袋井市立浅羽北小学校で、3年生対象に
小麦の授業をやってきました。
浅羽では、30年ほど前から小麦の栽培に力を入れるようになりました。
子供たちは、地元生産者さんの指導を受けながら、
小麦を育て、収穫も体験してきました。
そんな子供たちは、2月に地元産小麦粉を使ったクッキングに挑戦。
それに先立ち、今日は小麦のお話をさせていただきました。
まず、小麦に生まれ故郷をみんなで確認します。
そして、最初に発見された野生種の小麦に一番近い
スペルト小麦をみんなに見てもらいました。
「うどんの匂いがする。」と言った子がいました。
次に、皮が付いた状態の浅羽の小麦を一粒ずつ渡し、
「皮を剥いてみて!」とお願いしました。
みんな頑張って剥こうとしますが、
「硬い。剥けないよ~!!」という声が聞こえます。
そう、皮が硬くて「むき」にくいことから
「むぎ」と呼ばれるようになったこと、
粒ではなく、粉として利用されることを理解してもらいました。
小麦の歴史、日本への伝来についてお話しした後、
小麦のグルテンとは何かを理解してもらうために、
小麦粉と水が入ったボウルを用意し、
順番にかき混ぜてもらいました。
だんだん粘りが出てくる様子が楽しかったようです。
そして、このグルテンの性質の強さの度合いにより、
強力粉、中力粉、薄力粉となることを説明。
それぞれの粉も見てもらいました。
授業の最後は、この笑顔!!
小麦粉とお水も上手にかき混ぜられたから、
来月のクッキングもばっちりですね。
2月7日、8日はお料理を頑張りましょう!! ヽ(^。^)ノ
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