ようやく届きました。
私の愛おしいジャズピアニストのジョバンニ・ミラバッシのアルバム『アデランテ』。
今回新品を海外から取り寄せたおかげで半額ほどで購入しましたが到着まで一月近くかかっちゃいました。
今度からまとめ買いするときには取り寄せよう。
1枚くらいだと待ちきれない・・・。
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アデランテ |
ジョバンニ・ミラバッシ | |
ビデオアーツ・ミュージック |
1. インターナショナル |
2. アスタ・シエンプレ |
3. パルチザン |
4. ルタ・コンティヌア |
5. 脱走兵 |
6. ラ・エスタカ |
7. リリー・マルレーン |
8. 手紙 |
9. ガヨ・ロホ ガヨ・ネグロ |
10. アセンタメント |
11. リベルタンゴ |
12. ヨ・ミ・クエド |
13. グレイン・アナナー |
14. モスクワの夜はふけて |
15. ウノ・デ・アバホ |
16. 絹織物工の歌 |
17. 人生よありがとう |
というような曲になってます。
と言っても私が知ってる曲はなかったのですが・・・。
ミラバラッシにはミラバッシのオリジナルとも思えるフレーズがいくつかあります。
それが私の心をとらえて離さないのです。
具体的な技法なんかは、ごめんなさい分かんない。
でも聞いてもらえば、「これっ!」とすぐに分かると思います。
そのフレーズが伊ピアニストなのに妙に日本になじむのです。
でもって日本で人気があるのだと思います。
ただ歌モノが何曲か入ってますが、あまりにもラテンすぎて、胃がもたれる感じです。
今回の売りだったんでしょうが、集中して聞いていると、歌モノはちょっと・・・って飛ばしてしまいます。
その代わりピアノソロは抜群にいい。
力強いものも叙情的なものもどれも好きだと感じた。まだ聞きこんでないので感想は変わるかもしれないけど。
「閉塞感が漂う世界で、ピアニストとしての私が伝えなければならないメッセージがある」という強い思いを胸にふたたび、 “革命”をテーマにキューバの首都ハバナで録音した、とのこと。
”革命”が何に対して、具体的にどう”革命”するのか、意図するところははっきりわかりませんが、”革命”と言うよりはタイトルのAdelante(スペイン語で「前に」)の方がしっくりきます。
いずれにせよ私のミラバッシコレクションに宝がまた一枚入ってきてくれたのは間違いなさそうです。