです。
大変興味深く拝見いたしました。
今年の夏は、すいかを食べ損ねたけど、
源五兵衛すいかのことを学ぶ貴重な機会をいただきました。
このすいかにたどり着くまで、鳥取県内4か所に電話。
最後に教えてくださった「砂丘のたまっ子」製造所 白雪食品株式会社 鳥取工場様
心から感謝申し上げます。